July 03, 2009

日本でもタミフル耐性新型インフルエンザウィルス見つかる

先日、デンマークでタミフル耐性の新型インフルエンザが見つかった話題を取り上げましたが、大阪でも耐性ウィルスが見つかった。

 予防のためタミフルを服用中に発症した患者で、リレンザで治療したところ回復したという。

タミフル耐性インフルエンザといっても、今回のようなタミフル服用中に突然変異した場合は他の人には感染せず消失するそうだ。 一方自然に変異した耐性ウィルスはヒトーヒトで感染する。
(以上。7/2 YOMIURI ONLINE

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July 02, 2009

カッコ良すぎる発電できるテント

未来のテントはこんなテントかもしれません。アメリカの電気通信会社の発表したエコ・テントのコンセプトモデルです。
 ソーラパネルではなく、光起電性の布を使ってエネルギーを生成する仕組みで、写真のように光るほか、携帯の充電、さらにLCDスクリーンでインターネットができるとか。
(以上 GIZOMODE)

20090621tent_night4
日本でもフィルム状のソーラパネルの開発も進んでおり、このテントのような展開もあるかもしれません。

被災時に正確な情報を入手するのは大切、こんなテントがあると安心ですね。

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July 01, 2009

国土地理院ネットで活断層地図を公開

ひさしぶりに地震の話題です。 国土地理院がインターネットで見られる都市圏の活断層図を公開しました。

 まだ掲載されている断層は少ないようですが、今後の充実を望みます。

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新型インフル タミフル耐性見つかる

早くもタミフル耐性を持つ新型インフルエンザウィルスがデンマークで見つかった。
新型インフルエンザが見つかってたった2か月程度で、タミフル耐性のものができるとは驚きです。

 WHOは現状このデンマークの1件のみで、他には発見されていないという話だが、時間の問題なのだろう。
アメリカでは既に感染者が延べ100万人を突破したというから、インフルエンザもそれだけ試行錯誤を繰り返したという事でしょう。

 季節性インフルエンザでも同じだが、薬が効くからといってむやみに使ってはいけないのではないかと思う。
使った分だけ耐性インフルエンザが発生する可能性は高まるのだろうから。

 長い時間と多額の資金を掛けて開発される薬に、短期間で適応してしまうインフルエンザウィルス恐るべし。
はたして次の日本のインフルエンザ流行シーズンには、耐性インフルエンザの割合はどの程度増えているのでしょう?

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June 22, 2009

マスクはカップ型クッション付きが安心らしい

マスクの品薄状態が続いています。 高機能なN95マスクを買う人も多いようですが、どんなに高機能なマスクでも空気の漏れがあっては効果が半減してしまう。 ちゃんと意識して使う人は少ないようです。

 マスクの種類によっても適切な装着がし易い物とそうでない物があるようです。
フィッテングテストのできない一般人は、装着適正率が高い商品を選びたいですね。

 日経メディカルオンラインに「あなたを守るはずのマスクは本当に大丈夫なのか」という記事が公開されています。

 佐賀大学)井本氏らの調査によるN95マスクのエア漏れ率を調査した結果などが紹介されています。
マスクの種類によっては、フィッティングの指導直後であっても24%しか適切に装着できていなかったそうです。
 また、指導直後は適切な装着ができていても半年後には2~18%も装着適正率が低下するとか。
定期的な装着指導とフィッティングチェックが重要と指摘されています。

マスクの種類によって装着適正率に差があるようです。
もっとも装着適正率が高い順に、「接顔クッション付きマスク」「ノーズクリップ付きマスク」「ペリカン型マスク」。

 特にペリカン型では、指導後であっても装着適正率は24%と低く、指導を受けなければ僅か10%と低い。

 また別の調査では説明書未読状態で装着した場合と、正しい装着方法を知り4回目の装着の場合で適正装着率を比較している。
 説明書未読では、最低で6.1%しか正しく装着できていない。最高でも74.1%。 一方、正しい装着方法を知り4回目の装着では最高で93.4%、最低で27.3%の適正装着率だった。

 この調査では、接顔クッション付きカップ型が最もよく、以下カップ型、折りたたみ型、くちばし型、カップ型の順。

自分の顔にあったマスクを選ぶ事と、きちんと説明書を読み正しい装着方法を学ぶ事が大切だ。

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June 16, 2009

新型インフル 人に感染しやすく変異?

世界中で感染者が増えている新型インフルエンザだが、一部のウィルスで人に感染しやすくなる原因とみられる変異が見つかった事を、東大医科学研究所)河岡教授らが英科学雑誌「ネイチャー」に発表した。
6/15毎日jp

 インフルエンザウィルスは、表面の突起上のタンパク質(HA)で細胞につくようだが、一部のH1N1インフルエンザウィルスでは人間に感染しやすい形に変異しているのが発見された。

 これにより、人間への感染力が強まる可能性がある。

これから南半球のインフルエンザ流行シーズンを迎え、感染者が増えればウィルスが変異する可能性も高くなる。

 今シーズンは、Aソ連型のタミフル耐性のインフルエンザが流行した。 前シーズン僅か2.6%だった耐性インフルエンザが1年で97%にもなった事を考えると、北半球の次のインフルエンザ流行シーズンにはより感染しやすく適合した新型インフルエンザが流行する可能性は高いだろう。

今の状況に安心せずに、対策を進めてほしい。
 

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携帯の電池で火をおこす方法

ライフハッカーに「携帯の電池で火を起こす方法」が紹介されています。

 このブログで2006年に紹介した方法「電池で火を起こす」や「電池で火を起こす2」と同じ方法の携帯の電池利用版です。

 このライフハッカーで紹介している方法で使用している携帯の電池は9Vのようですから、9V角型電池と同じでしょう。

 私が2006年に9V角型電池でテストした経験では、スチールウールよりシャーペンの芯を使ったほうがうまく行きました。
 また、バッテリーが痛むし、あっという間に電池がなくなるので、本当に最悪の状況でないと携帯の電池を使う事は避けたいですね。

それから、今の日本の携帯のバッテリーの主流は、3.7Vだと思います。 電圧が低い分うまくいくかどうか疑問です。

むしろ9V角型電池と「スーパー強力LEDライト」を非常用として持っておきたいですね。

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June 13, 2009

社員の感染状況確認

新型インフルエンザが大流行した場合、社員の健康状況の把握はかかせない。
無料で登録できるGoogleドキュメントのフォーム機能を使って、確認する仕組みを作ってみた。

6/11サイボウズは同社のグループウェア「サイボウズ デヂエ」用の「感染状況確認用テンプレート」を提供開始したという報道をみた(ニュースはこちら)。

 「サイボウズ デヂエ」を導入済みの会社は限られている。
そこで、必要な時に無料で即日使えるGoogleドキュメントを使って、社員の感染状況確認システムを作ってみた。
EXCELが使える程度の知識があれば、誰でも作れるので、いざという時はこれを参考にして自社用を作って使っていただきたい。

 Googleドキュメントの感染状況確認フォーム
 Googleドキュメントの集計管理画面(Googleアカウントがある方の閲覧のみ可)

 新型インフルエンザや他の災害発生時には、社員の状況把握は欠かせない作業だ。
全社員の状況把握を電話等で行うのは大変な労力がいるが、緊急の状況ではこういった作業はできるだけ効率的に行い、他の作業に労力を割きたいものだ。

 防災の展示会などでも、こういった社員の状況把握のシステムは多く展示されているが、大企業以外でこうしたシステムを導入できている会社はまだ少ないのが現状だろう。

こうしたシステムが導入できていなくても、Googleドキュメントなど無料のサービスを使って、即席のシステムを作る事ができるので、覚えておくと良い。

 もちろん、こういった一般向けシステムでは十分なセキュリティの確保や利便性に課題はあり、事前に評価検討しておく事をお勧めする。

 Googleドキュメントのフォームは、簡単に作成できて、携帯からでも回答できるので便利だ。
個人的にも「支出管理」フォームを作成して、携帯から回答し、経費管理に使っている。

なお、このフォームの利用者はGoogleアカウントを持つ必要はない。

 仕組みは簡単。
・管理者がGoogleアカウントを取得し、Googleドキュメントのフォーム機能を使って必要なフォームを作る。
・管理者は、利用者に対してメールする。
・利用者は表示されるフォームから回答する。
・管理者は、Googleドキュメント上から集計概要画面と表計算画面で内容を確認できる。
・表計算画面では、一定の体温以上の回答に色を付けるといった設定もできる。
・EXCELにデータを書き出す事ができるので、必要に応じてデータを書き出し加工できる。

[利用者に送るフォーム画面]
Photo

[管理者が利用する集計概要画面]
Photo_5



[管理者が利用する集計表画面]
Photo_6

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June 12, 2009

新型インフル ついにフェーズ6に

12日、WHOが新型インフルエンザの警戒水準を「6」へ引き上げた。 ついにバンデミックが宣言された。
しかし、国境の封鎖や人や物資の移動などを制限すべきではないとしている。


 今回は想定されていた強毒性ではなく弱毒性で、重症化するケースが少なかったから良かったですが、今の世界中での感染拡大を見ていると、もし強毒性や感染力がもっと強ければ「現代医学でも人類は無力だった」と思わざるを得ない状況になっていたでしょう。

 GW前後の騒ぎ方から比べると落ち着いて、街中でマスクをしている人も少ないようです。
その一方で、 日本でもじわじわと感染が広がり、すでに500人超が確認されています。
また、東京や福岡での集団感染も発見されています。 

これが第二波なのかもしれません。
マスクを付け、うがい・手洗いなどの予防策も今実践している方はどれだけいるのでしょうか?
公共施設でもアルコール消毒液などが置かれていましたが、今はだいぶ減ったように感じます。
イベント等も普通に行われていますね。

 一番恐ろしいのは、秋以降のインフルエンザ流行期になって変異してより強力になった新型インフルエンザが流行する事。
 人々の警戒心はすっかり薄れ、休校やイベントの中止などの対策にも消極的になった時期に強くなった新型インフルエンザが流行すれば大きな被害がでるでしょう。

今は旅行の中止やイベントの中止など積極的な対応は必要ないのでしょうが、個人個人の感染防止のための習慣は徹底しておくべきでしょう。

私は外出時外を歩く時にマスクは付けなくなりましたが、エアコンの効いている密閉された空間ではマスクを付けるようにしていますし、うがい・手洗いも習慣化しています。

次のインフルエンザ流行に備えて、備蓄なども大切ですが、何より大切で誰もができる感染予防の基本動作を習慣化する事です。

 周りも巻き込んで徹底すれば自分への感染リスクも減るのですから、積極的に広めたいですね。

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June 03, 2009

新型インフル 小康状態だが

新型インフルエンザの流行も小康状態のようですね。 毎日ポツポツと海外からの帰国者の感染のニュースはあるものの、神戸の高校生のような国内でのヒトーヒト感染の例は少ないようです。

 しかし、アフリカ大陸での初感染が確認されるなど、世界では感染が確実に広がっています。
特にこれから寒い季節を迎える南半球での、感染拡大が懸念されており、WHOも警戒レベルをフェーズ6にあげる事を検討しているようです。

ニュースで報道される機会も減ってきたので、安心感が広まり、感染が増えるのではないかといった心配もあります。
 
 一方、修学旅行のキャンセルや国内旅行を控える事により、関西の観光やJRなどは大きな影響を受けたようです。 6/3に兵庫県知事が安心宣言を出しました。 

 今回の新型インフルエンザの対応について、鳥インフルエンザ由来の強毒性のインフルエンザを想定したものであり、過剰な対応だったといった声もあがっていますが、どうなのでしょう。

 私は、新型インフルエンザの正体(病原性・感染力など)が判るまで、強毒性を前提とした徹底的な対応をするのが正しく、混乱はあったものの、ほぼ適切な対応だったのではないかと感じています。

 ただ、毎回大臣が感染者の報告をするのは、張り切りすぎだったのではないかと・・・

 今回は、「いきなり強毒性がはやると、世界が大変な事になるから、弱毒性で警告してやろう!!」と誰かが警告のために発生させたのではないかと考えてしまいます。

 「騒いでいた割に大した事なかった、こんなもんか」と決して思わずに、「弱毒性でもこれだけの経済被害が出たのだから、これが強毒性だったら・・・」 と考えるべきなのでしょう。

今回の事態を教訓に、 秋以降の次のインフルエンザシーズン到来に備えて、万全の準備をしてください。

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May 22, 2009

市町村別新型インフルエンザ感染者マップ

市町村別の新型インフルエンザ感染者のマップを見つけたのでご紹介します。
Microsoft Live Search Mapsを利用した地図で、関連ニュースのリンクも貼られているので便利そう。

やはり関西圏の拡大が気になります。

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洗足学園の対応の是非

首都圏で初めての新型インフルエンザ感染者となった、洗足学園の女子校性についてのニュースが首都圏ではさかんに報道されています。

 新型インフルエンザの流行が話題になっていた11日から渡米した事について、「中止すべきだった」といった意見も出ているようです。


 報道で伝わる内容を見る限り、結果として感染してしまったが、適切な判断と対応だったのではないかと思います。
 校長が会見で涙を見せたから同情的になった訳ではありません。

個人参加のイベントであり、事前に両親・本人ともリスクについて協議し、合意の上で渡米した事。
渡米中も人の多い場所に出入りしたものの、現地の人の多くがマスクをしていない中で、ほとんどマスクをしていた事。 手洗いなども頻繁に行っていた事。

 帰国後も登校せず(すでに発熱していたせいでしょうが)、学校側も情報を公開し、近隣住民や生徒に配慮し、感染者は登校していないが休校とした事。

 感染するリスクを判断し、必要と思われる対策を行ったが、感染してしまったが感染は広まっていないという状況だと思います。

 一方、神戸の高校では渡航歴がないものの、季節性インフルエンザの季節ではないのに発熱者が続出していたのに対応せず、他校との交流試合に参加するなどして、感染が広まってしまっています。
 国内での二次感染が発生していない時期ではありましたが、水際対策が完全でない事は十分判断できたはずです。

この二つの事例は、とても参考になると思います。
危機管理では、リスクに対する対策として「保有」「移転」「回避」「最適化」があります。
・「季節性インフルエンザと同程度の健康被害だから、かかっても大した事がない旅行に行こう」 が「保有」
・「感染が怖いから旅行は取りやめよう」が「回避」
・「注意して対策を充分行って、旅行に行こう」 が「最適化」
・「移転」は良い例が思い浮かびません・・・ 通常は保険を掛けるとか、外部に依頼するといった対処です。

洗足学園の例は、「最適化」を選択したが感染し、しかし被害は広がらなったという例でしょう。
神戸高校は、「保有」に当たるのでしょうが、リスクを正しく評価できていなかったのでしょう。
修学旅行の中止や、休校は「回避」ですね。 もっとも「責任回避」かもしれませんが・・・

神戸の感染拡大で、一斉に休校処置にしたものの、高校生が繁華街で遊び歩いていたり、保育園に預けられない親が働きにでる事ができないなどの弊害も出ていますし、関西方面への修学旅行も中止が続いています。

 休校にしても高校生が繁華街でたむろしていては、新たな感染リスクが生まれます。

 今後も国内での感染は広がるでしょう、様々な判断を求められる場面も出てくるでしょうが、こういった事例を参考に、リスクを正しく評価し、感染拡大を防ぐ適切な対策を取っていただきたいと思います。

 余談ですが、政府がさかんに「冷静な対応を」と言っていますが、冷静な判断をするための材料や基準が示されていないと思います。

 また「冷静な対応」という言葉から、「神経質になりすぎ」を連想し、「楽観的な対応」と思われるのも困ります。

 
 

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May 19, 2009

小さな地震で耐震診断

このところ感染症の話題続きですが、地震対策の新しい技術をご紹介します。

 日常頻繁に起きる震度1程度の地震で耐震診断を行う技術が、東大)高野教授らによって開発されました。
建物に複数の小型センサーを設置し、震度1程度の地震による影響から建物の劣化状況や耐震診断として活用するという技術。(09/05/18 日経)

言われてみると、なんでこの発想が今までできなかったのだろうと思いますが、すばらしい技術だと思います。
遅々として進まない耐震診断や耐震工事に、変革をもたらす技術かもしれません。

 十数センチ程度のネットワーク接続型「IT強震計」を使い、ネットワークで監視する仕組みのようですから、単発的な診断だけでなく、ビルの健康診断的な使い方ができそうな気がします。

 構造設計の審査厳格化により、着工が遅れるなどの問題もありましたし、手抜き工事されれば知る術がなかった訳ですから、こういった技術が低価格で実現できれば、大きな安心が得られると思います。

 全てのビルに設置を義務付けて貰いたいような技術です。


 

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May 18, 2009

国内二次感染拡大-問われる対応力

16日に神戸の高校生の二次感染が確認されてから2日、すでに130人を超える感染者が確認され、急速に感染が広まっている。

 すでに休校を決めた学校は1000校を超え、社会の機能への影響も出始めたようだ。

関西では、マスクを求めて薬局に長蛇の列ができたようだ。
国内での流行は時間の問題と言われていたのに、いざ地元で流行という報道がされないと用意をしない人が多いのだなと思った。

 関東や他の県でも時間の問題だろう。 まだ用意ができていない人は早目に備えるべきだ。


 今回の新型インフルエンザ発生で特長的なのは、想定されていた強毒性鳥インフルエンザ由来ではなく、弱毒性であった事。 

 想定よりも症状が軽く、季節性インフルエンザ程度の症状と言われており、行政や企業も判断に迷いがあるようだ。
 季節性インフルエンザと同程度の症状なのに、社会や企業の活動を制限して良いものか? ましてこの不況の時代、企業の存続にも関わってくる問題だ。
 市民の意識も同じだろう、季節性インフルエンザと同程度と考えれば、大切な予定をキャンセルしてまで外出を控える人は少ないだろうし、軽く考える人も多いと思う。

 結果、強毒性のインフルエンザ以上に拡大が広がるのは必至だろう。

 今は早期に手厚い治療が行われ重症化していないが、感染がまん延し医療機関の機能がマヒしたり、症状があっても受診しない人が出てくると、死者を含む被害が出てくるはずだ。

 感染拡大を防ぐには、個人の基本的な予防策の徹底に尽きると思う。
つまり、マスク・手洗い・うがいと咳エチケットの徹底だ。

 海外ではマスクをして歩いていると奇異に見られるという話を聞く、日本では花粉症の影響もあって、今は不思議な光景ではない。 そして日本は世界でも最も衛生状態が良い国なのだから、世界で最も実現しやすい国のはずだ。

 接客業だからマスクをしていられないといった話も聞くが、「インフルエンザ対策としてマスクを着用しております」と張り紙一枚されていれば客は納得するし、私が客なら「ちゃんと意識している店と」むしろ安心できる。

 学校も予防的に休校にせず季節性インフルエンザと同等の扱いにし、そのかわり予防策を徹底して指導したほうが、教育として役に立つと思う。

 また、マスクだけが注目されがちだが、接触感染が軽視されていないだろうか?
帰宅時はもちろんのこと、こまめに手洗いをしたい。

 今は、携帯用のアルコールジェルが簡単に入手できるから、外出時に使うと良いと思う。
飲食店や公共の場所でも、消毒液を置くとか積極的に取り組んでいただきたい、それが営業自粛を防ぐ対策になるのだから。

今回の新型インフルエンザ流行は、いつか必ずくる強毒性新型インフルエンザ流行の世界規模での演習だと受け止め、その対応を学びたい。




 
 

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May 14, 2009

発熱外来設置状況

厚生労働省は各都道府県の発熱外来の設置情報を公表した。
県内に患者が発生した場合に開設を予定している発熱外来の設置予定数であり、開設済み及び準備中を含んだ数字で、まん延期にはさらに増設を検討している都道府県も含まれている。

 その数は全国で793箇所。 単純に総人口で割ると、161千人当たりに1か所という計算になる。
都道府県別の設置数と人口/面積で比較してみた。

1カ所当りの人口が最も多いのが千葉の556千人、少ないのが長野の38千人。
1カ所当りの面積が最も多いのが北海道の1941k㎡,少ないのが東京の33k㎡。

設置場所は公開されていないので、都市部に偏在するなどあるだろうから、こんな単純な比較では意味がないのだが、都道府県によりかなり差がある。

 病院不足など根深い問題が背景にあるのだろうが、いざ国内でまん延した場合に不安を覚える数字だ。

一方、新型インフルエンザの致死率は0.4%と推定されるという報道もあった。
メキシコの死者数を踏まえた数字なので、他国ではもっと少ないという見方もある。

季節性インフルエンザが、0.05%~0.1%の致死率と言われ、感染力も強いと見られている。

 最近の報道では、水際で食い止められた4例を除き国内で発生していない事、「疑い例」を報じ、結果「陰性」といった報道が多いこと、感染者の健康被害が軽微な事などから、新型インフルエンザに対する警戒心が少し弱まっている気がする。

 発熱外来の設置数が少ない事を考えると、国内でまん延すれば社会的にも大きな影響が出るだろう。

 過剰反応をする必要はないが、個人や職場の感染防止の意識を緩める事なく注意する事が大切だ。
「仕事や用事があるから、多少の熱があっても出かける」のが日本人の生真面目さだろうが、「新型インフルエンザなら周囲に多大な迷惑を懸ける」事を忘れてはいけない。

 また、誰がいつ感染し1週間以上欠けるか判らないという前提で、仕事の体制を組むといった事を今から進めておかなければならないと思う。

 行政もマスコミも感染防止や医療体制に目が行きがちだが、こういった社会生活での影響を最小限に留める事への対策やとるべき行動についても、もっと啓蒙するべきだと思う。

Hatunetugairai


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