16日に神戸の高校生の二次感染が確認されてから2日、すでに130人を超える感染者が確認され、急速に感染が広まっている。
すでに休校を決めた学校は1000校を超え、社会の機能への影響も出始めたようだ。
関西では、マスクを求めて薬局に長蛇の列ができたようだ。
国内での流行は時間の問題と言われていたのに、いざ地元で流行という報道がされないと用意をしない人が多いのだなと思った。
関東や他の県でも時間の問題だろう。 まだ用意ができていない人は早目に備えるべきだ。
今回の新型インフルエンザ発生で特長的なのは、想定されていた強毒性鳥インフルエンザ由来ではなく、弱毒性であった事。
想定よりも症状が軽く、季節性インフルエンザ程度の症状と言われており、行政や企業も判断に迷いがあるようだ。
季節性インフルエンザと同程度の症状なのに、社会や企業の活動を制限して良いものか? ましてこの不況の時代、企業の存続にも関わってくる問題だ。
市民の意識も同じだろう、季節性インフルエンザと同程度と考えれば、大切な予定をキャンセルしてまで外出を控える人は少ないだろうし、軽く考える人も多いと思う。
結果、強毒性のインフルエンザ以上に拡大が広がるのは必至だろう。
今は早期に手厚い治療が行われ重症化していないが、感染がまん延し医療機関の機能がマヒしたり、症状があっても受診しない人が出てくると、死者を含む被害が出てくるはずだ。
感染拡大を防ぐには、個人の基本的な予防策の徹底に尽きると思う。
つまり、マスク・手洗い・うがいと咳エチケットの徹底だ。
海外ではマスクをして歩いていると奇異に見られるという話を聞く、日本では花粉症の影響もあって、今は不思議な光景ではない。 そして日本は世界でも最も衛生状態が良い国なのだから、世界で最も実現しやすい国のはずだ。
接客業だからマスクをしていられないといった話も聞くが、「インフルエンザ対策としてマスクを着用しております」と張り紙一枚されていれば客は納得するし、私が客なら「ちゃんと意識している店と」むしろ安心できる。
学校も予防的に休校にせず季節性インフルエンザと同等の扱いにし、そのかわり予防策を徹底して指導したほうが、教育として役に立つと思う。
また、マスクだけが注目されがちだが、接触感染が軽視されていないだろうか?
帰宅時はもちろんのこと、こまめに手洗いをしたい。
今は、携帯用のアルコールジェルが簡単に入手できるから、外出時に使うと良いと思う。
飲食店や公共の場所でも、消毒液を置くとか積極的に取り組んでいただきたい、それが営業自粛を防ぐ対策になるのだから。
今回の新型インフルエンザ流行は、いつか必ずくる強毒性新型インフルエンザ流行の世界規模での演習だと受け止め、その対応を学びたい。


