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August 31, 2005

がれき除去:スマートクレーン

防災科学研究所が、被災時にがれきの除去などに活躍する電動アシストチェーンブロック「スマートクレーン」を開発した。

チェーンブロックに、バッテリー駆動による電動アシスト機能をつけ、125kgまでの物を1/10の力で、持ち上げる事ができるそうだ。

救助やがれきの除去に活躍しそうである。 早急に製品化と配備をしていただきたいもの。

これからは、世界でさまざまな自然災害が増えるであろうから、このような技術や救助ロボット、防災関連システムなど積極的に開発し、世界に提供して欲しいものである。

災害発生時、スマートクレーンのような装置がすぐ使える可能性は少ない。
しかし、救出時の生存救出率は24時間を超えると低下すると言われている。

首都直下型地震の場合は、阪神大震災などと比べて格段に被害範囲が大きいのが特徴ですから、レスキューや自衛隊が来るのを待っていたら助かりません。

周りにあるもので、近隣の人達で,なんとか救出する必要があります。

身近な物で救出に使えそうなものは、車のジャッキ。
当て木を使って持ち上げるなど、いろいろテクニックはあるはずです。
行政も共助を浸透させたいのなら、「ジャッキによるがれきの除去法」とか「救出の注意点」とか、2次災害を防ぎつつ、国民が助け合える方法についてもっと宣伝して良いのではないでしょうか。

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August 30, 2005

ノーパンクにしておいて良かった。

先日、「被災時の交通手段」の記事で、新しい自転車をパンクレス処理して、ノーパンク自転車にしたとご紹介しました。

 今日自転車に乗ったら、後輪にクギが刺さっているのを発見しました。
まだ買って半月も経っていないのに!

 パンクレス処理しておいて良かった!。

 まったく関係ありませんが、地震速報をつけてみて、改めて震度1~2の地震が全国で発生している事に気付かされます。

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壊滅的・・・関東大震災

防災の日を前に、国立科学博物館地震資料室のサイトを見つけました。
関東大震災をはじめ、おおきな地震の写真や地震計の歴史が書かれています。

 首都直下型地震の発生が心配される今、あらためて関東大震災の写真を見ると衝撃的です。
まさに、壊滅的な被害という言葉がぴったりという印象でした。

 このサイトトップページに、安政江戸地震の鯰絵が掲載されており、マウスを合わせると文章の意味が表示されます。 

 鹿島大明神が、江戸の地震(=鯰)を国中の地震の前で叱っている様を描いています。
神様に怒られて、しばらくおとなしくしている様が、的を得た表現でちょっと感心してしまいました。

防災の日を前に、今一度関東大震災の被害状況を確認されてはいかがでしょうか?

同じ国立科学博物館のバーチャルミュージアム2003 「THE-地震展」 も、なかなか判りやすくお勧めです。

この中で、東京帝国大学地震学)大森教授と今村助教授は関東大震災の前に、いずれ東京にも地震が来て大火災に見舞われる事を予想していたが、「猶予はない」と警告する今村に対し、大森は世情を必要以上に動揺させることを恐れ、それを浮説として退けたそうです。

関東大震災から82年たった現在、この教訓を活かして、警告が発せられる事はあるのでしょうか?

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August 27, 2005

使えなかった防災無線

災害時の行政の連絡網は、税金を使って立派で信頼性の高いものが使われていると思っていた・・・

ところが新潟中越地震では、「地震直後,新潟県内19の市町村で防災無線の接続エラーが出ていた」。
(日経コミュニケーション)
その多くが、予備バッテリーや自家発電装置に接続していたため、使えなかったという。
 また被災により、防災無線を設置した部屋へ入れなかった。

 また衛生携帯電話を導入していた所が2市町村あったが、ひとつは導入していた事を忘れていた、もうひとつは地震により、故障だそうである。
中山間地等の集落散在地域における地震防災対策に関する検討会(第4回)資料より


あまりに、危機管理意識が低すぎると思います。 国や県も十分な指導ができていないのではないでしょうか?

 また、こんな話もある。
救急隊-病院間は94.9%が携帯電話を利用、他の手段(一般固定電話、災害時優先電話、消防無線、防災行政無線、その他)は多くて10%台にとどまっている。救急隊-消防本部間も87.8%が携帯電話を使用しており、これは消防無線に次ぐ利用率だ。また、携帯の不通で9割近い消防署が「問題が生じる」と回答した。 (日経コミュニケーション)

消防でもこれ程、携帯電話に頼っていたなんて意外でした。
消防無線が使われない理由が判りません。
先日アメリカ9.11テロの消防無線の内容が公開されたといったニュースが流れていたように思います。

事後の対応の分析などのためにも、消防無線を使い、記録を取るのが大切なように思います。

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地震速報をつけてみました。

防災週間記念として、goo地震速報を表示するようにしてみました。
クリックするとgoo地震情報のサイトが開きます。

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見た目にこだわる家具転倒防止対策

26日夜NHKの番組「住まい自分流~DIY入門」で、家具と天井のすきま家具を自作し、地震対策をという内容の番組をやっていたので、録画して見てみました。

家具の側面の対角線の長さより天井までの高さが低ければ、家具は天井に引っかかり前面に倒れないという発想。 天井と家具の間をぴったり埋める必要はありません。

 消防庁の調査では、家具転倒防止対策をしない理由のベスト3は、「壁にキズをつけるから」「家具に傷をつけるから」、「家具の見た目が悪くなるから」だそうです。

 いわゆる突っ張り棒タイプの家具転倒防止器具やL型金具の転倒防止対策はイヤという方も、同じ理由ではないでしょうか?

この番組で紹介したように、DIYで自作すれば自分好みの地震対策ができるかもしれません。
家具の上が収納スペースとしても使えますね。

この自作家具のポイントは、作成したスキマ家具と下になる家具を内側で、ボルト止めする事。
家具にキズは付きますが、見えない天板ですので、見た目には影響ないでしょう。

下の家具と連結されていなければ、意味がありません。地震の際に、上の家具が飛んでくるでしょう。

以前どこかのブログで、同じ発想でエレクターパイプを使って、転倒防止器具を自作されている方を見かけました。

この番組では、視聴者の工夫紹介みたいなコーナがあったのですが、自作で家具や家電転倒防止されている方が紹介されていました。 
 かなり年配の方のお宅ですが、ありとあらゆる物が金具やらバネやらで固定されていました。
さぞかし、奥様の反対にあったでしょう・・・

自作しなくても、既成のボックス等を買ってきて、高さの足らない分は板をはさむといった方法でも良いわけです。

寝室や外にでるための避難経路に家具がある方は、ぜひこの対策を検討される事をお勧めします。
ちなみに、この番組のテキストを販売しているようです。 番組ホームページは、こちら

[過去の関連記事紹介]
家具転倒防止対策の実施率3割弱」前述の消防庁の調査結果について。

製品比較:耐震マット」ゲルタイプ耐震マットの仕様比較

転倒防止:とりあえずの対策」開き戸、レンジの固定の安上がりな方法紹介

無料でできる家具転倒防止」ダンボールを使ったとりあえずの転倒防止。やらないよりはマシです・・・

家具転倒防止策まとめ:L型金具」 ネジ止めタイプの家具固定商品の比較

本棚などの防災対策」 いろいろな、転倒防止、落下防止アイディア

家具転倒防止策まとめ:チェーンベルトタイプ」 チェンベルトタイプ製品のまとめ

家具転倒防止やりました。」
耐震マット「Pro7」の使用レポート

食洗機の固定(続き)」 自作で食洗機の固定金具を作成

※このブログに登録した記事も150を超え、自分でも何時どんな内容を書いたのか混乱しはじめました。
最近読み始めた方のために、なるべく過去の関連記事を紹介するように致しました。

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August 26, 2005

停電の備えと裏技

台風11号は首都圏を直撃しましたが、さいわい通勤時間前で大きな混乱はなかったようですね。
今回の台風、24000戸あまりが停電したようです。

地震だけでなく、自然災害での停電はいつ起こるか判りません。
懐中電灯は家にひとつくらいはあると思いますが、裏技をひとつ紹介します。

 懐中電灯を付けても1点が明るくなるだけで、周りはあまり明るくありませんよね。
いわゆるランタンのように周りを明るくしたい時は、レジ袋(PP袋)が便利です。

 薄手のレジ袋を懐中電灯に被せると、乱反射して周りが明るくなります。

 ロウソクは危険ですからやめましょう。
 地震のときは、余震などで倒れて火災になる事も考えられます。

最近はLEDライトがだいぶ復旧してきました。 やはり長時間使えるのが魅力です。
まだLEDタイプをお持ちでない方は、この機会に入手されてはいかがでしょう。
一晩程度は使えます。

 [過去の関連記事紹介]
LEDライト」 私のお勧め「スーパー強力LEDライト」について
レビュー:レスQ隊
マルチパワーステーション
大日向 9V LEDライト
ライト耐久テスト実施中
ライト耐久テスト:大日向9VLED
ライト耐久テスト2:MAG+LED
ライト耐久テスト3:ミニマグノーマル
ライト耐久テスト4:ミニマグ+1灯LED
停電ですぐ灯りが見つかりますか?」

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August 25, 2005

エレベータ地震対策のジレンマ

首都圏にも影響を与えた、千葉北西部地震・宮城県沖では、多くのエレベータが停止し問題となった。
どちらも土曜日や夏休みの時期で、通勤時間とははずれていたため、閉じ込められた方は少なかったようだが、
もし通勤時間帯に発生し、満員のエレベータで閉じ込められたらと思うとゾットする。

7/23千葉北西部地震(震度5強)では、64000基が停止、うち78件の閉じ込めが発生。
8/16宮城県沖地震(震度6弱)では、10000基以上が停止、うち閉じ込めは数十件あったとされる。

国土交通省と業界団体の日本エレベータ協会では、震度5弱以下なら、点検なしで一定時間がたつと自動復旧する装置の導入を検討しているようだ。

 現在は、震度4以上を感知すると最寄階に自動停止する装置をつけたものが多く、東京都では1988年以降に設置された5階以上に通じるエレベータに自動停止装置を義務付けている。

 作業員による安全確認をしなければ復旧できないのは問題だが、単純に震度5だったからといって問題が発生していないと断定するのも不安が残る。 安全性の自動診断機能と自動復旧の早期実現を期待したい。

ただ、この自動復旧機能がついたとしても、懸念されている首都直下型の地震が発生した場合(震度5強以上)は、エレベータは当然自動復旧しないし、閉じ込めだけでなく、もっと重大な問題が発生する可能が高い。
 そうすれば作業員による安全確認や閉じ込め解除にも時間が掛かるし、作業員の移動も困難なはず。

そもそも、作業員が召集できるかどうかも怪しい。
またエレベータ内に設置されているインターホンおよび監視装置は、一般電話回線を使用しているはず、電話回線が使えない状況になれば混乱は必至。

もっと根本的な解決策はないものでしょうか?
私がひとつ思うのは、先日の宮城県沖地震で正常動作が確認された「緊急地震速報」システムの活用。
P波を検出し通報を流すシステム。 (この内容については、以前の記事「揺れる14秒前速報していた」を参照)

直下型では効果はないかもしれないが、たとえば14秒前に検知して最寄階へ移動していれば、閉じ込めは避けられるのではないでしょうか?

もしくは、エレベータの箱の中から手動ウィンチで低速で移動できるようにするとか、ハイテクばかりに頼らずに閉じ込められた人が対処できる仕組みを考案していただきたいものです。

 健康のためにも、地震対策のためにも階段を使うようにしようと思いつつ、いつまでたっても実践できない事を反省しつつ、世界一の技術を持つ日本のエレベータ業界に期待してしまいます。

参考:日本エレベータ協会地震発生時に於けるエレベータの安全管理について」

>>20060301 追記
上記、日本エレベータ協会地震発生時に於けるエレベータの安全管理について」のリンク先がなくなっております。
 新たに同協会のサイトに「地震発生時におけるエレベーターの安全管理対応について」のコーナーが設けられています。

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August 24, 2005

災害時帰宅支援:コンビニと協定

八都県市(東京、神奈川、千葉、埼玉四都県と横浜、千葉、川崎、さいたま四政令都市)では、コンビニや吉野家と災害発生時の帰宅者支援の協定を結んだ。(8/24日経朝刊)

 以前から神奈川県では、コンビニ各社と協定を結んでおり、なぜ東京都は協定を結べないのかと疑問に思っていたのだが、やっと実現したようだ。

対象となるのは、首都圏にある一万3千店で、「災害時帰宅支援ステーション」のステッカーを貼るらしい。
支援内容は、トイレ利用や水道水の提供。

 協定を結んだのは、am/pm,サークルK、スリーエフ、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンと吉野家

 帰宅支援ステーションが増えるのはうれしい事だが、災害対策に特別の設備がある訳ではないから、断水・停電時は利用できなくなる可能性が高い事は知っておくべきでしょう。

一部ではコ・ジェネレーションを使っていて停電しない可能性はあるかもしれない。

 今回の協定は、いずれもバイト主体の店。 いざ災害が発生した際に、きちんと対応できるように、教育なり・マニュアル整備なり、備えていただきたいものです。

参考:八都県市防災対策委員会のHP 今回の協定に関する記事はまだ掲載されていない。

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災害時の傷の手当

昨日も触れた通り、災害時にケガはつきもの。多数の怪我人が多い中、切り傷・擦り傷など軽傷者の手当は後回しになる可能性が高い。

 今、毎週火曜日の日経夕刊で「災害・事故の傷病」という連載がある。 23日火曜日は、「傷の化膿・感染」
昨年末のインド洋大津波で医療チームとして参加した医師の話が掲載されている。

 外科的疾患の患者のうち、46%は化膿創、39%が擦り傷・切り傷、6%ねんざ、2%骨折だったそうだ。
化膿創とは、傷を放置・もしくは手当が不十分で化膿した傷。 患部が壊死して切断寸前の患者もいたとか。

傷を負って6~8時間で化膿が始まるので、傷を負ったら生理食塩水で洗い縫うのが基本らしい。

 大災害時は、何時間も放置している可能性も高いが、日本ではけがをしたらすぐ治療するのが当たり前だけに、医師が化膿に対する対処をせずに治療してしまう可能性があるという。

とりあえず、自分できれいな水で傷口をきれいにしておくくらいの処置はしておく必要がありそうです。

なお、記事の中で「破傷風は・・大方の日本人が予防接種を受けており発症する可能性は低い」と書かれていましたが、私も妻も破傷風の予防接種を受けた記憶がありませんでした。

 ネットで調べたところ、昭和43年以前に生まれた人は乳幼児期に予防注射を受けていないようです。
また最後の注射から10年間が免疫期間との事。

 話が少しそれますが、昔は「傷を負ったらすぐ消毒して」が当たり前でしたが、最近は「きれいな水でよく洗って」という表現を見かけます。 前から気になっていました。

ネットで調べると、従来の消毒してガーゼをあてる、傷口は濡らさないといった従来の常識を覆す方法が認知されつつあるようです。詳細はこちら

 この治療法を元に製品化したのが、バンドエイドキズパワーパッドのようです。

災害の知識と共に、応急手当の知識も、広めていただきたいものです。

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August 23, 2005

首都直下地震発生後のタイムテーブル

首都直下地震大綱(案)」が明らかになった(8/21日経)。 
ネットでこの資料を探したが現時点では見つからなかった。 この大綱の元となるのが、「首都直下地震対策専門調査会報告(案)」と思われる。

ざっと読んで気になった資料がある。「人命・生活分野における首都直下地震時の緊急対応活動目標」(巻末資料19)。

 首都直下地震発生(発災)後1週間の活動目標のタイムテーブルである。

 最近マスコミ等でも大地震の話題は多いが、地震発生から1週間の間、何がどう行われるのかについては、ほとんど触れられていないように思う。

みなさんは、大地震発生から1週間どのように過ごすかイメージした事はあるでしょうか?

 防災の日も近いので、週末にでも家庭の防災対策の点検をしようと考えられている方、行政の活動計画と照らし合わせて、1週間のイメージを思い浮かべると、足りない物が見えてくるかもしれません。

[24時間以内] 情報収集と救命最優先の活動と後方支援準備

[24~72時間以内] 救援・支援活動の開始、インフラの復旧作業開始,火災の鎮圧、緊急交通安定化
[72~1週間] 本格復旧作業

インフラは、
[発生時]
 上水道 断水1100万人、下水支障 45万人、電力停電 160万軒、
 通信不通110万回線、ガス停止120万軒

[24時間後]
 上水道 断水860万人、下水支障 41万人、電力停電 130万軒、
 通信不通100万回線、ガス停止120万軒

[72時間後]
 上水道 断水300万人、下水支障 33万人、電力停電 68万軒、
 通信不通93万回線、ガス停止120万件

以上の内容から、
 救命は24時間以内が勝負! 近所と力を合わせて救助する。
 重傷者優先なので、軽傷の治療をして貰える可能性は低い。→軽傷は自分で対処
 火災は72時間まで、初期なら消火を、もしくは避難。
 インフラの復旧が早いのは電気から、電気調理器具の準備を。※ガスは1ヶ月かかる。

これらの計画を元に、家庭備蓄を3日間と宣伝していると思われます。

しかし!これは活動目標であり、計画に過ぎないのです。
それを十分考慮する必要があります。

都庁のように、緊急参集に集まらないとか、活動中に大きな余震があって遅れるとか、情報が錯綜するとか、マイナス要因は幾らでもあるのです。

私は、行政の対応の遅れなどを考えると、家庭で1週間は乗り切らなければと考えています。

その例として、新潟中越地震では、19の市町村が防災無線が使えなかった、その原因は非常用電源を防災無線に繋いでいなかったため、停電で使えなかったという。(日経コミュニケーション2004/11/10)

あまりにお粗末な体制で驚きました。 大地震発生時は、ボロボロでてきそうな話です。

最後にひとつ。
 何回かこのブログで触れていますが、企業が地震発生時の対応を検討し、社員に周知しておかないと、社員が地震発生後の対応計画も立てられません。 
 救援・復旧に係わり徹夜で仕事をしなければいけない人、落ち着くまで出社しなくても良い人、いろいろあるでしょう。 仕事をしなければならないなら、その間の兵站(通勤・宿泊・食事・水など)も備えなければなりません。

 小さな企業であっても、業務継続計画(BCP)の立案に着手しておく必要があると思います。

**10/3 追記**
9/27中央防災会議の資料として、「首都直下地震大綱」が掲載されました。
 

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August 22, 2005

災害伝言板サービス体験週間

また新潟中越で地震でしたね。規模は震度5クラスでしたが、昨年の地震の余震ではなく別ものとか。
最近連鎖的に地震が発生しているようです。 防災週間も近い事ですので、防災の点検の良い機会ですね。

 防災週間という事で、NTTドコモでは災害伝言板サービスの体験利用ができます。 案内はこちら
通常毎月1日のみ体験できますが、今回は8/23 9時~9/5 17時と1週間あります。
この機会に、災害発生時の家族や知人との連絡体制の確認と防災対策の確認をされてはいかがでしょうか?

 NTTドコモから「どうなる! 災害時の携帯電話」というレポート(PDF形式)が出ています。
内容は、輻輳状態の説明や災害対策についての説明です。

以前「災害時メール利用:あなたの機種は使える?」で触れましたが、FOMAでは音声とパケット通信の独立した制御ができず、音声とパケット通信が同時に通信規制されてしまう問題についても説明があります。 FOMAについては、来年度の早い時期に対応予定との事。

また、「iモード災害伝言板サービス」についての説明もあります。
この中で、知らなかったのは、au・ツーカー・ボーダフォンの災害伝言板サービスとの相互リンクが実現されている事。 

この資料には使い方は書いていないのですが、検索する電話番号で他社の番号を入れると見れるという事でしょうか? 今度試してみたいと思います。

過去の運用実績も掲載されています。
新潟中越地震    登録108,216件、確認145,520件
福岡西方沖地震  登録 44,426件、確認 49,428件
宮城県沖地震 登録 10,180件、確認 20,370件 (参考:内閣府資料第5報より)

この数字、みなさんどのように評価されますか?
私の感想は、利用者が少ないと感じます。特に登録件数に対して確認(再生)件数が少なく、登録に対して1~2件しか確認されていない状況です。

災害伝言板サービスの認知度が低いのが主たる要因でしょうが、事前に家族・知人に対して「災害時はここに登録するから!」と宣言して、毎月1日のテスト利用日に使っていないと、いざという時に活用されません。

また安否確認や見舞い電話が集中し通信規制が掛かる事で、本当に必要な電話が繋がらないかもしれないのです、それは命に関わる電話かもしれません

 被災地への音声での連絡は控えて、被災者・確認者共に災害伝言板サービスを利用しましょう!

このブログをご覧いただくような防災意識の高い方は、家族・知人に「安否確認は伝言板サービスを利用して!」と宣言していただきたいものです。

ちなみに、我が家では「災害時連絡手順」を作成して、実家などに送ってあります。
 今回の体験利用週間でも、互いに登録・確認の演習をしたいと思っています。

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August 20, 2005

被災時の交通手段

震災発生時都内は、第一次交通規制が行われ、環7の内側が全面車両通行止めになります。
その後、被害状況が把握された段階で、第二次交通規制が行われます。
 第一次交通規制では、都内への流出入が禁止(出るのも禁止!)になるそうです。 詳細はこちら

 阪神大震災などの教訓では、原付があると便利と言われていますが、全面車両通行止めだとすると、使えません。 自転車も車両ですが、日常の取り締まり状況からするとおそらく大丈夫でしょう・・・

 で、一番頼りになりそうなのは、自転車です。

都内の給水拠点は概ね2km圏内ですから、水を持って歩くのは結構大変です。
復興までの通勤手段も必要ですね。

でも、震災時でガレキの多い状況で、一番心配なのがパンクです。

災害用ノーパンク自転車も以前から売っているのですが、定価61,000円もします!
防災用品災害用自転車(ノーパンク)

最近、イオンのCMでノーパンク自転車を1万6千円くらいで売っているのを見つけましたが、ネットでは販売していない様子。 近くにジャスコはないし・・・

 ネットで探してみると、普通の自転車をノーパンク自転車にするサービスを見つけました。 詳細はこちら

 チューブの中にゲル状の物質を充填して、空気を入れる必要がないパンクレスタイヤにするサービスです。
1台6000円程度。

ちょうど、使っていた自転車がパンクしました。 ここ2年くらいで3回目!

ドンキで買った自転車で、1ヶ月くらいでサビだらけボロボロだったので、新しい自転車を買ってノーパンク加工してみました。

買った自転車は、20インチ6段変速折り畳みリアサス付き自転車。
ブリヂストン スニーカーシティ NSC206 【送料無料】

パンクレス処理すると、少し重く乗り心地が固くなるらしいので、リアサス式に、しっかりした荷台も付いていて、乗った感じママチャリと変わらぬ走行感だったので選びました。

パンクレス処理は、約2時間でできました。

 実際乗った感想ですが、思ったよりも違和感がないです。 少し重くなった感じと段差でのショックが強くなった程度で、人に貸しても気付かないでしょう。

20インチの小径タイヤなので、重さの変化もあまりなく、リアサスのおかげで衝撃も吸収されているようです。
 
 空気入れなきゃと思いつつ、忘れていて、数回のパンクを経験しましたが、これからはパンクの心配をせずに済みます。 

 パンクレス処理、結構お勧めです!

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August 17, 2005

揺れる14秒前速報していた

 昨日の宮城県沖地震で、気象庁が試験配信している「緊急地震速報」が、仙台市の小学校に主要な揺れ(S波)が到達する約14秒前に正確な予想震度などの情報が届いていたことが分かった。(ZAKZAKより)

 緊急地震速報は昨年2月、関東から九州を対象に試験運用が始まり、東北、北海道に拡大された。配信を受けているのは民間企業や大学など約140施設。

 受信施設のひとつ、市立長町小学校(太白区)には、S波が到達する約14秒前にS波の到達予想時刻や地震の規模、予想震度などの速報が送られてきた。予想震度は「4」で太白区の実際の震度と一致していた。

14秒前なら、かなり実用的ですね。 火も止められるし、エレベータも最寄階に停止できる余裕があるのではないでしょうか?

P波を検出する仕組みなので、直下型などではあまり早く警報が出せないなど問題もあるのでしょうが、精度の低い事前予測よりも減災のための方法としては、有効だと思います。

マスコミや非常放送との連動など、一般への適用はこれからでしょうが、大きな地震が繰り返し起きている今、一刻も早く実用化して貰いたいものです。

同じZAKZAKのニュースで、今回の地震が、「近いうちにM7クラス以上の地震が起こる予兆という見方もできる」と分析する専門家もいるようだ。

「地殻が臨界状態になったときは、遠く離れた地震も関連性を持ってくる」らしく、、「近いうちにM7クラス以上の地震が起こる予兆という見方もできる」との事。

 「おいおい防災対策をしよう!」では、手遅れかもしれません。
 改めて防災対策の確認と家族や近所との話し合いをしておきましょう!

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August 16, 2005

宮城県沖地震雑感

また震度6クラスの地震が起きました。
天井崩落事故などもありましたが、昼時にしては火災などもなく、被害が少なかったように思います。

 TBSでニュースを見ていたのですが、必死にTVの収まったラックを押さえていました。
地震のニュースで、TV局内の部屋の様子がよく映りますが、いつも行動がおかしく思えます。
大きな地震であれば、あんな重いラックを手で押さえたら危険です。 パソコン等もたくさんありますが、耐震対策しているようには見えないし・・・、 書類は山積みだし、防災意識が低くありませんか?

ちょうど、帰省ラッシュの日で、JRの遅れなどで苦労された方も多いと思います。
帰省やレジャーでお出かけの時に、防災セットを持ち歩いている方は少ないと思いますが、改めて最低限の防災準備は持ち歩くべきだと感じました。

 今回も、JRが運行停止になり停電した新幹線内に取り残された方がおられたようですが、12時間くらいは足止めされても過ごせる装備(水・簡易食料・防寒・ラジオなど)は持ち歩きたいものです。

今回の地震、東京でも結構揺れました。 東日本全域が揺れたようですね。
これ程広範囲に影響の出る地震だと、もし震度7クラスだった場合、近隣各県の被害も大きく支援が十分に行われるか心配です。

3日の備蓄が勧められていますが、1週間程度の量は備えておきたいものです。

 

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August 15, 2005

中小企業のBCP

経済産業省と中小企業庁は、事業継続計画(BCP)の作成を促進するための指針を設け、BCPを作成した企業には低利融資を受けられる制度を設ける。 (8/14日経朝刊)

防災対策に投資する場合の低金利融資災害復旧貸付の事前予約ができる制度を設ける方針らしい。

欧米では、911テロ以降BCPを作成する企業が増えており、企業評価の指針となりつつあるが、国内では一部大企業しか作成していないと言われている。

一般の方は、縁遠い話かもしれませんが、震災発生後、復興するためには、企業活動が早く正常化する事が必要です。
 阪神大震災でも、企業が再開できないために、職を失った方も多いと聞きます。

どんなに家庭での防災対策をしても、職を失ったり、社会が正常化しなければ、元の生活は取り戻せないのです。

自分の勤める企業が、BCPを作成しているかどうかは、自身の生活の安定という意味で、無関心ではいられない問題だと思います。

 中央防災会議でも、「民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会」を設置し、検討を重ね、8/1に「事業継続ガイドライン 第一版」を公表している。 今後BCP作成を促進するため、さまざまな動きがあると思われる。

また、中小企業庁では「中小企業事業継続計画(BCP)普及事業」を6月に公募していた。
 日経の記事の中で、来年2月には中小企業庁のサイトでBCP作成支援のシステムを公開する予定と書かれているが、おそらくこの公募した事業を元に作成されるのであろう。

大企業がBCPを作成する場合も、サプライチェーンを担う、中小企業がBCPを作成しなければ、具体的なプランは作成できないはず。 今後、大企業のBCP作成に伴い、取引先の中小企業にもBCP作成が求められるのは必至と思われる。 また、BCPの作成の有無で、取引先が選定される状況も出てくるのではないでしょうか?

今回、BCP作成を条件に、対策資金の融資策などをセットにした事は、とても評価できます。
経済活動(企業活動)の早期復興があってこそ、災害に強い社会になると言えるのではないでしょうか?

過去の関連記事
企業向け地震保険契約拒否多発
企業の災害復旧への取組みは?
企業の業務継続計画指針

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August 14, 2005

全国の地域防災計画データーベース

お住まいの地域の防災計画をご覧になった事はありますか?
このブログでは、東京都の防災計画についてたびたびご紹介していますが、消防庁が全国47都道府県の防災計画をデーターベース化し、閲覧・ダウンロードできるサイトを公開しました。

消防庁のサイトの一番下に「地域防災計画データーベース」のリンクがあります。

いつも行政の防災対策についてご紹介するのですが、情報が団体毎に散在しており、いざという時探すのに苦労します。

今回このようなシステムが公開された事は、とても評価できます。
 国・地方公共団体・ライフライン各社含めた、防災情報のボータルサイトでも作っていただきたいものです。

いざ大災害発生の際は、情報連携によるすばやい対応と正しい情報の提供が必須ですが、現在のように情報が散在していると、横の連携ができない象徴のように思えてしまいます。

新潟中越地震復興GISプロジェクトでは、地図情報ベースで、関連情報を閲覧できるようになっています。
 この経験を生かして、今後の大災害発生時には即座にこのような情報提供が行われる事を期待します。

p.s. おかげさまで、4万アクセス突破しました。公開から146日です。
いつもご覧いただいている方。 このサイトをご紹介いただいた方。 ありがとうございます。

記事数も145となりましたので、そろそろ検索しやすいホームページを別途作りたいと思い、検討中です。

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August 13, 2005

防災対策の優先度

防災対策をしなければと思いつつ、何からやるべきか判らない方、非常持出袋しか用意していないという方も多いのではないでしょうか?

十分なお金があれば、一度に揃える事もできるでしょうが、庶民にはなかなか大変です。

そこで、今回は防災対策の優先順位を考えてみたいと思います。
私は、非常持ち出し袋を用意するよりも先に、地震発生時にまず命を守る、けがから守る事のほうが優先度は高いと思います。

1)命を守る:なんと言っても命が一番大切です。
地震が発生した際に、命に関わりそうな部分が最優先の対策課題です。

  さらに、24時間自分の生活を考えた時、長く居る場所で地震に遭遇する確率が高いはずですから、長い時間を費やす場所での対策の優先度が高いはずです。

 まずは、寝室。 タンスのそばに寝ていたり,寝室から玄関(脱出口)までの経路を塞ぐようなものへの対策。
危ない場所に物を置かないのが一番ですが、無理なら耐震対策をするべきでしょう。
 枕元に、ヘルメット・ホイッスルの準備なども必要です。

通勤・通学されている方は,ホイッスルでしょうか。

※ホイッスルは、早く発見して貰い救助して貰うために必要です。

2)ケガを防ぐ: 
 ・寝室での、スリッパ等の準備、脱出口までの経路のガラス飛散防止,食器等飛散防止
 ・外出先でのマスクの準備

3)避難
 ・非常持出袋、帰宅用非常持ち出し袋の準備、帰宅支援マップ等の準備
・脱出・救助関連用品
・ラジオ、携帯など情報入手・連絡手段と予備電池・携帯充電器等

4)避難生活
 ・非常用食料・水・避難生活用品・常備薬・メガネ(コンタクト)
 ・避難生活をより快適に過ごすための道具

 優先度をつけて、順番にやってもお金も掛かって、必要だけど手が廻らない事もいろいろあるでしょう。
地震は明日起こるかもしれないのですから、十分ではないにせよ、なんらかの対策をしておきましょう。

ほんの少しの対策で、死ぬところをケガで済むかもしれないのです・・・

過去の記事で「とりあえずの防災対策」や、「無料でできる家具転倒防止」など「防災」のカテゴリにもいろいろ紹介していますので、ご覧ください。

また手軽にできる防災対策のアイディア等ございましたら、ぜひコメント・TBでご紹介ください。

「まだ来ないから、おいおいきっちり対策しよう!」よりも、「明日来るかもしれないから、とりあえずこの対策をしておこう!」の発想が、大切だと思います。

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August 12, 2005

犬用防災セット

犬用防災セット」を見つけました。 ネットでたまたま見つけたんですが、なかなか良さそうなのでご紹介しておきます。

 私は、犬を買った経験がないので、評価できませんが、結構良く考えられているのではないでしょうか?

この防災セット,アウトドアのプロ「油井 昌由樹」がプロデュースの防災セットのようです。

一般用基本/標準/デラックス、女性用基本、子供用基本、ペット用標準,一般用プロセレクトセットと7種類のバリエーションがあります。

 食料等は入っていませんが、アウトドア用品の良品を選んでいると思います。
私的には、無印良品の防災セットより、こちらのほうが良いかと思います。

 この犬用防災セット、犬用担架が付いていたり、犬用の応急手当のガイドブックがついていて、見るだけでも参考になると思います。

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停電ですぐ灯りが見つかりますか?

今晩の東京は、雷雨です。 22時頃数分間停電がありました。
我が家では、あちこちに懐中電灯が置いてあるので、騒がずに済みました。

 懐中電灯があっても、暗闇ですぐ見つからないという方も多いのではないでしょうか?

そんな時は、懐中電灯に蓄光テープを貼っておくと良いです。
停電になれば、自らアピールするように光って、場所を教えてくれます。

SAFETY TAPE 蓄光テープ AHW041 18mmx2M 277円

このように、灯りを用意していても暗闇で見つからないため、結局使えないなど、防災用品も用意してあっても、いざという時使えなければ意味がありません。

非常持出袋が、タンスが倒れるような場所にあって取り出せないようなケースが考えられます。

 具体的に地震が発生した状況をイメージして,ちゃんと使えるかどうか再点検してみてください。

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August 11, 2005

福岡の地震発生確率Upか?

福岡の地震の発生源の警固断層の地震発生周期が従来より大幅に短縮される調査結果が出た。
従来(J-SHIS)で公表されている警固断層の発生周期は、15100年30年以内の発生確率は0.2%でした。

今回の調査では、活動周期が2900~8800年、今後30年の発生確率は0~6.5%で、九州で最大とされる布田川・日奈久断層(熊本県)と同レベルになるらしい。

なお、今回の博多湾の調査については、高知大岡村土研のサイトに調査の模様と調査範囲の地図が掲載されている。
陸側の断層位置については、地震調査研究推進本部のサイトの「資料閲覧室」の中に、全国の断層調査結果があり、その中に調査範囲の地図が掲載されている。

だいたいの感じとしては、志賀島と能古島の間からYahooドームの横を抜け、那珂川と西鉄の間を水城に向かって断層がある様子。

このブログを始めたのは、福岡の地震の翌々日でした。実家が福岡なので、いろいろ調べた結果を残そうと思ったのがきっかけでした。

福岡の地震発生確率が高くなって心配が増えてしまいましたが、実家の地震対策もしっかりやらなければと改めて思いました。

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August 10, 2005

交通事故で負傷と大地震、確立が高いのはどっち?

8/10に「全国を概観した地震動予測地図」が訂正され公開されました。
前回公表後に進んだ研究成果を盛り込んだ内容のようです。 公表内容はこちら

 どの地域の予測がどう変わったのか、正直なところぱっと見て判りませんでした。

この地震動予測地図、30年以内に確立3%の地域、26%の地域と言われても、「やっぱり、危なそう!」と思う程度というのが正直な感想です。

今回、本文の中(P21)に「日本における自然災害・事故等の年発生確率に関する統計資料」という参考資料が掲載されています。今回の予測手法で、自然災害・事故等を評価した時の確立が掲載されています。

これによると、30年以内に発生する確率で言うと、火事で罹災が2%、交通事故で死亡が0.2%、交通事故で負傷が24%、ガンで死亡が6%、心疾患で死亡が3.4%だそうです。

30年以内に震度6確立26%というと、交通事故で負傷する確立より高い事になります。
生命保険に入っておられる方も多いと思いますが、ガンや心疾患で死亡するよりも大地震に遭遇する確立が高いと聞くと、やはり防災対策が必要と思われませんか?

それから発生確率が低いからといって、地震が来るのは後と思って誤解してはいけません。確立の低いほうが、先に地震が発生する可能性もある訳ですから。

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August 08, 2005

突然の大雨を避けるためには・・

連日暑い日が続き、夕方には大雨が降る所も多いようですね。
急に大雨が降るから、運が悪いとズブ濡れですね。

私は、雲行きが怪しいと思ったら「東京アメッシュ」を確認します。

 東京都下水道局の運営しているサイトで、東京都隣接県の雨の状況が10分毎に更新されます。

おもしろい機能は、120分前から現在までの状況を、スライドショー形式で確認できる事。
雨の近づく速度が判り、「この辺もあと20分くらいで降りそう!」と判断できる訳です。

携帯版もありますから、ブックマークすると良いですよ。

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ペットボトルでできる液状化実験

ずいぶん昔にどこかの博物館で見た液状化の実験があります。
夏休みの宿題に役立つか判りませんが、家庭でもできる実験ですので、試してみてはいかがでしょうか?

ペットボトルに砂とマップピンと水を入れ、ショックを与えると、マップピンが浮いてくるという実験です。
液状化により、マンホールが浮き出るのと同じ現象だそうです。

詳しい実験方法は、こちら

防災館などでも、液状化の実験をご覧になった方もおられると思います(本所防災館にはありました)。

生きているうちに、大地震に遭遇する可能性の高い子供たちには、これらの実験を通して地震の怖さや正しい知識を持って貰いたいものです。

防災科学技術研究所のサイトには、「子ども災害コレクション」のコーナがあり、地震・台風等の自然災害についての子供向けの本が紹介されています。

[追記]
 上記防災科学技術研究所のサイトの実験方法はリンク切れしているので、「おもしろ地学サイト」をご覧ください。

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日本の地下を見てみる

何回かご紹介している防災科学技術研究所で、新たなサービスとして「VRMLによる3次元震源分布表示」の機能が公開されました。

 三次元のデータで、2001/1/1~2005/3/31までの震度分布を見る事ができます。
自由に回転移動拡大縮小ができるので、日本の地下を裏側から見たりできるのです。

太平洋プレート、フィリピン海プレートが日本の地下で潜り込んで、それに沿った形で震源があるのが良く判ります。

ちなみに、VRMLとは三次元データをインターネットなどでも簡単に見れるようにするための仕組みです。
主にCADなどで使われています。

このデータを見るには、プラグインでVRMLビューワのダウンロードが必要です。

参考までに、画像を載せておきます。
00028

防災科学技術研究所は、ハザードマップの公開や地震動が伝わる様を動画で紹介するなど、地震現象を判りやすく知る工夫を次々と公開してくれます。 今後もこのようなサービスをいろいろ展開していただきたいものです。

いつも思うのですが、地震の知識で「日本の地下には、たくさんのプレートがあり・・」と紹介されますが、地震の報道では、どこそこの地下何kmでマグニチュード幾つの地震がありましたとしか報道されません。

どのプレート(境界)で、どんなタイプの地震だったのかなど報道してくれると判りやすいと思います。
それを知ったからって、どうと言う訳ではないのですが、地震の知識が増えより関心が持てるようになるのではないでしょうか?

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August 07, 2005

原爆の日なので、NBC対策について

NBC災害をご存知ですか? N(核物質)B(生物剤)C(化学剤)による災害(主にテロ)です。
原爆の日という事で、NBC災害対策について触れたいと思います。

 東京都では、「NBC災害対処マニュアル」を作成しています。

地下鉄サリン事件以来、これらの災害も私たちに降りかかる恐れがあると感じるようになりました。
また、地震などによる原発事故・SARS等の病気の危機もあります。

個人の装備で、これらの災害を防ぐのは不可能でしょう。おそらくとんでもなくお金が掛かります・・・

しかし普段の地震など防災対策用品の延長で、被害を減らす事はできます。
準備する物を高機能な物に替える事で、NBC災害による被害を軽減できるかもしれません。

それぞれ性質や感染方法の違いはありますが、基本は、これらの物質を「吸わない」・「触れない」・「飲まない」事です。

「吸わない」は、マスクなどです。もちろん防毒マスク等あれば良いですが、大げさすぎますね。
マスクの中には高機能な物もあります。

1)N95医療用マスク(国立労働安全衛生研究所認定品)結核菌や炭疽菌、他の空気中の細菌や汚染物質を完全に遮断。SARS、鳥インフルエンザ対応。
サーズSARS、鳥インフルエンザ感染防止マスク・新入荷分【3Mタイプ】・レスピレーターN95・20枚...20枚入り 7,875円(税込み) 1枚375円

2)有毒ガス、天然痘、空気感染ウィルス,サリンガス、炭疽菌対応
エアーエイド・エマージェンシー・マスク(火災・SARS・天然痘・伝染病対策用)1,890円(税込み)

[触れない]
ゴム手袋や、雨具・ポンチョ,ゴーグルなどが使えそうです。

接触感染、飛まつ感染
プロテクト・グラス ( エコノミータイプ ) 2,079円

こんなものまで売っているんですね~
「バイオハザード・プロテクションキット」 
バイオハザード・プロテクションキット 4,380円

[飲まない]
浄水器もフィルターの性能により、除去できる物質が違います。
高性能なものは、バクテリア,重金属、有害化学物質なども除去できるようです。
MSR・携帯用浄水器ミニワークスEX13,000円

逆浸透膜方式だと、ウィルス、殺虫剤なども除去できるらしいです。
ウーロン茶が、水に変わるとか・・・ でも値段も高めです。
鉛・農薬・トリハロメタン・ウイルス除去!逆浸透膜浄水器(RO浄水器)送料無料!工事費込み!
180,000円 ※ココにはフィルタタイプ別除去可能物質の表が載っています。

浄水器は、フィルタによって除去できるものが違いますから、ちゃんと把握していないと恐ろしいですね。
よく防災用品として紹介されている「スーパーデリオス」は、重金属・農薬・ウィルスなどは除去できませんから、きれいになったと思ってそのまま飲むと、農薬が入っていたなんて事もあり得ますからご注意ください。(ちゃんと注意書きに書いてあります!)

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August 04, 2005

帰宅困難者:あなたはすぐ帰宅する?

地震が発生したら、あなたはすぐ帰宅を始めますか? それとも様子を見てから?
一斉に帰宅するよりも分散して帰宅したほうが、全員早く帰れる」という研究結果が出ています。

先日ご紹介した「震災時帰宅支援マップ」は大人気なようですね。Amazonランキング13位とか・・
マスコミ報道も手伝って、急に帰宅困難者対策帰宅支援マップに関心が集まっています。
 
 おかげさまで、このブログへもこのキーワードで訪れる方が急増しています。

さて、本題に戻ります・・・
文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクトH15年成果報告書」3.5章 
帰宅困難者の行動とその対策に関する調査研究」によると、

 一斉帰宅の場合、道路が混雑するため(※1)、発生後3時間の間に分散して帰宅するよりも帰宅する時間が遅くなるようです。

 特に、都西部は道が狭く,この傾向が強いとか。

※1 この調査では、昼12時発生の場合の帰宅困難者数は、780万人と推定している。
   学生・買い物客がいる事から、この時間が最も帰宅困難者数が多い。

この研究成果を見ると、地震発生後はすぐ自宅をめざすよりも、落ち着いて情報を収集した上で、分散して帰宅するほうが良さそうです。
 会社側も、このような事を踏まえて社員に帰宅を促すなど、的確な行動を取っていただきたいものです。
やはり、あらかじめ震災発生時の行動計画は作成しておく必要がありますね。

事業継続計画(BCP)のガイドライン最終版も公表されたようですので、後日記事にしたいと思います。

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August 03, 2005

窓ガラスの地震対策調査結果

福岡西方沖地震で、福岡市天神のビルの窓ガラスが割れ落下した事件は、都市型地震の恐怖を感じさせられました。 
 
 国土交通省は同様の建築物の全国調査を終え、3/23に調査結果を公表しています。 
公表内容は,こちら

これによると、調査対象41,845棟に対し、基準を満たしていない建物は、1,388棟(3.3%)でした。
ひとまず安心できる数字のようです。

ちなみに東京都では、平成2年まで独自の調査を実施(85,615棟)しており、この調査で未改修の79棟だけが調査対象です。

ただし、今回の調査は福岡で窓ガラスが落下した原因と思われる、昭和53年の建設省告示で規制された「窓ガラスの硬化性のシーリング材を用いた普通板ガラス」を用いた建物の調査であり、対象は中心市街地の避難道路等に面する区域内の昭和53年以前に建築された3階建て以上のビルが対象です。

ですから、対象区域外で同様の建物がある可能性もありますし、大地震では物が窓ガラスにぶつかり割れる危険もありますから、ビルの窓ガラスが危険である事には変わりないと思います。

p.s.
8/2のWBSで、昭文社の「震災時帰宅支援マップ」が取り上げられていました。
企業が配布するためのサンプルの問合せもあるとか、地図の出版でこれだけ話題になるのもめずらしいですね。

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August 02, 2005

震災時帰宅支援マップ レビュー

昭文社から発行された「震災時帰宅支援マップ(首都圏版)」を購入しました。
8/4発売予定を前倒ししての発売でした。日経新聞にも記事が載るなど話題の地図です。
震災時帰宅支援マップ 首都圏版 600円
※現在Amazonだと9/1以降の納期なので、楽天ブックスのリンクを貼りました。

レビューを書きたいと思います。

体裁:A4サイズの縦1/3のサイズ厚さ約6mmで、カバンにも入れやすいサイズ。

掲載範囲:都心から40km圏の帰宅支援道路周辺、帰宅支援道路から左右1.25kmの範囲。

対象帰宅支援道路:第一/第二京浜,中原街道,玉川通り,甲州街道,五日市街道,井の頭通り、青梅/新青梅街道、川越街道、中山道、北本通り/岩槻街道、日光街道、水戸街道、蔵前橋通り/千葉街道,環七/環八

都心からの距離が見やすく、沿線にある広域避難場所や帰宅支援ステーション(主に学校),行政施設、公衆トイレ/コンビニ等支援施設,ガソリンスタンド,水場など、帰宅支援関連施設が網羅されている。

1頁が約5~6kmですから、1頁約1時間の換算です。行政の災害時の歩行速度推定値は4km/hです。

※文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクトH15年成果報告書」3.5章より

坂道とかブロック塀などコメントもおもしろいですね。
「自販機迫る」なんて訳の判らないコメントもありますが・・・

 帰宅困難者を想定した良くできた地図だと思います。 帰宅用避難用品と共に、かばんに入れておくと良いでしょう。

特に気になる、「あとどれぐらいか?」「今何処?」が判りやすい。

ただ、掲載範囲で触れたように帰宅支援道路の周辺幅2.5kmの範囲しか記載されていないので、帰宅支援道路からはずれて自宅に至る部分は、別途地図が必要です。

 帰宅支援道路は放射状になっていますから、遠くなる程別の地図が必要です。

関連施設はかなり細かく書かれていると思います。
災害拠点病院や救急救命センターのある病院は別表示にするなどの工夫があるともっと良いですね。

[要望]
私の感じた要望です。必要に応じて記載しておくと良いでしょう。

1)橋の落下等で迂回せざるを得ない時にルートが判らなくなる。
 「最寄の橋は、左に○km」などと記載されると良い。

2)地域危険度が判らない。
 この一帯は、倒壊/火災/避難危険度の高い地域は記載して欲しい。
 地域危険度の情報は、こちら

3)情報入手のための、コミュニティFM局の周波数を記載して欲しい。

4)沿線の危険箇所を表示してほしい
 沿線には工場なども多いようですが、危険物を扱うような場所は記載して貰えると安心できます。 個人レベルでは調べようもない事ですので。

なかなかお勧めの地図です。
本来は行政や(自分の勤める)企業が、この程度のものを配ってもおかしくないと思います。

最後に! 地図を買って安心せず、ぜひ歩いてみましょう! 
数回に分けて1頁分(5km)だけ歩くだけでも違うと思いますよ。

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災害時メール利用:あなたの機種は使える?

7/23千葉北西部の地震で、電話の発信規制が行われた。
電話が発信規制されてもメールは使えると言われているが、キャリアや機種によっては発信規制が掛かった。

防災の観点では、携帯の機種選択も考える必要がありそうです。

日経IT Proの記事より。

通話の規制可でもメールが使える事は認知されてきたが、実はこれが可能なのはDoCoMoの第2世代とKDDIのCDMA 1X WINの端末のみで、FOMAやCDMA2000 1×端末は、音声とデータの分離規制ができずに、規制の対象となった。

なおKDDIでは、2005年春 の端末では分離規制に対応しているようだ。 

[今回の地震での規制状況]

・NTTドコモ 発生~18:41
-第二世代(50×シリーズ)  発信 最大87.5% 着信 最大50%
-第三世代(FOMA)      受発信とも 最大50%

・KDDI 16:36~20:30 発信 最大85% 着信 最大87.5%

・ボーダフォン
-第二世代 規制なし
-第三世代 16:37~16:46 最大80%の発信規制

・NTT東日本(固定電話) 発生~約1時間 最大80%の発信規制
・KDDI(固定電話)  16:52~? 「043」「047」局番への発信規制
 ※NTT東日本の要請による

以上。日経IT Proより ※転記で申し訳ないですが、後日探せなくなりそうなので・・・

 7/28に開催された、政府の都市型震災対策関係省庁局長会議では、今回の地震で発生したさまざまな課題を検討した。

電話の輻輳に関しては、 安否確認手段(災害伝言ダイヤル)の提供及び普及の周知と、携帯電話の音声とメールの分離規制の導入により、メール等(パケット通信)での疎通向上を図るとしている。

これを受け、FOMAは来春対応の予定日経ITPro

[過去の関連記事]
iモード災害伝言板サービスは使えそう」 毎月1日は体験利用できる日です。 来月は試してみてください・・
災害時連絡手順」 我が家で作成し家族に配った連絡手順書。

災害時の電話の輻輳:ウィルコムの場合」福岡地震の際の電話輻輳の経験談

 

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August 01, 2005

あなたにもできる集中豪雨対策

毎日暑い日が続きます。 毎晩エアコンをつけっぱなしの家庭も多いのではないでしょうか。

熱帯夜の日が、百年前は年間5日程度だったが、最近は30~40日に達しているそうです。数年以内には50日を越えるという予測があるそうです。 

 ヒートアイランド現象が原因とか。

 そして、ヒートアイランド現象の異変の一つが、集中豪雨です。 都心部の温暖化とともに徐々に増える傾向にあるそうです。

我々が、暑さ対策でエアコンを使い、年々熱帯夜が増え、集中豪雨が増え、豪雨による災害も増えている訳です。

地球全体での年間平均気温が、この百年で0.6度の上昇に対して、東京都心部は3度の上昇しています。
地球レベルの5倍の速度で温暖化が進んでいる訳です。

2010年にはさらに、0.5度上昇するそうです。  深刻な問題だと思いませんか?

以上の情報は、7/31の日経新聞 「地球号は今」という連載の記事からです。

私たちができる対策は何があるのでしょうか?

1)オフィス、自宅、車のエアコンの温度を下げる。
  タクシーが並んでいる横を通る時の熱気のすごさには、いつもうんざりします。
  駐車場ではアイドリング禁止なのに、なんとかならないものでしょうか?
日中エアコンを切った車の暑さはすごいですから、技術的運用的な対策を講じて欲しいものです。

2)打ち水をする!
打ち水大作戦2005」をご存知でしょうか? 国土交通省、環境省、東京都なども後援しているイベントです。
「打ち水をして、2度気温を下げよう!」という活動です。

 子供の夏休みの仕事にするとか、いかがでしょう。 
 
 サイトには、「打ち水人登録」「打ち水人日記」などもあります。一度覗いてみてください。

 ちなみに今年は、8/10が全国一斉打ち水の日だそうです。正午に打ち水をしましょう! 

3)緑化の推進
屋上緑化なども進んでいますが、まだまだですね。

地震は仕方ないとして、異常気象や温暖化に起因する集中豪雨などの災害は、改善する事ができる可能性があります。 次の世代のために、将来のために、できる事は取り組みたいですね。

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