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October 30, 2005

寒さ対策できていますか?番外編

前の記事を書いていて思いついたのですが、寒さ対策に欠かせないのが火です。
みなさん火を起こした事はありますか?

もちろんライターなどを持っていて、火が起こせればそれで良いですが、火から焚き火にするのは経験がないと大変かもしれません。

 また100円ライターは、濡れた状況や強風の中では、大変です。
こんな感じのファイヤースターターが、非常持出袋に入っていた方もいらっしゃるかもしれません。
この一本で約2、000回の火がおこせますA&F(エイアンドエフ)メタルマッチ

これは、雨の中でも使えますが、なかなかこつがいります。 一度練習してみてください。
私も未だに一発では点火する事ができません。

経験がなくても点火できるのは、ブラストマッチでしょう。 かなり強烈な火花がでますので、乾いた新聞紙などがあれば火をつける事ができます。
【ポイント5倍! 31日9:59迄】1026アップ祭5 Ultimate Survival ブラストマッチファイヤースタ...

焚き火にするには、新聞紙などから、小枝や割り箸、小さな焚き木、炭など、徐々に火を大きくするのがコツです。
牛乳パックは、ロウ引きですから、燃えやすいです。

たしかネイチャーストーブを使って、牛乳パック1本分でカップ一杯のお湯を沸かせたと思います。
ネイチャーストーブは燃焼効率がよく、文庫本程度の大きさに畳めるのでオススメです。

枯れ枝やまつぼっくりを燃料にし、風の力を利用して効率よく炎を生み出すエコロジカルストーブ... ネイチャーストーブ

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寒さ対策できていますか?part2

前の記事に続いて、寒さ対策のご紹介です。

1)マット
 避難所での冷たい床での生活辛そうです。 アウトドア用マットをお勧めします。
 このマットにオプションの座椅子キットがあると便利です。
 座椅子としてとても楽で、今もリビングで使っています。 これもお気に入り。
  地震が来たら、これを頭にかぶって逃げるのも良いかも。

 自動膨張式で、バルブを開けて放置すると、自動的に膨らみ、空気を入れて固さ調節もできます。
 空気による断熱効果とクッション性に優れ、冷たい固い床で寝る際にも安心です。
カスケードデザイン サーマレストマット プロライト3 ショートサーマレスト ショート 12,600円
サーマレスト トレッカーズチェア(ライト)20 30710 4,410円 

2)エマジェンシーブランケット
 もう今や防災用品の定番とも言えるエマジェンシーブランケットやサバイバルシートですが、これはサバイバル用です。 建物倒壊で閉じ込められて夜を過ごさなければならないとか、帰宅難民で一夜を過ごさなければならないとか、そんな状況で使うものだと考えた方が良いです。

 避難所生活で寝るには、ガサガサしてうるさいですし、一度広げたら元のサイズには畳めません(新聞朝刊を畳んだ大きさくらいになります。)

 心身共に疲れた状況で、ちゃんと体を休めるためには、寝袋が欲しい所です。
 寝袋の価格もピンキリですが、安い物はコンパクトさ、軽さなどで劣ると思われます。

 アウトドア用でも良いものがたくさんありますが、一番コンパクトな物はこれのような気がします。
RECON 3 SLEEPING BAG 12,800円 3シーズン用

私は、モンベルのダウンハガー#3を使っています。 今は売っていないようですね。
【送料無料】MONTBELL (モンベル) スーパーストレッチ バロウバッグ #3 ロング13,619円

しばらく車に入れていたのですがかさばるので、車はエマージェンシービビーサックにしました。 エマジェンシーブランケットの同類かと思っていましたが、柔らかくカップラーメン程の大きさで、なかなか優秀でした。

3)フリースブランケット兼クッション
クッションにもなるフリースブランケットは便利です。 頭の保護にも使えそうです。
私は貰い物なんですが、リビングにも車にも入れてあります。
Coleman フリースブランケット 3,570円

4)ヒーター
やはり暖房器具は欲しいという方は、カセットボンベの使えるヒータはいかがでしょう。
1.6Kw,連続150分使用可能。

【ボンベ3本サービス】釣りなどしていて寒くなった時も安心!イワタニ・カセットヒーター「CB-8... 6,800円

5)お金をかけずに・・・
a)新聞紙: 燃料として、湿気取りとしても使えるなど、応用範囲は広いですね。
少し丸めて空気を入れて、服の内側に入れておくと暖かいそうです。

b)ダンボール
c)エアパッキン
d)発砲スチロール
e)大型ゴミ袋
 いざという時は、これらのものを使えばしのげます。 基本は空気で断熱です。
快適性は劣るかもしれませんが、あればずいぶん違います。

 昔は、焼いた小石を布に包んで、カイロ代わりに使ったなんて話も聞きました。

6)暖かい飲み物 温かい飲み物は、体だけでなく心も温めます。 ぜひ非常持出袋に。
 コーヒー・紅茶は体を冷やす飲み物ですので、ココアや葛湯などが良いですね。

7)辛い系食べ物
 最近は韓国料理のインスタントやレトルトも多いですね。 辛いものは体を温めます。

8)鍋系
 避難生活での食事。 鍋物は体を温めますし、使う食器が少なくて済みます。
 なにより、家族で鍋をつつく、心が温まります。 野菜類の入手が問題ですね。

顆粒だし、ミソ、小麦粉+野菜類があれば、簡単に、ほうとう鍋ができます。
 野菜はその場で調達するとして、備蓄品に顆粒だし、味噌、小麦粉を用意しておくと良いかもしれません。
 もちろん、カセットコンロなどの調理器具も忘れずに!。


いかがでしょうか、きちんと冬の備えはできていますか?


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寒さ対策できていますか?

朝晩冷えるようになりました。 巷では地震雲や宏観現象の話題が増えているようですが、この時期に地震が来ると、寒さ対策が必要になります。 準備はできていますか?

阪神淡路大震災でも、冬の寒い中、冷たい体育館の床で寝て寒さに耐えた方が多いと聞きます。
場合によっては、避難所に入れず屋外で過ごす可能性するあります。

インフルエンザの流行が懸念される時期でもあり、寒さ対策は絶対必要です。

 今回は、寒さ対策の商品について、点検したいと思います。

1)マスク: このブログでは何回も触れていますが、粉塵対策の意味でも、カゼ防止の意味でも、マスクは大切です。

2)帽子: 頭の保護、髪の汚れ防止(粉塵対策と風呂に入れない可能性が高い)の観点からも、帽子も必要ですね。 もちろん寒さ対策になります。

3)手袋: 危険防止のためにも、絶対必要な物のひとつです。 できれば革作業手袋+軍手を準備しましょう。

4)靴下: これも寒さ対策では重要。 また、危険物の多い状況では、足の怪我防止にも役立ちます。
 避難所の床は冷え切っていますから、2枚重ねすると良いですね。

5)スリッパ: 避難所内では足元の冷え対策に室内履きがあると良いですね。

6)カイロ: 使い捨てカイロを用意されている方も多いと思いますが、何日持ちますか?
 避難生活は長期化する恐れがあるのです、ちゃんとしたカイロと燃料を用意される事をお勧めします。
 寒さ対策用品の中では、一番コンパクトで、いつでも使えますから。

 サバイバルブランケットをお持ちの方も多いと思いますが、これは熱を逃がさないためのものです。
 それ自体が発熱する訳ではありませんから、カイロを着けて、サバイバルブランケットにくるまると暖かく休めます。
 Zippo ハンディウォーマーZIPPOハンディウォーマ 2300円

わずか12ccで、最大24時間、安定した暖かさを持続します。(使い捨てカイロは暖かさが低下します)
ZIPPOオイルの一番小さな缶(133ml)で、11日分×24時間、使えますからオイル缶と共に非常持出袋に入れておくと安心です。

オイルを使うというと燃やすと思われるかもしれませんが、気化したオイルがプラチナの触媒の作用で発熱する科学カイロですから、車内などの使用で酸欠・一酸化炭素中毒といった心配もありません。

私お勧めの一品です

7)機能性衣料
 最近は、アウトドア用下着などで、保温性と吸水・拡散性をもち、抗菌・防臭機能に優れたものが増えています。
作業で汗をかく機会も多いですし、風呂に入れませんから抗菌・防臭機能もありがたいですね。

 日常生活でもお勧めです。

モンベル・ジオライン('04モデル)LWラウンドネックシャツ Men's【30%OFF!】 モンベルのTシャツ 2,352円

とりあえず衣料編という事で、続きは別の記事で。

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October 29, 2005

免震ビルの耐久性

奥村組は10/27に、20年前に建設した日本初の本格的な免震ビルのゴムの劣化具合を調べる実験を行った。
つくばにある、同社技術研究所の2500トンの建物を、400トンのジャッキで約10センチ横に移動し、ジャッキの力を抜いて、その復元力による揺れを測定するというもの。実験内容はこちら
 
 結果は、想定値の1/4程度の劣化状況で、安全性が保たれている事が確認できたようだ。(10/28日経朝刊)

なお、このビルは1986年から地震観測をしており、H17/2/16の茨城県南部を震源とするM5.4、つくば市で震度5弱を観測した地震でも、地震による加速度を約1/2に低減した事が確認されたようだ。揺れが大きいと1/9まで低減効果を確認しているという。 これに関するレポートはこちら
 
 免新装置のついたビルは、徐々に増えているようですが、実際その効果や経年劣化の状況については、今まで耳にした事がありませんでした。
このような装置は、簡単にその効果を計れるものではないだけに、貴重なデータだと思います。

ゴムは経年劣化に弱いというイメージがあったので、積層ゴムの免震装置って時間が経っても役に立つのだろうかと、疑問を持っていました。

耐震・免震については、実際起きてみないとその効果が判らない(震度5弱で大丈夫でも、震度7では判らない)だけに、それだけのコストに見合うかどうか判断しにくいところですが、今回の実験結果や各地の地震での効果など積極的にアピールしていただきたいものです。

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ついに,再保険料値上げか?

国際再保険料率の協議が行われ、2006年は3年ぶりに上昇する見通しとなった。

世界的な自然災害による保険金支払額が、過去最高の700億ドル(8兆円)に達した事から、再保険会社は強気な構えのようだ。

 値上げ幅は、アメリカが60%、日欧が二桁台になる見通し。
この影響により、主に企業向けを中心に、地震・火災・海上保険の値上りに繋がる恐れがある。
(10/28 日経朝刊)

 保険金支払額の700億ドルのうち、500億ドル弱はカトリーナ被害によるもので、都市を直撃する自然災害による被害の大きさが判る。

米国向けが60%の値上げは大きいが、日本でも台風や地震による被害が都市に集中すれば、カトリーナ被害と同程度の被害になる恐れは充分にあり、「明日は我が身」である。

 テロや自然災害に対するリスクは高まるばかり、危機管理対策のコストは上昇するばかり。
危機管理産業展が成り立つ意味が納得できる。

 商品・サービスの値上げという形で、個人への影響も出てくる事でしょう。

突然襲ってくる地震はともかく、温暖化の影響による自然災害の猛威に対しては、CO2排出削減という形で努力して改善できる余地は残されているはずです。

 企業活動はもちろん、個人の生活においても、温暖化防止に向け努力すべきではないでしょうか?

 折りしも、本日気象庁が「2005年異常気象レポート」を6年ぶりに発表しました。

1998年から2004年にかけ、顕著な高温となり、熱中症患者の急増や家畜への被害が出る一方で、北日本では夏冬の気温変動が大きく、冷夏により2500億円の農業被害が出るなどの影響が出ている。
 また、多雨・少雨・台風によっても多大な被害が出ている。

長期的には、100年後には東京は鹿児島並みの気温になるとみられ、平均気温が2~4度上がるとみられている。

これから、紅葉の季節を迎えますが、四季の豊かな美しい日本の風景は、孫の代にはなくなってしまうのかもしれません。

温暖化防止に向けて、日々の生活で努力すると共に、子供達への環境の大切さを教える事が重要ではないでしょうか?


 
 

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October 27, 2005

被災者の住まいの確保に係る支援措置一覧

内閣府防災情報のページに「被災者の住まいの確保に係る支援措置一覧」が掲載された。
支援内容として充分かどうかは別として、今まで判りにくかった複数の法律に基づく支援内容が整理され公表されたのは、喜ばしい。

 非常持出袋に入れる物といえば、避難生活を支えるための物ばかりだが、生活を取り戻すためにこういった情報を押さえておくのも大切ではないでしょうか?

 ちなみにこの資料は、風水害による被害も含んでいます。

プリントアウトして、非常持出袋に入れておくと良いのかもしれません。
やはり人々が殺到する前に、申請手続き等は済ませたいですから。

 それにしても、首都圏直下型(東京湾北部M7,3、冬夕方18時)の政府の被害想定では、建物全壊棟数・火災焼失棟数85万棟という膨大な被害です。 (阪神淡路では20万棟

 大混乱するのは必至かと思われます。ちゃんと機能する事を期待したいですね。

こうやって、支援策がまとまるのも、過去の阪神淡路、新潟中越、福岡西方沖、宮城などの経験があったからこそ実現したのでしょう。 これらの地震の被災者の方のたいへんな苦労をされた経験のおかげです。

 未だに元の生活を取り戻せない方も多いと聞きます。改めてお見舞い申し上げます。

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October 26, 2005

防災の本当の意味はなんだろう。

このブログも開設約7ヶ月(218日)で10万アクセス突破しました。またGoglePageRankは4です。
ご覧いただいているみなさま、ありがとうございます。
防災が趣味のようになってきましたが、時々「防災の意味」について考えます。
もっとも、防災というより「減災」のほうが、言葉としては正しい気がします。

 関東大震災の写真などを見て、ほとんど何も残らないような大震災や、大火災が発生してしまったら、外出していてなんとか帰宅したら何もかもなくなっていたでは、防災準備をする意味がないのではないか?と、考える事がたまにあります。

どんなに備えをしていても、「さあ、いつでも掛かってきなさい」とは思えません。
 心の隅には、どれだけ実際役に立つのか試してみたいという気持ちは多少ありますが・・・

 少しでも、生き延びる可能性を高めたい、辛い避難生活を送りたくない、家族にそんな想いをさせたくない、その確立が数パーセントでも上がれば良い。 

 そして、余裕があれば周りの人にも手を差し伸べたい。 そんな気持ちだと思います。

おそらく、何よりも大切なのは、事前に知識があって、いざという時慌てず冷静に行動ができる事ではないでしょうか?

地震はわずか数分の出来事。 発生の一瞬の時に冷静に行動して生き延びたならば、後は判断力が物を言います。

 どこに逃げるか、どこが危険か、情報が錯綜する中どう判断し行動できるかが勝負です。

ブログを開始して半年以上経ち改めてタイトルを見てみると、結構良いネーミングではないかと自分で感心しています。

 「いざという時困らないために、備えておこう!考えておこう! 知っておこう!」

 なんの備えも知識もなく、突然地震に襲われたら、右往左往するか、途方に暮れてしまい、何も行動できないでしょう。生き延びて避難所生活になっても、途方に暮れて、何もする気になれないかもしれません。

 人は不幸な目にあっても、あらかじめ想定できていた事なら、乗り越えるのも早いのではないでしょうか?
PTSDにも掛からないのではないかと思っています。

そんな意味で、「考えておこう!知っておこう!」というのは、とても大切ではないでしょうか?
被害想定を知り、地域の強み・弱みを知る。 その上で、足りない部分は自分で備える。

 防災準備はしたいけど、予算的にできない・・・ という方もいらっしゃると思います。

大地震を生き延びるという事では、事前に知識を得て冷静に行動できる事が6割。 
家具の配置を変える、ホイッスルや灯りなど最小限の装備を持つ事で8割は、防災準備を達成しているのではないでしょうか?

今の日本、非常食の備蓄がなくても餓死する人はいないと思います。お金を掛けて防災準備をするのは、数パーセント生存確率を上げるためと、辛い思いをしない為だと思います。

逆に「うちは○万円もする非常持出袋を買ったからもう大丈夫!」というのは危険です。
実際その装備は、どう使うのか、どんな場面で役立つのか、冷静に行動できなければ意味がありません。

被災した状況がイメージでき、何をすれば良いか判断できる事が一番大切です。

 本当のサバイバルの達人は、どんな状況でも身近なものを使って、切り抜ける事ができるといいます。
私たちは素人だから、訓練も積んでいないからこそ、備えと知識が必要なのではないでしょうか?

10万アクセス突破という節目に当たり、少し考え直してみました。
これからも、サブタイトルの観点で、少しでも役に立つ情報を提供できればと思います。

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October 24, 2005

過去の災害に学ぶ

1923年関東大震災の時のニュースフィルム(動画18分)を公開しているサイトを見つけました。

第一報~第三報のフィルムで、白黒音声なしの動画が見れます。
かなり衝撃的な映像で、死体なども映っていますので、食事時は避けてごらんください。

過去の災害に学ぶと言いつつ、具体的に学べる事はないのですが、死者数など数字だけでは想像できない、被害の深刻さに衝撃を受けます。

この災害以降、耐震に対して大きな技術的発展があったとはいえ、懸念される首都直下型地震でこんな事になったらどうなるんだろうと考えさせられます。

 そして短期間で復興をはたした、たくましさを現代人は受け継いでいるのだろうかと心配になります。

私も、このブログを始めるまで、祖父の時代の大変な被害の地震だった程度の認識しかなく、興味も持ちませんでしたが、最近はとても興味があります。

 個人の防災の備えも、行政の防災計画もないに等しいこの時代で、これだけの被害の中から、みごとに復興したのですから、私達も災害にあって生き延びたなら、希望を持ってたくましく早期復興のために、がんばらなければ先人に申し訳ないなと思います。

 やっぱり、備えよりも体力つけるのが先決でしょうか・・・

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串田さん、何を予知しているんだろう

先ほどTVで、八ヶ岳南麓天文台(EPIO)の串田さんがひさしぶりにTVに出てました。
今年5月にWebを閉鎖されたまま、あまりマスコミには露出していなかったようですが。
番組では、大きな変化の兆候を発見し、分析中の様子で、具体的な発言はまったくなかった。
しいて言えば、「月末には判断して・・」って事は、来月なのでしょうか?

Web閉鎖に至った経緯を考えると、慎重にならざるを得ないとは思いますが、こんな中途半端な形でマスコミに出るのもいかがなものかと思います。
 あの内容では危機感を煽るでけに終わっているように思えます。

 これは串田さんの本意なのか、番組の編集の仕方の問題なのか判りませんが。

ちなみに私は、予知研究は官民とも、積極的にやっていただきたいと思っていますし、その成果は随時公表すべきだと思っています。 (ただ官の研究については、優先度としては防災対策の次にくるべきだと思います。)

 個々の予知研究の結果は信ずる事ができなくても、複数の研究で同じ予測を示していれば信じると思います。

今後地震をはじめとして自然災害の報道はどんどん増えるでしょう。
地震の特集など数字が取れておいしいのかもしれませんが、マスコミは業界団体等で、災害社会学などを前提として、報道のあり方についてルールを決め、公表していただきたいものです。

 地震予知の話はとても難しいですね。 知っていれば助かる命もたくさんあるし、予知によって経済活動が止まったり、株価への影響など、経済に大混乱を引き起こすでしょう。

 必ず責任問題が出てきますから、政府も判っていても公表できないのではないかと思います。

 「発生しなかったら責任を取ってくれ」なんて言う人がいる以上、発信者からの一方的に公表し、「信じる人は信じて逃げてください」って言うしかないですね。

結局私たちは、民間の地震予知情報を得て、個人の感覚で判断するしかないのが現状ではないでしょうか。

 インターネットを使って多くの情報が得られる現代ですが、その情報を判断する力がますます大切になってくるかと思います。

 ちなみに、EPIOにアクセスしてみましたが、あいかわらず閉鎖されたままでした。

へたな防災ノウハウ本を読むよりも、災害社会学の本を読んでおくと、いざという時の判断に役立つと思います。
私も両方読みましたが、お勧めです。

人は皆「自分だけは死なない」と思っている -防災オンチの日本人-
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October 22, 2005

都で死者14,000人の予想

WHOが大流行を警戒している新型インフルエンザについて、都の振興感染症対策会議は、都内で流行した場合は都民の3割に当たる3,785千人が感染し、死者は14千人にのぼるとの被害予想をまとめた。(10/21日経朝刊)

 また世界的には鳥インフルエンザの流行も懸念されています。

 都ではワクチンの確保など対策に乗り出すようだが、やはり個人の予防が大切です。
免疫力の強化とマスクやうがいなどによって予防しましょう。

 地震発生時の粉塵防止、火災時の粉塵や煙の防止、バイオテロやウィルス被害の防止など、現代人にとってはマスクは常に持ち歩くべき物ではないでしょうか

鳥インフルエンザやSARSなどのウィルスはとても小さく。鳥インフルエンザウイルスの大きさは90~120nm(※nm(ナノ)=10億分の1m)で、通常のマスクでは防止できません。

 以下に紹介するようなマスクをお勧めします。
以前の鳥インフルエンザの時もそうでしたが、流行してからでは売り切れ続出になりますので、今のうちに確保しておいたほうが良いかもしれません。

[FSC・F-95A抗ウイルスマスク]
FSC・F-95A抗ウイルスマスク普通サイズ(3枚入れ)3枚入り 1100円
 
[3M折りたたみ式N95微粒子用マスク] やっぱりこの類の商品は3M製が安心かも?
危機管理展でもたくさん出展していました。
【花粉症にも効く!】ウイルス対策用マスクの決定版!3M N95マスク1870F(2枚組)2枚組み 780円

『うるおいマスク3』
『うるおいマスク3』鳥インフルエンザにもフィルター3組入セット全国一律200円でメール便での発...3枚組み 1600円

[長時間着用用 3M製]
★サーズSARS・鳥インフルエンザ感染防止マスク・新入荷分即納・長時間装着用3M・N95・【呼気バ... 10枚 6,800円

[常にうがいしている状態のマスク] ポピヨンヨードで滅菌
ウィルスも花粉もシャット!「グラフトシャットフィルター マスク 7枚組」7枚組み 4,980円

[マスクに入れるフィルターで安価に]ポピヨンヨードフィルター
ドクターマスク ポピドンヨード フィルター6枚入 6枚入り 580円

[NBC対応] 米政府機関採用 高いけど凄そう!
エアーエイド・エマージェンシー・マスク(火災・天然痘・SARSウイルス・鳥インフルエンザ対策用)1枚 1,800円

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October 21, 2005

表層地盤の違い新潟での例

前々回の記事で、「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」公表について紹介しましたが、新聞でそれを証明するような記事を見つけました。

 「表層地盤の違い揺れに強く影響」新潟中越地震の際、小千谷市内の800mしか離れていない地震計が1.4倍の振幅を記録していた。
 両方の地震計の設置場所は、地下3mより深い部分は同じ粘土層だが、地表から3mの部分が一方は粘土層、他方は水を多く含む腐植土層だった。

たった3mの表層地盤の違いで、1.4倍もの振幅の差が出るとは、驚きでした。

 私の家も、地盤が悪いのか、いつも気象庁の発表よりも強く揺れているように感じています。

先日NHKの番組で、谷を埋め立てた造成地(谷埋盛土)が地震で地すべりするケースが多く、同様の住宅地は全国にたくさんあるようです。 ○○丘ニュータウンとか水に関連する地名は、可能性が高いとか・・・

こちらに関連するQ&Aが載っています。

 また、「インターネット住宅地盤情報GEODAS」で「地形で見る軟弱地盤マップ」が無料で公開されていますので、一度確認されてはいかがでしょうか?

私の所は、「軟弱地盤」でした。まあ、そうだろうとは思っていましたが・・・

これから家を買われる方は、「地震予測地図」、「洪水ハザードマップ」(東京都の一覧はこちら)、「軟弱地盤マップ」、さらに「犯罪発生マップ」など、いろいろ検討すべきものがありそうです。

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手軽にできる非常用トイレ

危機管理産業展の話題の続きです。出展内容は、無人探査ボートやら新明和の飛行艇やら、プロが使うスゴイ機械や道具がたくさんあったのですが、このブログのテーマは自助・共助なので、紹介しません。

ちょっとインパクトに欠けるとは思うのですが、観ていて思いついた事をご紹介します。
非常用トイレもたくさん出展されていました。 行政が用意するものから、防災用品コーナでよく売られているものまで・・・

 そんな中、アウトドア用品を扱うロゴスのコーナで写真の非常用トイレを見つけました。
Toilet

 これを見て思ったのは、しっかりした蓋のできるゴミ用ポリバケツにダンボールで便座を作っても、結構使えそうだという事。
 リフィルやトイレットペーパー、目隠し作成用の1.8m×1.8mくらいのブルーシート、生理用品,除菌ウェットティッシュなど、必要な物一式をゴミ袋にいれた状態で、ポリバケツに入れて、戸外やベランダなどに置いておくのも良いかと思います。

[20枚入りリフィル]
防災用品 高速吸収凝固シートで手軽に携帯用トイレ【簡易トイレ20枚入り 2,080円

[トイレ用脱臭剤]
防災用品【 トイレ用脱臭剤 】1,020円 約20回分 10年保存


[ちゃんとした非常用トイレが良い方は]
防災用品 簡単に組立できる【サニタクリーン・ポータブル】 3,600円

私がいろいろ見る限り、サニタクリーンのトイレがどこの店でも扱っていますし、リフィル単体でも入手し易いように思います。


[屋外でもできますか?]
防災用品 トイレ用パーソナルテント 1,700円

でも、防災用と名前が付かないとこんなに安いんです。
違いは、「使用中」の表示窓があるかどうかくらいの差です。
コールマン エンクロージャー 170T7750Jコールマンエンクロージャー 3,980円
放り投げれば自立する簡単設置も魅力ですね。着替えにも使えて、オススメ!

[過去記事]
漏れはありませんか? ペール缶トイレなど、過去のトイレ関連記事のリンクがあります。

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October 20, 2005

「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」公表

内閣府から「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」された。

7/23の千葉北西地震でも、震源地から離れているにも係わらず、東京足立区では震度5弱を記録した事は、記憶に新しいと思います。

同じ地震の規模(マグニチュード)でも、地盤によって震度は変わります。
地盤を調査し、ゆれやすさを表したのが、この「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」です。

人口密集地は全般的にゆれやすいようですね。
 やはり、関東地方特に東京東部は揺れやすいようですね。
このサイトでは県別にゆれやすさを見る事ができます。

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地球にやさしく災害時に役に立つ車

東京ビックサイトで開催されている危機管理産業展に行ってきました。
防災・防犯等危機管理関連の展示会で、今年が初回の開催です。

 こんな展示会が開催され、これだけ多くの出展者がいて、多くの来場者がある現在に、不安を覚えます。
防災意識・危機管理意識が高まった表れと考えれば良いのですが、多くの危機に囲まれている社会なのだなと改めて感じさせられます。

 特に、NBC(核・生物(細菌)・化学(サリン等))対策製品の出展が想像以上に多いのがちょっとショックです。

さて、いろいろ出展があった中で何をご紹介しようかと迷いました。

 私が一番印象的だったのは、実はハイブリッド車の展示です。
hybridcar
ハイブリッド車で災害時に必要な電気をまかなうというデモンストレーションを行っていました。
トヨタ エスティマハイブリッドで、1500Wの電気が使え100Vのコンセントも使えるそうです。
デモでは、冷蔵庫・洗濯機・IH調理器・コピー機・プリンタ等接続していたようです(見逃しました・・)。
プリウスの試作車では3KWの電気を供給できるそうです。

これは、目から鱗でした。

災害時の電源確保は、屋外用発電機でも用意するしかなかった訳ですが、騒音が大きい、価格が高い、メンテナンスが大変など、災害用だけに用意するのは躊躇してしまう物でした。

 車でこれだけの電気容量を確保できれば充分ではないでしょうか?
そしてハイブリッド車ですから、燃費も良く環境にやさしい。 温暖化防止に貢献できる訳です。

新潟中越地震でも、車内で避難生活を送られる方が多かった訳ですから、ハイブリッド車で避難生活をすると、今までの電化製品が使えるというのは、とても魅力的ですし、一般家庭でも実現可能な方法だと思います。

 将来的に燃料電池車が普及してくれば、さらに使える電気は増えるのかもしれませんね。

 行政で使う車は全てハイブリッド車にして、災害発生時に電源車として使えると良いですね。

 

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October 18, 2005

企業の早期復興は大切

10/14中央防災会議の「民間と市場の力を活かした防災力向上に関する専門調査会」の最終会合が開催された。資料が公開された。

 この専門調査会は、今年になって強調されるようになった「自助・共助」について検討する会で、その内容については以前から注目していました。

この会は、ふたつのワーキンググループ(以下WG)からなり、その成果は以下の通り

1)防災まちづくりWG
防災まちづくりポータルサイト :「 防災まちづくり」に関するノウハウの集約の場の提供
全国防災まちづくりフォーラム :「防災まちづくり」の推進者が集まる場の提供

2)企業評価・業務継続WG
事業継続(BCP)ガイドラインの作成
事業継続ガイドラインチェックリストの作成
事業継続計画の文書構成モデル例の作成
「防災に対する企業の取組み」自己評価項目表の作成
企業の防災の取組みのPR文書「防災報告書(仮称)」の作成

最も注目すべきは、事業継続および緊急時対応に関する国際標準に準ずる規格(本格的な規格ができる
前に3年間有効な仮の規格:2006 年4月に制定予定)である。

 テロ・自然災害などが多発する現在、さまざまなリスクを乗り越え、事業を継続できるプランと対策を行う会社が社会的にも評価される仕組みは、絶対必要です。

 奥様方には、あまり縁がない話かもしれません。
しかし、災害で自宅が倒壊・会社も大被害で事業が継続できなくなり倒産もしくはリストラ。
既に中高年になっていて、再就職先がない・・・ 最悪のパターンです。

 企業が危機管理対策をしっかりと行い、行政や民間(金融機関や株主)がそれを評価し、国が支援する仕組みができてこないと、早期の復興は望めず、生活に多大な影響が出るのは必至です。

 今日の「ガイアの夜明け」でも、新潟中越地震で被害にあった地元企業の1年間の動きとその従業員の生活について紹介していましたが、企業の事業継続の大切さを実感しました。

防災対策をいくら行っても、命を失わないためのもの、苦しい避難生活を少しでも楽にするためのものに過ぎないのです。 仕事があって、生活ができて、失われた資産を取り戻し、元の生活を早く取り戻せる事が生き延びる事の次に大切な事ではないでしょうか。

事業継続計画については、今後も何回かに分けて取り上げたいと思います。

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October 16, 2005

虫の知らせ? 地震ありましたね。

今日は、所用で妻の会社のそばまで行っていたのですが、帰りに急に思いついて途中まで歩いて帰りました。
妻の帰宅ルートを歩いてみるのも良いかなと思って・・・

 そしたら、途中で地震が起きて驚きました。 ごく短時間地下鉄も止まったみたいですね。
歩いて帰っていて良かった! 
急に思い立ったのは、虫の知らせだったのでしょうか?

 やはり健康の為にも、歩ける所は歩いたほうが良いなと、実感しました。

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October 15, 2005

5000万人の難民が発生!

近年、世界中で自然災害による難民が発生し、その救済について話題になっていますが、環境変化により2010年までに5000万人の難民が発生するという予測が発表されました。

国連大学は10月12日、2010年までに気候変動を原因とする海面上昇、砂漠化、洪水などの環境悪化により5000万人の難民が発生するとの予測を発表した。(10/14日経エコロジー

環境悪化による難民は、国際法上難民と認められないそうです。
おそらくマスコミに取り上げられるケースも少なく、私たちの知らないうちに多くの難民が発生しているのではないでしょうか?

カトリーヌの被害などで、自然災害の被害が増えている事が注目され、地球温暖化の影響が注目されていますが、じわじわと環境悪化の影響を受け苦しんでいる人々も多いのですね。

個人でも環境への負荷を常に考えて行動しなければいけない時代になったと、改めて感じた記事でした。

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都市型水害

10/14日経夕刊に都市型水害についての記事が掲載されていた。
外部からの浸水対策だけかと思っていましたが、排水溝から下水が逆流する恐れもあるんですね。

 1階にお住まいの方は、土嚢の準備とともに、排水溝を密閉できるようにする対策も必要なようです。
ゴミ袋などで塞ぎ、重しを乗せるなどの対策で済むのかもしれませんね。

9/4の東京都の水害では、1時間に100ミリ以上の豪雨を記録しました。 最大降水量の上位6位をここ十年で記録しており、年々都市型水害のリスクは高まっています。

 温暖化やヒートアイランド現象が主な原因と言われています。

 一方、現在都内の河川や下水道は、1時間30ミリの降雨量にしか耐えられない所が多く、現在50ミリに対応すべく整備を進めているようです。
  しかし、50ミリ対応が完成するには数十年掛かるそうです。

つまり、都市型水害の被害は増えるリスクは年々増えるが、対策が追いつかないという訳です。

 地震だけでなく、水害に対する備えも考える必要がありそうです。

水害のニュースを見る度に思うのですが、ふとん圧縮袋を使うと良いのではないでしょうか?
かなり大型のじょうぶなビニール袋ですし、テレビなどを入れて掃除機で空気を抜いておけば、浸水しても被害に遭わずに済むのではないかと思うのですが・・・

もしくは、大型のブルーシートを部屋の中央に広げ、そこにものを放り込んで、四隅を天井まであげてしまうとか・・・

もっとも「うちは大丈夫!」と思い込んでいて、浸水がはじまったらあっという間に床上まで浸水したというケースが多いようですね。

これから都市型水害は年々ひどくなる。過去に大丈夫だったからという理屈は通じないという事を忘れずに、豪雨の時はニュースなどに充分注意し、早めの対応を取る事が一番重要なのでしょうね。

[過去関連記事]
水害のリスクの学習サイト
豪雨、洪水対策
集中豪雨対策

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October 14, 2005

本レビュー:東京直下大震災

中央防災会議「首都直下地震対策専門調査会」のメンバーである著者が、東京直下大震災で想定される内容について詳しく説明した本です。

 被害想定で想定されている内容から、被害の仕組み、対処方法など詳細に説明されています。
中央防災会議「首都直下地震対策専門調査会」の報告書は、こちらで公開されているが、やはり行政の資料というのは判りにくい部分も多い。
  この報告書の内容を判りやすく解説した内容です。さらに復興までの説明もあります。

想定されている地震が、どのような特徴があり、どんな危険があるのか、事前に知識を得る事はとても重要だと思います。 

 首都圏にお住まいの方は、読まれる事をお勧めします。
ちなみに、私は区の図書館で借りました。

<図解>東京直下大震災 大惨事を生き抜く知恵と対策
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余っているなら、パキスタンへ寄付を!

郵政公社では、コスト削減のため郵便配達のバイトの活用を進めた結果、04年度末で6600人の職員を減らし、その結果として、約7000台の配達用バイク(90cc)が余っているようだ。(10/13日経朝刊)
 今後新車の買い替えをせずに、更新時期の来た分に余剰分を割り当てる計画とか。

 いっそ、パキスタンに寄付してはどうかと思います。道路が完全復旧するには時間がかかるでしょうし、機動性の良いバイクなら復興に役立つと思います。

今すぐ、食料・毛布なども支給必要ですが、自国民による復興を助ける物資も重要ではないかと思います。

郵便の赤バイが国中で走る姿は多くの国民の目に触れ、日本のイメージアップにも役立つように思えます。

話は変わりますが、すでに地震発生から5日経過しました。すでに救助は困難と思われる中、100時間ぶりに3人の方が救助されました。 感動的なニュースです。
 
 しかも5歳の子供が自力で這い出し、しかも意識はしっかりしているなんて、すばらしいですね。
やはり、被災時は生きる意志の強さがある事が一番なのだと、実感したニュースでした。

一方、冬が近づき気温も低下しているとか、またマラリアやコレラなどの病気の蔓延も心配されているようです。
せっかく地震を生き抜いた命を、二次災害で失わないために、パキスタン政府や国際支援が期待されます。

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October 12, 2005

本レビュー:東京大震災

前回の記事では、首都直下型地震の被害は、手抜き工事などの建物などを考えると、かなり増えるのではないかといった内容でしたが、同じようなテーマの小説を見つけました。

 たまたま図書館で予約していた本ですが、汐留あたりに建築された巨大タワービル。政財界ぐるみの裏金作りに使われ、粗悪品の素材と基準以下の建築で完成。M8.6の地震であっけなく倒壊。この事件を追っていたルポライターを中心に地震前後の状況が描かれています。

 テンポも良いし、内容的にもとてもおもしろかった。 大いに有り得るなと思わされた内容でした。
アルバート・アレツハウザー著「東京大震災-199x年の悲劇-」

東京大震災―199X年の悲劇
4198606080アルバート アレツハウザー Albert Alletzhauser 真野 明裕

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October 11, 2005

パキスタン地震被害:日本では・・

パキスタンの地震では、日が経つにつれ被害予想が増えています。 4万人以上の死者との見方も出ているようです。
 被害に遭われた方には、お悔やみ申し上げます。

 今回の地震報道を見ていると、耐震性の低い建築物が多い、日干しレンガ造りなど、脆い構造の建物が多く多くの被害が出たとの見方が多いようです。 そして専門家は、一様に「日本では考えられない!」と言っています。

日本の首都直下型地震での被害想定を見ると、最悪ケースで死者11,000人で、内訳は火災によるものが57%で、残り(5,700人)が建物倒壊や急傾斜地崩壊、ブロック塀等倒壊など揺れによる被害です。

この被害想定の算出方法は、建物の構造・建築年などの構成と阪神淡路大震災での震度による全壊率のデータを組み合わせて算出されているようです。

昔ロサンゼルスの地震の時でしたか(?)高速道路が倒壊した時に、やはり「日本では考えられない!」と言われていたような気がします。

また普段のニュースでは、手抜き工事や違法建築の話などもよく耳にします。
そして、地震の少ない関西に比べ関東では、震度4クラスの地震のストレスにさらされて来た建物も多いのではないでしょうか?

それらの建物は、被害想定の予測通りの全壊率を示すのか疑問に思います。
もっとも日本中均一に、手抜き工事や違法建築があると見れば、適当なのでしょうが・・・

 今回パキスタンの地震で被害に遭われた楢原覚のおられたマンションも違法建築を指摘されながらも、対策が取られてなかったという報道もありました。

他にも液状化の影響等、まだまだ未解明の要因も多く、死者11,000人という数字は楽観的な数字ではないかと感じます。

 あまり悲観的に考えてもしょうがないのですが、パキスタンの4万人という被害は、首都直下型でもあり得る数字ではないかと感じた次第です。

耐震診断や改修は費用的にも簡単にできる事ではありませんが、パキスタンの被害を他山の石として、深刻な問題である事を、今一度考えていただきたいと思います。

余談ですが、パキスタンでは断食月のため、救助活動中も飲まず食わずで活動されているとか・・・
大変な事です。
閉じ込められた方も断食月中の被害で、生命力が落ちているといった事はないのでyそうか?

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October 10, 2005

合衆国壊滅 / M10.5

DVD「合衆国壊滅 / M10.5」をレンタルして見た。
シアトルからカリフォルニアにかけて巨大な連鎖地震が発生するというシナリオ。

日本の三つ子地震を想像させられたのと、M10.5ってどんな状況なのか興味があった。

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star西海岸の危機
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starただのパニック映画ではありませんでした

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マグニチュードは1大きくなると32倍の地震エネルギーだそうですが、M10でM7に比べると32000倍! 想像を絶するとして言いようがありません。

 映画だからかもしれませんが、それでも生き残る人はいます。実際いるでしょう。 
そうなると、装備の違いは無力で、その人の運とサバイバル力の差だろうなと思います。

内容的には自然災害パニック映画そのもの。 学者が居て、学者の警告に耳を傾けない役人が居て、それぞれの場面で、人命を救うヒーロが居て、家族愛を確かめ合って、最後に乗り切った人々の喜びがある。

そしていつも思う。災害に遭うときに、優れた指導者の時代であれば良いなと・・・ 
そして、多くの人が自然災害に対して関心を持っていれば、政治家も関心を持たざるを得ないのではないかと。

話がそれましたが、日本でこの規模なら、まさに「日本沈没」の世界だと思います。
日本沈没、たしかまた映画化されますね。

 人間の備えや考えなんて、はるかに超えたところで、自然の驚異は存在するのだという事を忘れないためには、時々自然災害パニック映画を見るのも良いのではないでしょうか?

10/8パキスタンのM7.8の地震も、一部で予知情報があったようですが、何の具体的な行動はなかったようです。
予知情報が、実際の避難行動に結びつく日は来るのでしょうか?

国民の地震など自然災害に対する関心の高さが、予知研究や防災対策の推進を後押しするのではないかと思います。(消極的な考えかもしれませんが・・・)

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October 08, 2005

避難所での睡眠

地元で広報誌に、一泊避難所生活体験訓練のレポートが掲載されていた。(開催したのを知りませんでした。)
8月末に学校の体育館に一泊し、防災訓練を行うというもの。 体験者の声が掲載されていました。

[体験者の声](引用)
 ・蚊が居て眠れなかった。 
 ・人が歩くと足音で寝られない。
 ・夜中から朝にかけて涼しく、かけ物の工夫が必要
 ・床が固くて練られるものではない。
 ・長期に渡った時のプライバシーが気になる。
 など

 一睡もできなかった方もおられたようです。

長期に渡ってこの状態が続くと、心身共に疲れ果ててしまいそうです。
実際、阪神淡路や新潟中越地震での体験談でも、避難所での就寝の話がよくでます。

対策を考えてみましょう。

1)音対策
 やはり耳栓。海外旅行に行った時、機内で貰ったものを、非常持出袋に入れています。

2)光
 1)と同様。アイマスクを貰った物を、入れています。

3)寒さ対策
 配給されるもの以外に、かける物が必要そうです。
 サバイバルブランケット(エマジェンシーブランケット)等、今や防災用品の定番ですが、欠点をご存知ですか?

 ・ごわごわしている。
 ・うごくと結構音がうるさい。
 ・軽いので簡単にめくれてしまう。
 ・蒸れる
 ・一度使うと元のサイズに収納できなくなる。 たたんで新聞朝刊くらいの大きさです。

 避難所でこれを使うと、周囲に迷惑を掛けそうです。 ご注意を!

■オールウェザーブランケット
 昔から愛用してます。 主にアウトドアでの敷物代わりが多いですが。
サバイバルブランケットに比べると、収納サイズが大きいですが、柔らかく使い易いです。 
 防水なので、やはり蒸れます。
 MPI・オールウェザーブランケット 2,184円

■シルクインナーシーツ
夏はこれだけで寝袋に。さらさらしたシルクの感触が気持ちよいです。
昔数千円で買った気がするのですが、高い物しか見つかりませんでした。
【送料無料】 トラベルシート シルク100% 防災グッズならR-Styleにおまかせ! 12,800円

■新聞紙: 何もない時は、これが一番ですね。
■大型ごみ袋 いざという時は使えます。 確実に蒸れます・・

4)固さ対策(同時に床からの冷え対策) 収納時に嵩張るのが難点です。

[アウトドア用マット]
 
(1)低反発マットレス: これなら固さも気にならないが、収納サイズが大きい:直径15.5×長さ37cmのが難点。
LOGOS(ロゴス) 低反発くるくるスポーツシートL 2,650円 

(2)自動膨張式マットレス 空気を入れて固さ調節も可能。
カスケードデザイン サーマレストマット プロライト3 ショート 12,600円

 このカスケードデザインでは、マットを座椅子にするオプションがあります。
 座り心地は最高です。 アウトドアで重宝します。 たまに家でも使っています。

家でこの座椅子を使っていれば、地震発生時防災頭巾代わりにもなりそうです。
カスケードデザイン アルチメート20 5,775円

(3)ウレタンフォームタイプ
 サーマレスト リッジレスト(レギュラー)3,885円

[お金を掛けないなら]
1)ダンボールを敷く: ホームレス愛用品
2)発砲スチロールの箱の蓋などを敷く
3)エアーキャップ(ぷちぷち)を敷く。 長期になると、潰れてしまいそうですが・・・、使えるかも。
4)ペットボトルでベッドを作る。 本で紹介されていました。2リットルが35本程度必要とか。寝心地悪そう・・

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October 06, 2005

漏れはありませんか?

先日、備蓄用ペール缶の点検をしたところ、問題を発見しました。
この缶には、トイレセットと備蓄用食料、パワーステーション等避難生活に向けた物が入れてあるのですが、トイレセットにトイレットペーパーが入っていなかったり。 コッヘル(鍋・食器)はあるのに、スプーン・箸等が入っていなかったのを発見しました。

 そういえば、トイレセットは作成した時に予備がなく、後で入れようと思ってそのまま忘れてました。
ちゃんと、トイレ後の手を拭くのに、除菌ウェットティッシュは用意してあるのに・・

コッヘルは、余った物を入れたのですが、スプーン・箸の余りがなく、やはり補充忘れ・・・

 いや~いろいろ考えて備えていても抜けがあるものですね。

 ついでに、缶の中に入っている物のリストを作成し、賞味期限も書き込みました。
パソコンのカレンダーに、交換時期を書いておこうと思います。
パソコンのカレンダーなら、何年先でも予定が入れられるから便利ですね。

 みなさんも、セットで必要な物忘れていませんか?
 缶きりの必要な缶詰に、缶きりがないとか・・・

点検の際は、それを使う場面を思い浮かべて、足りないものチェックしてください。
あれは、こっちの持ち出し袋に入っているからというのは、危ないです。

 両方取り出せる状況にあるとは限らないのですから・・・ それを想定した分散保管です。

今回ペール缶を点検したのは、トイレのリフィルを買ったので、しまうためです。
防災用品簡単トイレ20枚入り サニタクリーン20枚セット 2,080円 @100円

直径50cm弱のペール缶ですが、この袋は幅広でペール缶にピッタリでした。
本来は、洋式トイレ用のネットを便器にセットし、その上にこのリフィルをセットして使うものですが、ネットがなくてもまったく問題なさそうです。 袋のずり落ち防止に、ストレッチコードで固定します。

我が家は液状化の懸念される地区ですので、下水の復旧はかなり時間が掛かるのではないかと考えています。20枚セットがもうひとつあれば、かなり安心できると思うのですが、他の方法も検討中です。

[ペール缶トイレについてはこちら] ※このアイディア、結構評判が良いです。
 トイレどうします?

[他のトイレねた過去記事]
 災害時のトイレ2
 災害時のトイレ3 災害対応マンホール
お勧めトイレテント トイレの目隠し必要ですね。
 

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October 05, 2005

廃品使用のアイディア満載!

図書館で借りた本で、おもしろい物があったので紹介します。
サバイバル本ですが、従来の物は、軍のサバイバルや登山のサバイバル術を紹介しているものが多く、都会で地震に遭遇した時には無理と感じるものが多かったのですが、この本は都市での被災も視野に入れ、使えそうなアイディアが満載でお勧めです。

まさか!のときの生き残り塾
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特に、廃品利用の章は参考になります。
牛乳パックも潰したものを、少し備蓄しておくと使えそうだと思いました。
この程度の廃品なら、被災後もガレキやゴミの中から拾って使えそうです。

現代人はモノが豊かすぎて、手元にある物を応用して使う能力が低下していると思います。
関東大震災からも大空襲からも、短期間で復興した背景には、何も与えられなくてもなんとかする工夫と望みを捨てない気持ちがあったのではないでしょうか?

 阪神淡路大震災でも、いろいろな工夫が見られたようですが、ただ支援を待つだけの人も多かったのではないかと思います。

 防災対策として一番大切なのは、こんなサバイバル力なのかもしれません。

三つ子地震が同時期に発生して、国の半分が被災したら、助けは期待できないかもしれません。

目次だけ紹介します。 ※一部補足のため、加筆してます。
1)新聞たいまつ、新聞薪
2)焚き火
3)空き缶調理(ごはん、ラーメンを作る)
4)太陽温水器
5)ソーラークッカー
6)「まさか!」の食事にタンポポ・ヨモギを取り入れる
7)にごり水のろ過、蒸留
8)飲み水を得る
9)ロープワーク
10)三脚
11)刃物
12)クイ・寝袋
13)寝袋・テントを作る(ブルーシート利用)
14)野外トイレ・トイレ小屋
15)廃品と布の活用
16)新聞紙・牛乳パック・レジ袋を使いまわす
17)新聞紙と発泡スチロールで防寒
18)レジ袋とバンダナを帽子やロープとして使う
19)バンダナで緊急事態を乗り切る
20)針金ハンガーを使いまわす
21)ペットボトルと空き缶を使いまわす
22)ダンボールを使いまわす
23)移送(1人~3人以上)
24)さつまいも栽培
25)じゃがいも栽培
26)稲栽培

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October 04, 2005

開き戸の耐震対策

食器棚など、開き戸は地震の際に開いて中の食器が散乱します。 対策されていますか?
我が家では、両開きの物については対処済みだったのですが、片開きのものは対策していませんでした。

ネットで検索すると、
耐震パーツ震護くん IMAO-SHINGO <2個入り>   [代引決済 ご利用不可商品]耐震ロック 震護くん(2個入り) 2,200円 震度5以上で自動的にロックする。

ニトムズ 開き戸ストッパー 片扉用 /M-6340開き戸ストッパー 880円

地震感知防災ロック「NEWひらかんゾー」2個組Newひらかんゾー(2個入り)2,800円

などがあります。

自動ロックタイプって、本当にその時ロックが掛かるのか、少し不安になってしまいます。

今まで対策しなかったのは、妥当な商品がなかったから。
仕掛けの割りに価格が高い物しかなく(防災・耐震グッズには多い!) 原価はすごい安そうと思う物が多かったので、買う気にならなかったのです。

 自作でもいろいろ考えたのですが、手軽な方法が見つからず、今日に至りました。

結局ホームセンターで、開き戸ストッパーを買い、取り付けました。
ネジは使わず、両面テープだけで良いかと思っていましたが、仕組み上ビスで留めるのは必須のようです。

いざ取り付けてみると、ステンレスの金具(100~200円)を買って、自分で曲げて作れば、作れない事なかったかなと、多少後悔しています。

 また、もう一つある食器棚の片開きの戸は、この器具を取り付けるスペースがないので、思案中です。
何か良い方法が見つかったら、またご紹介します。

この記事を書こうと思ったのは、これを買う時にそばに居た主婦が、やはり開き戸のストッパーを買いに来ていて、ダンナさんに「これが良いとは思うんだけど、高いんだよね~、どうしよう!」と話していたから。

 両開きの扉には、赤ちゃんのいたずら防止用の開き戸ストッパーを使っていました。
両面テープで固定するタイプで、地震対策に使えるとは一言も書いてないのですが、あまり重い物の入っていない棚だし、壊れるものも入っていないので、良しとして付けました。

 そしたら先日、どこかのサイトで消防署が勧める耐震グッズの中にその商品が入っていたり、ホームセンターの地震グッズコーナにも置いてあるのを見て驚いています。
  結局、耐震グッズの基準なんてあいまいって事ですね。

[過去記事]
転倒防止:とりあえずの対策 レンジ、開き戸の安上がりな対策

無料でできる家具転倒防止ストレッチコードを使った片開き戸の対策

見た目にこだわる家具転倒防止対策 天井すきま家具自作、転倒防止関連過去記事リンク

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October 03, 2005

地震予知考

先日の番組「みのもんたSOS」で、○○月が危ないと予知も出ている。また、地震雲の形状と地震の発生時期について実験が行われ、その関連性について報じられていた。 不安に思われる方も多いと思います。

 この地震雲の形状と地震の発生時期の実験、私もとても興味を持ちました。
その一方で、素人考えですが、幾つか疑問に思った事もあります。

1)宮城県沖、千葉北沖など海底を震源とする地震の地震雲も観測されているが、電磁波は海中を通らないはずなのに、海底下の電磁気の影響が空中に現れるのか。 電磁波が通ったとしても、海水という異なる性質の媒体を経由して、地上と同じレベルの電磁波が発生するのだろうか?(減衰するはずでは?)

2)通常、アースを取るというと地面にアースを取る事。地面が良導体であるからで、異なる媒体の空気や水に伝わるよりも、地面で拡散してしまう可能性が高いのではないか。(実験ではアクリルケースでアースは取っていなかった。)

電磁波を使った予測というのは、学者の方も真剣に研究されている分野なので、単に私の不勉強で疑問に思っているだけだと思いますが、疑問は消えません。

 答えをご存知の方いらっしゃいましたら、コメントをお願いします。

こんなサイトを見つけました。「The Fractal World !」 地震の専門家のサイトで、地震予知の困難性や宏観異常についての考察が書かれています。
科学的調査といいつつ、心理学的な影響を受けているという話が興味深い。

現在の地震予知のレベルは、歴史的な傾向や宏観異常の傾向から表面化している現象を科学的に分析しようというアプローチの段階に過ぎないと思っています。 発生から現象に至るまでのメカニズムが解明して、はじめて信頼できる予知になるはずです。
まだ、信頼できるレベルではないと思いますが、研究を進めていただきたいものです。

一方、宏観異常は、自然からのメッセージ。耳を傾ける事は重要です。

最近の自然災害の大きさは、そのメカニズムが完全に解明されていないものの、温暖化の影響であろう事は誰もが納得できるのではないでしょうか?
メカニズムを解明するのと併せて、原因となる二酸化炭素の発生を抑える行動を取るべきでしょう。

私は、宏観異常や電磁波の計測による地震予知は注意報だと思っています。
危ないと聞けば、自然環境の変化に注意するし、点検してなかった装備は点検したりしますが、日常生活の予定を変更するまでは至りませんし、知人に注意を促す事もありません。

 同様に、行政の地震発生確率や被害予測、行動計画についても、あまり信用していません。 
未知の事態は必ず起きます。 福岡での地震発生や新潟の地震の長周期振動で都内の高層ビルが想像以上に揺れたなど、最近だけでもその例はたくさんあります。

 計画通りにはいかない、もっとひどい事になるかもしれないという前提で、いつ起きてもそれなりの対応ができるように、(阪神淡路大震災の頃から)徐々に備えを増やしています。

 今まで備えていなかった方も、防災用品売り場に走って、やみくもに防災用品を集めるのではなく、命に関わる重要な事から徐々に充実させてはいかがでしょうか?
 その代わり、「必ず来る!」事を忘れずに、点検と見直しを続けてください。

頭の片隅にいつもあると、買い物に行って安くて使えそうな物を発見したり、これなら防災にも役立つといったものが、結構見つかると思います。
逆に、高いグラスなど割れやすい物はあまり買わなくなりました。

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October 02, 2005

東芝エレベータ災害時対応を見直し

東芝エレベータは、10/1より災害時に利用者から連絡を受ける「サービス情報センター」の電話回線を1地域最大15倍に増やし、災害時の対応力を高めると発表した。

 また、全国16箇所のセンターを、東日本(横浜)と西日本(大阪)の二箇所に集約する。
(10/1日経朝刊)

 昨年からの地震で、地震発生時のエレベータの閉じ込めが問題になっており、政府でも対応課題として検討を進めていたようだが、東芝が他社に先駆けセンターの対応力増強を行ったようです。

 分散しているセンターを集約すれば、災害発生時の一地域からの問合せの集中に対応できるので、この対応策は妥当なように思える。

 しかし、サポートセンターのある地域が被災すれば、まったく対応できなくなるリスクも伴う。
たとえば、東海・東南海・南海の3つ子地震が発生すれば、センターのある横浜・大阪とも多大な影響を受ける可能性がある。

根本的な問題が幾つかあるように思えます。

1)災害時連絡用に、電話回線を利用している事。

 センターと連絡するだけでなく、災害時に救難信号を発生させるような仕組みの提供。
 もしくは、IP電話等バックアップ回線の仕組み
 (インターネットのほうが網になっている分、災害時には有効なはず)

2)センターで受付してから、対応サービスに連絡を取る体制になっている事。

 乗員の有無はセンサー等で簡単に検出できるはず、停止したエレベータから乗員の有無を、地域担当サービスに直接連絡するような仕組み。

 乗員の有無が外からでも簡単に確認できる仕組みは絶対必要です。 救出の効率が違います。
 また、最近はエレベータに不審人物が乗っているなどの問題も多く、エレベータ内の画像をフロアに表示しているエレベータも増えましたが、エレベータ呼び出しボタンの横に、乗員の有無をランプで知らせるような仕組みがあっても良いと思います。

 エレベータ認識番号+乗員の有無の情報だけなら、極めて少ない情報なので、電話に比べ集中的な対応がとれるはず。

 また、前回首都圏で多くのエレベータが止まった時は、ビルオーナからの問合せが集中し、エレベータからの呼び出しに対応できなかったそうです。
  エレベータからの緊急問合せを優先させる仕組みは、簡単に実現できるはず。 

3)自力もしくは、近くに居る人が操作して、エレベータから脱出する手段がない事。
 
消防による救出ができる仕組みを、業界と消防庁で協議しているようです。

手回しのハンドルで最寄階までは、移動できるようにするとか(もちろん安全確保前提で)、飛行機から脱出する装置みたいな物を付けられないものでしょうか?

都市生活者にとっては、エレベータは必需品だけに、安心できる対策の実現が望まれます。
階段を使うにしても限度がありますし、車椅子等必要な方もいる訳ですから、重要課題として取り組んでいただきたいものです。

[関連過去記事]
エレベータ地震対策のジレンマ
エレベータでの被災
地震に対する都市のもろさ

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October 01, 2005

地震速報不調

地震速報のツールのサーバがおかしいようで、9/15から更新されてないようです。
同じツールを使った他のサイトもおかしい・・・

速報のネタ元のgoo天気は正常に動作しています。


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みのもんたSOS

みのもんたSOS「10月に東京を大地震が襲う衝撃データ発覚」を見ました。
印象としては、危機感を煽ってばかりで、どう行動すべきかについて触れていない感じです。
地震雲や予測についても,傾向としてはそうかもしれないけど・・・

 不思議に思うのですが、宮城県沖とか千葉北沖って震源は、海の下ですね。
電磁波が、海を透過して雲に影響を与えるのでしょうか?

電磁波を測定して地震予知に役立てる試みは、あちこちで行われています。 SOSにリンク集があります。

過去のデータをざっと見ましたが、2週間前、1週間前、3日前、当日と、番組で言っていたような電磁波の変化pターンは見つけられませんでした。

地震雲のパターンと時期に関連性があるというのは、興味深い話でした。
私自身、2週間前にクロス状の雲を撮影しているだけに、ちょっと引き込まれました。

幹線国道が、火事の緩衝帯にならないという話。 たしかに、車が渋滞していれば、次々に引火するかもしれないと思います。

自然の変化に注意する事は、とても良い事だと思います。
多くの人が興味を持てば、地震予知研究の促進に繋がるでしょう。

 地震なんかこない。来てもたいした事ない。行政がなんとかしてくれる。
と、考えている方々がこの番組を見て、自分でも備えなければならないと思うとしたら、とても有意義かもしれません。

 しかし、地震雲を見て、過剰反応して風評を流したり、買いだめに走るのはいかがなものでしょうか?
日頃の備えと、点検、地域コミュニティとの連携と防災計画等行政の対応への関心が重要だと思います。

 番組で紹介されたネタは、このブログの過去記事で紹介しているものもありますので、リンクを紹介します。

1)ミュンヘン保険会社による、世界の都市の災害危険度指数
 「災害危険度指数の高い首都圏」 中央防災会議資料のリンク→説明資料1の2頁目

2)東京都地域危険度
 避難マップを作ろう4第5回地域危険度測定調査結果

3)延焼遮断帯整備
 避難マップを作ろう4防災都市づくり推進計画

4)都の備蓄と物流
 避難マップを作ろう6東京都防災計画

5)災害拠点病院
 避難マップを作ろう2広域災害救急医療情報システム ※全国の情報が判ります。

6)被害想定
 大丈夫か?都の防災計画2005年7月の国の被害想定資料。

7)液状化
 ペットボトルでできる液状化実験

 どんな想定で備蓄していますか東京都「直下地震の被害想定に関する調査報告書」に、区毎の液状化可能性判定表があります。

8)自衛隊の炊き出しが3日後から
 首都直下地震発生後のタイムテーブル

9)震源から遠いから震度が弱い訳ではない
 番組では、千葉北地震で足立区の震度が大きかったのは、地盤が悪いせいと言っていましたが、私は長周期地震動増幅のせいかと思っています。
 新潟中越地震でも、東京の震度は大きかった。

 一月でこんなに地震は起きている!「首都圏における長周期地震動増幅の可能性」

10)阪神淡路大震災で、会社倒産やリストラ
 もしBCPが作成されていた会社なら、10年以上辛い目に遭わなかったかもしれません。
トップの責任であると共に、管理職クラスならBCPの作成を提言したり、リスクマネジメントに積極的になるなど係わり方はあると思います。 ※BCPの概念が注目されたのは、9.11テロ以降です。

企業の業務継続計画指針

中小企業のBCP

こんなところでしょうか。 結構網羅しているので、自分でも感心しました。
最近検索機能を付けたので、他のキーワードでも検索してみてください。
上で紹介した記事以外の記事もあります。それぞれ複数の記事で触れています。

関東大震災2時間前の地震雲は、こちらが似たような雲の形ですが、説明では関東大震災直後の雲となっています。

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被災時の食:調理2

前回の続きです。 調理方法や調理器具について、紹介します。

被災時の調理での注意点は、2点です。
1) なるべく水を使わない。
  準備、後片付けも含めて、水を節約する必要があります。
  例えば、200gの洗米には、6リットルの水が必要だそうです。 
  無洗米を使って、この水を節約します。

2) 燃料の節約
  膨大な数の避難者が発生する首都圏での被災では、配給等あっても、十分な量が手に入る可能性は低いでしょう。 調理器具選びも含めて、燃料の節約が必要です。

[調理方法]
1)米を炊く。 他のサイトで話題になっていたので、紹介します。
 無洗米で、調理前の水の節約はできても、炊飯後の鍋の片付けは、結構水を使いそうです。

 なるべく、おかゆやリゾット風にしたほうが、洗う水は少なくて済みそうです。

 米を炊く場合は、「炊飯袋」が良いそうです。(つい先日、別サイトで教えていただきました。)
ビニール袋状になっており、米と水を入れ、空気を抜いて、口を輪ゴムでしばり、20分間沸騰すれば、ご飯が炊けるそうです。 大人数にも対応できますし、具を入れて炊き込みご飯風にもできるそうです。

 沸騰する水は、最悪雨水などでも良く、沸騰に使ったお湯を再利用できるのも魅力ですね。

 日赤などでも採用され、炊き出し訓練などで使われているようです。(ネット上に体験記多数あります。)
コスト的にも1枚12円程度と安いですね。 私もぜひ入手したいと思います。
防災用品炊飯袋(100枚) 1,132円(100枚)

2)調理・食器
 コッヘル等、コンパクトな物が用意されていると良いですね。
非常持出袋の回で紹介したような道具があります。
 
 使い捨ての容器などは、100均等で安く買えますので、それを使う方法もありますね。
ただし、被災時は倒壊物等で膨大なゴミが発生しますし、道路事情が悪い中、ゴミの処理も追いつかないでしょう。できるだけ、ゴミを出さない配慮も必要ですね。

落としても割れないメラミン樹脂のランチプレートを家族分用意してあると、食器が全滅しても安心ですね。
コールマン メラミンランチプレート(170-6469) 934円

阪神淡路大震災の教訓でよく言われますが、食器を汚さない工夫として、サランラップやアルミホイルを活用すると良いですね。
 食器にかぶせて使い、ラップだけ捨てる方法です。

 調理についても、ホイル焼をメニューにするなど、調理しそのまま食べられるレシピを事前にチェックしておきましょう。

また、乾燥野菜を活用するなど,事前に被災時メニューを考えておくと良いかもしれません。

※料理の得意な方は、ぜひ被災時メニューを考えてレシピを紹介していただきたいです。

主婦の方、以下の条件を満たすレシピ、いくつ思いつきますか?

[被災時に理想的なレシピ]
1)水を使わない
2)保存性の高い食材を使う。 生鮮食品不要。
3)材料が嵩張らない。
4)下ごしらえ等調理に手間が掛からない。
5)使う鍋や食器が少なくて済む。後片付けが楽
6)もちろん、栄養豊富
7)できれば、温かく楽しく食事ができ、和める
8)配給食などに手を加えて、おいしく栄養豊富にできるもの
9)燃料をあまり使わない。(加熱時間が少ない)
10)細かな火加減が不要。

復旧の度合いによって、使えるメニューを考えてみてください。
「電気が使えれば」「商店が再開し、生鮮食品が使えるようになったら」、このレシピが使える・・・など

 やはり、使う状況をイメージして、準備をする事が大切ですね。

3)後片付け
備蓄品の中に、洗剤を用意されている方は少ないと思います。
できれば、洗う水が少なくて済む洗剤とスポンジ等も用意しておくと安心ですね。

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