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October 12, 2005

本レビュー:東京大震災

前回の記事では、首都直下型地震の被害は、手抜き工事などの建物などを考えると、かなり増えるのではないかといった内容でしたが、同じようなテーマの小説を見つけました。

 たまたま図書館で予約していた本ですが、汐留あたりに建築された巨大タワービル。政財界ぐるみの裏金作りに使われ、粗悪品の素材と基準以下の建築で完成。M8.6の地震であっけなく倒壊。この事件を追っていたルポライターを中心に地震前後の状況が描かれています。

 テンポも良いし、内容的にもとてもおもしろかった。 大いに有り得るなと思わされた内容でした。
アルバート・アレツハウザー著「東京大震災-199x年の悲劇-」

東京大震災―199X年の悲劇
4198606080アルバート アレツハウザー Albert Alletzhauser 真野 明裕

徳間書店 1996-11
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» 東京生き残り地図 [サバイバーズ・プロジェクト 生存者への道から]
先日の防災関係の講演で東大の目黒教授の話を聞きました。その帰りに著書である下記の「東京直下大地震 生き残り地図」を購入しました。とてもリアルな内容で、大震災の時の建造物の倒壊・延焼危険度から液状化地域の危険度を実に細かく記入してあります。 自分は事務所は代々木、自宅は多摩川を渡った川崎ですが、先日の帰宅支援マップを見たあとからこの地図を見ると、帰宅ルートが真っ赤になっていて、これはそう簡単に帰れないと思いました。周囲の人間に見せると数人は最危険地域に居住していましたが、近くの安全地域を確認する... 続きを読む

受信: Oct 13, 2005 2:30:04 PM

» 「東京大震災-199x年の悲劇-」 [いくわよ(1984)から]
以下の本を99年頃読みました。 今の建築疑惑とダブります。 アルバート・アレツハ 続きを読む

受信: Dec 18, 2005 8:39:16 AM

コメント

東大の目黒教授の「東京生き残り地図」なかなかためになりました。地図表記もわかりやすく、さすがに海外の修羅場をくぐってきているだけに実践的で感銘を受けました。トラックバックさせていただきました。

投稿者: サバイバー和田 (Oct 13, 2005 2:32:43 PM)

東京は昔と違い、中高層のビルで埋め尽くされてしまった。

埋め尽くされたビルでも商用地に建つ面積が無いビルで緩降機を置くスペースがあるなら店舗スペースで貸してしまう。

隣り合うほどに建てられるビルでは避難階段も設置しないことが多い事から、窓から逃げられるような装備を設置して有ればビルの利用者も入りやすいだろうと思います。

建設の仕事用で降下器の開発をしていますが、非難器でも利用できるのではないかと思ってます。

創意とくふう誌の2月にも取り上げられました。

http://www.hr-kaizen.com/cat2/cat1/

建設工事にこんな具合にと写真が表紙になりました。

避難用の写真も撮っとけばと思いました。

投稿者: エクセル写経 (Feb 24, 2011 1:55:54 PM)

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