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October 03, 2005

地震予知考

先日の番組「みのもんたSOS」で、○○月が危ないと予知も出ている。また、地震雲の形状と地震の発生時期について実験が行われ、その関連性について報じられていた。 不安に思われる方も多いと思います。

 この地震雲の形状と地震の発生時期の実験、私もとても興味を持ちました。
その一方で、素人考えですが、幾つか疑問に思った事もあります。

1)宮城県沖、千葉北沖など海底を震源とする地震の地震雲も観測されているが、電磁波は海中を通らないはずなのに、海底下の電磁気の影響が空中に現れるのか。 電磁波が通ったとしても、海水という異なる性質の媒体を経由して、地上と同じレベルの電磁波が発生するのだろうか?(減衰するはずでは?)

2)通常、アースを取るというと地面にアースを取る事。地面が良導体であるからで、異なる媒体の空気や水に伝わるよりも、地面で拡散してしまう可能性が高いのではないか。(実験ではアクリルケースでアースは取っていなかった。)

電磁波を使った予測というのは、学者の方も真剣に研究されている分野なので、単に私の不勉強で疑問に思っているだけだと思いますが、疑問は消えません。

 答えをご存知の方いらっしゃいましたら、コメントをお願いします。

こんなサイトを見つけました。「The Fractal World !」 地震の専門家のサイトで、地震予知の困難性や宏観異常についての考察が書かれています。
科学的調査といいつつ、心理学的な影響を受けているという話が興味深い。

現在の地震予知のレベルは、歴史的な傾向や宏観異常の傾向から表面化している現象を科学的に分析しようというアプローチの段階に過ぎないと思っています。 発生から現象に至るまでのメカニズムが解明して、はじめて信頼できる予知になるはずです。
まだ、信頼できるレベルではないと思いますが、研究を進めていただきたいものです。

一方、宏観異常は、自然からのメッセージ。耳を傾ける事は重要です。

最近の自然災害の大きさは、そのメカニズムが完全に解明されていないものの、温暖化の影響であろう事は誰もが納得できるのではないでしょうか?
メカニズムを解明するのと併せて、原因となる二酸化炭素の発生を抑える行動を取るべきでしょう。

私は、宏観異常や電磁波の計測による地震予知は注意報だと思っています。
危ないと聞けば、自然環境の変化に注意するし、点検してなかった装備は点検したりしますが、日常生活の予定を変更するまでは至りませんし、知人に注意を促す事もありません。

 同様に、行政の地震発生確率や被害予測、行動計画についても、あまり信用していません。 
未知の事態は必ず起きます。 福岡での地震発生や新潟の地震の長周期振動で都内の高層ビルが想像以上に揺れたなど、最近だけでもその例はたくさんあります。

 計画通りにはいかない、もっとひどい事になるかもしれないという前提で、いつ起きてもそれなりの対応ができるように、(阪神淡路大震災の頃から)徐々に備えを増やしています。

 今まで備えていなかった方も、防災用品売り場に走って、やみくもに防災用品を集めるのではなく、命に関わる重要な事から徐々に充実させてはいかがでしょうか?
 その代わり、「必ず来る!」事を忘れずに、点検と見直しを続けてください。

頭の片隅にいつもあると、買い物に行って安くて使えそうな物を発見したり、これなら防災にも役立つといったものが、結構見つかると思います。
逆に、高いグラスなど割れやすい物はあまり買わなくなりました。

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受信: Oct 3, 2005 5:05:50 PM

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受信: Nov 21, 2005 1:44:34 AM

コメント

地震雲・テレビだの、殊に講談社。週刊現代と
フライデーで盛んにとりあげていましたが・・
あれ殆ど飛行機雲だ・と私は思っています。
あなたがおっしゃるように、いくら地下で
ピエゾ圧電効果による電荷が出来ても分厚い
地面を通り抜けて上空の大気に影響を与える
なんて、電気屋としてはちょっと「眉につば」
ですね。

 7月のいつだったか、フライデーに地震雲
として写真が紹介されいた雲、ちょうどそのとき
私は用事で」いった外房勝浦から横浜への
帰路、房総横断道路通過中長い飛行機雲の真下を
通りました・・通過後しばらくして右窓外をみたらその飛行機雲が半分に切れて、フライデーに
載っていた写真のように「垂直」に立っている
ように見えていました。ちょっと考えれば
分かることですが・略真下から見れば・垂直に
立ってっているように見えるでしょうね。

 そういう雲や、その他いろいろを地震予知
方面の方は「宏観現象」と言う名で総称して
居られますが、何かで見たのですけれど、そう
いう色々は「地震」が原因もあるかも知れない
けれど、他にも沢山の物理的原因が考えられる
ので、それを地震の予知とするには、ほかの
あらゆる考えられる原因を除かねばならない
けれど、それはおそらく不可能・・と・

投稿者: J.I (Oct 3, 2005 3:26:51 AM)

JJさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

>あらゆる考えられる原因を除かなければならない・・

 記事で紹介した「The Fractal World」でも、まさにその点が指摘されています。

ただ、現代科学の常識にとらわれる必要もないですね。

科学は、仮説→検証の繰り返しで、それまでの常識を覆し、進歩してきた訳ですから。

地震予知研究も、進めて貰いたいものです。

 情報を受取る側は、鵜呑みにするのではなく、疑問を持ち判断する、そんな力が求められているのではないでしょうか?

投稿者: isana (Oct 3, 2005 5:06:12 PM)

地震雲は実は僕もかなりはっきりした物を見たことがありますが、あの番組で紹介していた直前に発生するタイプの層になったタイプはよくわかりませんでした。空を見るのが好きなのですが千葉の九十九里の海辺でよく見かけるんですけれど・・・もしかしていつも帯電エアロゾルが出ているんですかね? トラバしました。

投稿者: サバイバー和田 (Oct 3, 2005 5:10:22 PM)

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