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November 29, 2005

耐震改修減税ぜひ実現を!

与党は2006年度税制改革で、耐震改修の費用(上限200万円程度)の一部を所得税と個人住民税からそれぞれ10%程度控除する減税処置について検討に入った。(11/29日経朝刊)

 国土交通省の調査では、全国の住宅47百万戸のうち耐震基準を満たしていない住宅は25%にあたる1150万戸あるそうだ。 

 ぜひ実現していただきたい制度です。

 しかし、それ以前に耐震診断について、格安で実施できる制度が必要に思えます。
耐震強度偽装問題で不安に思っている国民は多いはずです。

 特にマンションの場合、自治会の合意が必要であり、1平米500円~2000円という耐震診断の合意を取るのは大変ではないでしょうか?
耐震診断の費用負担もさることながら、もし悪い結果が出て耐震補修の必要性が出た場合の突然の出費を考えると、合意を得るのは困難でしょう。

この機会を逃すと大変と思わせるような優遇施策を出していただきたいものです。 近隣の建物も含めて、耐震強度の棚卸をする機会を作らなければ、いつまでも不安と不信感は続き、建設業界の景気にも影響が出るのではないでしょうか?

/////2005.12.17追記///////
2006年度税制改正大綱が決定された。
地震対策税制が新設され、耐震基準を満たさない住宅の補強工事などについて、耐震改修費用の10%(max.20万円)が所得税から税額控除される。2006年~08年末までの時限措置。

 また2006/8~2015年末までは、30万円以上の耐震改修をした住宅について、最大3年間固定資産税を半分にする。

住民税控除の案は流れが、地震保険について最大2万5千円の保険料の控除が認められる。

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November 25, 2005

構造計算書偽造問題の行方3

姉歯建築設計事務所の問題、その3です。
既に入居されている方々は早急に転居が必要という事で、その費用の補償や返金の問題など紛糾しているようです。

 もし自分が入居している立場なら、一刻も早く転居したいと思いますし、寝耳に水の話で大切な資産の価値がなくなってしまったのですから、その損失に対して責任を取って貰いたいと思うのは当然です。

 しかし、一刻も早く転居しなければならないのは、今回の被害者だけなのでしょうか?
国内の2割以上の建物が同じ危険にさらされている可能性があります。

以前の記事「政府の防災拠点は耐震化されていない」で書きましたが、政府の防災拠点の耐震化診断の結果、現在の耐震性能を1としたして、0.5未満の施設が重要な防災拠点(Ⅰ類で46%,Ⅱ類で26%もあるのです。

 たしか、今回問題となっている建物の耐震化力は0.3程度といった報道を聞いた覚えがあります。
 政府の防災拠点の耐震診断と同じ基準かどうか判りませんが、現在の耐震基準の半分以下の建物がたくさんある事はあきらかです。

そして、1981年の新耐震基準以前の建物も、耐震化診断すれば半分以下の耐震化力の建物は多いはずです。

今回の問題は構造計算書偽造という犯罪行為であり、その被害者の救済が必要なのはもちろんなのですが、今回問題になっている建物と同程度の耐震化力しかない建物があり、そこには多くの人が住んだり働いたりしている事が注目されないのが、不思議でなりません。

 そしてそんな建物で生活している方が危機感を持たないのが不思議です。

今回の事件で、耐震化力についての関心が高まった訳ですから、これを機に旧耐震基準で作られた建物に対する耐震診断や耐震補強に対する関心も高まり,行政の支援も含めて見直しや対策が講じられる事を期待します。

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November 23, 2005

構造計算書偽造問題の行方2

姉歯建築設計事務所の問題、行政・業界・消費者にとって深刻な問題です。
責任の所在などについて触れるのは避けたいと思いますが、私が読んで参考になった情報をご紹介しておきます。

ビジネスからみた耐震構造計算 :構造計算のプロの方が運営されているサイトで、今回の問題に関する見解が書かれています。

とても参考になりましたし、運営者の意見もうなずけます。

このサイトで紹介されているサイトですが

構造計算は偽造できるのか?」無責任の連鎖という言葉が使われています。こちらの意見にもうなずけました。
また「他でも偽造はあるのか?」という記事も興味深いです。

システムとは、入力があってルールに基づき出力されるもの。 構造計算ソフトもしかりです。
いわば、シミュレーションのソフトですから、意図的かどうかに係わらず構造設計者の入力した値に左右される事。 設計者の想定によって、結果は様々です。

 少し話しはそれますが、これは建設に限った話ではなく、設計する事共通のテーマです。
車のリコールなどもそうですね。 設計者がどこまで綿密に考え設計をするかどうかで、結果が変わってくる。
 マニュアルをこなせば良い仕事以外は、創造性のある仕事はみんなそうなのかもしれません。

 そして、良い設計(仕事)をしたからといって評価される訳ではない。多くの場合、さまざまなケースに対処できるようにしたものはコストが掛かり、特に専門知識のない消費者からは評価されない。

どこの会社もコストダウンや効率が求められますが、トップは正しく評価し、担当はプロとして守るべきところは守らなければならないのでしょう。
業界は信頼の維持のための努力が必要でしょう。

 なんか、身につまされる話になってきました。 その判断の基準はモラルなのでしょうか?
前回の結論のコンプライアンス経営が求められます。

 話を戻します。

もう一つ興味深いのは、11/21国土交通省発表の「構造計算書が偽造された物件について」です。
 理論はよく判りませんが、Qu/Qunの最小値のある階が最も危険な階となるようです。
概ね下層階、特に2~3階が危険度が高いようです。

 私達が、このQu/Qun値が最小の階が危険度が高いという事を知っていれば、部屋を選ぶ際にその階は買わないでしょう。 
 マンション購入の際に、この値を知ることができるのかどうか判りませんが、知っていれば大きな判断材料になったはずです。

今回の結論ですが。

想像もしなかった事件が頻繁に起きる世の中です。
何を信じて良いのか判らない。 結局は消費者が賢くならなければならないのです。
見た目や値段に振り回される事なく判断できる。そして価格が高くても良いものは評価する。
良いものが評価されれば、売る側も良いものを作ります。

今、物やサービスの値段が二極化してきていると言われますが、良いものは高くても買うという風潮の表れなのかもしれません。
 「べつにすぐ壊れてもいいや!」と思える商品は、安い100均一で買い、食品などは高くても無農薬で安心できるものを買うといったように、その傾向が出ているのかもしれませんね。

防災と同じです。 「事態を想定して、知識を得て、必要なコストは掛ける」事が大切なのでしょうね。

けして、今回の件は安物を買った消費者にも責任があると言っているのではありません。
高いものを買っておいたほうが良いと言っているのでもありません。

複雑で次々と新技術が出る世の中ですが、消費者が賢くなり正しい評価をしなければ、こういった問題は消える事はないのではないでしょうか?

 とても難しい問題ですが、少しでも賢い消費者に、モラルのあるプロになりたいと思います。

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November 20, 2005

構造計算書偽造問題の行方

姉歯設計事務所の構造計算書偽造問題、ショッキングなニュースでした。
責任の所在や補償問題など難しい課題が多いと思いますが、早急に適切な対応を取っていただきたいものです。

国土交通省は、11/18に「構造計算書偽造問題対策連絡協議会(第一回)」を開催し、今後の対応等協議しました。
 
 今後の取組みとして、以下の内容が協議された。
(1) 所有者等と売主等との協議に関する支援
(2) 関係住民等に対する相談体制の整備
(3) 居住者の受入れ住宅の確保に係る窓口
(4) 指定確認検査機関に対する報告聴取
(5) 関係者の処分等
 
そして、全国レベルで11/24までに、「建築確認事務の総点検」を行い、ここで不備があった場合は12/2までに、建築確認図書の総点検を行い報告するよう指導が行われたようです。

今回発覚したのは、氷山の一角ではないかという心配がありますが、今回徹底的に調査し徹底的な対策を取っていただきたいものです。

 こんな状況では何を信じて良いものか、業界全体でのコンプライアンス経営の取組みをしなければ、信用回復は難しいのではないでしょうか?

 

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November 19, 2005

鳥インフルエンザ対応マスク

このところアフィリエイトの利用者が多いと感じて調べてみたところ、鳥インフルエンザウィルス対応のマスクが売れているようです。 そして調べてみると、売り切れのネットショップも多いようです。

 そこで、流行が懸念されている鳥インフルエンザ予防のためのマスクについて、その規格など整理してみました。

マスクは素材によって、防ぐ事のできるものの大きさが違います。
通常の花粉症対策や外科用マスクなどは、5ミクロンの粒子まで対応するそうです。
一方、H5N1鳥インフルエンザやコロナウィルス(SARS)の大きさは、0.1ミクロンと小さく、50倍もの大きさの違いがあります。

 ちなみに、サッカーゴールの高さは2.44mで、ボールの大きさは直径21cm程度ですから、花粉症対策のマスクでは、半分の高さのサッカーゴールをサッカーボールが通過するようなものです。
鳥インフルエンザ予防のためのマスクとしては、WHO(世界保健機関)が医療用マスクN95タイプを推奨しています。

 N95とは、NIOSH(アメリカ国立労働安全衛生研究所)が定める規格で、Nは油分を含まない空気中の固体及び液体の煙霧質の95%以上を除去する機能を持つもので、他にN99(99%除去)、N100(100%除去)があります。
また、R95(抗オイルミスト)・P95(オイルミスト対応)もあるようです。

N95対応マスクは、0.1ミクロンの極細繊維を重ねて作られており、H5N1ウィルスを95%除去できる訳です。
N99,N100マスク(1枚千円程度)は値段も高くなるようですね。

一方日本では、防塵マスクの規格でDS/DL/RS/RLという規格があり、D使い捨てタイプ,Lが使い捨てタイプ。
そして、Sが固体粒子用、Lが液体粒子用を表します。
 そしてレベルが、0.1ミクロンの粒子の除去率が、使い捨てタイプでDS/DL1が80%以上,2が95%以上、3が99.9%以上。 取替えタイプだと、RS/RL1が90.9%以上、2が95%以上、3が99.9%以上です。

 同様に欧州規格では、FFR(使い捨て)、EFR(取替え)で、レベル1~3です。 詳しくはこちら

 つまり、N95規格と同等なのは、日本規格ではDS2/DL2/RS2/RL2。 欧州規格では,FFR2/EFR2となります。

 医療用マスクでN95対応マスクが入手できなくなった場合は、ホームセンター等の防塵マスクでDS/DL2対応マスクなどを探してみてください。

 鳥インフルエンザ、SARS対策マスクを購入する場合は、今ご紹介したようなN95規格というキーワードに注意して購入しましょう。

現時点での該当するマスクの在庫アリで安いところをご紹介します。
SARS対策用N95相当マスク(DS2)ハイラック370(10個入) DS2対応マスク(10個入り) 3500円

[8511-DS2] 防じんマスク(N95) 10枚/箱N95対応マスク(10個入り) 4050円


N95対応3M製マスク(10個入り) 4980円


N95対応製マスク(20個入り) 4980円

 なお、これらのマスクは国内で感染例が確認されてから装着すれば良く、現時点では必要ないです。
ただし、国内感染が報道されてからでは入手困難になりますので、早めの準備が安心ですね。
もちろん、地震などの粉塵対策や花粉性対策にも使えます。

参考:厚生労働省「http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html」

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November 17, 2005

ユニークな防災用品3:ライト

ひさしぶりに、ユニークな防災用品シリーズを。
ナショナルの「電池がどれでもライト」。名前の通り、単一・単に・単三電池がどれでも使えるライトです。
それぞれ2本入り、スイッチを切り替えて使用する電池を選ぶ使い方。

あらかじめ3種6本の電池を入れておけば、切り替えて使えます。
被害にあった場合、電池もどれが入手できるか判りません。 あまり使われないタイプが店でも売れ残る可能性が高いかもしれませんし、需要の多いものが供給も多いとも考えられます。

 こんなタイプのライトがあれば、そういった悩みとは無縁になりそうです。
この商品2005年のグッドデザイン賞受賞だそうです。
 さすがナショナルさん、こんなアイディア商品的なものでもデザインがイイですね。
いーぐる⇒ メ在庫30台以上 【電池がどれでもライト】 NATIONAL BF-104F 944円

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November 16, 2005

地震損壊の建替え費費用補填

積水化学工業(セキスイマイム)は、地震保険でカバーできない分の建て替え費用を同社が補填するサービス「地震保証特約制度」を導入すると発表した。(11/16 日経夕刊)

 地震による火災の保険金増額特約つきの地震保険への加入や建築前の地盤調査など(おそらく同社のユレナビの事)などの条件が付くようだが、地震保険では全体の保証金額の上限が決まっているなど、地震保険だけでは安心できない部分があるだけに、このようなサービスは安心できる。

 ちなみに、同社のユレナビは、建築地の地盤調査(行政の1kmメッシュによる想定震度マップ)や液状化の危険性を調査した上で、必要に応じて地盤の強化や必要な建物や家具の耐震対策までコンサルティングしてくれるもの。

 もし、ご近所にセキスイハイムのお宅があったら、診断を受けたかどうか聞いてみると良いかもしれませんね。

たとえ同じ町内でも、谷埋め盛土の土地は危険であるなど、その土地毎に揺れやすさの危険性は異なるため、個人ではなかなか調査や対策が難しかったが、土地(地盤)まで含めた耐震診断と必要な処置のコンサルティングはとてもありがたいですね。

もしご近所にセキスイハイムのお宅があったら、診断を受けていないか聞いてみると良いかもしれませんね。

 住宅メーカならではのサービスだと思います。 地震リスクが高まる中、従来の危険度によって4等級に分けるだけの保険だけでなく、このような個別調査により地震リスクを想定した上での保険というのは、利用者・メーカ・保険会社それぞれにメリットのある事です。 今後もこのような動きに期待したいと思います

 最近住宅メーカのCMを見ていても、耐震・免震性能を積極的にアピールしているが、仕様だけでは安心できない。
  この土地に、この耐震性能の建物を建てて、揺れ易さはどうなのかがユーザの求めている答えではないだろうか、他の住宅メーカなどもこのような個別の対応ができるようにしていただきたいものです。

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November 15, 2005

やっぱり応急手当は大切!

 今日TVで、応急手当の特集をしていました。 いざという時、そばに居る人が応急手当の知識があるかどうかで、生存率や症状の程度が大きく左右される事を再認識しました。

 特に地震などの災害時、救急車や病院ですぐ手当が受けられる可能性は非常に高いのです、大切な人を守るため正しい知識を身につけましょう。

 今日の番組でもやっていたのですが、昔から言い伝えられている対処法(民間療法)には、誤りも多いですし、昔の治療法が今も正しいとは限りません。 思い込みは捨てて、今一度確認が必要です。

 以前の記事「応急手当を覚えておこう」でもご紹介しましたが、日赤の「とっさの手当・予防」のサイトがお勧めです。 この機会にぜひ確認してみてください。

 特に骨折などは、普段なら大怪我ですが、災害時などはすぐ命に関る症状ではないので、後回しにされるケースも多いと思います。 身の回りの物で添え木に使える物など知っておくと良いですね。

 そして非常持ち出し袋には、やけど・切り傷・テープなどのファーストエイドキットを用意しましょう。
日常負う可能性の低い大きな怪我ややけどをする可能性がありますから、バンドエイドなど小さなものだけでなく、大き目のキズ口パッドや三角巾なども用意したいですね。

 こういった怪我に対しても想像力が大切です。 

・お湯を沸かしている時に地震にあってやけどした。
・家具が倒れて骨折した。
・帰宅難民になって、長距離歩いたために靴擦れした。
・ガレキの中を歩いて、釘を踏み抜いた。
など、ふだんでは考えられない怪我を負う可能性が高いのです。 想定して準備しましょう。

 最近は100均でも、救急用品などもあるようですので、うまく利用しましょう。
100均にあるものでお勧めは、粘着包帯。 救急用品以外にもガムテープがわりにも使えますよ。

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お勧めコンパクトな寝袋

非常用の寝具というと、サバイバルブランケット、エマジェンシーブランケットと呼ばれるアルミ蒸着フィルムタイプが定番となっていますが、風でバタつく、動くとうるさい、一度使うと元の収納サイズに戻らない(戻すのはとても大変)など、実用上は結構問題があります。
 
 元々サバイバル用ですから、何度も利用したり快適性というのは追求していないのでしょう。
避難所などで、毛布が手に入らない状態で使うには、少し問題があります。

多くの方が、非常持出袋に入っていて、「毛布3枚分暖かい!」と言われ、安心されているのではないでしょうか?
通常なら一度使ってみる事をお勧めするのですが、これは元に戻せなくなるので辞めておきましょう。

 で、私も軽量コンパクトな実用性の高い寝袋を探していました。
そこで見つけたのが、米国アドベンチャーメディカルキット社のエマージェンシービビーサック
thermobivvy この会社はアウトドア用品を結構作っているようですね。


今まで、一部の通販でしか見かけなかったのですが、先日東急ハンズのアウトドア用品売り場で発見したので、ご紹介する事にしました。

重さ250g、サイズ89×213mm(カップラーメンの大盛りサイズ程度)
素材はサーモライトという、デュポン社の新素材。 ウールの3倍の暖かさ、綿の2倍の速度で乾きます。 
 エマジェンシーブランケット等は、まったく湿気を通しませんから、汗をかくと放出されず、汗が冷えて寒く感じる事があります。 寝袋にとっては湿気管理ができるのはとても大切な事なのです。

そして、柔らかく洗濯する事もできます。
マジックテープで開閉して、温度調整ができるようになっています。 この手の商品としては結構作りが良いのが好印象です。

以前は、モンベルの寝袋を圧縮バックに入れて車に入れておいたのですがやはり嵩張りますので、今はこれが車に入れてあります。 約1/4くらいの省スペースになりました。

だいぶ寒い季節になりましたが、避難所に行っても毛布がすぐ貰えるとは限らないのです。
実際神戸でもそうでしたし、毛布の多い所は一人で5枚使える所もあれば、一人1枚にも足らない避難所もあったようです。

 せっかく地震で生き残っても、インフルエンザにかかってしまったら大変です。
特に体調を崩しやすい環境になるのですから、やはり防寒対策は重要ですね。

>2006/11/10追記
アマゾンでも扱っているようです。 二人用もあります。

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November 13, 2005

お勧め携帯用LEDライト

ひさしぶりにLEDライトのご紹介です。
ストリームライト社のKeyMateという商品です。

ストリームライト キーメイト

直径18.5mm 長さ6cm、重さ26gの一見マグライトのミニチュアのようなLEDライトです。
マグライトと同様ヘッドを回して点灯するタイプなので、ポケット等に入れて誤作動し電池切れを起こす心配もありません。 防滴構造、アルミの材質などもマグライトと同様です。

 電池はLR44電池4個。 コンビニでも入手できる電池を使っています。
私は、携帯電話の革ケースの見えない所に穴を開けて、4個のスペア電池を格納しています。

 こう見るとマグライトのコピー商品と思われるかもしれませんが、このストリームライト社はフラッシュライト専門メーカで、軍・警察などで使われる商品を販売している会社で安心です。

このライト、なかなか明るく、光も20m程度先にも光が届きます。
LEDライトは、手元は明るいが遠くには光が届かない商品が多いのですが、この商品はリフレクター(反射板)付きですので、光が届きます。

 気に入っているところは、明るさはもちろんですが、キーホルダーとクリップが付いている事。
キーホルダーに付けて、いつも携行しています。 またクリップ付きの小型ライトなので、使うときはキャップのつばにクリップで挟んで使うとか、腕時計のベルトにクリップで挟んで使うとか、実用性が高く便利ですね。

連続使用可能時間は、96時間。 点けっぱなしで4日間。(仕様上の値)

携帯用としては、今までMicroLightIIIをお勧めしてきましたが、明るさと防水性能に不満がありました、これからはコレがイチオシです。
ホイッスルと一緒にキーホルダーに付けて、ぜひ携行してください。

最低限、このふたつがあると安心できます。
ネットのほか、東急ハンズでも売っています。

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November 10, 2005

政府の防災拠点は耐震化されていない

会計検査院は、平成16年度決算検査報告の中で、地震災害時の防災拠点となる官庁施設の耐震化対策が重点的、効率的に実施されていない事態について指摘し報告した。詳細はこちら

 政府は、各施設を以下のように分類している。(表現は省略しています)
1)構造体(壁・柱等)
 大地震発生後(以下、発災後)補修するなしで使えるものをⅠ類、大きな補修なしで使えるものをⅡ類、部分的な損傷は生じるが、建築物全体の耐力は著しくないものをⅢ類

2)建築非構造部材(外壁、建具、天井材等)
 活動の支障になるような損傷・移動がないものをA類、損傷や移動が発生する場合でも、人命の安全確保と二次災害の防止が図られているものをB類

3)建築設備(自家発電設備、消火設備等)
 発災後、大きな補修することなく、必要な設備機能を相当期間継続できるものを甲類。発災後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られているものを乙類

 つまり、建物の構造物と外壁天井等の部材と設備に分け、それぞれすぐ使えるものをI類、A類、甲類と位置づけ、その他は最低人命の安全確保と2次災害の防止が図られる事を最低基準としているという分類。

 そして、指定行政機関で東京・名古屋・大阪および強化地域にあるものは、すぐ使える必要がある(Ⅰ類、A類、甲類)でなければならないとし、その他指定地方行政機関は、Ⅱ類・A類・甲類とされている。

今回調査対象966施設のうち、Ⅰ類が161棟、Ⅱ類が805棟。
耐震診断については、構造体についてはほぼ全て調査完了、建築非構造部材および建築設備については、半分強の調査が完了している。

 構造体の調査で改修が必要とされたものは、Ⅰ類で83%、Ⅱ類で68%にのぼるが、改修が済んだものはⅠ類で35%、Ⅱ類で33%に過ぎない。 つまり、Ⅰ類で耐震基準を満たすものは46%、Ⅱ類で54%しかない。

 そして、耐震診断結果で、現行の建築基準法で求められる耐震性能を1とし、0.5未満の施設をa評価、0.5~1.0のものをb評価としている。 つまり、a評価は補修の緊急度が高い施設である。

 未改修の建物のうち、a評価の建物がⅠ類で46%、Ⅱ類で26%ある。
 つまり、本来重要度の高いⅠ類の建物のうちa評価のものを優先して改修すべきなのに、優先度に応じた改修がなされていない。

ここまでみてどうでしょう? 政府の防災対策上重要な施設の半分が求められる耐震基準を満たしておらず、改修していない建物の半分弱は、現在の建築基準法の耐震性能の半分以下の性能しかない訳です。

 こんなデータを見てしまうと、政府の防災計画は本当に機能するのだろうかと疑問を感じてしまいます。
やはり悪い状況を考えると、政府の防災計画に基づく対応は半分程度しか機能しないと思っておいたほうが良さそうに思えます。 

 判りにくい行政のレポートをなるべく判り易くしたつもりですが、まだ判りにくい文章ですみません。


 
 

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November 09, 2005

BCPに基づく耐震対策

大成建設がBCPを策定し、48時間以内に顧客の復旧活動を支援する計画を発表したようだ。(11/8日経夕刊)

このようにBCP(業務継続計画)を作成し、具体的にどの業務をいつ再開できるかを示す事は、ゼネコンをはじめ、災害復旧に携わる役割を持つ企業には必要な事だと思う。 
 
 早期のBCPの策定が顧客を安心させ、信頼を得る。 

危機管理というと、お金が掛かるだけのマイナスイメージが強いが、顧客の信頼・従業員の安心・被害発生時の競合他社より早い対応によるシェア獲得など、即効性はないが、お金では買えないものが得られるメリットもある事を考え、ぜひポジティブに捉え取り組んでいただきたいものです

話は変わりますが、大成建設のサイトを見ていたら、「事業継続(BC)のためのファシリティ構築」という記事を見つけた。

 興味深い内容だったので、ご紹介したいと思います。

BC(事業継続)デザインと従来の耐震設計の考え方の違いについて、耐震設計は「壊れないこと=安全」という観点だったのに対し、事業継続の観点から建物に必要な機能が維持できる事を前提に設計する事にある。

つまり、従来は「この建物は震度○まで耐えられます」で終わってしまい。 ライフラインが機能しなかったり、設備が使えなくなっても、それは別問題と考えられていた。

 たとえば病院などで、地震に耐えられたとしても、病院として必要な電気なり水なりが確保され、医療活動が行える状態を保って、はじめて病院として機能する訳です。

 BCデザインとは、その建物に必要な機能と優先度を考慮した設計を行い、最低事業のこの機能だけは48時間以内に業務再開するといった計画に基づいて、免震・耐震構造と共に非常電源の確保や水の確保など必要な機能を盛り込んだ設計を行う事のようだ。

大成建設では、ABCランクに分け、Cランクが建築基準法+阪神淡路大震災の教訓の基準で、人命保護・倒壊防止・避難確保など最低機能を備えたランクとし、Aランクを直ちに業務継続可能なレベルと設定している。

また、耐震対策といっても、大きな費用発生が問題となるが、具体的な事業継続計画に基づいて必要な部分に必要な機能を与える事に的を絞る事によって、優れた費用対効果が期待できる。

ITの世界では、システムの重要度に応じてバックアップシステムや安全性の確保をするのが常識だが、業務継続・防災に関しても同じ事である。

 奥様方には、企業の話で縁遠い事に感じたかもしれないが、家庭においても考え方は同じ。
命を守る事を最低限の備えとして(特に寝室や出口までの避難経路の確保)、事業継続(=日常生活)をするために、どのように対応するか優先順位を考えて備える事です。

いろいろなやり方があるでしょう。 地震保険を掛ける。耐震工事をする。もしもの時は実家に疎開すれば良い。
また、小さな子や老人がいる家庭では、その命を守るために必要な事があるはずです。

家庭で、BCP(事業継続計画)を作れとは言いませんが、やる事は同じです。
被害想定を行い、具体的な復旧計画を立てる。 この時、具体的にやるためには行政の防災計画などの基礎情報と、想像力が大切になります。
そして家庭の事業継続のためには、仕事があり収入がある事が大前提になります。
そのためには、会社が事業継続できる事が重要です。
 社員の方は、自分の生活を守るために、それぞれの立場から会社のBCPを推進すべきだと思います。 
 ご自分の担当の仕事を継続させるには何が必要か、どう行動すべきか検討し、下から上に上げていけば、全社員がそのような行動をとれば、会社も動くのではないでしょうか?

自分はそう思っていても、上司が聞く耳を持たない・・・ でも震災で倒産したり、リストラにあって一番困るのは、再就職の困難な中間管理職クラスのはずなんですが。

なんか、話題がコロコロ変わって取りとめがなくなってしまいました・・・ 
企業も家庭も、被害想定と具体的で詳細な復興計画は大切って話でした。

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November 07, 2005

さまざまな形の復興支援

記録的な被害を出したインド洋大津波ですが、土地台帳が被害に遭ったため、住民の移転や補償問題に支障をきたしているようです。

 そんな中、被害にあった文書の復旧支援を行っています。
マグロ用の冷凍倉庫に保管して、水分を抽出し、文書を復元するという方法。
(以前テレビで詳しく説明していたのですが、忘れました・・・)
簡単に大量に処理できるのが特徴だそうです。

 復興支援というと住民の生活支援や自衛隊が行うような支援が思い浮かびますが、住民の権利を守り、復興の基礎データとなる公文書の復興支援も大切な支援です。

復興支援と言ってもいろいろな形があるのですね。

 こういった日本の技術が海外で役に立つのはとてもすばらしい事ですね。
他にも活用できる技術はたくさんあるはずです。

 問題や課題を公表し、広く民間から知恵や技術を募っていただきたいと思います。

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November 05, 2005

防災に最も大切なもの・・・

「防災に最も大切なものは、想像力だと考える。」 京都大学防災研究所編の地震災害論の本は、こんな書き出しではじまります。

 私もまったくその通りだと思います。被害、避難行動、避難生活、復興への過程、これらの状況を具体的にイメージし、必要な備えをする事が、防災にとって一番大切な事ではないでしょうか?

 非常持出袋を買ってきて、備えは万全!なんて思っていても役に立ちません。

地震災害論
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 今回は、この想像力を駆使して、具体的なイメージを作るためのトレーニングをご紹介します。
DIGと呼ばれる災害図上訓練です。
Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字を取って命名されました。

 会社や地域、自治会などの防災訓練はありきたりで、興味が持てないという方、自治会で防災訓練をやらなければいけないが、何をやれば良いか判らないという方、ぜひこの訓練をやってみてください。

 また、家族で楽しみながら話合う機会としてもとても良いと思います。

詳細のやり方は、静岡県地震防災センターのサイトに詳しく書かれていますので、こちらをご覧ください。

 簡単にご紹介すると、地図に自然条件、まちの構造、防災関連施設(避難所等)、被害想定などを記入しながら、震度6強、冬の夕方など具体的に想定した地震や自然災害(浸水等)について、どう行動するのかを議論しながら検討する訓練です。

 参加者がいろいろ意見を出し合う事によって、認識をあわせる事ができます。

 自分の家では、防災に積極的だが、近隣の理解が得られないといった方も、こういったツールを使うと必要性を理解していただけると思います。

 行政も自助・共助を勧めるのであれば、こういったツールの紹介や無料セミナーを開くなど、積極的に広めていただきたいものです。

 ちなみに、前提となる知識などは「防災・危機管理 e-カレッジ」などで紹介されておりますので、参考になさってください。

 また、このブログでも被害想定など、関連情報へのリンクをたくさん載せております。
右のカテゴリーから「行政の防災対策」「被害想定」などのカテゴリーを選んでいただくか、検索機能でキーワードを探してみてください。

 それから、地元の図書館の防災関連書籍もぜひチェックしてください。地域の地域危険度の資料や防災計画があるはずです、どこにどんな備蓄があるか把握したうえで、家庭なり地域の防災計画を立てるべきです。

 具体的に詰めていくと、現在の防災対策にもいろいろ欠点が見えてくるはずです。
こういった訓練を一度しておくと、普段近所を歩いていてもいろいろな発見があるはずです。

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November 04, 2005

会社の机に置いておく防災セット

ひさしぶりに、非常持出袋ネタを。
会社に置いておく防災セットで、机の引き出しに入るコンパクトな物をお探しの方へ。

 アウトドア水筒として、メジャーなナルゲンボトルに防災用品を入れた防災セットです。
エマージェンシーボトルセット with Nalgene 4,368円

こういったセット物を買っても良いし、この内容を参考にオリジナルで作るもよし。

ナルゲンボトルは、ハイカー、クライマーなどに愛用されている信頼性の高いボトル。耐熱温度プラスマイナス130度でポリカーボネイト製で割れにくいのが特徴。

 今は色やデザインなどいろいろあるようです。

広口ボトルだから水も入れやすいですね。 水以外にもナッツやチョコなど携行食を入れる方も居ます。
私も以前、ミックスナッツを非常用に入れておいていたのですが、ついつい食べてしまって没にしました。

水は長期保存可能なペットボトルで用意しておくのが理想ですが、ビルやマンションの場合給水タンクがあるので、すぐには断水しない可能性が高いです。
  ビルが倒壊するような状況でなければ、揺れが収まり、火の始末等一段落したら、すぐ水を補給して非難に備えるといったやり方でも大丈夫かもしれません。

ご紹介したセットの内容は以下のとおり。
1)最低限の救急セット:傷当てパッド×2、洗浄綿×2、ネット包帯(大・小)、絆創膏
2)キャンピングナイフ:ナイフ・スプーン・フォーク・缶きり・栓抜き・コルク抜き
3)カラビナ: これで腰からぶら下げたり、バッグに下げたりできます。
4)ミニLEDライト:1灯、リチウム電池、連続点灯37時間
5)ホイッスル: シンプルでメジャーなホイッスル
6)ハンディポンチョ: 最も軽量コンパクトな雨具。タープや敷物など、応用範囲は広いです。
7)サバイバルブランケット: 防災用品の定番、アルミ蒸着シート
8)メッシュポーチ: 2枚、ボトルの中身を移して使用するなど

お勧めする理由は、実用性が高くコンパクトな事。 机の引き出しの片隅に入れて置けます。

このセットで足りないものは、
1)防塵マスク: 私は必須の防災用品だと思っています。
2)食料: 携行食として、カロリーメイトなど簡易食料を用意しましょう。
3)携帯充電器: できればあると便利ですね。 
4)ラジオ
5)靴: できればトレッキングシューズ、もしくはスニーカ。 

3)4)はレスQ隊がお勧め。私のレビューは、こちら
5)足のトラブル対策についてはこちら

 非常持出袋をデスクに置く余裕はないという方、これくらいなら置けませんか?いかがでしょう?

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November 01, 2005

巨大疎開所でも作れませんか?

先ほどWBSでやっていたんですが、特別財源を使って地方に巨大ドームを作成し、その維持費で地方財政がさらに悪化するとか・・・  そんなの作るなら巨大疎開施設でも作って貰えないものでしょうか?

首都圏直下型地震をはじめ、各地の地震に対する不安や、台風など自然災害に対する不安はつのる一方です。
阪神淡路大震災でも多くの方が長い避難所生活を強いられ大変な思いをされました。

このような大災害が起きた場合、家族は安全なところに疎開して日常生活を送って貰いたいものです。
一部市町村レベルで協定を結んだり、疎開パックなるものを販売したりされているようですが、数万人~数十万人規模の被災者が出た場合、混乱するのは必至です。

そこで提案は、各地に1万人程度収容できる巨大疎開施設を作成する事。
免震構造として、井戸や太陽光発電等自然エネルギーを使った、自立型のライフラインを持つ設備。
 中を可動式パーティションで区切り、収容人数に合わせて使用できるエリアを可変にする。
地区毎に疎開させ、同じ学校の生徒が生活し、授業を受ける事ができる。

地元での災害発生時は、地元民の避難所として、都市災害時は都市からの疎開に使う。

 どの程度の疎開期間か判りませんが、その間は地元の活性化に繋がります。
気に入って移住する人も出るかもしれません。

 平常時は、地元のコミュニティで活用すれば良いし、自然エネルギーで得た電力や熱源を近隣に無料で配布すれば良い。

 ちょっと思いつきを書きましたが、使われずに経費ばかり掛かる施設を作るよりも、良いのでは。

本当に、疎開や仮設住宅対策は事前に充分な手当が必要だと思います。
 阪神淡路大震災や福岡の場合は、影響範囲が狭かったから、この程度で済んだのです、大都市で被害が出れば収支がつかなくなるのは必至です。

もう一つの案は、船です。 自走できなくて良いから、居住設備の整った大型船を準備して欲しい。
別に新造船でなくても、ロシアあたりから大型船を買って、改造すれば良い。

 災害が起きたら近くに曳航して利用する。 海外の災害支援にも使う。

 別に国レベルでやらなくても、大企業ならこのような対策を取る事は可能だと思います。 

 最近、企業のBCPに興味を持っていろいろ調べていますが、やはり企業の復興のために、社員が一丸となって活動するためには、家族が安心して暮らせる保障を企業が与える事が一番だと思っています。

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