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January 02, 2006

今年の防災テーマは

あけましておめでとうございます。2日になってしまいましたが、今年最初の書き込みです。
元旦の日経新聞に、地震についての特集記事もありました。

西日本は、「地震の活動期入り」を多くの学者が支持しているそうだ。
東日本も「局所的に活動期入り」と言う学者もいるそうだ。

 ますます防災・減災対策が求められる年だと思います。

 特に大切だと思われる事がふたつあります。
 
 ひとつは、建築物の安全性確保。耐震偽装問題の解明が進まないまま年を越してしまいましたが、今回の事件を機に既存の建物の安全性チェックの気運が高まり、法整備や対策が進む事を期待します。

 建物が安全なら、1次災害による被害はかなり防げるはずです。

 もう一つは,企業の事業継続計画(BCP)策定。
 既にBCPを策定している企業では、社員やその家族の安否確認や、その救済対策まで盛り込んでいます。
被災しても、企業の事業が早期に復興できれば、社員やその家族は安心して復興に取り組めるでしょうし、経済活動が停滞しない事が、復興の大きな原動力になるはずです。

大企業を中心にBCPの策定は進んでいますが、そのサプライチェーン(取引先)まで巻き込んで対策を実施する事により、中小企業でもBCPの策定は進むはずです。
 
 企業にとって防災対策は、コスト要因でしかない。「そんな余裕は我が社にはない!」という企業が大半だと思いますが、今後はBCPの策定の有無が企業の信用力の評価になってきます。欧米でもすでにそれが問われています。

「社員の立場では、なかなか会社にそんな事は言えない」と思われるでしょうが、災害に対する不安は社員全員が持っているはずです、ぜひ会社でその事を話あってBCP策定とその対策の実現への気運を盛り上げていただきたいものです。

事業継続計画といっても、すぐ膨大な費用を掛けて対策を行うばかりではありません。

日々の業務の様々な決定の中で、危機管理意識を持って取り組んでいけば、おのずと実現してくるものもたくさんあるはずです。

 たとえば、重要なデータなどは分散して保管する、取引先を場所を離れた所に選定する。
役員は、一緒に移動しない(同じ飛行機/車に乗らない)。 細かな事はたくさんありますね。
さまざまな判断の中に「もしも災害が起きたら・・・」という基準を追加すれば良いのです。

 危機管理意識を働かせる事は、企業だけではありません、家庭でも役立つ事はたくさんあるはずです。

スーパーの安売りで、「これは備蓄になるから多めに買っておこう」とか、買い物や散歩の途中で「このブロック塀はあぶない」とか。

地震などの災害以外にも、子供の安全に対する不安など、残念ながらますます危機管理意識が問われる世の中になってしまいました。 ほんなちょっとの注意で不幸を避ける事ができるかもしれません。

今年は、危機管理意識を高めたいと考えています。
そんな記事を書いてみたいと思っております。

どうか、本年もよろしくお願いいたします。

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コメント

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は,防災のみならず危機管理に関する記事もかなりあり,かつ実に的確な内容であったため,本当にためになりました。
ご指摘いただいた内容で,私自身も防災対策を講じたぐらいでした。オーバーですが,私の命を救ってくれるブログであったといっても過言ではありません。
今年も,勉強させていただければと思います。
また,私自身も,今年は危機管理や防災防犯について,もう少しいろいろ勉強していきたいと思いますので,引き続きよろしくお願いします。

投稿者: おかにゃん (Jan 3, 2006 10:24:43 PM)

おかにゃんさん、コメントありがとうございます。
 そして、いつも読んでいただきありがとうございます。

ブログをやっていて、一番うれしいのは「参考になった」「役に立った」と言っていただける事です。本当に励みになります。

今後もいろいろなご意見をいただければさいわいです。
 今年もよろしくお願い致します。

投稿者: isana (Jan 3, 2006 11:57:53 PM)

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