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February 26, 2006

中小企業BCP策定運用指針

2/17中小企業庁が、「中小企業BCP策定運用指針」を作成し、Webサイトで公開を開始した。

入門診断、基本/中級/上級の三つのコースに分かれており、BCPについてMECE(互いに漏れなくダブリなく全体としてみて出尽くしている)に検討できるようになっているようです。

ボリュームとしては、以下のように想定されている。
基本:経営者1人で延べ1~2日程度。
中級:経営者1人で延べ3~5日、経営者とサブリーダー含め数人で2~3日。
上級:経営者とサブリーダー含め数人で延べ1週間程度。

本当にこれだけ短期間に整理できるかどうかは、若干疑問を感じるが、前提知識なしに学びながら策定できる点は、すばらしいと思います。

もっとも、この程度の手軽さで策定できるようなものを提供しないと、手をつけないのが実情でしょう。

BCPの策定の最も重要な点は、危機管理について客観的に網羅して見る事です。
たとえ基本レベルであっても、経営者が全てを俯瞰して見る事により、自社の強み・弱みを把握でき、改善の意識が生まれる事が大切だと思います。
 
 そしてBCPは一度策定すれば終わりではなく、計画・訓練・補強・見直し(PDCA)を繰り返し続けるものです。
ぜひ続けてください。

あなたが、経営者でなくても、ぜひ一読していただきたいと思います。
ご自身の部署、会社や取引相手がBCPの視点から見てどうなのかを知る、ものさしを手に入れる事ができるからです。

ライブドア事件に象徴されるように、これからはCSR(企業の社会的責任)や危機管理に対する取組みが、企業を選択する基準になる時代です。

みなさんの会社は、選ぶ側にも選ばれる側にもあるはずです。

被災後の復興に向けて、基本となるのは仕事が安定して復興に向けた生活設計ができる事。

あなたなり、同僚の方、社員が同じ危機意識を持って、日々の仕事に取り組めば改善される事もあるのではないでしょうか?

そして、このものさしは、個人・家族のレベルでも活かせるのではないでしょうか?

BCPを策定している会社は、地域貢献活動についても検討しています。
被災時には、地域住民を助けてくれるはずですから、BCPを策定している企業を応援してください。

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