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May 27, 2006

梅雨入り:水害対策を考えよう

九州は梅雨入りしたようですね。 ここのところ東京でも、雨が降ると豪雨になる事が多くなりました。
梅雨から台風シーズンまで、これから水害の危険が増す時期です。

これからは、今までは大丈夫だったからという考えは甘いと思います。
年々、豪雨の発生確率は高まっています。 いつ想像を超える雨が降るかわかりません。
実際、1976~86年と1987~97年の10年間を比較すると、強雨(10mm/h)の割合は倍以上となっています。

梅雨を前に、水害対策について、考えておきましょう。

[全般]
 ・気象情報には注意しましょう。 
  地元の情報はローカルFM局のほうが、情報は豊富です。ラジオに登録されていますか?
1時間に50mm以上の雨が降ったら警戒が必要です。

 ・洪水ハザードマップがある地域は、今一度確認しておきましょう!
自宅にないという方は、市区町村に行けば手に入るはずです。

 ・土砂災害の危険のある方は、特に注意が必要です。
日頃から、よく観察して、変化の兆候を見逃さないようにしましょう。

 ・浸水はあっという間
  浸水が始まると数十分で床下、床上浸水する可能性があります。
  気象情報や周りの状況に注意して、早め早めの対策が必要です。

[都市部では]
 ・アスファルトに覆われた都市部では、洪水よりも内水氾濫に警戒が必要です。
通常の洪水や氾濫は、川の水が溢れる・堤防が決壊するのに対して、内水氾濫は大量の雨などにより、排水が機能せず、浸水します。

 ・浸水した中を歩く時は、排水路やマンホールに注意!
道路が見えない状況で歩く場合は、足元に注意しましょう。 マンホールの蓋が浮き上がってはずれていたり、排水路に落ちる危険があります。

[水害を防ぐために]
[排水溝の掃除]
 近所で協力して、排水口につまった枯葉やゴミを掃除しましょう。
 排水溝の詰まりによって、それだけ排水能力は下がり,浸水の危険が増します。

[水の侵入口をチェック]
 ・水が浸入するのは出入り口ばかりではありません。
  排水口からの逆流、換気口からの侵入も考えられます。 特に、洗濯機の排水口、浴室の排水口などは位置 が低いので注意が必要です。

[簡易防水工法を知っておこう]
ゴミ袋を使って、水のうを作り土嚢代わりにする事ができます。
もしもの時のために、覚えておきましょう。

 [作り方]
 ・40リットル程度のゴミ袋2枚を重ね、半分程度水を入れ、口をきつく縛り、浸水の可能性のある場所に隙間なく並べます。この方法では高さ10cm程度しか防ぐ事ができません。

 ・ダンボール箱に、この水嚢を入れれば、積み重ねて使う事ができます。

 ・ポリタンクやプランターなどを、ブルーシートで包み、土嚢代わりにする事もできます。

 ・侵入口に板を立てかけ、水嚢で押さえて、止水板代わりにする事ができます。

[ポリマー土嚢]
 今は吸水性簡易土嚢という商品があります。 紙おむつなどに使われる吸水ポリマーが入ったもので、とても設置が簡単で、コンパクトに収納できます。
土砂不要!水につけるとふくらむ土のう吸水土のう(淡水用)5個組【消防用品/水害・土嚢】

[本格的な対策]
 入り口が道路面より低くなっていたり、半地下、地下になっている場合は、止水板を設置する事も検討しましょう。 20~30万くらいから設置できるようです。 例)みずどめくん

[浸水したら]
 ・まずは電化製品を避難しましょう。
 ・ショートの危険があるので、ブレーカーを落としましょう。
 ・家具、衣類等できるだけ安全なところへ。
 ・部屋の中央にブルーシートを敷いて、周りのものをその中へ、シートの端を天井に止めてしまうのも緊急対策には良いと思います。

[浸水後は]
 ・とにかく乾燥! エアコン、除湿機、炭、新聞紙などで乾燥させるのが先決です。
 ・最大の問題は、衛生問題。 隅々まで消毒が必要になります。
 ・泥などは、ちりとりやペットボトルや洗剤容器を切った物を使うと取りやすいそうです。
 ・市区町村の対策があるはずです、ゴミの廃棄、金銭的な支援があります。
  被災証明をとって、行政の支援策を活用しましょう。
 ・車は車両保険で補償されるようです。 商品によると思いますので、一応確認してください。

[その他,想定被害]
 ・直接、床下・床上浸水がなくても、停電の可能性があります。
 灯り等停電対策をしておきましょう。

[備えておきたい備え]
 ・非常持出袋
 ・カッパ等雨具
 ・大きなブルーシート
 ・ゴミ袋(40リットル):大量に備蓄しておきましょう。
 ・停電対策 灯り、ラジオ、クーラーボックス(冷蔵庫も止まります)、カートリッジガスコンロ
 ・ポリマー土嚢
 ・排水ポンプ:半地下のあるマンションなどでは、備えておきたいですね。

地震よりも発生確率の高い水害。 「カトリーナ、明日は我が身」と考えて対策を考えておきましょう。

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