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May 17, 2006

阪神大震災での死因

 大震災が発生したらと考えた時、一番最初に思い浮かぶのは「避難所での不自由な生活」ではないでしょうか?
 大震災で自分が死ぬかもしれない。家族や友人を悲しませるかもしれない。多くの人に迷惑をかけるかもしれない。 と考えた事はあるでしょうか?

 そして、自分が犠牲者の一人となった時、どんな死に方をするか考えた事はありますか?

私も「死ぬかもしれない」とまでは、考えた事はありましたが、どんな死に方をするかまで考えた事はありませんでした。

  先日、防災士の研修を受けました。 そこで、阪神淡路大震災での犠牲者の方の写真をたくさん見る機会がありました。
 圧死や頭部損傷で一瞬にして亡くなられた方、生体反応のある焼死体(意識があったかどうかは判らないが、死亡する前に焼かれた。)、そして一番印象的だったのは、身動きが取れないまま餓死された方の写真でした。

1993年3月の消防庁の調査によると、震災関連死を除く死者5,502名の死因別の構成は、以下のとおりです。
1)圧死 4,831(87.8%)
2)焼死(と思われるものも含む) 550(10.0%)
3)その他 121(2.2%)

どうせ死ぬなら、生きたまま焼かれたり、餓死するのだけは勘弁して欲しいと思います。

防災の備えというと、多くの方が非常持出袋や避難生活に備えた品々を買う事ではないでしょうか?
実際、家具の転倒防止策の実施率は3割程度のようです。 非常持出袋のある家庭はもっと多いのではないでしょうか?

一番大切なのは命です。 命を守る備えをしていますか?

命を守るために大切な事は、
1)建物が倒壊しない事。 ⇒耐震診断、耐震補強、安全な家に住む
2)家具の下敷きや物がぶつからない事 ⇒家具転倒防止
3)地震が発生した時、適切な行動が取れる事 ⇒避難訓練、行動の手順の確認
4)もし、怪我をしたり閉じ込められても助けられる事 ⇒ ホイッスル等自己アピール品、近隣との付き合い

 自分が死ぬ事も有り得ると最悪を考えて、命を守る備えが充分かどうか、改めて考えてみてください。

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