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June 14, 2006

防災科学技術研究所5年間の成果

独立行政法人「防災科学技術研究所」第5回成果発表会が6/13につくばで開催され、参加してきました。

「防災科学技術研究所」と聞いて、どんな活動をしているかピンとくる方は少ないかもしれませんが、「地震動予測地図」とか「実物大の6階建てビルの震動実験」、さらに全国の地震観測網(Hi-net,F-net,K-Net)などの名前を聞くとマスコミ等で扱われたのをご記憶の方も多いのではないでしょうか?

1963年に「国立防災科学技術センター」として設立され、2001年4月に独立行政法人として再スタートして、今年は5年。 今回は5年間中期活動計画の報告会という位置付けで、一般でも参加できました。

このブログでも、防災科学技術研究所のネタはいろいろご紹介してきました。
研究テーマもすばらしいですし、広く情報公開しているしている姿勢もすばらしいと、かながね思っておりました。

8つのプロジェクトの成果報告と特別講演として「日本IBMの災害復旧対応の取組み」。そして、パネルやパソコンを使ったデモが行われました。

先に感想からご紹介すると、かなり学術的な内容ではないかと心配しておりましたが、一般人にも理解できる内容で、大変参考になりました。 基礎的な研究だけでなく、減災につなげるための様々な取組みなど、すばらしいと思います。

 そして、次の中期計画の内容を聞くと、大地震が来るのがあと5年待って貰えると、今までの試みがいろいろな形で実用化され、かなり減災につながるのではないかと思います。

今後の活動に期待し、今後も注目していきたいと思います。

[発表内容]
1)火山・気象・雪氷等の災害低減にむけて
 ・火山災害の軽減を目指して -噴火予知と災害予測-
 ・1時間割きの豪雨災害の発生予測を目指して -マルチパラメータレーダの利用-
 ・雪害を減らす -雪氷災害発生予測システムの開発-
 ・災害に強い社会システムの形成に向けて -参加型水害リスクマネージメント/コミュニケーション支援-

2)特別講演 日本アイ・ビー・エム社における災害への備えと顧客のシステムの復旧対応

3)地震災害軽減への挑戦
 ・基盤的地震観測網を活用した地震活動の評価(Hi-net,F-net,K-Net)
 ・地震ハザード評価手法の開発「地震動予測値図」
 ・E-ディフェンスを活用した耐震工学研究
 ・自治体のための災害対応情報システムの開発

[防災科学研究所関連過去記事]
気になるスロースリップ現象
地震は来る、腹をくくるしかないでしょ 地震ハザードステーション J-SHIS紹介
火山ハザードマップデータベース
がれき除去:スマートクレーン 今回は、これの紹介はなかったな・・
一月でこんなに地震は起きている!
ペットボトルでできる液状化実験
地震予測地図を発表
必見!倒壊実験映像
どう進める中小ビルの耐震化

※今気付きましたが、時々「防災科学研究所」と紹介してます。「防災科学技術研究所」が正しいです。
失礼致しました。

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