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June 19, 2006

水道の耐震化

前回の記事で、二日酔いの猫さんから、水道管の耐震性についての情報をいただきました。
二日酔いの猫さん、いつもありがとうございます。

水道管では、地震対策として耐震継手を使用しているといった情報は以前から知っていましたが、具体的な事が判りませんでした、今回教えていただいた情報で判った事をご紹介します。

 ご紹介いただいたのは、「日本ダグタイル鉄管協会」のサイトです。
ダグタイル鉄管は、従来のものよりも強靭な性質を持つ鋳鉄管だそうです。
 東京都水道局のサイトによると、平成8年度末現在でダグタイル化率は91%で、現在初期のダグタイル管を新しい物に更新している状況のようです。

この日本ダグタイル鉄管協会の技術資料の中に、「地震と管路について」という資料が公開されていました。
これによると、ダグタイル管と耐震継手によって、通常の地震での破損はほとんど防げるが、軟弱地盤や液状化地盤については、土の動きを数値的に捉えるのは難しい。 基礎工事や地盤改良が必要との事。

ダグタイル管の利用により、管自体の破損はほとんどなくなり、被害は継手部分に集中するようになったようです。 また管を鎖状に繋ぐ工法により、地面が動いても全体が移動して、継手部分の破損を防ぐような工法もあるようです。

阪神淡路大震災では、耐震継手管が布設された270kmの区間での被害は発生しなかったそうです。

東京都水道局では、耐震化路線を設定して整備を進めているようです。
このような整備方法であれば、自宅では水は出ないが少し離れた避難所では水が出る可能性がありそうです。

東京都水道局の地震発生時の課題として、配水区域が適切な規模の区域で分けられていないため、影響範囲が大きくなり復旧に時間を要する懸念があるようです。

新潟大地震の時代と比べると、格段に耐震性が向上している事が確認でき安心できましたが、液状化対策がどの程度進んでいるのかという不安は残ります。

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