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July 13, 2006

通信と防災

7/11日経朝刊に通信関係で気になる記事が幾つかありました。
1)新IP網,設備含め開放
 2010年度頃には全てのNTTの通信網が新IP網に置換わり、他の事業者にその開放を義務付ける。

⇒現状は、電話や携帯電話は独自の電話網(例外アリ)をインターネットやIP電話はインターネット(IP網)を使っていますが、これがIP網に統一されるという話です。
今は、災害時に電話の輻輳の問題があり、NTT一般電話が使えなくてもISDNは繋がったとか、このキャリアの携帯は繋がったといった話がありますが、この新IP網で統一となると,全て状況は同じになる可能性が高いですね。

 ただし、携帯の基地局から新IP網までは独自なので、差はでると思います。

全て条件が同じになると、その地域が輻輳(ふくそう)すると、どの通信手段でも繋がらない状況になるのかもしれません。

もうひとつ心配なのが、メールやインターネット。
 現状は、電話が使えなくてもメールやインターネットは使える事が多いと言われています。

 これも新IP網で統一されると怪しくなります。
IP電話(VoIP)では、通話品質を確保するために音声を優先させているはずです。
電話の輻輳が発生するとインターネットやメールもかなり繋がりにくい状況になるのではないでしょうか?
※もし違ったらご指摘ください・・・

2)携帯、災害時に自動起動
 災害時に携帯を自動起動し、災害情報を伝える技術の開発を2010年度までに実用化するよう提言。「安心で安全な社会の実現に向けた情報通信技術に関する研究会」

⇒緊急地震速報などが携帯から自動通知されたら安心ですね。
一斉にそこらじゅうの携帯が鳴り始める状況というのもスゴイと思いますし、運転中のドライブモードの場合など、いろいろ課題はありそうです。

3)携帯充電器の規格統一へ(7/11 共同通信)

機種によって規格が異なる携帯電話の充電器について、携帯事業者や機器メーカーの業界団体が協力して、第4世代の携帯電話の導入が本格化する2010年をめどに規格統一する方針を報告書にまとめ、経済産業省に伝えたことが11日、明らかになった。

 ⇒防災上から考えても歓迎です。手回し充電器なども製品によってFOMAが使えないなど、対応できる機種が違うのが現状の問題点。統一されれば安心です。
私も防災を考えるとFOMAに切り替えられないでいます。
2010年切り替えのタイミングなのかもしれません。

4)災害時は携帯がバケツリレー?(7/11読売オンライン


 総務省は11日、大規模災害などで通常の携帯電話通信網が使えなくなった場合に備え、携帯電話同士がネットワークを作って通信を可能にする実証実験を行うことを明らかにした。

 無線LAN(構内情報通信網)のソフトウエアを組み込んで中継機能を持たせた複数の携帯電話が、“バケツリレー”方式でインターネットに接続、避難場所や火災の発生場所などの被災情報を連絡する仕組みだ。

⇒発想としては良いですね。通信網の補完機能として強そうです。
気になるのは、バッテリー。自分が電話を使わなくても中継器となった携帯電話のバッテリーが減るって事ですよね。
 
 いざ、連絡しようと思ったらバッテリーがなくなってたというのは困ります。

私が使っている無線LANの使えるW-Zero3では、無線LANを使うとかなりバッテリーを消耗します。

 まあ、その頃には携帯のバッテリーも長持ちするようになる事を期待します。

今や、災害時の通信手段はとても大切。
利便性と共に防災も考慮したインフラを構築に力を入れていただきたいです。

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