« 20006年度版地震予測地図を発表 | トップページ | パソコンデータの防災対策にGMail »

September 29, 2006

日本でも竜巻は起きている

9/17台風13号が接近するなか、宮崎県延岡では竜巻によって列車が脱線転覆する事故が起きた。
9/27NHKクローズアップ現代で、竜巻を紹介していました。

竜巻は、日本ではあまり意識されない自然災害です。 私も日本にはないとずっと思っていました。
番組メモを紹介します。

1.日本でも、年間10件程度の被害。過去35年間に414回の竜巻が観測されている。
 台風の右前方は竜巻が発生しやすい。
 夏は太平洋側の台風の接近する地域、冬は大雪の降る地域で発生しやすい。

 発生ランキングでは、1位沖縄、 2位東京、3位 千葉、4位宮崎県だそうです。
 東京が2位とは・・・ 都民でありながらまったく知りませんでした。

2,竜巻の被害
 延岡の竜巻は、わずか5分間に、幅150~200m、長さ7.5kmの範囲で被害が発生した。
 風速は50~69m程度。

 死傷者143名、1600世帯に建物被害があった。

 ※竜巻の規模を表わす藤田スケールは、F0~F5の6段階で、延岡のケースはF2。F6は最大風速169m/s
日本では、1990年に千葉県茂原市で観測されたF3(最大風速92m/sec 車が飛ぶ程度)が最大。
Wikipedia[竜巻]より

被害の主な原因は、飛散物による被害。
  延岡でも、瓦が家の外壁に深く刺さっていた。
また、飛散物で窓ガラスが割れ、吹き込んだ風の風圧で屋根が飛んだ。

F3クラスの風速80m/sになると、飛散した角材で住宅の壁3枚を突き抜ける威力がある。

竜巻=アメリカと思っていました。そして映画「トルネード」を思い出します。
 アメリカでは、年間1000回程度。 50名程度が亡くなっている。

3.発生メカニズム
 積乱雲がもたらす現象。 異なる向きの風がぶつかり上昇気流が発生→別の風で下降気流が発生→何かのきっかけで、この風が乱れ竜巻になるようだが、正確なメカニズムは解明されていない。

4.日本の竜巻対策
 観測網が整備されていないため、観測されていない竜巻も多いと考えられている。
 昨年12/25の山形での列車脱線転覆事故も竜巻が原因との説もある。

 雲の状態が三次元的に判るドップラーレーダが、全国をカバーすれば警報を出せるようになりそう。
 気象庁ではドップラーレーダーの配備を徐々に進めている(これにより集中豪雨の予測もできる)。

5.家庭での備え
 最大の危険は飛散物なので、外に出ない事。
 できれば窓のない部屋で、毛布などをかぶりじっとしている事。

 以上が番組の内容プラスアルファです。

 日本でもこんなに竜巻が発生していたなんて驚きでした。 特に発生頻度で東京が2位にはビックリ!
防災士の講習でも、竜巻被害の紹介はありませんでした。

先日の記事でも書きましたが、竜巻対策としても窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る事が大切だと思います。

 フィルムが貼ってあれば、ガラスが割れても風が吹き込みにくく、屋根が飛ばされる可能性も減るのでしょう。

近年の自然災害は、大型化しています。 
 台風や大雪の被害が増えているという事は、それに伴い発生する竜巻の発生頻度も増え、規模も大型化するでしょう。

これから家を建てたり、リフォームする方は、雨戸やシャッターをつける事を検討したほうが良いかもしれませんね。


|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/12079575

この記事へのトラックバック一覧です: 日本でも竜巻は起きている:

コメント

コメントを書く