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January 30, 2007

「不都合な真実」でも知っておこう!

元米副大統領アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」を見ました。
ハリケーン「カトリーナ」など、ここ数年の気候変動による自然災害の大型化や被害の多さは、みなさん実感されているはず。

 自然災害と防災を考える上で、その原因となる地球温暖化についても知っておいて欲しい。
そして、地球規模の防災対策として、地球温暖化防止の行動も大切だという事を。

アル・ゴア氏のドキュメンタリー映画「不都合な真実」は、地球温暖化について考えるには格好の映画です。
 講演会の内容をベースとした映画で、今何が起き、どうなろうとしているのか、それは防ぐ事ができるのか?について、よくまとまったプレゼンテーションです。

「不都合な・・」というのは、「誰にとって?」という疑問を持ちますが、映画では大統領選の敵であった、パパ・ブッシュ陣営であり、地球温暖化防止のための規制によって不利益をこうむる企業として描かれています。

これは、科学技術で急速に発達した現代社会を謳歌している私達にとっても「不都合な真実」です。
ゴミの分別も面倒だし、リサイクル料金も払わなければならない、クールビズ/ウォームビズで暑かったり、寒かったりと、いろいろ大変だと思う方も多いでしょう。

個人も企業もたいへんです。 できればやりたくないのが本音。
だけど、未来を考えるならやらなければならない事です。

 映画の中で、こんなたとえがありました。
「カエルを熱湯に入れると飛び出すが、ぬるま湯に入れて温度を上げると逃げ出さない」

 私達の感覚もこのカエルと同じ。わずかな変化の連続には気付かないのです。
「おかしい!」と思ったら、積極的に知る事も大切ではないでしょうか?

おそらく多くの人が、「最近の気象はおかしい」と実感しつつ、「明日も、子供が大きくなる20年後も同じ生活ができる」と思っているのではないでしょうか?

この映画は、「同じ明日はやってこないかもしれない・・」事を感じさせてくれる映画だと思います。


 小さなお子さんやお孫さんをお持ちの方には、ぜひ観ていただきたい映画です。

 そして、「もう変える事ができない未来ではないか」と思っている方への答えも用意されています。

 一部のTOHOシネマで上映中です。 公式サイトはこちら

映画の中で、海面上昇について紹介されていますが、あなたの家が水没するかどうかは、過去記事「世界水没地図」から確認できます。

 他にも地球温暖化関連の記事も多数ありますので、右の検索窓から「地球温暖化」で検索してください。

映画が観れない方は、書籍も販売されています。

不都合な真実
不都合な真実アル・ゴア 枝廣 淳子

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地球温暖化に興味を持たれた方は、この本もオススメです。
私の本のレビュー記事は、「気候変動+2℃」

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January 29, 2007

災害用伝言板機能強化へ

総務省は、携帯各社の運営する災害伝言板の機能強化にむけ、今月下旬にも「災害情報のネットワークに関する研究会」を発足させ、6月に報告書を作成し、来年度実用化を目指す。
 
 機能強化内容は、避難所の確認、安全な避難経路や周辺の被災状況などの情報も提供できるようにする他、アクセス集中に対するシステムの安定化や、現状キャリア毎に個別に運営している災害伝言板の共通化など。
(1/28 日経朝刊)

 今や携帯電話の利用率は、20~40代では9割を超え、60代後半でも約5割の利用率。(総務省H17年通信利用動向調査

 ラジオよりも携帯電話を常時携帯する人のほうが多いのだから、情報入手手段として携帯を活用するのは当然だろう。

しかし、音声通話に比べ災害伝言板やメールなどは通信量が少ないとはいえ、最新情報を入手するために、多くの人が個別に携帯を利用すれば、過負荷になるのは間違いない。

 被災時の通信量に合わせてネットワークを増強するのは、設備やコストの面からも現実的ではない。

同じ基地局エリアにいる人は同じ情報を求めるのだから、各基地局から避難情報をブロードキャスト(一斉同報)するような仕組みや、デジタルラジオによるデータ方法のような仕組みのほうが現実的な対応に思える。

 また、標識や看板などを一斉同報の受信端末化して、ニューステロップのように流す仕組みがあれば、携帯を持たない人に対する情報提供にもなるように思う。

すでに電子ペーパ技術も実用化され、書き換え時のみ電力を必要とする技術もあるのだから、そういった技術を活用して貰いたい。

被災時の携帯電話の活用はとても大切だが、利便性の追求よりも減災に役立つ利用方法を検討していただきたい。

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January 24, 2007

期限切れ非常食は廃棄?

1/24NHK首都圏ネットワークで、期限切れ備蓄食料の問題を扱っていた。
期限切れの物は、廃棄されているのが現状のようだ。

社員に配っても、重くて嵩張る水や缶詰を自宅に持ち帰る人は僅かなようだ。
そんな中、某防災関連機関が非常食をおいしく食べるイベントを企画し、講評だったようだ。
料理研究家に、調理方法を検討して貰い、かんぱんがケーキに変わるなど、元の非常食を想像できない形と味にしたとか。

今後は、非常食の後始末レシピを公開するなど、広めていく考えのようだ。

輸入に頼っていながら、廃棄食料の多い日本。  非常食も捨ててはいけない。
賞味期限前に活用したいものです。

処分の仕方は・・・
 ・賞味期限に余裕を持って、社員に配る。
 ・社内での消費、飲み物、夜食、間食に使う。
 ・防災訓練で、みんなで食べる。

 現状では、こんなところが現実的なのでしょう。

根本的な問題としては、「非常食=日常は食べたくない」をなくす事。
食品加工技術が、進歩しているのですから、日常食べても違和感のない非常食が登場するのも時間の問題でしょう。

 実際、アルファ米やパンの缶詰など、日常食べても結構おいしいと思います。

 ポイントは計画的に補充と消費をする事でしょう。
ご家庭でも、年中行事として非常食の点検を行い、賞味期限が切れる前にちゃんと使いたいものです。

・・と書いて、我が家の非常食リストの賞味期限を見たら、3つも期限が切れていました・・・

これでは、いけませんね。 今年から年2回点検の日を決める事にします。
9/1が防災の日だから、半年だと3/1ですね。
次回の点検日までに、賞味期限が切れるものは、補充し古いものは夜食にでもします。

 さっそくGoogle Calenderに登録です。
 GoogleCalenderだと毎年1週間前に知らせるように指定できるから便利です。
普段Google Calenderを使わない方も、携帯メールで通知するように設定できますから、ぜひ活用してください。

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モバイル機器充電はこれで完璧!

被災時の通信機器として期待したい携帯電話などのモバイル機器だが、あらゆるシーンで充電可能な環境を整えるとなると結構大変。
 DoCoMo ムーバからFOMAへの機種変更を行ったのを機に、充電環境を整理してみた。
この組み合わせ、被災時だけでなく、出張や旅行にも役立つと思います。

JTTのMyBattery USB Pocketを軸にすると、結構シンプルにあらゆるシーンに対応できる。
外部バッテリー製品は、独自の変換アダプターを使うものが多く、あまり使いまわしできないのが難点だった。
すべてUSB Aを基準にする事により、持ち歩く物が少なく、多くのシーンに対応できるようになった。

マイバッテリーUSBポケットは、USBでの充電と出力を行うバッテリーで、3400mAの容量を持つ。
この付属のケーブルが役にたつ。

 このケーブル USB A→USB B miniのリール型(長さ80cm)とUSB Bmini→FOMA,au,PDCの変換アダプタとUSB A→EIAJ-2のケーブルが付属している。
 ※USB Aとは、パソコンに挿すUSBケーブルの形状です。詳しくはWikiPediaを参照してください。

 他のUSB関連アダプタとの組み合わせにより、AC100V、カーバッテリー(DC12V)、PC,携帯バッテリー、太陽光、手回し充電、乾電池とあらゆる電源から充電できるようになる。

私の場合、FOMAとW-Zero3[es],gigabeat V30Eを持ち歩く事が多いが、
 ・パソコンを入れるバッグには、[A],[B],[Ac1][Ac2],[Aa1]を入れる。
 ・車には、[C],[Ac1][Ac2],[Aa1]を置いてある。
 ・持出袋には、[D]と[E]を入れている。
これで完璧!!


以下、製品の組み合わせをご紹介する。[A]~[E]が使用する製品

対象とするモバイル機器は、
携帯電話 → FOMA端子(FOMA,SoftBank), au,PDC端子(mova,vodaphone,TU-KA)
W-Zero3/W-Zero3[es]、Zaurus SL,一部デジカメ,gigabeat V30E → EIAJ-2端子
その他 USB B mini端子で充電可能な機器

どの充電方法も、USB Aでの出力となるので、携帯なら[Ac1]+[Aa1]~[Aa3]、W-Zero3等は[Ac2]を接続すれば良い。
 ※FOMAならMyBattery USB Pocket付属のUSBケーブル[Ac1] + 変換アダプタ[Aa1]を繋ぐと読んでください。
本来なら判りやすく図にしたいところですが、今回はそこまで気力がないので・・・<(_ _)>


[製品]
[バッテリー充電] バッテリーの充電はUSBから充電するので、各充電方法が使える。
[A] JTT MyBattery USB Pocket
付属ケーブル [Ac1] USB A → USB B mini, [Ac2] USB A → EIAJ-2
変換アダプタ USB B mini →[Aa1]FOMA/[Aa2]au/[Aa3]PDC

[AC100Vから] 
[B] モバイルクルーザ AC100V → USB A

[カーバッテリー充電] 
[C]カーバッテリーUSBアダプタ シガーソケット → USB A

[太陽光、単三/単四乾電池] 
[D]バイオレッタソーラギア

[D']バイオレッタソーラギア USBパワーアダプタ 出力 USB A

[手回し充電] 
[E]手回し充電器 ダイナモ発電ライト 出力 USB A

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January 23, 2007

GPS携帯はいろいろ使えそう

GPS搭載FOMAのSH903iに機種変更しました。
巷の関心は、地デジとか音楽携帯なのでしょうが、生活シーンで役立つのはGPS携帯のように思います。

今回は、生活シーンで役立ちそうな場面と防災での活用についてご紹介。
1)写真+位置情報
 過去記事「903i写真へ位置情報を記録できるのは」でご紹介しましたが、903iシリーズで写真に位置情報を記録できるのは、SHとNのみ、他のGPS搭載FOMAでは対応していないようです。

 SHでは、写真撮影後サブメニューで、「位置情報付加」機能を選ぶとGPSで現在位置を測位し、写真のExif情報に、緯度・経度情報を付与します。

 この写真は、メールでも送れますし、microSDカード経由でパソコンにも取り込めます。
 位置情報付き写真は、スーパーデジタルマップルなど地図ソフトに、ドラッグ&ドロップすれば地図上の撮影場所に写真を貼り付ける事ができるので、いつどこで撮った写真なのか記録できる訳です。
※GoogleMapsやGoogleEarthでも表示可「GoogleEarthで防災マップ

街中の気になる店や風景など、時間が経つと何処で撮ったのか判らなくなるような情報が記録に残せるのは、とても便利です。
旅行記録のスタイルも変わると思います。

また、待ち合わせなどでも、いる場所の写真付きメールを送ると、GPS対応携帯でなくても発信場所の地図が見れ、かつ写真で場所が正確に判ります。
 ※GPS携帯でなくても・・・ メール本文にURLが記載され、ドコモサイト上の地図で位置が確認できます。
   他キャリアの携帯では確認していませんが、携帯からしかアクセスできないようです。(W-Zero3はNG)

2)ナビ NAVITIME
 徒歩でも車でも、ナビゲーションしてくれるNAVITIMEがついていました。
 車で使ってみたところ、ちゃんと音声ガイダンスで案内するし、オートリルート(道をはずれた時の再検索)も充分使えます。

この中で良いのは、出発地/目的地の設定が豊富な事。

 GPSで検索した現在位置はもちろん、写真に付加された位置情報や電話帳の位置情報、電話、郵便番号、住所、駅、キーワード/カテゴリー検索、MGコード(昭文社の地図情報の地図コード)、過去GPS履歴で設定できます。

たとえば、位置情報付き写真をメールで送って貰い、その写真から目的地を設定するとか、電話帳に登録してあるお店を指定すると、そのお店までルート案内してくれます。

電話帳について補足すると、電話帳内に位置情報を登録する項目があります。この電話帳データはvCard形式のファイルとして入出力できますので、パソコン上で作成したvCardのお店情報をメールで携帯に送り、電話帳に取り込むとか、自分の電話帳に登録してあるお店の情報をメールで送れば、店名・連絡先・地図・URLなどが、ひとつの操作でまとめて送る事ができます。
 今後は、宴会の案内などもvCard形式で送れば、メールやWebをプリントアウトした紙を持って店を探すという事もなくなるかもしれませんね。

 ますます、横道にそれますが・・・ vCardは電子名刺の規格フォーマットです。
 OutLookなどでvCardファイルを作成し、エディタで開いて、「GEO:緯度,経度(小数点形式)」「X-DCM-DATUM:WGS84」の2行を追加するだけで、位置情報付きvCardファイルになります。

ここで、防災的な話を・・・
 NaviTimeで、たとえば「千代田区 災害拠点病院」で検索すると、該当する災害拠点病院が検索され、ナビで案内してくれます。 被災時にiモードとNavitimeサービスが動いていたら、とても心強いですね。
 もちろん、帰宅困難者の帰宅ルート案内や災害時支援ステーションの検索なども使えますね。

 もちろん、被災時に家族や会社に現在位置を知らせる事もできますから、電話は輻輳していてもメールとiモードが生きていれば、かなり期待できる道具になりそうです。

 そして、ビルが倒壊しているとか、橋が落ちているとか、位置情報付き写真をサイトに投稿すると、市民の力で短時間に被害状況の把握ができますから、共助のツールとしても期待できます。
 実際、静岡県島田市のコミュニティサイトでは、この仕組みができています。

 最近は、icカードを使って避難所へ避難した人の名簿を作成し、ネットワークから知人が何処の避難所に居るか確認できるシステムも開発され、防災訓練でテストされています。
 icタグを組み込んだホイッスル、スイカ、お財布ケータイに、氏名・連絡先など登録し読み取る仕組みです。

福知山線の事故の際に、誰が何処に搬送されたか判らず混乱したような事態がなくなるのも時間の問題かもしれません。
 実際、首都直下地震や東海・東南海・南海地震など数万・数十万の死傷者が出るような事態では、旧来の方法では機能しないでしょう。防災対策のインフラとして重要な技術だと思います。

また、行政の職員が携帯のテレビ電話機能を使って被災状況を、本部に伝える仕組みの訓練も行われています。

 今後、携帯端末のGPSやマルチメディア機能を使った防災システムは、重要な技術となるでしょう。

NTTも防災対策にはかなり力を入れているようです、今後の展開に期待したいですね。

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January 20, 2007

新型インフルエンザ10日で12万人感染

国立感染症研究所の被害予測によると、一人の都民が東南アジアで新型インフルエンザに感染し帰国すると、10日後には、1都4県に感染が広がり12万人が感染するようだ。

 新型インフルエンザは、三日の潜伏期間を経て発病し、発病後は主に飛沫感染するため、患者の1m以内に近づくと感染するという前提での試算。

 6日目で750人に感染し、9日目で3万人、10日目で12万人と雪だるま式に増える。
この試算は欧米での試算と比べても、感染のペースが地域の広がりは相当早いようだ。
(1/17日経朝刊)

新型インフルエンザの症状の変化が判らないのだが、発病してから数日間は普通のインフルエンザと大差ないとすると、最初の一人が医者に行き、検査により新型インフルエンザと判定される頃には、相当数感染者が増えてしまっている事でしょう。 マスコミで報道されてからでは、遅いかもしれません。

また、都の帰宅難民の資料によると、都内には観光やビジネスで訪れる人が55万人、海外からの訪問者が7900人いる試算ですから、国内各地へ飛び火するのも、ごく短い期間でしょう。

このように、バンデミックが起きたら、本当に恐ろしい状況となります。
行政も民間も業務が停止するかもしれませんね。

私は、成田にも羽田にも直結する電車の沿線に住んでいるので、本当に身近な問題だと感じるようになりました。

冬に人ごみや電車に乗る時は、インフルエンザ対応マスクを付けるようにしています。

毎回紹介していますが、ひとたびマスコミで新型インフルエンザ発生が報じられれば、インフルエンザ対応マスクが世界的に品薄になるのは必至です。 
 
 値段も安いのですから、家族分備蓄しておくと良いと思います。

インフルエンザと聞きなれた名前だけに、軽視しがちですが、都民の3人に一人が感染し、1万人以上が死亡すると予測されています。 決して甘く見てはいけない事態ではないでしょうか?

また、企業も危機管理対策として発生の場合、どのような対策を取るのか検討しておくべき課題です。
病気をおして、気合で仕事をすれば済む問題ではないはずです。

[過去関連記事]
新型インフルエンザを防げ
国が家庭での食料備蓄を勧める事に
政府:新型インフルエンザ対策関連情報
都で死者14,000人の予想

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January 18, 2007

減災目標設定の自治体は僅か1割

東南海・南海地震の被害が予想される400の自治体のうち、「減災」の数値目標を設定しているのは僅か1割にすぎない事が、日経新聞のアンケート調査で判った。
 2005/3月に、中央防災会議が国の減災目標(10年で経済被害半減)を設定し、各自治体に対しても目標設定を求めたが、実態はこの程度のようだ。(1/17日経夕刊)

 地方自治体では、厳しい財政状況の中、数値目標を設定する事によって、縛られたくないというのが本音だろう。

 しかし、同じ紙面に掲載されている神戸市の復興の過程を見れば、12年たった今も県内総生産は震災前の水準に戻ったものの、県民所得、失業率、生活保護率などはワースト10に載るような状況です。

失って取り戻せない命がある事、失った損失を復興し・回復する事の大変さを示す数値だと思います。
以前ご紹介しましたが、藤沢市や台東区など知恵をだして低予算で効果を上げている例もあります。

予算がないからと先延ばしにして、その時が来てしまったでは遅いのですから、民間やNPOと力をあわせて、知恵を出し、効果的な対策を取っていただきたいものです。

これは、自治体だけの話ではありません。
個人でも企業でも、まったく同じです。
危機感を持ち、情報を集め、知恵を出す事によって解決できる課題も多いはずです。

その時が来るまでに、少しでも多くの減災効果をあげられるよう、関心を持ち、減災目標を立て実行していただきたいと思います。

何も直接的な防災投資でなくても良く、たとえば若い世代に対する防災啓蒙でも良いのではないでしょうか?
10年後20年後、社会の中心となり、おそらく生きているうちに大地震を経験するであろう世代が社会の中核をなす時、高い意識を持っていれば大きな力になり、変革が起きるはずです。

阪神淡路大震災を、きっかけに研究が始まり、今実を結びつつある防災関連技術もたくさんあると聞きます。
まずは、家族の意識改革を、減災目標にするのもアリではないでしょうか?

私なら,「自分は死ぬまで震災に逢うことはないかもしれないが、30年以内70%の発生確率なら、貴方たち子供の世代は生きているうちに経験する可能性が高いのだから、ちゃんと知り備えなければならない」と伝えたいですね。

 それなら、「子供に勉強をがんばらせて、海外で暮らせるようにしたい」と考える方もいらっしゃるでしょうが、地震のリスクは低くても、異常気象の続く地球で天災と無縁の場所などないのです。

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January 17, 2007

防災とボランティアの日

今日は、阪神淡路大震災から12年で、防災とボランティアの日。
多くの犠牲者を出し、現代社会における地震の被害の悲惨さ、国も個人も防災力を高める事の大切さを教えてくれた、忘れてはならない日です。

神戸経済は12年経ち、やっと震災前の経済レベルを取り戻したとか。
経済は復興できますが、多くの人の人生を狂わせ、一生その影響に苦しむ方もいらっしゃるでしょう。

阪神淡路大震災の教訓を忘れず、今後訪れるであろう大地震に備え、多くの人が防災意識を持ち、インフラや制度の整備など地震に強い社会を作る事、技術やノウハウを世界に伝え・貢献する事が、今この時代に生きている日本人の役割でしょう。

「防災とボランティアの日」という事で、メディアでも地震の報道が増えています。
本日 東京のFM放送 J-WaveのMusic+の「ウィルコム ブログオン」というコーナーで、このブログを紹介していただきました。 ありがとうございました。

J-Waveを聞いて、もしくは番組サイトのリンクから、このブログを訪問してくださった方。

番組で取り上げていただいた記事「減災目標を立てよう」は、こちらです。

また、番組で防災グッズランキングをやっていましたが、防災グッズ関連の記事もたくさんありますので、ぜひご覧ください。
 右側のカテゴリ欄から、「非常持出袋」を選択すると関連記事が表示されます。
 
 また、番組で話題となっていた、帰宅難民や帰宅支援マップのレビューなどは、「帰宅難民」から、見れます。

他にも防災関連のあらゆる話題を取り上げていますので、カテゴリー検索か、検索窓からキーワード検索してみてください。

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January 16, 2007

長周期地震動:一般とは別の認識を

今月17日水曜日は、阪神淡路大震災から12年。今週は地震防災関連のメディアでの扱いも多いようです。
そんな中、15日朝のNHKのニュースでは長周期地震動について紹介していました。

 長周期地震動は、震源が遠く地上ではあまり揺れなくても、周期の長い地震波に超高層ビルの建物が共振する事により、長く激しく揺れる現象です。

 特に、関東、濃尾、大阪平野は、お椀状の地盤の上に柔らかい堆積層があるためお椀の淵を地震波が反射して、柔らかい地面を長時間揺らします。

 H15年の十勝沖地震での石油タンク火災から知られるようになり、最近の関東では足立区で震度5を記録した千葉北西部地震の際に超高層ビルのエレベータが停止するなど、その現象が確認されています。

新潟中越地震の際も、新潟との間の地域よりも都内のほうが揺れが大きかったと記憶しています。

 京大)入倉教授の研究では、目安として大阪では50階建て、名古屋では30階建て、東京では80階建ての建物が揺れやすいとの事ですが、これは硬い地盤の深さや形状に影響するので、場所によって異なります。

この長周期地震動の揺れは、場所によっては5m程度揺れ(振幅幅)が、数分間続くそうです。
超高層ビルにオフィスを構える会社では、机など什器類が動き回り、とても危険な状態になります。

 「地上の地震とはまったく揺れ方が違う!」事を知っておく必要があります。

なお、長周期地震動については、現状法規制がありません。

高層階にあるオフィスや家では、地上以上に確実な家具の固定が必要です。

長方形の建物なら、揺れは短辺方向に揺れます。
ご自分の職場なり家庭で、建物の短辺方向に揺れた場合、どのように家具が動くか考えて見てください。
家具の固定はもちろんですが、揺れる方向や家具の転倒を考慮して、オフィスレイアウトを考えるべきでしょう。

オフィスの整理も大切です。
雑然としたオフィスでは、5mも建物が揺れたら、全て凶器と化します。 想像してみてください。
 地震で窓ガラスが割れないように作ってあると言いますが、家具・什器類が5mも移動し、窓ガラスに激突したら耐えられるのでしょうか?

自分達の命です、安全対策を取り、整理するよう上司なり社長なりに提案されてはいかがでしょう?

昔から3S「整理・整頓・清潔」の観点から、「机の上は整理し物を置かない」と言われていますが、最近は二つの理由が加わっています。
 ひとつは、セキュリティ対策、もうひとつが防災です。

机の上が整理されていないために、地震の際にケガをされる方がでるかもしれないのです。
同僚のため、自分のために、整理しましょう。
どちらも現代の企業にとっては、対策の必要なテーマです。
 
とは言っても・・・経費節減の中、家具転倒防止対策が取れない、貸しビルだから穴を開けられないといった理由で対策が取れないところも多いと思います。

安価で簡単な対策例を、少しだけご紹介しましょう。
1)連結 
 複数の机で島を構成しているオフィスが多いと思いますが、机同士を連結する事により、動きにくくなります。
 机の脚同士をタイラップ(結束バンド)で繋ぐとか、金具で連結してしまいます。
耐震マット系も使えそうです。

ロッカーなどには、対応重量300kgの耐震グッズがオススメです。

過去記事でも長周期地震動については、何回かご紹介しています。 右の検索窓で検索してみてください。

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January 13, 2007

千島列島地震、大地震の連動

千島列島沖でまたM8.2の大きな地震があった。前回の発生場所から30km程度しか離れていない場所のようだ。
同じ海溝型地震である東海・東南海・南海地震の連動も、このように数ヶ月経ってから発生するかもしれない訳です。

 これが東海・東南海・南海地震だったら、とても恐ろしい状況だと感じます。

 発生後数ヶ月と言えば、復興に向けた活動が本格化している時期、被災地には多くのボランティアが入り、ガレキの撤去が行われ、一部では建設も始まっている時期でしょう。

そんな時期に、ごく近い場所でM8クラスの地震が発生したら、前回の地震に耐えた建物も倒壊し、前回以上の被害者が出る可能性もあります。
おそらく行政の地震対策マニュアルも、地震の連動を考慮した対策になっておらず、大混乱に陥るのではないでしょうか?

過度に警戒する必要はないでしょうが、起こりうる事として覚えておきたいです。

さて、本日の地震に伴う津波ですが、やはり避難された方は少なかったようですね。
網走市では1割以下だったとか。

実際、前回も大きな被害は発生しておらず、避難する気になれない気持ちも判ります。
臨時の防災訓練だと考え避難するといった考えも必要なのではないでしょうか?

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NHK 地震/津波情報をデータ放送で提供

NHKは今月17日からBS・地上デジタル/ワンセグ放送において、地震・津波に関する情報をデータ放送で提供する。
 1時間以内に発生した最新地震情報と24時間以内に起こった地震情報(最大6件)を確認できる。
デジタル放送については、事前設定により情報が入り次第表示予約をする機能もある。

ワンセグについては、1時間以内の最新地震情報のみデータ放送画面で見ることができる。
AV Watch

従来は発生直後に字幕表示される地震速報を見逃すと、インターネットで確認するしかなかった。

被災時の情報入手はとても大切、従来はメディアからの一方通行の垂れ流し情報を見続けるしかなかったが、データ放送により、視聴者が選択的に見る事ができるようになる。

 たしか、阪神淡路大震災などでも被害者の氏名を放送するだけで、膨大な時間が掛かったと記憶しているが、こういった事も今後は解消されていくのではないでしょうか?

防災の備えの観点では、モバイル機器で避難後にも情報が入手できるのが理想。

モバイルで視聴できる、選択肢は3つ。
1)ワンセグ付き携帯電話
これは、各キャリアからいろいろ出ていますね。

2)USBでパソコンに接続するタイプのワンセグチューナ
現状、USBワンセグチューナでデータ放送を見れるのは、I/Oデータのみだと思います。
 今年も各社からいろいろ発売されるのではないでしょうか?
昨年各社からUSBワンセグチューナが発売されましたが、ずっと品薄状態でした。
かなり人気があるようですね。

※今回のNHKの地震情報提供が本当にこの機器で視聴できるかは未確認ですのでご注意ください。

3)地デジ対応カーナビ
ワンセグ対応カーナビだけでなく、地デジ対応カーナビというのも今は出ているのですね。
カーナビで対応していれば電源から画面まで、完結していますから安心ですね。

なお、以前私の別ブログでご紹介したワンセグの見れるポータブルオーディオの東芝Gigabeat Vシリーズはデータ放送は見る事ができません。 今後に期待です。

余談ですが、やはりワンセグは便利ですね。 毎朝ニュースを録画して朝聞いています。

被災後には、流言に惑わされず正確な情報を入手し行動する事が大切です。
さまざまな情報入手経路を持っていると、安心できそうです。

また、今年はデジタルラジオの対応機器がいろいろ出てくると思います。
ラジオですが、データ放送に対応していますので、モバイル環境では結構有力なメディアになるのではないでしょうか?

>1/13 追記
17日のサービス開始目前で、千島列島沖地震が発生し、津波警報が発令されました。
各局警報の表示が出っ放しですが、地デジのみになったらデータ放送だけに切り替わるのでしょうか?

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January 12, 2007

緊急通報位置通知 4月運用開始

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなど携帯各社が、4/1から「緊急通報位置通知」を4月から順次導入する事を発表した。
 これは、110番、118番、119番など緊急通報が発信された際に自動的に位置情報を通知する機能「日本版e911」で、総務省の省令により4月から義務化されるそうです。

この省令により2007年4月以降に発売される携帯電話(ウィルコムのPHSは対象外)は、原則すべてGPSを搭載する事を求めている。

総務省のスケジュールでは、2009年4月には半分がGPS対応、2011年には9割がGPS対応と見込んでいる。
日経IT Pro

先日もスノボー客が山で迷って家族にメールで助けを求めるという事件がありました。
マリンレジャーでもほとんどの沿岸部では携帯が通じます。 私もカヤックをやっていた時は、万一に備えて携帯に海上保安庁の番号を短縮登録していました。

事故や犯罪の防止や被害者の早期発見という意味では、とても役に立つ機能ではないでしょうか?
若干、国に監視されているように思えてイヤな気もしますが・・・(緊急通報発信時しか、通知されないのですが)
そして使いもしないGPS機能がついて、重さや消費電力にマイナスになるのもイヤという方もいるでしょう。

防災上も、もし閉じ込められて助けが必要な場合の早期発見に結びつくかもしれません。

 ただ、根本的な問題もあります。 GPSは複数個の衛星を捕捉し位置情報を測定しますので、空が見えないと位置が測定できません。 
 また、ビルの谷間などでは複数の衛星を捕捉できませんし、捕捉するのに5分~15分程度時間がかかります。
(これはGPSセンサーの性能にもよります)

 ですから、山や海などのレジャーでの事故には効果があると思いますが、都市部では位置情報を計測できないケースも多いと思われます。
※GPS情報が取れなくても、基地局からの三角測量でおおまかな位置は判ります。基地局の密度の高いウィルコムのPHSだと、だいたい100メートルの範囲で判るようです。

これからは、「110番する時は、空の見える場所で!」が常識となるのかもしれませんね。

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January 07, 2007

毒蛇で地震予知

中国では、毒蛇を使った地震予知観測システムの運用が始まったそうだ。
昨年10月には、120km離れた場所でM4.6の地震が発生したが、この5日前に十数匹の蛇が暴れだして壁に激突して死亡。その後のM3の地震でも3日前に数十匹の蛇が土中から地表面に出てくる現象が確認されているとか。

この中国のシステムは、養殖業者に依頼して、ビデオカメラで24時間監視しインターネット経由で情報を把握するというもの。

蛇のほかの動物でも10年前から百箇所以上の観測点を設け、観測を続けているそうだ。
(asahi.com)

 宏観(こうかん)現象を元にした地震予知と避難の成功例は、世界で唯一中国が1度成功している。
[過去記事] 「地震予知の成功例があった」 参照。

 宏観現象による地震予知は、日本では民間レベルではいろいろ行われているが、国として取り組んでいるのは中国だけではないでしょうか?
科学的根拠がない事を理由に、邪道扱いされていますが、因果関係が認められるのであれば研究分野として取り組んでも良いように思います。

 きちんと因果関係を追及すれば、発生時期や規模・場所の精度も上がり、ノイズ源(地震以外で現象が発生する要因)も把握でき、科学的根拠もあきらかになるかもしれません。

膨大な予算を使い、実際に発令される可能性の低い「東海地震予知情報」より、有意義に感じるのは私だけでしょうか?

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January 06, 2007

島国ならではの脆弱性

昨年12月26日の台湾での地震の影響が日本にも出ている。
海底ケーブルの破損により、通話が困難になったり、電子番組表EPGサービスのG-Guideのサービスに影響が出ている。

 このG-Guideのサービスは、香港にサーバがあり、日本-中国間の通信網が破断したために、サービスに支障が出ているようだ。(AV Watch

島国の日本で、地震によって海底ケーブルが破損するような状況になると、海外のサーバへのアクセスが困難になり、さまざまなサービスに影響がでる可能性がある事を、この事件で知った。

 コストや危機管理の観点から、海外にサーバを設置している企業も多いと思うが、海底ケーブルの破断まで考慮している企業は少ないのではないだろうか。

通信が途絶えるのは、情報化社会においては致命的な事態。
迂回ルートが複数あるにしても、通信量が多いために、その影響は大きいだろう。

海底ケーブルの地震対策や衛星通信との併用など、国外との通信に対する対策はどうなっているのだろう?

[追記]

海底ケーブルについて調べてみた。 2001年現在の古いデータだがここで見つけた。
関東周辺では、千倉・三浦・二ノ宮が拠点のようだ。 国内の主要回線だから、千葉北沖、東海地震などでは影響が出るのかもしれない。

<以下抜粋>
主な国際海底ケーブル

ケーブル名運用開始全長伝送容量陸揚局陸揚国
TPC-3
(Trans Pacific Cable-3)
1989年13,300km560Mbps千倉グアム、ハワイ、米国
NPC
(North Pacific Cable)
1990年8,400km480Mbps三浦米国
TPC-4
(Trans Pacific Cable-4)
1992年9,900km1Gbps千倉カナダ、米国
TPC-5CN
(TransPacific Cable-5 Cable Network)
1995年24,500km10Gbps二宮、宮崎グアム、ハワイ、米国
China-US2000年30,000km80Gbps千倉、沖縄中国、韓国、台湾、米国
PC-1
(Pacific Crossing-1)
2000年21,000km80Gbps(最大640Gpps)阿字ヶ浦、志摩米国
Japan-US2001年21,000km400Gbps北茨城、丸山、南志摩米国
H-J-K
(Hongkong-Japan-Korea)
1990年4,600km280Mbps千倉韓国、香港
APC
(Asia Pacific Cable)
1993年7,500km560Mbps三浦、宮崎台湾、香港、マレーシア
C-J FOSC
(China-Japan Fiber Optical System Cable)
1995年1,300km560Mbps宮崎中国
APCN
(Asia Pacific Cable Network)
1996年11,900km10Gbps宮崎韓国、香港、フィリピン、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア
R-J-K
(Russia-Japan-Korea)
1996年1,800km1Gbps直江津韓国、ロシア
FLAG
(Fiberoptic Link Around the Globa)
1997年28,000km5Gbps三浦、二宮韓国、中国、香港、タイ、マレーシア、インド、アラブ首長国連邦、ヨルダン、エジプト、イタリア、スペイン、英国
SEA-ME-WE 3
(South East Asia-Middle East-West Europe 3)
1999年36,000km40Gbps沖縄韓国、中国、台湾、香港、マカオ、フィリピン、タイ、ブルネイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インド、インドネシア、ミャンマー、オーストラリア、スリランカ、パキスタン、オマーン、アラブ首長国連邦、ジブチ、トルコ、サウジアラビア、エジプト、キプロス、ギリシャ、イタリア、モロッコ、ポルトガル、フランス、英国、ベルギー、ドイツ

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January 04, 2007

仕事はじめ・・・気をつけよう

4日から仕事はじめの方も多いと思いますが、1月上旬からはインフルエンザが流行する時期です。
ノロウィルスの流行などもあり、例年よりは衛生に気を使われている方も多いと思いますが、気をつけましょう。

 東京都感染症情報センターでは、「感染症発生動向調査」をWebで公開しています。
 週別の発生状況をグラフで確認する事ができますので、定期チェックすると良いかもしれません。

予防の基本は、手洗い・うがい・マスクです。

最近は、アルコールジェルの携帯タイプなども売られています。
 小さなボトルなので携帯しておくと、手洗いできない場合にも簡単に消毒できて便利ですね。
ちなみに、ノロウィルスにはアルコール消毒はあまり効果がないようですね。

アルコールというと、手荒れが気になる方もいらっしゃるでしょうが、保湿成分入りの商品もあるようです。

これは、防災対策としても良いと思います。
もし大地震が来たら、手洗いなどできない可能性が高く、衛生状態も悪くなります。
それから、これは誤った使用方法ですが、もしもの場合は火種になります。
ただし、アルコールの火はほとんど見えませんので、注意が必要です。

職場では加湿器が欲しいところですが、コンセントの問題などもあるかもしれません。
そんな方に便利な商品を二つご紹介します。

1)ちょこっとオアシス
電源のいらない加湿器で、大きさはカセットテープ程度でしょうか?携帯もできます。
大きなろ紙が入っていて、そこから蒸発する至ってシンプルな仕組み。
 我が家でも去年から、リビングと寝室に置いています。
 電源がいらないし、音がしないので寝室にはぴったり。
寝る前に水を入れておくと、朝には水がなくなっています。

2)USB,電池両用加湿器
 USB接続できる加湿器はいろいろありますが、これは電池でも動くタイプ。
 形がユニークですね。
 

最後にハックをひとつご紹介。
口の中が乾燥したと思ったら・・・
 アゴの下(奥歯の下あたり)を、手でマッサージしてください。 ツバが出てきますよ。

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January 03, 2007

減災目標もたてよう!

 あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。
新年にあたり、今年の目標を考えた方も多いのではないでしょうか?

 その中に、今年の減災目標も考えてみませんか?

 地震、集中豪雨など自然災害、感染症、事故、犯罪(特に子供の)など、今の私たちは多くの危機に直面しています。
 2006年は危惧していたとおり、自然災害や多くの事故があった年でした。

     「もし自分や家族が被害にあったら・・・」

 そんな視点で考えてみてください。
一度深く考えておけば、アンテナが出来、今年一年危機に対する感度を上げて過ごす事ができるかもしれません。

と、言われても・・・ という方のために、簡単に流れをご紹介します。

1)直面している危機を挙げる。
 住まいの耐震性が心配、自宅は地震危険度の高い地域、近所で犯罪が増えている、崖崩れが心配など、日々感じている危険な要素はたくさんあげられると思います。

2)次に影響度と発生の可能性の高さを考えます。 どの危機が一番困りますか?
 寝ている時にタンスが倒れたら確実に死ぬかも。
 通勤時間が長いから、帰宅困難者になったら、すぐには帰れない。
 大地震が発生したら仕事ができなくなる。 
 水害に遭ったら、商品が全滅して大変な事になる。

  ここで一番優先度が高いのは、もちろん命です。そして大切な人の安全を確認できる事です。

3)リスクを分類し対策を取る。
 リスク対策は,保有/移転/回避/最適化の4つに分けられます。

 [リスク保有] : そのリスクを持ち続ける。 被害小/頻度少か被害大/頻度大の場合
  一言で言えば、「ほっておく!」または、「あきらめる」事です。

たとえば彗星が地球が地球に衝突するリスクに対しては、あきらめるしかないですね。

[リスク移転] そのリスクを他に請け負って貰う。 被害大/頻度少の場合
  保険はこれです。 ただ、金銭的な問題しか移転する事はできません。
  生命保険の場合は、命そのものを担保するのではなく、命が失われた結果発生する収入が減るといった金銭的な問題を担保するのです。

  銀行にお金を預けたり、貸金庫を利用するなどもリスク移転の典型的な例ですね。
  空き巣が入らないように完全な防犯対策をするよりも、銀行に預けたほうが安いコストで安全を手に入れられるという考え方です。

 [リスク回避] リスクが発生する因子そのものを排除する。
 現金や高級な装身具は、強盗の危険があるから持ち歩かない。
 塾の往復が危険だから、家庭教師にする。
 感染症が流行したら、感染を避けるために外出しない といったケースです。

 [リスク最適化] 被害と対策のバランスという意味での最適化です。

 地震や自然災害が怖いから、宇宙に住もうというのは、宇宙旅行ができるようになる時代になっても、膨大なお金が掛かり非現実的なので,被害と対策のバランスの取れる対策を行う訳です。

減災や防災の多くが、最適化にあたります。

  耐震性の高い建物に立て直すのは費用が掛かりすぎるから、部分的な耐震対策を行う。
 寝室の家具はなくせないから、転倒防止対策を取る。
 
 いかがでしょうか? この危機管理の考え方は、あらゆる場面で使えます。 というより、無意識に使っているはずです。
 一度危機管理について、深く考えておくと、日々の生活で多くの事に気づくと思います。
電車に乗るときも、先頭車両は危険だとか、道を歩いていて「ここは子供には危ない」とか、少し慣れれば結構楽しく多くの事を考えられるようになると思います。

 一度、身の回りの危機を、整理して考えてみてください。

 そうすると、地震対策=非常持ち出し袋や非常食 という発想はなくなるはずです。
 何より生き残る事が大切なのですから、家具転倒防止、靴、手袋、ホイッスルなどのほうが、大切です。

 こんな事を年初に考えて、今年はここまで対策を取ろうと減災目標をたてるのも良いと思います。

 ちなみに私は、今年のテーマは共助です。
 防災士,災害ボランティアを通して、訓練に参加したり、情報収集をしたり、積極的に参加したいです。

 みなさまが、今年一年災厄が降りかからない、良い年になる事を祈ります。

 

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