新規高層建築物に防災対策を義務化
東京都中央区は、新年度から高層マンションやビルの施工主に対して、備蓄倉庫や災害時用エレベータの設置を義務付ける。
区の「市街地開発事業指導要綱」を改正するもので、全国でも初の試み。
高さ20m~(6階建て)、敷地面積百平方メートル以上の高層ビルが対象。
現在区に申請中の物件の7割が該当する。 (以上、東京新聞Web)
現在、都内では多くの新築マンションが建ち、人口が増加している。
一方、これに見合った避難場所が確保できていないようだ。 10階建て以上のビルが林立する中で、平面で住民の避難場所を確保するのは、無理な話でしょう。
また、新しい高層ビルでは充分な耐震性能を持つものが多いが、高層ビル特有の問題を抱えている。
ひとつはエレベータの停止の問題、そして上下水の問題。
被災しエレベータが使えなくなれば、地上に避難するのも大変だし、配給された水や食糧を運び上げるのも大変な作業となる。 たしか、「高層難民」と呼んでいた番組もあった・・・
水、食料、トイレなど数日間自活できる備蓄を、義務付ける事は良い施策ではないでしょうか?
住民の合意が得られず、防災対策が進まないマンションも多いと聞きますが、義務化されれば入居者も納得できるでしょう。
中央区の防災ホームページに、「中央区高層住宅防災対策検討委員会報告書」が掲載されています。
高層住宅に住む人、高層ビルにオフィスを構える企業の防災対策のあるべき姿について、指針となるのと思います、ぜひ参考になさってください。
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コメント
isanaさん、
相変わらず、きっちりとしたチェックをなさってますね!
この継続力には脱帽です。毎回、わくわくしながら、サイトのチェックをしています。
今回はどんな情報が出てくるかなと!
さて、東京新聞にも記述がありました
>マンションの管理組合向けに大災害への備えや対応を紹介するビデオと
DVDを作製する予定で、住民にも防災意識を高めてもらいたいとしている
この防災意識の高揚も大切ですよね。設備を整えても、心の準備が出来ていないと、
いざという時に使えませんものね?
ところで、私が防災士講習会で2回ほどお話を聞いた事のある
名古屋大学大学院環境学研究科(都市環境学専攻)教授の
福和伸夫氏は、東京は人災が起こる場所で、みんな住んではいけないところに
高層ビルを建てているのだから、おかしいのだ!
福和氏の建築関係の友人は、3階より上に住んでいる人は1人もいないそうです。
高層ビルは倒れないかもしれないけど、地上4,50Mでは
横に4,5M揺れるし、まさしく’高層難民’になってしまう。
とのことです。
ご存知かもしれませんが、以下のサイトをおすすめします。
名古屋大学のサイト
http://www.sharaku.nuac.nagoya-u.ac.jp/laboFT/bururu/
福和教授のサイト
http://www.sharaku.nuac.nagoya-u.ac.jp/~fukuwa/
投稿者: James (Feb 13, 2007 10:08:36 AM)
JAMESさん、こんばんは。
マンションを売る際に、高層ビル故のリスクとどこまで対策ができているか、個人的には何が必要かまで説明するのが、当たり前になる時代になると良いですね。
福和教授のサイトのご紹介ありがとうございます。
おもしろそうですね。じっくり読んでみます。
>福和伸夫氏は、東京は人災が起こる場所で、みんな住んではいけないところに
高層ビルを建てているのだから、おかしいのだ!
教授が何を指摘しているのか良く判りませんね。
堆積層の平野に、人口密集する都市を作るのが問題という話ならば、日本の都市の多くが該当してしまいますね。
投稿者: isana (Feb 13, 2007 8:44:21 PM)
isanaさん、
福和教授のコメントに対する補足です。言葉足らずで誤解を招きました。
現在の霞ヶ関や神田、渋谷....等の田、谷、川 (その他の地名、忘れました)
の文字のつく地域は江戸時代では、川や谷、海だったところを
埋め立てて土地にしてしまった地域で
その埋立地に高層ビルを建てれば、地震の時に大変な事になってしまう。
(実際の江戸時代の地図と現在の地図と重ね合わせて比較をしたパワーポイントを
見せてくれたので、インパクトがありました。)
そこで、
住んではいけないところに高層ビルをどんどん建てているので、
おかしいとおっしゃっているのです。
だから、人災だという事なのです。
うまく伝わったでしょうか?
福和教授は、小泉首相が現役時にも全閣僚の前で筋違や屋根の重さによって
いかに建物のゆれ具合が違うかを、見せて
耐震化に対する政府の姿勢を正した防災意識のすごく高い方です。
(これに、名古屋大学サイトの 紙ぶるる を使っています。)
チャンスがあれば、是非彼の講演を聞いてください。
おすすめです。今までで、目黒巻きの目黒教授と、福和教授が一番インパクトのあった
防災関係の講師です。
投稿者: James (Feb 14, 2007 10:22:39 AM)
JAMESさん、補足情報ありがとうございます。
「水に由来する地名は地盤が弱い」というのは、初心者でもとても判り易い説明ですから、講演などで紹介するには良いたとえですね。
江戸は大田道灌が江戸城を作るまでは、沼などが多かったと聞いた覚えがあります。
実際、新潟中越地震の時、都内で長周期地震動の影響が出たのは、お椀状の硬い地盤の上に3~4kmの軟弱な堆積層があるために発生したとも聞いています。
「建物の高さと同じだけ杭が打ってあれば大丈夫だろう!」といった根拠のない信じ方をしてしまいがちですが、砂山に挿したマッチ棒のように脆いものだという事を、私も防災について調べだしてから知りました。
福和教授の講演、機会があればぜひ聞いてみたいと思います。
投稿者: isana (Feb 14, 2007 11:22:04 PM)
中央区エリアの住まい・生活情報サイト。マンション購入お役立ち情報も。
投稿者: 中央区 マンション (Feb 18, 2007 1:26:46 PM)