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April 19, 2007

三重地震:被害がなかった報道も大切。

先日の三重地震で、震源地そばのシャープ亀山工場はほとんど被害がなく、すぐに操業が再開された事をマスコミ各社で伝えていた。
 
 私は、えらくあっさりした報道だなと感じました。
被害がないのは話題性がないと判断されるからでしょうが、なぜ被害が出なかったのかをちゃんと伝えるべきだと思います。

 日経ITProでは、シャープ亀山工場が耐震・制震構造だった事を伝えています。
 ※一部報道では、免震構造と報道されていましたが、耐震・制震構造が正しいようです。

シャープでは、事業継続計画(BCP)がきちんと策定されているようですが、今回の地震ではその発動には至らなかったようです。 

最新悦の液晶工場ですから、とてもデリケートな環境であるはずです。きちんとBCPを策定し、耐震・制震構造だったからこそ、すぐ操業再開ができたはずです。

シャープも詳細な調査を行い、事前対策の効果をアピールすべきだと思います。
テレビCMで「亀山ブランド」を宣伝する程なのですから、「亀山ブランド」の確率に大きく貢献するはずです。

ブランド力に甘え、ずさんな衛生管理をしていた不二家と、新しく「亀山ブランド」を確立するべく災害リスクマネジメントをしっかりやっていたシャープ、本来のブランドの意味を考えさせられます。

 品質と信頼の証がブランドのはず、多くの企業が考え直す機会を与えてくれたのではないでしょうか?

たとえ、もっと大きな地震だったとしても、会社がきちんとBCPを策定し、社員への啓蒙・教育が行き届いていれば2次災害を防ぐなどの効果も大きかったはずですし、操業再開が早ければ社員や地域の復興も早いはずです。

 危機意識を煽るだけでなく、事前対策による効果がどれだけ大きかったのかをキチンと報道すれば、なかなか進まない日本のBCP策定も変化が現れるはずです。

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