« 中国の気象災害毎年62億超に | トップページ | 人間型ロボットが働く時代到来? »

June 21, 2007

中央省庁のBCP

内閣府は中央省庁の業務継続計画ガイドラインを策定した。 これを元に各省庁版を今後策定するようだ。

米国では、民間企業を対象としたものを、業務継続計画を事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)と呼び、官庁を対象としたものを業務継続計画(COOP:クープ:Continuity Of Operation)と呼ぶ場合が多いとか。

違いは文字通り、事業の継続が主体か、業務の継続が主体かの違いのようだ。
※本記事のタイトルでは、BCPが一般的に知られている事からあえて、BCPと書いた。

日本の中央官庁では今後「業務継続計画」に統一するらしい。

 この業務継続計画ガイドライン、策定にずいぶん時間が掛かったという印象。
でも、なかなか良い事が書いてある。

[以下、ガイドラインの基本的な考え方から抜粋と要約]
1)非常事態についての組織の「想像力」の強化
 発生しうる事象の想像・想定を行い、影響と対策を考える。

2)ボトルネック情報の共有と漸進的な業務継続力強化
 すぐに解決できない問題にも目をつぶらず着目し、段階的に時間を掛けて改善を行い、業務継続力を向上させるべき。 

3)全体最適の視点の重視とトップマネジメント
 ものや人の資源が限定される状況の中で、部分最適よりも全体最適を考える事が大切で、その調整にはトップマネジメントが不可欠である。

[抜粋終わり]
 この3点は、とても大切なことです。
防災対策としてだけではなく、組織の改善を考える上でも重要な事だと思います。

 このガイドライン、企業のBCP策定に於いてもとても参考になると思います。
BCP策定に関わられている方は、ぜひ一読される事をお勧めいたします。

また、家庭や自治会などの組織に於いても、この考え方は大切です。
お金など資源が制約される中で、何に重点をおき防災対策を行うのか、このガイドラインに示されている考え方に基づいて議論すると、よい結論が得られるのではないでしょうか?

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/15514517

この記事へのトラックバック一覧です: 中央省庁のBCP:

» 事業継続計画(BCP)とは何? [危機に強い企業になるから]
最近、事業継続計画(業務継続計画、BCP:Business Continuity... 続きを読む

受信: Jul 14, 2007 9:16:36 PM

» 地震大国・日本に「安全地帯」はない [危機に強い企業になるから]
今まさにホットなニュースになっていますが、福岡県西方沖地震発生により、もう日本に... 続きを読む

受信: Jul 14, 2007 9:51:27 PM

コメント

コメントを書く