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June 04, 2007

H19年版防災白書発表

H19年度版の防災白書が内閣府から発表されたが、防災対策が進む一方で災害発生リスクや脆弱性が強まった点を指摘している。

 現時点では、内閣府のサイトでは要旨のみ公開されており、近日中に内容も公開されるようだ。(要旨はこちら

 この10年で集中豪雨が著しく増え、過去30年で100mm以上の雨(恐怖を感ずる雨)は2.3倍に増え、竜巻被害が出るなど、自然環境の変化により自然災害は増えている。
 地震についても、想定外の地域で大きな地震が発生している。

また、社会構造の変化により脆弱性が増している。
都内では過去20年間に地階のある建物が2倍に増え、都市水害での地下浸水被害が増えている。
100m以上の超高層ビルは4倍以上に増加、一人暮らしの高齢者は10年で2倍弱増え、家族の規模の縮小するなど、社会の変化による脆弱性が高まっている。

災害に対する意識も低く、より深い理解が必要。

 自然災害の危険度は、誘因と素因によって被害の程度が変わる。
誘因とは、集中豪雨や地震、竜巻など自然現象そのもの。 
素因には、自然素因と社会素因があり、前者は地形とか地盤などの自然条件。 後者は先ほど紹介した社会の脆弱性です。

 花粉症にたとえると判りやすいかもしれません。
花粉が飛ぶのが誘因。花粉が飛んでも花粉症(アレルギー)でない人は素因がないために、被害である花粉症の症状が現れず被害がない、もしくは被害程度が低い訳です。

雪国では雪対策が十分なため、通常の雪でも社会活動に影響が少ないが、同じ量の雪が東京など普段降らない場所に降ると、雪対策が不十分という社会素因によって、大きな影響がでます。

減災対策によって、素因に対する対策を講じる事により、被害を防げます。
行政による防災対策が進む一方で、社会の変化によって脆弱性が高まっている事を意識して、減災対策を行動に移す事が必要です。

 

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コメント

isanaさん、
お帰りなさい。

>過去30年で100mm以上の雨(恐怖を感ずる雨)は2.3倍に増え、
竜巻被害が出るなど、自然環境の変化により自然災害は増えている。

ってことは、人類の横暴さに(環境破壊や無秩序な開発に)
地球が怒っているのですかね?

出来る事からと思い、自宅の白熱式電球を電球型蛍光灯
(パナボールとか、Zボール)に交換したJamesです。

投稿者: James (Jun 4, 2007 9:25:33 AM)

Jamesさん、こんにちは。
まだ実家におります。

 地球が怒っているのか、人間自らの行為のつけが廻ってきただけなのか、判りませんが。

 変化が目に見える形になってきたのでしょうね。

 出来ることから、まずはやってみる事、とても大切ですね。

実家で幼い甥や姪を見ていると、彼らが年老いる頃は、どうなってしまうのだろうと思います。

投稿者: isana (Jun 4, 2007 3:53:53 PM)

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