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July 17, 2007

新潟県中越沖地震

また新潟で大きな地震が起きました。7/16(また今回も休日)10:13 M6.8で、2004年の新潟中越地震とほぼ同定度の規模でした。

 家屋の全壊や負傷者など多くの被害が出ているようですね。

 前回の記事で、震災の教訓が活かされてないといった事を書きましたが、今回の新潟の地震の被害状況を見て一番感じたのは、それです。

 被害の映像では、家屋の全壊、家具転倒、ブロック塀の倒壊などの被害の映像が報道されていますが、新潟中越地震を経験して、家具転倒防止策など基本的な事をしてなかったのだろうと疑問に思いました。

 負傷者の報道を観ていても、揺れている時に火を止めようとしてヤケドした、家具や物が倒れてケガをしたといったものがほとんどです。
  
 また、備蓄関係も進んでいないようです。
  
 お気の毒だと思いますが、こういった被害はちゃんとした知識と対策があれば防げたケガが多いはずです。
私たちは、これに学び減災を進めるように努めなければならないと、改めて感じました。

今回、行政の対応は比較的早かったように感じます。
首相の当日現地視察は、参院選のパフォーマンスを感じますが・・・(能登半島では19日後現地入り)

 新潟県は長野に先んじて自衛隊に支援要請を出していますし、耐震補強によって倒壊を免れた古い役場もあるようです。

 一部の公共施設では被害が出ているようですが、3年間で対策は進んでいる印象を受けました。

 また、午後3時のニュースで、病院の横に設置された消防庁の救護テント脇で、千葉のDMAT(災害派遣医療チーム)のジャケットを着た方が活動されているのを見て、発生から5時間後には既に現地入りして活動しているのは素晴らしいと感じました。

今回の地震は、公助は進んで来ているが、自助/共助はまだまだといった現状を実感する災害でした。

「明日は我が身」だと思って、しっかり事前対策をしましょう! 
この機会にぜひ周囲の人とも話し合ってください。

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» またも新潟で大地震発生 [あれは,あれで良いのかなPART2から]
新潟県を中心に震度6強の地震が発生し,多くの被害情報が寄せられています。 新潟・長野で震度6強 女性2人死亡、250人以上けが(朝日新聞) - goo ニュース 震災お見舞い申し上げます 台風4号による被害が多く寄せられた直後だっただけに災害担当の方々はこの3連休不眠不休状態だったかと思います。また,3連休ということでいろいろな計画を立てていた方々にとっては,本当につらい3日間だったと思います。 ところで,今回の地震は前回の中越地震での対策を踏まえてか,残念ながら人命被害も出てしまったものの... 続きを読む

受信: Jul 17, 2007 10:26:10 PM

コメント

こんばんは。
確かに,耐震対策を講じていない家庭が結構多かった点に正直驚かされました。3年前の教訓が活かされてなかったわけですね。これは行政云々ではなく,まず1人1人の心構えの問題かと思います。
とすると,おそらく新潟以外の地域では,実際のところもっと耐震対策が進んでいない家庭が多いかもしれませんね。

おっしゃるとおり,日本人はまだまだ「お上任せ」的な意識が強く,「自分の身は自分で守る」という発想が弱いのかもしれません。まずは意識改革が必要かもしれませんね。

投稿者: おかにゃん (Jul 17, 2007 9:59:41 PM)

おかにゃんさん、こんばんは。

神戸でも耐震対策にお金を掛ける人は少ないと聞きました。
「自分だけは大丈夫」「行政が助けてくれる」と考えてしまうのでしょうね。

最近私は、行政は無理して備えが万全なふりをしたり、対策を進めている事をアピールするよりも、現実をアピールしたほうが自助・共助は進むのではないかと考えています。

 首都直下型地震が来たら、こんなに人が多い状況ではとても福岡、新潟中越、能登のような訳にはいかないよとはっきり言ったほうが良いのではないかと思います。

投稿者: isana (Jul 17, 2007 11:25:09 PM)

今日の報道で、「体育館で家族に一本ずつ(!)配られたおしぼりで体の汗を拭えて皆さん喜んだ」ということが出てきていましたが、ちょっと愕然としたといいますか、やはりウェットティッシュの大型のものくらいいつも家庭というか非常持ち出し内に用意しておかなきゃだなと自戒も込めて思った次第です。わが家でも耐震補強を含め、自分でやるべきことはまだまだありますが(昨年冬に冬用寝袋とか割と揃えた)、日本全国もう少し真剣に考えていく必要があるんじゃないかい?と、今回の地震避難先状況を見て思ってしまいます。倒壊しなかった家の中に散乱した家財道具を見て呆然と「どうしてこんなことに」と言っている人も映っていましたが、「それはね、固定しなかったからだよ」と言ってしまいたいし、「倒れた家を元に戻して……」とつぶやく人も映っていましたが、「残念ながら補強しなかったことが原因よ」ということになってしまいます。「哀しいけどこれ震災なのよね」ってやつですか(お里が知れる……)。

投稿者: 過度のうどん (Jul 17, 2007 11:25:56 PM)

過度のうどんさん、こんばんは。
残念ながらこれが現在の自助のレベルなのでしょうね。

体拭き私は用意してますよ。
ベランダのトイレに使えるペール缶の中に、介護用体拭きウェットタオルを入れています。
 もしくはウェットタオルよりも、赤ちゃん用お尻拭きタオルが少し厚めで使いやすそうです。

ここ二日のアクセスログを見ると、備えに関する記事のアクセスが多いのですが、ぜひ行動に結びついてくれる事を期待しています。

投稿者: isana (Jul 18, 2007 12:27:13 AM)

>首相の当日現地視察は、参院選のパフォーマンスを感じますが・・・(能登半島では19日後現地入り)

当日入りしなければしないで叩くくせに何を偉そうに書いているんですか?

投稿者: 774 (Jul 21, 2007 2:38:59 PM)

774さん。
>当日入りしなければしないで叩くくせに・・

大切な遊説をキャンセルして、当日現地視察を行った事を褒めるべきなのに、当日入りしなければしないで叩くくせに・・・
とおっしゃりたいのでしょうか。

表現力が乏しくてゴメンさいね。
むしろ当日現地入りを揶揄した表現のつもりだったのですが。
むしろ、後日訪れたほうを評価したいくらいです。

 現地では、猫の手も借りたい状況なのに、視察のために現地の職員何人の手を煩わせたのでしょう?

被害状況も十分に判っていない段階で、被災者の声を聞いても政府の対応が必要な意見が聞ける状況でしょうか?

私は、応急期には俯瞰的に全体状況を捉え、支援の指揮を執るのが、リーダーのとるべき行動と思います。

 視察をするなら、復興期の初期が適当。
生活再建、復興に向けて、政府が取るべき具体的な課題が上がって時こそトップが現場の声を聞くべき時期ではないでしょうか?

また偉そうに聞こえたら、ゴメンなさいね。

投稿者: isana (Jul 21, 2007 6:07:01 PM)

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