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September 29, 2007

月額315円パソコン向け緊急地震速報

いよいよ10/1から、一般向けの緊急地震速報の提供が始まります。
様々な課題もありますが、うまく事前に地震の到来を知る事ができ、危険をさけたり2次災害を防げればラッキー程度の期待度で期待しています。

 緊急地震速報を利用するには、専用機器を接続する方法、マンションなどで加入してインターホン等で受信する方法、TVやラジオで受信する方法などあります。

 TVラジオでの受信は無料でできますが、もちろんTVやラジオを付けていないと受信できません。
近い将来、受信すると自動的に電源が入るTVやラジオも出てくるでしょう。

専用機器であれば自宅にいればいつでも受信できますが、現状どれも5万円以上の出費となり、まだ発展途上のシステムである事や、本当に被害の大きい震源がすぐそばの場合は事前察知は困難という事を考えると、高い買い物のように感じます。

 天気予報でおなじみのウェザーニュースが、パソコン向けの緊急地震速報サービスを始めるそうです。
2006年11月から企業向けに提供していた「The Last 10-second」を一般向けに提供するもので、同社の提供済みサービス「地震Ch」を使って配信するようです。

 専用の常駐ソフトを使い、パソコンが動いている状態であれば通知を受信します。

 私の場合は、寝るときとTVを見る時以外はパソコンが起動している事が多いので、TVの緊急地震速報と組み合わせれば在宅の時はカバーできそう。

 費用は月額315円。 以前ご紹介した同社のMyスクリーンによる地震、台風、気象情報は、今年7月から便利に使っていますが、この有料サービスに会員登録すると他の有料サービスも使えるようになります。

 最近は局地的な豪雨が増えていますが、ピンポイントの天気予報や気象情報が得られる、このサービスは使えそうな気がします。

 なお、申込受付は10/15から、ニュースリリースはこちら

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September 27, 2007

あなたの家は液状化地域?

地震災害で懸念される現象として、地盤の液状化があります。
阪神淡路大震災、新潟県中越沖地震でも、液状化により様々な被害がありました。

 液状化現象とは、水分を含む砂地盤で発生する現象で、地震動により一瞬にして砂が詰まった状態になり、間にあった水が地面に噴出し、地盤が下がる現象です。

 身の回りで言うと、コーヒーの粉など粒状の物をビンに入れ、ビンをたたくとコーヒーの量が減ったように見えますが、原理は同じです。

 ペットボトルと砂と水を使えば簡単に実験装置が作れます。
ペットボトルに砂を入れ、水が砂からしみ出さない程度に水を入れ、ペットボトルを机に落とすなどしてショックを与えると、内部の水が一瞬にして砂の上に出てきます。
 中に円筒の物(マンホールを想定)や、建物を模した重りなどを入れると、よりその現象が理解できます。

私の住んでいる東京都東部は、液状化が懸念される場所で、以前から気になっていました。
一部の自治体では「液状化予想図」を発行しており、一部はWeb上で公開されています。
「自治体名 液状化予想図」といったキーワードで検索してみてください。

 東京の場合は、土木技術センターのサイトで、「東京都液状化予想図」を公開しており、自分の住んでいる土地の液状化危険度を知る事ができます。
Ekijyouka

 この画像は、このサイトのインデックス部分ですが、東京都東部はピンクと黄色で液状化の発生が懸念される土地である事が判ると思います。

 ピンクが液状化が発生しやすい地域、黄色が液状化の発生が少ない地域、緑がほとんど発生しない地域です。
黄色とピンクが入り混じっているのが、よく判ると思います。

 私の場合、自宅は発生が少ない地域であるものの、ほんの100mずれると発生しやすい地域となっています。
少し離れると状況は違いますので、ピンポイントでの評価なようです。

 これを見て気になったのは、避難所であり、都の備蓄倉庫となっている区役所一帯が、発生しやすい地域となっており、もし液状化したら避難できないし、区の応急対策も機能しないのではないかという事です。

このように、液状化や地震による被害は、土地の地盤によるところが非常に大きいです。
隣の家は大丈夫だが、自分の家は危険な場所という事も十分考えられるので、土地やマンションの購入の際もこういった地図で確認したいものです。

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September 22, 2007

ダンボール家具

「パパママつくって!かわいい段ボール家具」という本を本屋で立ち読みした。
ダンボールとボンドとカッターで、結構実用的な、いろいろな物が作れるものです。

 亀有のアリオにある喫茶店にも、ダンボールで作られた椅子が使われていますが、実用性は高いみたいです。

 避難所用品でも、最近仕切り板とか、授乳室、更衣室などダンボール製の物が販売されているようですが、ダンボールを使って避難所で活用できる家具のテンプレートが、無料で配られれば良いのにと思います。

 備蓄品や支援品でダンボールは豊富にあるでしょうから、少しでも不便を解消できれば良いのですが。

社会貢献だと思って、どこかのメーカさんで設計・公開していただけないでしょうか?

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オフィス家具は悲惨な事に・・

オフィス家具の振動実験の動画を見た。扉ははずれ、引き出しは飛び出して飛散な事になっている。
この類のオフィス家具はどこのオフィスにもあり、自分の背後にはこんなロッカーが置いてあるという方も多いのではないでしょうか?

 この動画を見ると、そんな席に座っているのが怖ろしくなります。

 何故か、阪神淡路大震災以降の大きな地震は、休日や早朝ばかりで、オフィスでの被害はあまり注目されていませんが、24時間のうち、一番長くいるのがオフィスと寝室でしょう。

 オフィスでの安全確保も大切な事をお忘れなく。
この動画を見せると上司も、真剣に考えてくれるかもしれません。

 実験画像はこちら

なお、東京消防庁のサイトでは、「オフィス家具・家電製品の転倒・落下防止対策に関する調査研究委員会における検討結果について」公表されています。

 この報告では、オフィス家具および家庭用電化製品についての振動実験の結果と、各種転倒防止対策の効果
について検証されていますので、とても参考になります。

特に、石膏ボードなどの壁材毎の効果的な固定方法、フリーアクセスの場合の固定方法などは、あまり他では紹介されていない情報でしょう。

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September 18, 2007

首都圏を襲った洪水を知る。

過去の災害で、死者58名、流失・全壊家屋600、浸水家屋145,520という首都圏を襲った災害がある。
1947年9月、終戦直後の占領下、現在の東北自動車道加須ICそばの利根川(地図)が破堤(16日未明)、19日早朝には都内に流入、江戸川と綾瀬川・荒川の間の地域(葛飾区全域、江戸川、足立の半分)が被害に遭いました。

 カスリーン台風による被害です。
もし、同程度の破堤洪水が起きた場合の被害予想が出ています。()内はカスリーン台風での被害。
氾濫面積530平方Km(440)、浸水域内人口230万人(60)、被害額34兆円(70億)という大被害になります。

 東京都23区の85%に相当する面積で、被害額換算で実に500倍弱の被害となる訳です。
ハリケーン・カトリーナでは、ニューオリンズ市の85%が水没したそうですが、ニューオリンズの陸域の面積は467.6平方Kmですので、カトリーナの被害を上回る被害です。

被害地域はゼロメートル地帯も多く、通常は堤防で守られていますが、一か所破堤すれば河口まで排水される事なく被害が及びます。

 この大洪水で全域が浸水した葛飾区民としては、地震とともに危惧する災害です。

下町に住むものではないと思う方もいらっしゃるでしょうが、東京・大阪・名古屋など大都市の多くは、そんな危険もはらんでいるのです。

 防災科学研究所で、今このカスリーン台風の特集を紹介しています。詳細はこちら

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地震のしくみと最新技術が30分で判る動画

地震研究の最前線!~地震から社会を守るサイエンス」という29分の動画を(独)防災科学研究所が提供している。
 今年3月に完成し、スカパー等では数回放映されているらしい。

 地震の起こる仕組みの他、10月から一般公開される緊急地震速報、E-ディフェンスなど同研究所の取り組みが判り易く紹介されているので、オススメです。



 

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September 14, 2007

地域の協力で水害を減らせる。

都市部では集中豪雨により水害の危険が高まっています。
地球温暖化の影響で、集中豪雨が増えたからというのも理由のひとつではありますが、市街地化により地面の保水機能がなくなったのも大きな理由のひとつです。

 実際、東京の新河岸側では昭和36年には市街化率13%だった地域が現在64%程度となり、同じ降水量の雨でも、河川への流量は3倍となり、流量のピークが36時間から18時間へと減っています。

 一言でいうと、土の部分が大幅に減ったため、降った雨は一気に下水や川へ流れ込むようになった訳です。

さらに、集中豪雨による雨量が増えているため、水害リスクが高まっているのが現状です。

下水道の対応能力を増やす試みもされていますが、膨大な設備だけに対応が追い付かないのが現状のようです。

 地面の保水能力を活かす試みとして、雨水貯留タンク、雨水貯留浸透設備や道路の雨水浸透技術(H20年にかけて実用化研究中)があります。

 雨水貯蔵タンクや雨水貯留浸透設備は、個人や企業でも設置可能で、助成制度のあるところもあります(下水道局へ相談)。

 東京都武蔵野市、杉並区は効率小中学校の校庭地下に、雨水貯留浸透設備を設置しはじめました。
毎年2~4校のペースで増やすそうです。

 1個の容量が300~800立方メートルのもので、校庭の広さに応じて設置する。

 昨年設置した武蔵野市の小学校では、毎時20ミリを超える雨が降ると、校庭から道路や住宅地に雨水が流れだしていたが、設置後は流出がなくなったとか。 (以上9/12日経朝刊)

 地域でこういった対策が進めば、都市部の水害リスクは減らす事ができます。
対策は行政まかせではなく、積極的に協力し地域に貢献する姿勢が必要ではないでしょうか。

 

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September 13, 2007

スマトラ沖でM8.2

またスマトラ沖で大きな地震が発生した。 13日日本時間8:10頃にマグニチュード8.2(USGS)が発生、建物の倒壊があり、津波警報が出たが1m程度の津波だったようだ。

GoogleMapによる地図は、こちら

 2004年12月のインド用大津波では22万人が亡くなり、津波警報の普及に向け日本も貢献してきたが、今回その成果が現れたのだろうか?

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September 11, 2007

ゼロメートル地帯を実感できる場所

平野部に住んでいると、自分が普段行動する場所の標高を意識する事はまずない。
私のようにゼロメートル地帯に住んでいても、河を渡る時に高い堤防を越え、地面と川面の高さが同じ程度かなと思う程度だと思う。

 先日の台風9号が首都圏に接近した際は、すべての水門が閉められましたが、高潮によりどの程度影響が出るのか実感できない方が、ほとんどだと思います。

 都内で、それを実感できる場所があります。
東京都現代美術館の壁面です。

拡大地図を表示。 公式サイトはこちら

Dvc00029

ここのガラス面には、写真にあるように(クリックして拡大しないと判らないと思います)、ゼロメートル地帯、この場所の標高、堤防の高さと共に、伊勢湾台風など過去の災害での高潮の高さなどが一目で判ります。

一番高い部分は、大潮の高潮時に予想される海水面で、TP+5.36~+8.86で、現在の外郭堤防高T.P.+4.470よりも4m以上高く、この建物の3階に達する高さ。

  写真では写っていませんが、道路面は写真の一番下の印のT.P.-5.060のようです。

これを見ると、都内で高潮の被害が出たら、多くの被害が出るであろう事を実感できると思います。

 ちなみに、9/30まで、トトロの森を描いた人「男鹿和夫展」を開催しています。
なかなか良い展覧会でしたので、展覧会を見たついでに、この壁面をご覧になってはいかがでしょうか?

ここで、豆知識をご紹介。
写真では、T.PやA.P.が、そして標高とか海抜といった高さを表す単位が出てきます。
日本では、標高の基準は東京湾の平均海面(T.P.)が基準となっていて、富士山は東京湾の平均海面よりも3,776m高いという事です。

 この海面高は場所により異なるので、治水工事の基準として、別の基準があります。
A.P.は、荒川工事基準面で、もともとA.P.+1.1344mがT.P.0mとして明治時代に定められたそうです。
現在は、荒川水系、多摩川水系、中川水系での工事基準面として使われており、これらの水系の橋や堤防にはA.P.ナンメートルといった高さの表示があります。

 他には、O.P(大阪湾工事基準面 T.P. -1.3m淀川水系),Y.P.(江戸川工事基準面 T.P. -0.0873m 利根川水系)があるそうです。

 高さの基準というと標高しか浮かびませんが、1m前後も基準の高さが違うのです。

 ちなみに最近は、GPSを使って高度の測定が行われますが、電子基準点が設置され高さの基準となっています。


 

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September 10, 2007

BCP策定企業はわずか8%

新潟中越沖地震では、自動車部品大手リケンの主力工場の操業停止により、自動車メーカのラインが停まるという異例の事態が起き問題となりました。 日本の誇る生産方式に対しての疑問の声も上がったようです。

 日本政策銀行は、全国の資本金10億円以上の企業1500社に対して、「企業の防災への取り組み」について特別調査を行い、その結果をWebで公開しました。 調査結果報告はこちら

結果として、事業継続計画(BCP)を策定している企業は、わずか8%。物的損害に対する財務的な手当が不十分という企業は6割となっています。

 地域別に見ると、地震発生が危惧されている地域、首都圏・東海地方が比較的良い結果ではあるが、北関東甲信越、北陸など過去の地震被害が少ない地域では、まったく防災計画のない企業が35%程度あり、過去に地震が来ていないから、対策も講じていないという傾向が見られる。

 私は今年は企業の防災に対する意識も向上し、BCPの策定も進むのではないかと考えていたのですが、これ程低い数値だとは思いませんでした。

 事業継続計画BCPの策定が進まない大きな理由は、単純に「評価されないから」でしょう?

企業価値に対する指標として、危機管理・災害対策が重要視されていない故に、厳しい競争の中で限られた資源を投入できないのが現状だと思います。

 様々な経営課題がある中、取引先や金融機関、行政から危機管理に対する取り組みを問われない限り、経営課題の中の優先順位は高くならないのでしょう。

従業員の立場から見ても、自社が災害に見舞われた時に、早期に事業再開し、給料がちゃんと貰える事はとても重要な事です。

 「トップの意識が低い」と嘆くだけでなく、それぞれの立場で、たとえば取引先を選定する際に、災害に対する脆弱性も考慮するとか、取引先を分散するといった配慮が必要ではないでしょうか。

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September 06, 2007

台風9号首都圏に接近

台風9号が首都圏に近づいています。 東京都もすでに一部が暴風圏に入った模様。
私のところでも、かなり風が強く、ベランダの植木鉢が倒れたり、近所でも何か倒れたような音があちこちから聞こえます。

 近くの河の中川(江戸川支流)のライブカメラを見ると、すでに河川敷は冠水し、水防団待機水位の2.4mまであと僅か、今日の午前10時と比べると水位があがっています。

 関東の水害関連のオススメサイトをいくつかご紹介しておきます。

現在の降雨状況は
 東京アメッシュ(東京の隣接県もカバー)
携帯サイトあり、雨の動向がある程度読めます。
  雨宿りするべきかどうかはいつもこれで判断しています。

台風、地震、注意報等気象関連全般は、ウェザーニュース myスクリーン 自分の欲しい情報をカスタマイズして一覧表示できます。
 日常はこれをチェックしています。

同じウェザーニュースでは、お天気カメラのライブ映像も見れます。

東京都水防情報(都建設局河川部) 
 雨量、水位等、との水位代表観測所のデータや、過去の水害記録が見れます。

※リアルタイムには更新されていないように見えます・・・

江戸川、中川の河川情報(国土交通省 江戸川河川事務所)
川の観測情報 各観測点の水位やライブカメラ映像が見れます。

江戸川、中川、綾瀬川、坂川流域の浸水想定図もあります。

同様に
荒川関連は、荒川下流河川事務所
多摩川、鶴見川関連は、京浜河川事務所

土砂災害発生予測支援システム(防災科学研究所)
 MPレーダの観測値(積算雨量、実行雨量)と地すべり危険地域が見れます。

災害ニュース全般、交通の運行状況は、resucuenow@nifty

有用なサイトがたくさんあります。 様子を見に出かけたりせず、うまく活用しましょう。

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高層階に水を運ぶ

9/5の首都圏ネットワークで、高層マンションでの地震対策訓練の様子を紹介していました。
消防署の指導のもと、ベランダの隣家をつなぐ板を破る、開かなくなった玄関のドアをハンマーでたたいて開ける、非常階段を使って避難するといった実践的な内容でした。

 その中で、ロープを使ってポリタンクの水を高層階に引き上げる訓練をやっていました。

以前ご紹介しましたが、私もこの準備はしていました。
対過重100kgの滑車とロープを用意してあります。
1階からロープで引き上げたほうが階段で運ぶよりは楽だろうと思ったのです。

 残念ながら、試してみる機会がありません。
 一人でそんな練習していたら、怪しいオヤジ扱いされそうですから・・・・

さて、番組で紹介していた訓練では、やっていた方法は以下の通りです。
絵がないと判りにくいでしょうが・・・

[必要なもの]
滑車(耐加重100kg以上?)、高さの3倍+10m以上のロープ、高さ+10m程度のロープ一本。
人は、最低3人以上。


仮に10階の非常階段の踊り場に,20リットルのポリタンクを持ち上げるとします。
1)10階の非常階段の右側の柱にロープを固定。 ここをAとする。
2)10階の非常階段の左側の柱に滑車を固定。 ここをBとする。
3)右側で固定したロープを左側の滑車を通して、地上に投げる。
  →AからBへ平行にロープが伸びて、地上にロープが落ちる。
4)ABの中間点に、ポリタンクを固定する。
5)ポリタンクに短いほうのロープをつける。
 これは、ポリタンクが揺れたり、ぶつかったりするのを防ぐためのロープ。
6)ポリタンクを地上に降ろし、水を入れて地上でロープを引き、ポリタンクを上げる。

たしか訓練では滑車1個でやっていたと思います。
滑車をもうひとつ動滑車として追加すれば、半分の重さで引き揚げる事ができます。

 マンションの自治会などでの訓練で、このような実践的な訓練を企画されてはいかがでしょうか?
いっそ最上階に手動ウィンチをつけてしまうのも良いかも知れませんね。
100kg対応で1万円くらいで買えるようです。

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疑似訓練

先日、あるPodCastの番組で、風呂の電気系統が壊れて風呂に入れず、いかに電気に依存した生活をしていたか判ったといった話を聞いた。

 確かにそうだ。 高機能化により電気が使えなければ使えない機器も多いのが現代である。

 その番組で、不自由な生活を積極的に経験してみるべきだといった話をしていたが、その通りだと思う。
ぜひ一度やってみたいと思う。

 たとえば毎年冬と夏の2回の休日に、1日電気が使えない想定で生活してみる。
トイレも平屋なら良いが、マンションに住んでいれば電気が使えず水が出ないから使えない。

 汲み置きしておいた水を使う。 日常生活で1日どれくらいの飲料水・生活水が必要なのか判るし、思わぬ発見があると思う。

 ただ問題は冷蔵庫、冷凍してあるものも一度解凍してしまえばオシマイだから、奥様からは反対されるかもしれない。 半年に一度の冷蔵庫整理日と割り切って説得するしかない。

 冬であれば暖房にも支障が出るでしょう。 暖房も調理も熱源の多様化が必要だと実感することでしょう。

 小学生くらいのお子さんは、どんな反応をするのでしょうか? ゲームができずに不満をぶつけるのでしょうか?
案外、キャンプのような非日常感覚で楽しんでくれるかもしれません。

 私は小学生の頃、母の実家に帰省して、台風で停電になるのは秘かな楽しみだったような気がします。

もし、全世帯で1日こんな訓練をやったとしたら、結構な量のCO2削減効果があるのかもしれませんね。

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September 05, 2007

月に響く笛

耐震偽装問題を最初に告発したイーホームズの藤田社長が書いた事件の記録である「月に響く笛 耐震偽装 完全版」を図書館で借りて読みました。

 構造計算書が偽装され、耐震力の低い建物が新耐震基準の建物として存在するというニュースは衝撃的でしたし深く印象に残っています。

 しかし正直なところ、誰が悪い・誰が補償するといった報道にはあまり興味がありませんでした。
偽装されていた事を知らずに、購入した方々はお気の毒だとは思いますが、偽装されていない旧耐震の建物の中には地震に対して同程度に弱い建物も多く存在するし、施工時の手抜きによって実際の耐震力が存在するだろうと思えたからです。

 この本を読んで、耐震偽装問題の経緯とその落とし処が良く判りました。
内容については、いろいろな意見があるかと思いますが、文章から藤田東吾社長のブレのない姿勢と誠実さが感じられました。

 誰が悪い、こうするべきだったと論じるつもりはありませんが、報道に踊らされず冷静に判断できる賢い市民でありたいと思います。

 私たちがブログを書く際は、マスコミのように調査による裏付けを持つすべを持ちませんから、見聞きし感じた事を主観的に書くしかない訳で、誤った事を広めてしまう事もあるでしょうし、踊らされる事もあるでしょう。

 それはそれで仕方ない事、正しい事を感じる力を養っていくしかありません。

 このブログでも、過去も将来も正しい事をお伝えできると限りませんが、もし誤った事を広めてしまったら申し訳ないです。先に謝っておきます。

 その時点でまじめにお伝えしたいと思った事を書くことと、できるだけ情報源のリンクを貼るなどして客観的に判断していただけるよう努める事、この二つが私のブログを書く者としての姿勢として表明したいと思います。

 話がそれましたが、すでに記憶も断片的となってきているこの事件。 この本を読んでマスコミの伝えた事との違いを感じてみてはいかがでしょうか?

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star耐震偽装の当事者の記録
star素晴らしい内容でした。
star重要な部分が全て実名告発なのがすごい

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September 01, 2007

危機への対応は指導力で左右される

今日は防災の日。 関東大震災に因んで制定された記念日ですが、2年前の8月末アメリカではハリケーンカトリーナの被害が発生しました。
 ナショナルジオグラフィックチャンネルで、ハリケーンカトリーナの被害と行政の災害対応についてまとめた番組を放映しています。

 当時、断片的にしか耳に入らなかったカトリーナの状況がまとめられていて、参考になりました。

事前に同程度のハリケーンの上陸を想定したシミュレーションで大きな被害が予想されていたにも関わらず対応が遅れ多くの被害が出た災害でした。

この番組を見て感じるのは、十分対応できる体制がありながら、指揮系統の不備、政治的なこだわり、判断の遅れなどで空回りすると、これほど被害が大きくなるのかという事。

日本でも阪神淡路大震災の際、社会党の村山総理のこだわりが元で自衛隊への派遣要請が遅れたのではないかという、話を思い出しました。

 阪神淡路大震災でも、カトリーナでも被害状況の把握をマスコミに頼っていたため誤った判断や対応の遅れがあったようです。  状況把握の大切さを感じます。

 どうせ大災害が来るのなら、指導力のある指導者の時に来て欲しいものです・・・


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震災時にあって良かったもの

消防科学総合センターが、震度6弱以上を観測した地域に住む大人を対象に「震災時にあって良かったもの」につちてアンケートを行った。

 備蓄食品としてベスト6は、
1)即席めん(65.5%)
2)缶詰(63.3%)
3)即席みそ汁(46.8%)
4)ビスケットなどお菓子(46.6%)
5)レトルトカレー(39.5%)
6)レトルト・無菌パック米飯(35.7%)

傾向として、防災用として特別なものよりも、普段から食べられる物を買い置きしておくことが有効な事を示している。

 私も同感。車など特殊な環境の保存食は別として、日常使える物を多めに買い置きし、日常生活で消費・買い替えするのが、賞味期限切れを防ぎ、被災時も不自由な思いを減らす事ができると思います。

 また、大地震になどの災害に備えて用意しておいたほうが良いと思う物として、
8割以上の人→懐中電灯、水
6割以上→携帯ラジオ、食糧、乾電池、卓上コンロ、タオル、現金、ポリタンク、軍手、救急セット
と回答している。
 
 そして、水にまつわる品として、ポリタンクなど水を入れる容器と、それを運ぶカートがあると良いそうです。

 ものとして何が必要かを考えるだけでなく、食事なら熱源や食器類、水なら容器や運搬手段と、実施にそれを使うシーンをイメージし、必要なものを考えるのがポイントと言えます。

 そして、被災時に困った事として
1)生活用水(洗面、洗濯、入浴) 65.5%
2)トイレ 54.4%
3)飲料水 53.5%
 が上位を占め、生活での水の大切さがわかる。

以上、マイコミジャーナル

備蓄が必要なのは、地震だけではありません。 
台風、暴風雨など自然災害、新型インフルエンザの流行、大規模停電など、さまざまな危機がいつ訪れてもおかしくない状況です。

 防災として別枠で考えるよりも、買い置きを増やすなど日常生活にうまく取り込んでしまうのがコツです。

 それから最後に大切な事をひとつ、こういったアンケートでは被災しても無事だった方々の意見です。
耐震改修、家具転倒防止など命を守る事への備えが一番大切な事をお忘れなく!!

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