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September 14, 2007

地域の協力で水害を減らせる。

都市部では集中豪雨により水害の危険が高まっています。
地球温暖化の影響で、集中豪雨が増えたからというのも理由のひとつではありますが、市街地化により地面の保水機能がなくなったのも大きな理由のひとつです。

 実際、東京の新河岸側では昭和36年には市街化率13%だった地域が現在64%程度となり、同じ降水量の雨でも、河川への流量は3倍となり、流量のピークが36時間から18時間へと減っています。

 一言でいうと、土の部分が大幅に減ったため、降った雨は一気に下水や川へ流れ込むようになった訳です。

さらに、集中豪雨による雨量が増えているため、水害リスクが高まっているのが現状です。

下水道の対応能力を増やす試みもされていますが、膨大な設備だけに対応が追い付かないのが現状のようです。

 地面の保水能力を活かす試みとして、雨水貯留タンク、雨水貯留浸透設備や道路の雨水浸透技術(H20年にかけて実用化研究中)があります。

 雨水貯蔵タンクや雨水貯留浸透設備は、個人や企業でも設置可能で、助成制度のあるところもあります(下水道局へ相談)。

 東京都武蔵野市、杉並区は効率小中学校の校庭地下に、雨水貯留浸透設備を設置しはじめました。
毎年2~4校のペースで増やすそうです。

 1個の容量が300~800立方メートルのもので、校庭の広さに応じて設置する。

 昨年設置した武蔵野市の小学校では、毎時20ミリを超える雨が降ると、校庭から道路や住宅地に雨水が流れだしていたが、設置後は流出がなくなったとか。 (以上9/12日経朝刊)

 地域でこういった対策が進めば、都市部の水害リスクは減らす事ができます。
対策は行政まかせではなく、積極的に協力し地域に貢献する姿勢が必要ではないでしょうか。

 

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