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September 18, 2007

首都圏を襲った洪水を知る。

過去の災害で、死者58名、流失・全壊家屋600、浸水家屋145,520という首都圏を襲った災害がある。
1947年9月、終戦直後の占領下、現在の東北自動車道加須ICそばの利根川(地図)が破堤(16日未明)、19日早朝には都内に流入、江戸川と綾瀬川・荒川の間の地域(葛飾区全域、江戸川、足立の半分)が被害に遭いました。

 カスリーン台風による被害です。
もし、同程度の破堤洪水が起きた場合の被害予想が出ています。()内はカスリーン台風での被害。
氾濫面積530平方Km(440)、浸水域内人口230万人(60)、被害額34兆円(70億)という大被害になります。

 東京都23区の85%に相当する面積で、被害額換算で実に500倍弱の被害となる訳です。
ハリケーン・カトリーナでは、ニューオリンズ市の85%が水没したそうですが、ニューオリンズの陸域の面積は467.6平方Kmですので、カトリーナの被害を上回る被害です。

被害地域はゼロメートル地帯も多く、通常は堤防で守られていますが、一か所破堤すれば河口まで排水される事なく被害が及びます。

 この大洪水で全域が浸水した葛飾区民としては、地震とともに危惧する災害です。

下町に住むものではないと思う方もいらっしゃるでしょうが、東京・大阪・名古屋など大都市の多くは、そんな危険もはらんでいるのです。

 防災科学研究所で、今このカスリーン台風の特集を紹介しています。詳細はこちら

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