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December 17, 2007

傾いた家を建て替えずに直す。

能登半島地震で被災し大きく傾いた店舗、応急危険度判定は「赤」の危険という判定だったが、建て替えずに直せたそうだ。

 この店舗、築35年の木造。
建て替えれば3000万円かかるところ、改修では1/3の費用で済んだそうだ。

 この改修方法は、「立て起こし」と呼ばれる伝統建築の修復技術を使ったそうだ。
木造建築では、古い建築物が地盤沈下などで傾き、これを修復する技術は確立されているそうだ。

 土壁を落とし、構造を固定しているくさびなどを緩め、ジャッキとワイヤーで水平・垂直を元に戻すやり方らしい。

以上。日経KEN-Platz(無料会員登録が必要)

 応急危険度判定「赤」と判定されれば、立て直しが必要と考えてしまうが、長い歴史のある木造建築では元に戻す方法も確立されているのですね。

 昔「ダッシュ村」で、古い土壁を再生利用したり柱を再利用したりしているのを見て、木造建築ってエコな建物だなと感心した記憶があります。

 江戸時代、度重なる大火でも、短期間に江戸の町は復旧してきました。
すべての建物が新しい木材で建て直されたのではなく、残った廃材をうまく再利用してきたのでしょうね。

 地震被害の大きな課題のひとつに膨大な災害廃棄物の問題があります。
 これからの時代、環境の面からも、こういった建物の修復技術というのは、もっと注目されるべきだと思います。

 地震被害にあっても、「命を失わず、早く元の生活に戻れれば良い」という発想で考えると、耐震基準の考え方も変わってくるのかもしれません。

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