« December 2007 | トップページ | February 2008 »

January 31, 2008

過去の災害に学ぶ

防災科学技術研究所のサイトでは、以前から自然災害情報室というコーナがあり、豊富な災害関連のリンクの他、ハザードマップ等さまざまな情報が得られます。
 今回新たに、「防災基礎講座 大災害編」が開設されました。
国内外の洪水、氾濫、高潮、地震、火山など、過去の自然災害の情報の概要を知る事ができます。

 地域の過去の災害の歴史を知る事は、将来の災害の予測にも役立ちます。
一度目を通されると良いと思います。

 それから、つくばの防災科学技術研究所の資料室には、3万冊以上の本と8万冊以上の災害関連の資料が集められています。

 ここで興味深い本を見つけました。
「日本の地盤液状化履歴図」東海大学出版会 です。

 この本には、日本全国の過去の地震で液状化がどこに発生したかが1/50000の地図で記載されています。
たとえば、東京東北部で見ると1703年元禄地震、1855年江戸地震,1894年東京湾北部地震、1923年関東大震災で液状化が発生した場所が記載されています。

 私の住む地域は大丈夫でしたが、数キロ圏内に多数液状化した場所があり、危機感を強めました。

4万円近くする本ですし、どこの図書館にでもあるものではないでしょうが、もし見る機会があれば確認される事をお勧めします。

日本の地盤液状化履歴図
日本の地盤液状化履歴図若松 加寿江

東海大学出版会 1992-02
売り上げランキング : 775297


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ジョセリーノの予知夢 ズレた。

 ジョセリーノの予知夢では、1月末に東京が大雪になると言われていましたが、はずれたというかズレたようですね。 
 中国では、半世紀ぶりの大雪被害が出て、日本車の工場が生産中止になるなど社会に大きな影響が出たようです。 中国中南部で被災者が7786万人(1/28現在)、直接の経済損失は3315億円だとか。
旧正月前に大変な混乱になっているようです。
1/29産経ニュース

 中国からの寒気団の張り出しが、日本に雪をもたらす事を考えると、手前で止まってくれたとも考えられます。

 これ程の被害をもたらす大雪が、東京に降っていたら大混乱だったでしょう。
中国の被災者の方には申し訳ないが、正直なところ、助かったという感想です。

 今後も災害の予知夢が外れる事を期待したいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

荒川浸水アンケートはおかしい!!

1/30日経夕刊に「荒川浸水 避難勧告出ても・・半数以上が「自宅に残る」」という記事が掲載されました。
都・埼玉県の浸水想定対象地区の住民に対し、インターネット上で中央防災会議がとったアンケートです。

 この記事によると、避難しない理由として最多は「マンションなどの上層階に住んでいるから」でした。

しかし、これはアンケートの仕方、もしくは記事が悪いです!!

アンケート調査項目が明らかになっていないからアンケートの問題かどうかは断定できませんが・・・

なぜなら、区のハザードマップによると、「避難勧告が出ても浸水しない階に住む人は、避難せず現状維持する」と記載されているからです。

 つまり、浸水しない階に住む人は、避難勧告が出ても避難せず現状待機と区が指示を出しているのにもかかわらず、アンケートでは避難対象者かどうかの区別をせずに同様に扱って調査をしているようです。

 私も浸水想定対象地区の葛飾区の住人であり、浸水しない階に住んでいるので、避難対象ではありません。

この記事を読んだ読者は、「避難勧告が出ているのに、避難しない人が半分以上いるんだ」と読むでしょうし、中央防災会議のメンバー(おそらく大規模水害対策に関する専門調査会)が、「ちゃんと避難するような施策が必要」と、誤った判断をするとしたら怖ろしいです。

 同時に、報道されるアンケート調査の結果を鵜呑みにしてはいけない事を改めて感じました。 

 それから、現状の大規模水害に対する計画はまったく貧弱なのです。
葛飾区だけでも44万人のほとんどが浸水想定対象地域となっており、隣接する松戸や市川市に避難しろと言っていますが、千葉県と具体的な協定を結んだとか、どの地区の住人はどこの避難所に避難すべきか具体的に示されていません。

 もし高層階の住人も含めて避難するとすれば、全域が浸水する14~16時間で避難というのは無理な話です。

荒川の堤防決壊による被害者は最大240万人とい言われており、具体的な避難計画なくして成り立つとは思えません。

東京に限らず、名古屋・大阪などゼロメートル地帯での取り組みはどうなのでしょうか?

話題の新大阪府知事、良い対策を講じてお手本を見せていただきたいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

January 30, 2008

日本は水輸入大国だった!

日本は世界的に見ても水の豊富な国と、誰もが思っているだろう。
大干ばつや水不足といった海外のニュースを見ても、日本にはあまり縁のない話と思ってします。

 しかし、日本は世界第三位の水の輸入国のようです。
これは、ペットボトルの水ではなく、バーチャルウォーターに換算した値での話。

 では、バーチャルウォーターとは何か?
日本の食糧は輸入に依存していますが、農作物にしろ、肉にしろ、育てるためには大量の水が必要です。
この食糧を育てるために必要な水の量を換算した値が、バーチャルウォーターの考え方。

 1kgの農畜産物の生産に必要な水の量(リットル)は、小麦で1,150,米が2,656、大豆が2,300、牛肉が15,977と大量の水を必要とするそうです。(肉は育てるための飼料で使われる水も換算している)

 日本が輸入したバーチャルウォーターの量は、2000年度で650億立方メートルとなり、ドイツ(1080)、イタリア(890)に次いで、世界第3位になるとか。

 ここでは、食糧のみに触れていますが、綿や羊毛など衣料でも同じ事が言えそうです。

 日本の水使用量全体の78%相当の水を輸入している換算になるようです。
もしも輸入している食糧分の水を自給しようとすると、琵琶湖の2.5倍の容量の水が必要になる計算。

AWR(年間一人あたり使用可能な水の量)という指標では、1700立方メートルを下回ると水ストレスにさらされると言われ、現在世界47カ国、約7億人がこの状況にあるとか。

 単純に計算すると、106kgの牛肉を作る水で、一人が1年間水ストレスにさらされることなく生活できる事になります。

 20世紀は石油の時代、21世紀は水の時代と言われ、世界の水不足が深刻になりそうです。
今後、世界の水不足が深刻になれば、輸出するための生産物に水を使っていられない状況も出てくるでしょう。

 そして中国やインドなどの経済成長が進めば、水需要はどんどん増えます。 
水洗トイレを使い、風呂やシャワーで清潔な生活を送るだけで、水需要は各段に増えますね。

 最近になって、地球温暖化対策で、物の生産・流通・廃棄のライフサイクルで使われるCO2の量が意識され始めましたが、遠くない将来には水の消費についても問われる時代になりそうです。

 では、私達はどうするべきか・・・
節水技術、淡水化技術を世界に広めるといった技術的な面と共に、やはり捨てる事を減らすのが第一なのでしょう。 食糧も衣料も・・・

 先日、最先端の冷蔵技術によって、半年前の生ガキがおいしく食べれるようになったといった番組を見ましたが、こういった冷凍技術を活用するといった対策もあるでしょう。

 世界の気候変動・異常気象や水需要の急増によって起こりそうな世界の水不足、海外の問題ではなく私たちの生活にも大きな影響を与えそうです。

 真剣に考えるべき問題なのでしょう。

 以上の話は、柴田明夫著 「水戦争-水資源争奪の最終戦争が始まった-」を読んで知りました。
オススメの一冊です。

水戦争―水資源争奪の最終戦争が始まった (角川SSC新書 19)
水戦争―水資源争奪の最終戦争が始まった (角川SSC新書 19)柴田 明夫

角川・エス・エス・コミュニケーションズ 2007-12
売り上げランキング : 5663

おすすめ平均 star
star日本の水資源
star「水資源」の視点からみた穀物食糧問題
star過度に煽っているのでは?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (2) | トラックバック (2)

January 28, 2008

新型インフルエンザ ジキルとハイド

1/27テレビ朝日系「ジキルとハイド」で新型インフルエンザのパンデミックについて紹介していました。
この番組、危機感をあおりすぎる作り方が、良い印象を持たないのですが、内容はなかなかでした。

 インフルエンザの感染パターンは、接触感染、飛沫感染、空気感染3つ。
飛沫感染は、感染者から1.5m以内のようです。

 空気感染がどこまで広がるかという実験が興味深い。
電車の端で感染者がせきをすると、同じ車両の反対側の端まで(約18m)までウィルスは飛散するという結果。

 想像以上に遠くまで飛散するので驚きました。

 そして、H5N1ウィルスによる年代別死亡数を見ると、40歳以下が40代以降の年代の数倍の死亡数が多いというデータも興味深い。
 
 この理由はH5N1型の場合は、免疫機能が過剰に働き免疫力が強いほど、体へのダメージが強いようだ。

新型インフルエンザの対策として、マスクだけでは十分ではなく。
人込みを避け,家から出ない。2か月程度籠城できる備蓄をする事が必要としている。

また、 プレパンデミックワクチンを打てば、感染を防ぐことはできないが、症状を軽くする事ができる。
日本では1千万人分を備蓄しているが、一般の国民には半年以上たってからしか配られる見込みがない。

全国民分備える事を訴えているが、国は対処しない。 「(全国民分備蓄が必要だが、実現しない)ですから、この番組にも出た訳です・・」という国立感染症研究所の研究員の方の発言が、実態を表しているように思う。

 近い将来必ずパンデミックは起きると言われています。
起きた時どう行動するか、仕事でも家庭でも十分に話し合い、備えをする必要がありそうです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

携帯に位置情報を登録する

GPS付き携帯だとアドレス帳に位置情報を記録できる。
せっかくの機能だから、活用するとなかなか便利です。

 防災とはあまり関係ない話だが、帰宅支援ステーションを登録しておくといった使い方もあるので、DoCoMoの携帯(P905i)でのやり方を紹介します。

 日常生活では、気になるお店の位置を登録しておけば、迷わずに行くことができるし、待ち合わせなどで人に教えるのも楽だ。

携帯だけで登録する一般的なやり方と、パソコンでアドレス帳の編集機能を使う方法がある。
パケ代節約のために、パソコンから使う方法を紹介します。

1)住所から緯度経度を知る。 (WGS座標系)
 a)Geocoding Toolsを使う。
  「Geocoding Tools&Utilities」というサイトがあります。
  ここではCSV形式の住所データを一括して、緯度経度に変換するサービスを提供しています。
  ここのデモページには、住所を入力すると緯度・経度を表示するサービスが利用できます。
 変換したい件数が少ない場合は、こちらが便利です。

 一括して変換したい場合は、既定の書式で住所を記述したCSVファイルを使って、「CSVアドレスマッチングサービス」のページから、CSVファイルを読み込ませて変換します。

 b)GoogleMapsを利用する。
  ご存じGoogle Maplsで検索した場所を画面の中心にし、地図の右上の「このページのリンク」をクリックするとURLが表示されます。
 これをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けます。
 このURLの長い文字列の中に、「&ll=」という変数があり、ここに緯度、経度が記載されています。
 貼りつけたURLをクリックすると、ちょうど真ん中あたりに表示されるはずです。

 例)防災科学技術研究所の場合
  http://maps.google.co.jp/maps?f=l&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E9%98%B2%E7%81%BD%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80&near=%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%B0&ie=UTF8&ll=36.124565,140.092678&spn=0.088741,0.094757&z=13&iwloc=A&om=0

  太字、下線の部分が緯度経度です。

2)アドレスの形式を変更する。
 前述の例のように、Google Mapsでは、36.124565と度単位で表示されていますが、携帯の位置情報はド分秒形式(dd.mm.ss.sss)にする必要があります。 
 時間の計算と同じですから、EXCELなどで変換しても簡単ですが、この変換をしてくれるサイトもあります。
 「経度緯度の表示形式変換」で、右側に1)で得た緯度・経度を入れ左矢印をクリックすると、左側に度分秒形式(POT形式)が表示されます。

3)携帯へ登録
 携帯を購入した時に付属するCDやドコモのサイトから、「ドコモdatalink」が入手できます。
 携帯のデータをパソコンにバックアップしたり、パソコンから携帯の情報を編集する事のできるアプリです。
 
 この中の「電話帳」編集機能を使うと、下のほうに位置情報を記入する欄があります。
 ここに、度分秒形式に変換した緯度・経度情報をコピー&ペーストします。

 あとはdatalinkで編集した電話帳を携帯に登録します。

4)携帯で位置情報を確認する。
 アドレス帳を見ると旗アイコンの付いた位置情報が登録されているはずです。
 これをクリックすると、iモードや対応アプリで、その場所の地図を見る事ができます。

 また「メールに貼り付け」を選びメールを作成すると、地図付きのURLがメール本文に登録されます。
 これを送ると、GPS機能のついていない携帯でも地図を見る事ができます。(他社携帯どうかは未確認)

位置情報を使った事のない方には、ちょっと大変そうに見えるかもしれませんが、使ってみると簡単です。

 今は、被災時に一般の人が被災状況の写真を位置情報付きの写真をメールで送り、インターネット上の地図情報システムに集約して被災状況の把握をするといった試みが行われています。
 
 たとえば、「eコミュニティしまだ」があります。
また、カトリーナの被害の時もGoogle Mapsで被害状況が刻々と伝えられていました。

 私の周りを見る限り携帯のGPS機能を使いこなしている人はあまりいませんが、GPSや位置情報を普通に使うようになると、被災時の被害状況把握や安否確認も早くできるようになると思いますので、多くの方にこの機能が使えるようになっていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

January 25, 2008

駅対流者対策訓練

東京都では、全国で初となる「駅周辺滞留者対策訓練」を実施した。
1/22が北千住駅で参加者は約800人、1/25が新宿駅で参加者は約1000人。

 いずれも自治体、鉄道事業者、周辺の店舗、学校などが参加する協議会の主催で、近隣の一時避難場所などへの誘導する訓練が行われた。

 東京都の被害想定では、首都直下型地震の際の主要駅の滞留者は114万人と想定されている。
今回訓練のあった北千住駅で2~3万人、新宿では16万7千人。 
都内で最も滞留者が多いのが東京駅で、19万8千人。

 なお、帰宅する距離が20kmを超える人が「帰宅困難者」と呼ばれ、全体の4割弱が帰宅困難者と想定されている。

 北千住の場合、今回の訓練で誘導に関わった人数は約100人です。
実際に発生した場合は、同じ人数で誘導しようとすると誘導者一人あたり300人となります。
 周辺が火災やビルの倒壊などでかなり混乱すると思われる中で、はたしてさばき切れるのでしょうか?

 全ては滞留者一人一人が冷静に行動できるかどうかです。
こういった訓練に参加するなり、自分で帰宅訓練を行うなり、机上で災害発生時に行動を検討するなりして、冷静に行動できるようにしておくのが大切です。

 私はできれば数万人が集まるような場所に近寄りたいとは思いません。
多くの人が移動している中で、余震が起き、近くのビルが倒壊したような場合、一斉に逃げだすでしょう。
そんな状況に巻き込まれたくないものです。

 状況が判らず、「とりあえず駅まで行ってみよう」と考える方も多いと思いますが、万を超える人が集まるような場所に行くことの危険も考えるべきではないでしょうか?

 それから、このニュースを見ていて思ったのですが、この日はいつになく寒い日でした。
地震が発生した時に、コート類を取りに行けるとは限らないですから、エマジェンシーブランケットなどを机の引出しに入れておくといった配慮も必要だと感じました。

 エマジェンシーブランケットもコンパクトで価格も安くお勧めではありますが、もっとお勧めは以前もご紹介した「スペース暖シート」です。

 この商品は厚さ1mm、重さ125g。 A4サイズ程度に畳めば薄い雑誌程度の大きさです。
エマジェンシーブランケットに比べ、
1)暖かい
2)何度でも元の大きさに畳める。※エマジェンシーブランケットは元のサイズにはたためません。
3)動いた音がうるさくない。
4)洗える
5)ムレない ※汗が冷えて寒くならない
 といったメリットがあります。

 我が家でも、寒い時はふとんの上に掛けて、日常でも使っています。

シングル/ダブルサイズがあります。

AMK製サーモライト2 ヴィヴィザック 一人用

| | コメント (2) | トラックバック (0)

January 22, 2008

全部入りFOMAは災害に強い?

DoCoMo 905iシリーズは最新機能全部入りをウリにしているが、防災にもなかなか役立ちそうだ。
身の回りの品の中で、最も肌身は出さず持ち歩く存在となった携帯だけに、被災時にも活用したい。

 携帯は、阪神淡路大震災ではあまり普及していなかったので、これからの防災三種の神器と言えます。
ちなみに私の考える防災三種の神器は、「携帯、ライト、ホイッスル」です。

防災に役立つ機能としては・・・
1)緊急地震速報[エリアメール]
エリアメールは、緊急地震速報など(今後避難勧告などにも対応)を受信できる無料サービスで、端末での操作だけで使えるので、905/705以降の機種を購入した方は、ぜひ設定したい。

2)ワンセグ: 当然ですが、情報収集に

3)カメラ:   住宅の被害は、できるだけ記録しておきたい。

 そして家族の写真を保存しておきましょう。 家族を探すとき写真があると探しやすいですね。
 もちろん、強いストレス下での癒しの写真にもなりますね。

4)ボイスメモ 刻々と変わる状況を声で記録する方法もありますね。

5)GPS    最近は帰宅支援地図も携帯の地図で見れるようになりました。 家族の居場所探しにも・・・
  私は、気になったお店を撮影して、写真に位置情報をつけるのに使っています。P905iは対応していました。

  今は、110/119すると住所が判らなくても、警察や消防で居場所が判り、迅速な対応ができます。

GoogleマップモバイルもGPSに対応したので 、現在位置の地図を表示するのも簡単になりました。
なお現時点で、GPS対応はDoCoMo 903i以降の端末とWindows Mobile2003SE5.0以降のスマートフォンのようです。

6)microSD HC P905iではSDHCに対応し、最大4GBになりました。
 重要なファイルはPDFにして、携帯に控えを持っていると安心です。

7)おさいふケータイ 使えれば・・・心強い

最近では、避難所の収容者の安否確認にICカードを使う実験なども行われています。
近い将来、身元確認のための必須ツールになるかもしれませんね。

 また、電子証明書の機能がありますが、住基カードを元に自治体の発行する電子証明書を発行して、公的な証明書として使えるようにして欲しいと思います。

 被災者のための各種手続きなどで活用できるのではないでしょうか?

8)ブラウザ、PC連携 いろいろな情報入手や連絡に、もはや必須。
 便利なサイトはたくさんありますが、防災科学技術研究所の提供している「AQUA震源速報」の携帯版があるのをご存知でしょうか? http://www.hinet.bousai.go.jp/i/

また、Yahoo災害情報の携帯版も便利。災害速報の他、天気情報・運行情報・病院、診療所検索などのリンクが豊富です。 http://rescue.mobile.yahoo.co.jp/

9)電話 災害伝言板「171」を活用しましょう!

ざっと、いろいろ挙げてみました。
津波警報や避難勧告情報が聞こえなくて避難しない人が多いという話を聞きますが、全ての人が携帯を持っていれば改善される点も多いはず。 補助を含めて活用を検討しても良いように思います。

 防災にいろいろ使える携帯ですが、やはり電波が通じる事と電源がある事が大前提です。
予備のバッテリーは、ぜひ持っていたいですね。


さまざまな充電器がありますが、専用の充電ケーブルや携帯接続ケーブルが必要なものは、結構不便です。
USBで充電できるなど、どこでも充電できるタイプがお勧めです。

それから、手回し充電タイプは、かなりイイ運動になります。 最後の手段と考えたほうが良いです。

私も幾つか充電器は持っていますが、最近常に携帯しているのはこれです。
3cm程度のコンパクトさと、17gという軽量なのがイイです。
待ち受け12時間、通話30分の容量があります。携帯の充電ケーブルで充電できます。

今は3倍長持ちのタイプが出ているようです。

さらに、防災的にはLEDライト付きのタイプもお勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

January 13, 2008

最強ウィルス第2夜

NHKスペシャル 「最強ウィルス」の第2夜が昨日に続き放送されました。
今回はドキュメンタリー形式、インドネシアなど鳥インフルエンザの人への感染や日米の対策の違いなどを紹介。

 昨日のドラマは現実に起こりうるのだと裏付ける内容でした。

 印象的だったのは、医師の対応。 医師会でパンデミック発生時の協力についてアンケート調査したところ、6割が協力したくないと回答している事実に驚きました。

 医師も人間ですから、自身や家族への感染のリスクにとまどっているようです。

 国の取り組み方に問題があるように感じます。
 国は当事者は自治体、国はそれを支援する立場という姿勢。 

 一方、アメリカでは国が強いリーダーシップで態勢確立に積極的なようです。

パンデミック発生時の病院の非常態勢の検討を行い、歯科医まで動員して対応する計画と訓練を行い。
呼吸器が足りない場合に、回復の見込みのない患者の呼吸器をはずし、助かる見込みのある患者につけるといったマニュアルまで策定しているようです。

 また、半年で全国民分のワクチンを製造する対策を取る一方で、誰からワクチンを打つのか、優先順位の議論もきちんとされているようです。
 当初国は、医療従事者の次の優先順位に65歳以上の老人を位置づけていましたが、国民を交えた議論の結果、次の世代を担う乳幼児や18歳以下の子供を優先する事に変更したそうです。

日本でもきちんとした議論が必要ですね。
そしてこれは、国だけの話ではなく、企業でも同様です。 
 被害がどの程度の状況まで業務を継続するのかなど、事前に検討しておくべきです。

 たとえばこんな例はどうでしょう?
 接客業で、新型インフルエンザが流行の初期の段階で、接客する従業員が感染を恐れてマスクを付けて接客するのを見て、上司は「接客時はマスクをはずせ!」と指示するのでしょうか?

 感染を恐れて出社しなくなった社員に対して、どのように対処するのでしょうか?

業務継続計画(BCP)の策定は、地震だけでなく新型インフルエンザに対しても策定する必要がありそうです。
そして、パンデミックが発生するのは大地震が来るよりも近い将来起こるかもしれないのです。

 このNHKスペシャル 最強ウィルスの再放送の日程が決まっています。
見逃した方はぜひご覧ください。
 1/16 0:10 第1夜 翌17日 0:10に第2夜が放送されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

January 12, 2008

新型インフルエンザ NHKスペシャル

1/12 NHKスペシャルで「ドラマ 感染爆発~バンデミック・フルー」が放送されました。
明日13日は第二夜でドキュメンタリーが放送されます。

 この番組のせいか、当ブログも「鳥インフルエンザ」「新型インフルエンザ」といったキーワードでの検索でのアクセスが増えています。

 ドラマの内容は、日本海側の寒村で新型インフルエンザが発生、一時は封じ込めに成功したかにみえたが、東京から村を訪れた若者が都内渋谷で発症し感染が広がり、さらに海外から感染者が流入しバンデミックを迎えるというもの。

 アジアの某国が発生を否定していたため世界中に広がったという設定だが、前回の記事の内容と同じ設定でした。

 また、国も都も新型インフルエンザの行動計画の策定、タミフルの備蓄等行っていたものの、いざとなるとタイムリーな決断ができずに感染を広めてしまうという設定。

 この設定は起こりうる話かもしれませんね。
法的な強制力も含めて、実行性については再点検する必要があるのかもしれません。

 参考までに・・・
都の行動指針は、東京都福祉保健局のページ
 国の対策は、国立感染症研究所 感染症情報センター(IDC)にあります。

ドラマ中、若い夫婦が赤ん坊を連れてワクチンやタミフルを求めて病院を訪れるシーンがありますが、マスクもせずに病院を廻るなど、愚の骨頂ですね。
 
 では、もし新型インフルエンザが流行しだしたら、どうすれば良いのか・・・
ワクチンやタミフルを求めて外出するよりも、感染しない事が重要です。

1)極力外出しないようにする。
 買い物もしなくて済むように、1週間程度の食糧の備蓄はしておきましょう。 地震や大規模停電にも有効です。
 
2)日頃から衛生管理に気をつける。
 流行が報じられてからでは遅いので、日頃からうがい・手洗いを習慣づけ、インフルエンザ流行期にはマスク着用です。

 我が家でも今の時期はマスクを使っています。 成田空港に接続する電車なので特に気を使っています。

3)備蓄
 ・食糧: 非常食ではなく、レトルトや缶詰など普段使いの物を多めに買い置きしておきます。
 ・マスク: 普段はウィルス99.9%除去対応の物を使い、別途N95対応の医療用を買い置き。
 ・消毒剤 アルコール系のゲル状消毒剤も買い置きしてあります。

 特に、マスクや消毒剤など流行が報道されればあっという間に売り切れになるようなものは、あらかじめ買い置きしておきたいですね。

 マスク・消毒剤などについては、過去記事で紹介しておりますので、右の検索窓から「新型インフルエンザ」で検索するか、「感染症」カテゴリーをご覧ください。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国、人から人への感染確認

1/10のニュースで、中国で初めて人から人への鳥インフルエンザ感染を確認した事を中国が公表したと報じていた。

 人から人への感染自体は、過去にも事例があり、今回は遺伝子変異はなく新型インフルエンザの発生ではないようなので、興味を引くニュースではない。

 私が興味を持ったのは、中国が公表した事。

2003年のSARSの流行では、過去の感染死の事実を公表しなかったり、感染者・死者の講評数を操作したと報じられていたから、「中国政府も考えを改めたのか」と感じた訳です。

 もし、新型インフルエンザが発生すれば、あっという間に世界に広がります。
日本-中国間の渡航者もここ数年でかなり増えたようですから、日本に入る可能性も高いでしょう。

 この時重要なのは、いち早く感染情報を出し、世界中で水際で止める事です。
少しでも好評が遅れたり、情報が隠ぺいされれば計り知れない被害に発展する恐れがあります。
オリンピックを控えた中国ですから、世界中から安心して渡航できる国になって貰いたいものです。

 まるで企業の不祥事の隠ぺいと同じ話ですね・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

January 10, 2008

加湿器で肺炎! ヤケド!

インフルエンザなどの感染症予防として加湿器を使われている方も多いと思うが、加湿器が原因で肺炎やヤケドといった被害が出ている。

 健康のために使っているはずの機器が原因で病気になく事がないよう、注意が必要です。

 事故の例としては、レジオネラ肺炎で死亡(07/10月 60歳男性),新生児2人(2000年)の他、新生児が肺炎や気管支炎を起こすといった例があるようだ。

 原因は、タンク内で繁殖したカビによるアレルギー症状やレジオネラ菌の繁殖。
いずれも超音波式や遠心噴霧式の加湿器で起こり易く、タンク内のまめな洗浄が必要だそうです。

 レジオネラ肺炎の症状としては、高熱、咳、頭痛、筋肉痛、悪寒といった症状で、死亡率15~30%の病気らしい。
 こういった症状は、軽ければ「風邪っぽいな」と思ってしまう程度なので、加湿器が原因の症状とは疑いもしないかもしれない。

 この記事を書いていて思い出したのだが、我が家ではレジオネラ菌被害の報道を見て加湿器を使うのを辞めたのだった・・・

 今は、電気のいらない「ちょこっとオアシス」と部屋に調湿機能のある炭を置いて、十分足りている。

一方、やけどは、加熱式の加湿器の水蒸気や流失して熱湯によるもので、子供のいる家庭では特に注意が必要です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

January 08, 2008

稲わらでバイオ燃料

農水省は08年度から、稲わらを使ったバイオエタノールの実証実験を始め、09年度にもアジアへの生産協力を始める。

 温暖化対策として注目されるバイオエタノールだが、穀物を使うために穀物の価格が高騰し、さまざまな影響がでている。

 廃棄されていた稲ワラからバイオエタノールを作成する技術が実用化されれば、稲作の盛んなアジア各国にとっては朗報だろう。

 日本、中国、タイの稲ワラを集めれば、日本の年間石油消費量の1.5倍のバイオエタノールができるそうだ。

 そして穀物の多くはイネ科だから、将来研究が進めば小麦などにも使える事が期待できるだろう。

 日本で自給率の高い米の廃棄物だけに、十分な予算で優先的に取り組んでいただきたい。

なお、生産コストについては今後解決すべき課題のようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

January 07, 2008

出初式

2008年の東京消防庁の出初め式がNHKで放送されていました。
キーワードの自動録画で録画されていたので見てみたのですが、防災訓練もやるのですね。

 出初め式と言えば、梯子に乗ったり、放水したりといったセレモニーだけかと思っていたのですが、東京ビッグサイトで、起振車や救命講習、災害対応の設備の展示などもあり、意外でした。

 来年は忘れなければ見に行ってみようかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地球危機2008

1/4テレビ朝日系で「地球危機2008」が放映されました。
地球温暖化の影響を報じた番組でしたが、長時間番組だけあり、さまざまな視点で問題を伝えていたように思います。 

 日本人とってもすでに影響が出ている事、日本に輸入される多くの物が様々な影響を与えている事を伝える内容でしたが、視聴者がどうすれば良いのかといった提案はなく、逆に「家庭での排出を減らす程度のレベルではない」という印象を持ちました。

 たとえ、先進国が最低限の生活に切り替えたとしても、開発途上国の餓えや水不足、医療不足に苦しむ人々がまともな暮らしができるようにするだけで、水も食糧もエネルギーも不足し、温暖化ガスの排出量も増えてしまうように感じます。

 とは、言ってもできる対処はしなければならないのでしょうが・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

January 01, 2008

減災の年に

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。
昨年も多くの方々に訪問していただき、おかけさまで累計41万5千アクセスとなりました。

 気候変動などにより自然災害は年々増え、世界中で被害が出ています。
2007年被害に遭われた方々には、少しでも早く元の生活を取り戻される事を祈っております。

そして、今年も様々な災害が訪れる事でしょうが、減災の努力が実って、少しでも被害が少なくなる事を期待したいです。

 何かで読んだのですが、「地球温暖化対策でいろいろな議論がされているが、火事を発見してから、消火方法について慎重に協議しているようなものだ。」

 その通りでしょう。 「将来の影響の予測が誤っている」「原因は別のところにある」という議論は、すでに火事になっているのに、火災の原因や延焼の範囲の予測で揉めて消火活動をしないようなもの。

 手元にあるバケツの水では消火できないとしても、とりあえず手元の水をかけておけば、消防車が来て延焼を食い止められるかもしれません。

 それは地震でも同じ、しっかりした消火設備があれば良いですが、たとえバケツ一杯の水でも手元にあれば、何もないよりは被害を減らせる可能性があります。
 そして「燃えた油に水を掛けてはいけない」とか、正しい知識が必要です。

 防災でも、「正しい知識を持ち」、「できる範囲での備えをする」 これが大切です。

今年も様々な情報をお伝えし、それがみなさんの備えや気づきのきっかけになれればうれしいと考えております。

| | コメント (2) | トラックバック (0)