« タミフル耐性インフルエンザ急増! | トップページ | 災害や温暖化対策として検討すべき事 »

February 13, 2008

埼玉東京 大洪水

1947年9月占領下の日本で、関東地方に大洪水をもたらした台風があった。
カスリーン台風(カスリン台風、キャサリン台風)と呼ばれる台風だ。

 利根川と荒川の堤防は10か所が決壊、現在の埼玉県大利根町から栗橋、幸手、春日部、吉川などが浸水。
最初の決壊から3日後には、現在の都立水元公園に近い櫻堤が崩壊。
 江戸川と荒川に挟まれた、葛飾区全域、足立区・江戸川区の半分が浸水し、10万戸以上が浸水した。
 そして排水までに半月を要したとか。

 現在なら34兆円程度の被害となる災害だったようです。

  この災害をきっかけに、利根川水系の矢木沢ダムなど8つのダムが整備されたそうですが、ゼロメートル地帯はあいかわらず存在し、むしろ当時より地盤沈下は進んでいるのですから、どこかが決壊すれば同様の被害は起こりうるのでしょう。

 ご紹介した災害の概要は、防災科研の防災基礎講座のサイト内「関東平野の洪水」に紹介されています。

 また、当時の記録を紹介した「洪水、天ニ漫ツ―カスリーン台風の豪雨・関東平野をのみ込む」という本が出版されています。

 私も図書館で借りて読みましたが、物資も重機もないこの時代の大洪水と闘う様子が印象的でした。

洪水、天ニ漫ツ―カスリーン台風の豪雨・関東平野をのみ込む
洪水、天ニ漫ツ―カスリーン台風の豪雨・関東平野をのみ込む高崎 哲郎

講談社 1997-04
売り上げランキング : 626049


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 東京・埼玉東部にお住いの方や大阪、名古屋など水害リスクの高い場所にお住まいの方も参考になるのではないでしょうか?

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/40111113

この記事へのトラックバック一覧です: 埼玉東京 大洪水:

コメント

コメントを書く