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March 14, 2008

第6回地域危険度の見方

東京都は「地震に関する地域危険度(第6回)」を発表した。

 AllAboutでも「東京で一番地震に弱い街はどこ?」という記事で紹介され、AllAboutの人気記事ランキングの上位になっているようだ。

 墨田区京島2丁目は東京で最も危ない地域といった形で紹介されているが、○丁目は安全、☐丁目は危険といった理解の仕方は危険だと思う。

 複数の町丁のエリアとして、倒壊の危険度が高いとか延焼の危険度が高いといった見方は正しいと思うのだが、○丁目の危険度指数というのはメッシュによる分析結果を判り易く町丁の境界に合わせて割り振ったものだという事を忘れてはいけない。

 今回の調査でも、隣接した町丁でランクが2ランク以上異なる場所が結構あるようだ。

 たとえば、建物倒壊危険度は建物の構造・建築年代・階数といったデータと地盤の評価などを組み合わせたものだが、狭い町丁に新しい耐震性に優れたマンションが一棟あれば、その町丁の平均値はあがる。
 また町丁に公園があれば面積に対する建物の密度は下がり火災危険度は下がる。

 前回第5回の調査では、河川や大きな公園が町丁に含まれる場所の危険度が下がるといった問題があったため、今回は大きな河川や公園については除外されたが、小さな河川や公園は計測の対象に入っている。

 むしろ調査報告書に書かれている「地盤分類図」や「建物分類ごとの建物被害関数」「液状化予想図」といった図に着目していただきたい。

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