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April 13, 2008

織物で耐震補強

新たな織物の織り方により、従来の2倍以上の強度を持つ織物が開発され、耐震補強工事の低コスト・短期間化を実現したようだ。

 岡山の明大株式会社の開発した四軸織物「テトラス」は、従来の織物が縦糸・横糸の2軸で織られていたのに対し、左右斜めの糸を加えた4軸構造になっている。

 これによりあらゆる方向に対する強度が高まり、裂ける際も段階的に裂ける織物ができるようになった。
アラミド繊維やカーボン繊維をこの織り方で織る事により、従来の2倍以上の強度を持つ耐震補強材ができた。

 古い木造住宅でも、木材の接合部にこの繊維を貼る事により、従来の半分のコストや工期で耐震補強ができるとか。
 またコンクリートの場合も、この繊維を巻く事により、強度が増し、段階的にしか崩れなくなる。
つまり、コンクリートが崩壊するような地震が発生しても一気に崩れる事がなく、命の危険が減る。

 応用範囲の広い耐震補強方法なのだから、アフガニスタンなどで多くの死者を出したレンガ積み工法の家などにも使えるはず。

 伝統産業である織物を工夫する事により、現代社会で活用される新しい素材が生まれる。 
日本らしい、すばらしい事だと思います。

 今後も画期的な技術の開発に期待したいと思います。

 もっとも今すぐ費用を掛けて耐震補強をすべきか、低コストの新工法の誕生を待つべきかというジレンマがありますね。
 いつ起こるか判らない地震だけに、早い対処が必要なのでしょうが・・・

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