« 中国からの生の声 | トップページ | 災害支援の国際的な枠組みが必要 »

May 18, 2008

100時間のサバイバル

日本の国際緊急援助隊が取り組んでいた母子の救出は、残念ながら遺体の収容に終わったようです。
青川から被害の大きな北川に移動して、第二陣と共に活動するようですね。

限られた時間なのに、敢えて移動の困難な場所に移動する事に疑問を感じます。
もっとアクセスのし易い大きな町でも学校が倒壊し救出が必要な現場はたくさんあるはずなのに・・・
 実際後発のロシア救助隊は、アクセスし易い「とこうえん」で女性を救出しています。

 活動されている救援隊の方は、実力を発揮できず、さぞかし悔しい思いをされているでしょう。

 一部の地域では地方行政の管理者が、自分の責任を追及されるのを恐れ被害を過少申告し救援が来ないとか。  あまりのひどさにあきれます。 袋叩きにあっても仕方がない行為です。

 時間と共に生存率が低下する中、100時間を超えて救出されるニュースも入ってきています。
ポケットに入っていた、たばこと紙ナプキンを食べ、靴に自分の尿を溜めて飲み生き延びたとか。
そばには生存者が何人かいて、尿を飲むことができなかった人は死んでいったそうです。

 これは大きな教訓です。 どんなに立派な非常持ち出し袋を買って備えても、必要な時に手が届かなければ意味がありません。
 ポケットの中のアメひとつ、バッグの中のペットボトル1本が生死を分けるかもしれない。
本当に生き延びたければ飲尿も厭わない、強い意志が必要な事を感じさせます。

 女性はバッグの中にアメ類を入れている方も多いようですが、ポケットの中に糖分のある物を忍ばせておく、大切な事かもしれません。

私はもう十年以上キーホルダーに幾つかの防災用品を付けて、外出時には常に携行しています。
今回の地震を見て、改めてその必要性を感じました。

 ちなみにキーホルダーに付けて携行しているのは、
・小型LEDライト
・プライヤー付きマルチツール
・ホイッスル(血液型、緊急連絡先のID付き)
・ミニインクペン
といったところです。

知人からは「じゃまじゃない?」「ズボン破れない?」と言われていますが・・・
ホイッスル以外は、日常生活でもあると便利なのです。

いずれも長年使ってみて、より良い物に変えてきたモノで、現行製品では携行性と機能のバランスはベストだと思っています。
[ストリームライト社 キーメイト]
25g.連続点灯時間96H、明るさ10ルーメン LR44×4個使用

[ホイッスル Eコール] 安く携行性の良いものでは、弱い力でも大きな音が出る。

[ガーバー クラッチ] 銃刀法に触れない刃を持つマルチツール
日常生活ではハサミのほうが便利ですが、防災として考えるとプライヤーが便利。
本格的なツールではないが、ない時には重宝します。


[クロスアイオン]
ジェルインクペン。 たまにペンを忘れるので・・・ 小さい割には実用的。
最近はミニ文具がたくさんあるので、防災的には油性サインペンのほうが良いかも



 

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/41240940

この記事へのトラックバック一覧です: 100時間のサバイバル:

» 中国の大地震を他人事にしない [あれは,あれで良いのかなPART2から]
中国で発生した大地震は,日がたつに連れて被害状況が徐々に判明してきました。また,この地は30数年前にも大地震が発生したにもかかわらず,その後地震対策が講じられてこなかったなど災害対策などにも問題があったのではないかと専門家などからも指摘されるようになってきました。 内陸地震被害想定 近畿74兆円、中部は33兆円(朝日新聞) - goo ニュース この地震から日本も学ぶべき点はあるはず この一連のニュースに対し,一部マスコミは単に「中国の災害対策が甘い。日本の基準ならもっと被害が押さえられたはず... 続きを読む

受信: May 18, 2008 8:11:45 PM

コメント

外野?の皆さんはいろいろ言ってくださいますよね。私の持ち歩く30mlの水道水(毎朝交換)とかもそのターゲットです(笑)。

投稿者: 過度のうどん (May 18, 2008 2:40:00 PM)

そうですね。
マイバッグなんかもそうですが、やっとマイ水筒もマイバッグも認知されました。

投稿者: isana (May 18, 2008 5:31:35 PM)

こんばんは。
今回の大地震は,時間と共に被害状況も見えてきましたね。予想以上の災害に愕然とさせられてしまいます。
さて,この被害については,私たちも「決して他人事」と考えることなく,「ここから学べることは何か」という視点で検証することも大切でしょうね。
「常に非常食を持ち歩く」という視点も大切な要素だと改めて思わされました。個人的には,飲料関係はほとんど持ち歩かないため,個人的な対策を講じようと思いました。

投稿者: おかにゃん (May 18, 2008 8:09:07 PM)

おかにゃんさん、こんばんは。
私も仕事用バッグには、危機管理産業展で貰った長期保存カロリーメイトが入っていますが、常時携行はしてませんし、飲料も時々しか持ち歩いていません。

 今回の地震の報道を見て、キャンディーの類はポケットに入れておこうかと考えています。飲料水は重いだけに難しい。
 持ち歩く頻度を徐々に増やすしかないかと考えています。

投稿者: isana (May 19, 2008 12:25:28 AM)

ボクは「災害用」という意味の前に、500mlの水とアルミ保温シート、チョコレート(これからの季節は溶けるので、毎年どうしようか迷い中)、マルチツールを必ずバッグに入れております。水は何か飲みたいときと手洗い用も兼ねて。アルミシートは社用車での休憩・仮眠用のブランケットに。チョコはおやつで。マルチツールは社用車にろくな工具が積まれてないので万一の為。
さすがにバッグは重いですが、持つよりシートに置いておく方が長いのであまり気にしてません。

政治的な話ですが、今回の地震援助で、中国側の対日感情がだいぶ好転したというのも気になる部分であります。救助も大切ですが、事後処理など今後中国が如何に解決していくのか見守りたいです。

投稿者: tanzy (May 19, 2008 1:03:28 AM)

コメントを書く