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June 21, 2008

山間部の被害把握には衛星が有効

岩手・宮城内陸地震の発生から1週間が経ちました。 東北地方も梅雨入りという事で、今後の土砂災害が心配です。

 山間部の地震では、道路の寸断などで被害の把握が困難なところが大きな課題ですが、文部科学省が地球観測衛星の観測精度をあげ、災害時の初動対応に役立てるという方針を明らかにした。

 現在の「だいち」など観測衛星の精度を10倍に上げ、1メートル程度の見分ける能力を持たせる事により、橋や道路の損傷状況を把握できるようになる。
 また観測範囲も約50km四方を捉えられるようにする。

 1基当たりの開発費が200億で、2~4基体制で、2012年の打ち上げを目指す。
(6/20日経夕刊)

 かなりの開発費のかかるプロジェクトではあるが、今後世界中で自然災害が増える事、あらゆる自然災害に使え、海外での災害発生時の国際貢献になる事を考えると進めるべきプロジェクトではないだろうか。

1m程度の分解能があれば、孤立した集落で地面に「HELP!」と書いても読めるし、通信が使えない状況では負傷者がいてヘリコプターが必要とか、物資が足りないとか、足りないものを表すマークを決めておけば、被災状況を極短時間で把握できるようになるだろう。

 国際的にも日本の防災技術に対する期待は大きいはずだ。

数回ご紹介している産経新聞の福島さんのブログにも、岩手・宮城内陸地震での緊急地震速報で揺れる前にTVで伝える映像を見て、「日本ってすごい!」と驚き、中国にもこのシステムを導入する事を決めたらしいという記事が紹介されている。

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