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July 04, 2008

岩手・宮城内陸地震 前兆現象

岩手・宮城内陸地震を起こした断層近くの温泉で、前日朝に湯量が通常の1.5倍になる現象があったようだ。
また別の温泉では、約1か月前から湯音が上がり始め、1週間前には湯の色にも変化があったようだ。

 「地震の前に岩盤にひび割れができ、より深い層の熱水が源水に流れ込んだ可能性がある」と見られ、東北大学では、今後断層そばの各温泉を調査を進める。
(以上。7/3 asahi.com
 
 地震の前兆現象として、温泉や地下水に変化が見られるというのは、いかにも因果関係がありそうである。
ぜひ詳しく調べ研究を進めていただきたい。

 地震を予知し、被害を免れる事が理想であるが、多くの宏観異常現象が研究されているが、残念ながら未だ決め手となるものはない。

 宏観異常現象研究に力を入れている中国さえ、今回の四川大地震ではその経験が活かされず多くの犠牲を出した。

 これは私が勝手に思っているだけなのだが、中国政府は地震の前兆を知っていたが、はずれた時のリスクを恐れて避難指示を出すに至らなかったのではないか。

 世界で唯一地震予知により被害を免れた1975年海域地震がある。
農業が中心のこの時代、強い指導者が避難命令を出して避難し、もしはずれたとしても実質的な経済被害はなかっただろう。
 しかし、今は経済活動を停止し避難する事の経済的影響は大きいから、余程確信が持てなければ予知情報を元に避難命令を出す事は難しいだろう。

 科学的な予知技術の確立と政治的判断は別の話だが、科学的な予知技術の蓄積は大切だと思う。
いつか役に立つ日まで、地道に研究を重ねていただきたい。

 

 

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