« November 2008 | トップページ | January 2009 »

December 31, 2008

災害の多い年でした。

今年も幾つもの大きな災害がありました。 
被災者の方々の中には、つらい年末を過ごされている方もおられる事でしょう。
世の中で起きてしまった災害の教訓を忘れず、備えに繋げていく事の大切さを感じます。

 今年も多くの方にアクセスしていただきありがとうございました。
おかげさまで、累計約50万アクセスを達成致しました。

 様々な災厄で起きた事、メディアで見聞きした事をつづる事によって、新たな災厄への備えのヒントになれば幸いです。

 実際、アクセス状況を見ると、TVなどでキーワードが取り上げられると、そのキーワードで過去の記事にアクセスしていただくケースが多いように思います。

防災に興味を持った方が、このサイトを検索していただき、それをきっかけとして行動に移していただけるとうれしいです。

 来年は良い年になって欲しいと思いつつ、また想像もつかない災害や人災が起きる気がしてなりません。
みなさまが、災厄に見舞われない事を祈っております。 

 本年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

帰宅難民を思い起こさせた新幹線トラブル

年末の帰省ラッシュの中、新幹線がトラブル続きですね。
28日が天候不良によるもの、29日はシステムトラブル、30日は人身事故で、合計では30数万人に影響が出たようですね。

 特に29日のシステムトラブルでは、早朝からホームで待つ人、構内の床に座って待つ人など、帰宅難民さながらの光景でした。

 地震などの災害でなくとも、こういったトラブルにいつ遭遇するか判りませんね。
普段からこういったトラブルに対する備えがあれば、出先で災害に遭遇した時にも役立ちそうです。

 特にこの時期寒さ対策は考えておきたいですね。
床や椅子での冷え対策として、幾つかご紹介します。 

1)新聞紙、雑誌、ダンボールを敷く
 備えがなくても簡単に入手できる方法。 新聞紙は体に巻いても暖かいそうです。
 ホームレスの防寒対策にも学ぶべき点があります。

2)保冷バッグ
 旅行などに行く時は、要冷蔵の商品などを入れる小型の保冷バッグがあると年間を通して便利です。
 断熱効果がありますから、敷くと暖かいです。 突然の食品の買い物の時も便利です。
旅行バッグの片隅に入れておきたいです。

3)キャンプ用座布団、エアマット
 最近のアウトドア用のエアマットはコンパクトで断熱性能も高いです。
 私はモンベルのエクステンションパッドを、ここ数年使っています。
 外でちょっと座る時に、汚れ防止と寒さ防止になり手軽に使えます。

 使う時はエアバルブを開けると自然に膨らみ1cmの厚さになります。

 モンベルのU.L.コンフォートシステムパッドシリーズの一部で、他のマットと連結して使う事もでき、拡張性の高い製品です。

 昨年は背中にポケットのあるジャケットを着ていたのですが、背中のポケットに入れておいたら暖かく過ごせました。 空気を抜くと5mm程度の厚さなので、嵩張らず・目立ちません。

 価格も1400円程度と手頃。 
 サイズは30cm×50cm 厚さ1cm。 収納時は丸めると30cmで直径6cm程度とバッグの隅に収まるサイズです。
 

その他、持ち歩きに便利な防寒対策用品としては
1)風呂敷 応用範囲が広く、膝かけにしても結構暖かい。

2)エネループカイロ電池タイプ 
 昨年人気のあった片面のみ暖かくなる電池交換できないタイプですが、今年は両面が暖かくなり単三充電池が交換できるタイプが発売されました。 単三充電池の充電器としても利用できます。

3)ダウンマフラー
 この冬お気に入りです。 ダウンの入ったマフラー。 畳むと文庫本程度の大きさになり、ポケットや鞄のに入ります。

 長さ160cmあり、とても暖かい。 おかげでコート要らずです。

4)マスク
 インフルエンザ対策はもちろんですが、マスクがあると暖かいですよね。

5)ペンドルトンのブランケット
 アウトドアで使える毛布として最高。一生物の一品です。
 値段も高いですが、とても密度の高い天然ウールの暖かさは抜群です。

 毛布は13年、ヒザ掛けは7年くらい使っているでしょうか? まったくヨレヨレになりません。
もし、冬に被災したら絶対持ち出そうと考えています。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

December 28, 2008

判り易い新型インフルエンザ対策の本

「新型インフルエンザ対策ハンドブック―強毒性H5N1型ウイルス襲来に備える!命を守る、篭城生活の実践マニュアル」を図書館で借りて読みました。
 国立感染症研究所の岡田晴恵さんの著書。 TVなどでも新型インフルエンザについて良く話をされている方です。

 143頁の中に、新型インフルエンザの脅威、対策、備えなどが、とても判り易く書かれています。
1時間くらいで読めたので、普段読書になじみの薄い方でも読みやすいのではないでしょうか?

特に、家族に感染者が発生した場合どうすれば良いか、具体的に書かれています。
そして2カ月分の備蓄を備え、自宅に籠城するための商品も紹介されているのが、今までの新型インフルエンザ対策本にはない特長でしょう。

 新型インフルエンザって怖そうだけど、実際どうすれば良いか判らないという方にお勧めの1冊です。

 印象的だったのは、家族の誰が感染して倒れるか判らない事を前提に備蓄をすべきだという事。
お母さんが倒れれば、備蓄食料はあっても料理ができない事も考えられるので、レトルトなど簡単に調理できるものも備蓄する必要があるという事。

 同様に、対策について家族全員が知っているべきだと。

 私も図書返却期限には時間があるので、妻にも読むように勧めました。

 親が無関心の家庭もあるでしょうから、小中学校で「我が家の新型インフルエンザ対策」みたいな課題をやって、親も巻き込むような情報提供の仕方があると良いのかもしれません。

新型インフルエンザ対策ハンドブック―強毒性H5N1型ウイルス襲来に備える!命を守る、篭城生活の実践マニュアル
新型インフルエンザ対策ハンドブック―強毒性H5N1型ウイルス襲来に備える!命を守る、篭城生活の実践マニュアル岡田 晴恵

角川SSコミュニケーションズ 2008-11
売り上げランキング : 52255

おすすめ平均 star
star老若男女全方位用ハンドブックだが。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

December 27, 2008

被災時に役立ちそうなソーラグッズ

被災した際に役立ちそうなソーラグッズを見つけました。
ソーラパネルで充電できて、ライト、ランタン、カイロ、携帯充電器として使える商品。
ソーラとUSB経由での充電に対応。 これで4179円

 カイロ付きが新しいですね。

 被災時に役立ちそうな機能満載ですね。

 このくらいの価格のソーラグッズって、実用性の高い物にあたった事があまりないのですが、USB外部充電器などと組み合わせれば実用性アリかもしれません。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新型インフルエンザ 都内で初期診療対策済みは僅か10自治体

前の記事に関連しますが、12/26日経新聞に「新型インフル 初期診療設置10自治体」という記事が掲載されていました。

 東京都が都内の自治体に対し、新型インフルエンザの流行時に初期診療を行う「発熱外来」の接地医療機関を決めているかどうか調査したところ、62市区町村のうち決定済みは僅か10自治体のみだった。

そして、感染の疑いがある人が電話相談などを行う自治体が設置する「発熱センター」の設置場所を決めたのは25自治体。

 また、今年9月に都内651の医療機関を対象に行った調査では、
新型インフルエンザに特化したマニュアルをもつのは8%。 訓練・研修を行ったのは7%程度だった。

私の住んでいる東京都葛飾区は、成田空港へも羽田空港へも電車で乗り換えなしに行ける場所で、大きなスーツケースを持った人を見ない日はない地域です。

 いつも思うのですが、新型インフルエンザが日本に入ってきたら都内でも早く感染が広がるのではないかと心配しています。
 それもあって、電車内では必ずマスク着用し、手洗い・うがいにも気を使っています・・・

 大都市の初期に感染が広がる可能性の高い自治体では、感染防止に特に力を入れなければならないと思います。

 みなさんのお住まいの自治体では、発熱外来の設置は決められているでしょうか?
今後、自治体の広報誌などでそういった情報も提供されるでしょうから、新型インフルエンザ発生のニュースの前に、しっかり把握しておきたいものです。


 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

自治体の新型インフルエンザ情報発信はわずか1割

先日「新型インフルエンザ対策に便利なサイト」で、明石市の例をご紹介し、IPPO248さんからは仙台市の例をご紹介いただきましたが、日経ITProに関連情報がありましたのでご紹介します。

 「ほとんどの自治体サイトで掲載されていない、新型インフルエンザ対策の情報」という記事で、日経BP社の自治体の情報化の進展度を評価する「e都市ランキング2008」で、新型インフルエンザに関する情報の掲載についても調査したもの。

 余談ですが、 「e都市ランキング 2008 」も、なかなか興味深い内容です。ぜひご一読を!

この調査によると、新型インフルエンザに関する情報を掲載している自治体は、わずか10.8%(2007年 9.1%)で、新型インフルエンザ発生時の行動計画を掲載している自治体は、2.2%(2007年 9.1%)と、ごく一部の自治体しか、情報提供をしていないようだ。

積極的に紹介している例として、先日ご紹介した明石市小樽市が紹介されている。

特に感染症の場合は、一部の人が知識を持たないために周囲に感染を広めてしまう可能性が高いだけに、周知徹底に力を入れるべきだろう。

 「e都市ランキング 2008 」を見て感じるのは、自治体にお金があるとか、大きな自治体である事が、情報発信力とは関係がない事だ。

 日本で1位の東京都荒川区は、東京都でも最も小さい下町の区だし、町の最上位の埼玉県小鹿野町は全体では40位。

 情報発信力は、行政の意識の問題と言えそうだ。
住民のITリテラシーが高くないといった声もあるだろうが、今の時代子供なり近隣の人なり周りに使える人がまったくいないケースは多くはないだろう。

 情報を得た人が周りに伝える効果を考えれば、もっと積極的に情報発信すべきだと思う。

 私の住んでいる東京都葛飾区のサイトを先ほどチェックし直したところ、なんと12/26付けで新型インフルエンザの行動計画が掲載されていました。
 内容はまだまだの感じですが、とりあえず掲載された事には、感謝です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

December 25, 2008

D-Momentレビュー

先日「首都直下型地震をゲームで体験する。」でご紹介した、「D-Moment」を使ったのでレビューをご紹介します。

 到着した商品は名刺の箱大の箱の中にプラスチックカード1枚とホイッスルがひとつ入っている。
このカード、ソフトのサイトのURLやIDが記入されているが、「災害時、初動の心得」と「災害用伝言ダイヤルの使い方」が書かれ、氏名・緊急連絡先・血液型を記入する欄がある。

 このカードを携行しましょうという意図なのだろうが、中途半端な印象。
製品IDやURLは別紙にし、携行するのに役立つ情報を増やして欲しかった。

 さて、ゲームそのものはどうか?
ソフトは添付されず、指定URLからダウンロードし、IDを入力して使用する。
結論から言うと、「お金掛っていないな」という印象。 ただ、ちょっとした地震対策のノウハウ本と同程度の価格である事を考えると、内容や情報量に遜色はない。

わざわざ防災本など読まない人が、ゲーム感覚で防災の知識を知りたい方に適しているのだろう。

私が試したところ、2時間程度でゲームは終わった。 
ゲームとしてはシンプルすぎるのではないだろうか?

シナリオは、首都直下型地震が発生し、3人の登場人物が都内で被災し、帰宅するまでの半日の行動を通して、起こりうる困難を知り、適切な行動は何かを知る。 

 途中11の選択を迫られる場面があり、最後の結末はその選択肢によって変化する。
普段、防災に関心があり情報を収集している人なら、9割方正解するであろう設問だ。

 シナリオ設定は、専門家が監修しているだけあり、被害想定に即したもので、判断の選択肢も良くできている。
シナリオの随所に、用語の説明や状況の解説画面がある。

首都直下型地震発生の際は、遭遇するであろう場面を通して具体的なイメージを持つ事ができる。

ゲームを通して、具体的なイメージを持ち、防災の知識を広めるというアプローチはとてもすばらしいが、ゲームとしては単純すぎるというのが、正直な感想だ。

D-Moment ~巨大地震編~
D-Moment ~巨大地震編~
SGラボ 2008-12-20
売り上げランキング : 49


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

December 23, 2008

新型インフルエンザ対策に便利なサイト

12/23日経新聞のネットナビというコーナーに「新型インフル 感染防止策サイトで学ぶ」という記事が掲載されていました。 
 同社のサイト「ネットナビ」でも紹介されるようだが、今時点で未掲載なので、記事で紹介されていたサイトをここでご紹介しておく。

 流行した時は、正しい知識と正確な情報が大切。ブックマークしておきたいですね。

1)国立感染症研究所 「感染症情報センター
 言わずと知れた、日本の感染症対策の最前線。 感染症情報の一番基本となるサイトですね。

2)東京都「新型インフルエンザ対策について
 東京都の新型インフルエンザ対策のポータルとなるサイト。 都の行動計画や都感染症情報センターへのリンクなど情報が豊富。 都民以外でも参考になるはずです。

3)明石市 「新型インフルエンザ
 市町村レベルのサイトでは、とても新型インフルエンザについて、とても判り易く紹介されているサイト。
約19分の動画もあります。
 
 この動画、企業の対策などにも言及していて、なかなかの出来です。

4)外岡立人氏「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」
 元小樽市保健所長の外岡氏の個人サイト。  海外の新聞を中心に情報収集されているとか。
同氏の書籍もある。

新型インフルエンザ・クライシス (岩波ブックレット)
新型インフルエンザ・クライシス (岩波ブックレット)外岡 立人

岩波書店 2006-08
売り上げランキング : 1746

おすすめ平均 star
star63ページの本ですが、内容は大切なことばかり
star著者は新型インフルエンザ情報収集の第一人者

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

5)イオン 「オンラインショップ インフルエンザ対策
 大手スーパーイオンのネットショップ。 感染症対策商品がネットで買える。
スーパーで扱っている商品なので、価格も手頃なものが紹介されている。
事前対策、感染してしまってからの対策、流行期の備えなど段階に応じた商品紹介や、備蓄品リストの提供など消費者に判り易く、購入しやすい商品が豊富なところが良い。

 一般的な商品ばかりなので、このサイトで商品をチェックしておき、近所のドラッグストアで安い時に買っておくという使い方にも良いと思います。

 余談ですが、近所のスーパーに行ったらレジそばに「N95対応マスク」が置いてあったので驚きました。
昨年に比べると対策用品の扱いが格段に増えていますね。

 不景気ですから、防災対策も備えも安く賢く備えたいものです。

 現在のインフルエンザ流行は、新型インフルエンザ流行の予行練習だと思って、今シーズンはしっかり対策してみませんか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

December 22, 2008

新型インフルエンザ流行時の通勤対策2

国土交通省は新型インフルエンザの発生時に感染拡大を防ぐための実証実験を行った。
先日「新型インフルエンザ流行時の通勤対策」でご紹介した、試算に基づく実証実験のようだ。

 主に飛沫で感染するインフルエンザの感染拡大を防ぐため、乗客間を1~2mあけて乗車した場合の着席の位置や乗り降りに掛る時間、誘導方法などを検証したようだ。

日経新聞には写真が掲載されているが、被験者は全員マスクを着用している。 

マスクを着用していても感染するという前提なのだろうか?
たしかに飛沫感染は粘膜を経由して感染するので、マスクだけでなく目も保護しなければ感染は防げないだろう。それを想定しての実験なのだろうか?・・・

 やはり花粉症用メガネを用意しておいたほうが良いのかもしれない。

[花粉症対策保護メガネ]

[メガネの上から掛けられるタイプ]

[子供用]・・・あるんですね・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

December 21, 2008

正月は災害伝言版体験利用を

早いもので今年もあと10日あまりになりました。帰省される方も多いと思います。
携帯電話各社では、正月3が日は「災害伝言版」の体験利用を提供している事をご存知でしょうか?

 普段顔を合わせる機会のない親族が集まる正月に、災害時の安否確認方法を話合い・実際に体験されてはいかがでしょうか?

 特に親族の中には、こういった機器の操作に疎い方もいらっしゃるでしょうから、使い方を伝える良い機会だと思います。

 私も実家が福岡ですので、福岡西方沖地震の際は連絡が取れず心配しました。
普段離れて暮らしているからこと、いざという時安否が気になります。

体験利用日は毎月1日に利用できますが、親族が集まるこの機会に、安否確認の方法を親族で確認しておきましょう。

NTT DoCoMoの災害伝言版体験サービス案内

| | コメント (0) | トラックバック (0)

首都直下型地震をゲームで体験する。

首都直下型地震をパソコンのゲームで体験し、地震に遭遇した際の危機回避方法を学ぶパソコン用ゲームが、スクウェア・エニックスグループのSGラボから発売された。 Amazonで販売し価格は1575円。

 東京工業大学都市地震工学センター 梶秀樹特任教授の監修によるもので、首都直下型地震を想定したシナリオで、さまざまな場面での判断を問われるようだ。

防災において大切なのは、どんな状況になるか具体的なイメージを持ち、事前に備えるべき事を備え、事態に直面した際には冷静に対処する事。

 この具体的なイメージを持つのに一番身近なのは映画やドラマだろうが、視聴者が判断を考える間もなくシナリオが進んでしまったり、過剰にドラマチックな展開になる事も多い。

 その点シリアスなストーリーのゲームなら、よりリアルに災害のイメージを持ち、自身の判断を手軽に試す事ができるのではないだろうか?

 さっそくポチッと購入したので、行政の被害想定との違いなど感想をアップする予定です。

D-Moment ~巨大地震編~
D-Moment ~巨大地震編~
SGラボ 2008-12-20
売り上げランキング : 49


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

December 15, 2008

「首都直下地震」活動計画から足りないものを知る

中央防災会議は首都直下地震の救援活動計画を決めた。
そこで浮き彫りとなったのは、消防と物資の不足だった。

M7.3の首都直下地震が午前6時に発生、死者11,000人、負傷者21万人の被害想定を元に作成した救援活動計画。

発生から半日で2万人超、2日目で8万人超、4日目で11万7千人を投入する計画だが、発生後12時間で消防士4800人が不足する見込み。
 なお、これらの人員は計画で活動拠点(主に主要な公園)が決められているようだ。公表された資料から、近くの活動拠点となる場所を把握しておくと良い。

 共助による初期段階での消化や、個人でも避難する際に火の始末やブレーカを落とすなどに気をつけたい。

物資については、発生後1週間で、1都4県で約7500万食、飲料水は千葉埼玉で計16,000t不足、毛布、おむつ、仮説トイレなども備蓄分では対応できない。

 発生後数日間は救援物資が届かない前提で、個人の備蓄が必要。

 人員も物資も陸路での輸送が中心で、一部海路・空路で輸送する事になるが、緊急輸送道路が使用できる事が前提となる。 落橋、道路沿いビルの倒壊、車の撤去に時間が掛るといった活動の妨げになる要因は幾らでも考えられる。

 計画通りにいかない事を前提に、備えるべきだろう。
また、自動車運転時に被災した時のルールを一人一人が守る事が大切。鍵を掛けて放置された車の何百台もあれば、どれだけ輸送に支障が出ることか・・・

 ところで、以前から疑問に思っている事があります。
緊急輸送道路上の車両は、国道なら国土交通省が撤去する事になっているのですが、数キロに及ぶ渋滞で滞留した車を移動させる場所などあるのでしょうか? 都会ではそんな場所そうそうあるように思えません。

 ちょっと話がそれましたが、活動計画上も不足している状態で想定外の問題も必ず起きるでしょう。
不足分を補えるのは、自助・共助しかありません。

 多くの人が、阪神淡路の被害状況を被災した時のイメージとして思い浮かべるでしょうが、阪神・淡路大震災と比べ、被災範囲も被災人口も格段に多いのです。 
 
 範囲が広い分、支援のばらつきも大きいでしょうから、支援については1週間程度は期待できしないほうが良いと考えています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

December 12, 2008

新型インフルエンザ流行時の通勤対策

国土交通省が、新型インフルエンザ流行時に感染拡大を防ぐためには、通勤ラッシュ時にどの程度の乗車制限が必要かを試算した。

 感染拡大を防ぐためには乗客同士が少なくとも1メートルの間隔を空ける必要があるという前提での試算で、最も混雑する午前8時台では、現在の2割弱しか乗車できず、通勤時間をずらしても乗れない状況のようだ。
 (通学や私用目的での利用者がいない前提)

 流行の期間は数カ月にわたる可能性もあり、企業は真剣に対策を検討しなければ、企業存続の危機となるだろう。 
 もっとも、たとえ通勤の問題がなくても、新型インフルエンザが流行すれば小売・サービス業等は大打撃を受けるのは間違いない。

 具体的には、新型インフルエンザ感染による出社不可能者も含めて、通常の2割程度の人員のみ出社すれば最低限の業務ができる前提で、継続する業務の選択・通常の担当者以外でも業務ができるマニュアル等仕組みの整備などが必要となるでしょう。

また、在宅勤務の活用を検討する必要があると言われているが、電話とインターネットで自宅から会社にアクセスできれば良いといった単純な話ではない。

 業務内容で大きな差があるだろうが、資料1枚・問合せ先一つなくても滞る業務も多いだろう。
最低限の継続対象業務については、在宅勤務を前提とした資料の電子化やマニュアル作成などが必要となり、平時に在宅勤務を実践しなければ、イザという時機能しないだろう。

通勤に関しては、片道20km程度なら自転車で十分通える範囲なので、自転車通勤という方法もある。
また、自転車で通える範囲に臨時サテライトオフィスを設置するのも良いと思う。

 いずれにせよ、臨機応変に対応できるものではなく、事前の行動計画の策定は必要。

ところで、今回の試算の前提である列車内の人の間隔が1mという条件、以前TV番組では車両の端から端までウィルスが届くといった実験を行っていた。 この設定は甘いのかもしれない。

 今回の試算、乗車する人が全員マスクを着用し、適切な感染予防策をとっている前提では、どうなるのか興味がある。 十分な予防策が取られているなら、肩が触れ合う程度の乗車率でも大丈夫な気がするのだが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

December 07, 2008

正しいマスクの付け方

インフルエンザが流行し始めたようです。
また、新型インフルエンザの流行も懸念されており、やはり予防が大切です。
うがい・手洗いと共に、マスクをちゃんと付けて予防したいものです。

 電車の中などでマスクをしている人を見かけるようになりましたが、サイズの合わないマスクをしていたり、鼻の横がスカスカに空いている方を結構見かけます。

 どんなに高機能なマスクをしていても、隙間からウィルスが侵入しては意味がありません。
正しいマスクの付け方を知り、慣れておきましょう。

 サージカルマスクなどは鼻部分に金具がついていますから、まず鼻の部分を合わせて、ゴムを掛け、マスクの下の部分を顎が隠れるまで引いて装着するのが正しい装着方法のようです。

 また、「ユーザシールチェック」という、正しく装着できたかどうかを確認が大切なようです。
マスクを付けた後、マスク部分を手で多い、長く息を吐き、漏れがないかチェックします。

 プロ用には正しく装着できたかどうかチェックする「フィッテイングテスター」という道具を使うとか、それだけ正しいフィッティングは難しいという事でしょう。

 やはり、顔に合っているかどうかが一番大切です。
市販のマスクをいろいろ試して最良の物を探したいですね。

 家族用にN95マスクを備蓄されている方も、家族全員の顔に合わなければ意味がありません。
ちゃんと家族全員に合うマスクかどうか、試しておきたいですね。

 私もつい最近この事に気付きました。 それぞれに合ったマスクを備蓄しないといけないと思っています。

 今シーズン、インフルエンザにかからず乗り切りたいですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

December 06, 2008

建設業のBCP策定率が低い・・・

12/4の新聞に「建設業のBPC策定率が16%と低水準」という記事が載っていた。
関東地方整備局が管内の600社の建設会社を対象に行ったもの。

 復興の要となる建設会社で16%というのは、残念な数字ですね。
建設会社でこの状態であれば、下請け業者はもっと悪い結果でしょう。

 建設会社にとっては、被災後は大きなビジネスチャンスのはず。
もっと関心を持って、他の業界に先駆けてBCPを策定するべき業界だと思います。

 建設業が早期に事業の再開ができれば、復興までの期間も短いはず。
それが私たちが日常を取り戻す近道にもなります。

国ももっとこの業界に対してBCP策定の支援を積極的になるべきだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

December 02, 2008

新型インフルエンザ 首都圏での発症率は52%

国立感染症研究所が新型インフルエンザの流行について独自に試算したところ、首都圏では52%が発症するという。

 これは国の被害想定の倍の数字にあたる。
また、前回の記事でご紹介したとおり、発症した患者が病院に行く率も、国立感染症研究所のアンケートでは97%に対して、国の被害想定は78%。

 とすると、国の被害想定では国民の19.5%が発症し病院に行くという想定に対し、国立感染症研究所の試算では50.4%となり、国の想定の2.6倍もの人が病院を訪れる試算となる。

 2008年8月現在の一般病床(精神科・結核療養・療養を除く病床)は、全国で病院が91万・一般診療所が15万病床の計105万病床にすぎない。
 さらに、感染症指定医療機関(特定、一種、二種)は、わずか2万病床に過ぎない。

 日本全体で52%の発症率で97%が病院に行くとすると、60分の1の病床しかない事になる。

国の被害想定は、ワーストケースを想定した対策をとっていただきたい。
同時に、私たちは国の対策があまりあてにできそうにない事を自覚し、マスク等衛生用品の備蓄、外出しないための備蓄、仕事や学校での新型インフルエンザ対応BCPの策定と、自分達で感染を防ぐ手立てが必要ではないでしょうか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)