« 大地震発生に対応し消防法改正 | トップページ | J-Alertを使える仕組みに »

April 01, 2009

ミサイル発射直前、国民保護計画についておさらい

北朝鮮のミサイル発射が近づいて来ました。 東京都でも3/31緊急情報伝達訓練が実施されたようです。
実際に被害が出る出ないは別として、この機会に国民保護計画についておさらいしてみます。

1.国民保護計画とは
「武力攻撃事態等における国民の保護のための処置に関する法律」が通称「国民保護法」で2004年に成立した法律。
 日本が武力攻撃を受けた時や、大規模テロにさらされた時に、国民の生命・財産を守る方法を定めた法律。

国(自衛隊含む)、都道府県、市町村、警察官・消防、指定公共機関、地域住民など、それぞれの役割を定義している。 地域住民の役割とは、防災での自助・共助に当たる。

2.地方公共団体の対応
 各地方公共団体では、国民保護計画を策定している。
 こちらに、国民保護関連のリンク集があるので目を通しておくと良いだろう。
 詳細な計画とともに、判り易いパンフレットなども掲載されていると思う。

3.どのように伝えられるか
 避難の必要がある場合、国(官邸)が警報を発令するが、私たちに届くには幾つかのルートがある。
 (1)国→都道府県→市町村→市町村防災無線で各家庭へ
 (2)国→内閣府中央防災無線→消防庁→都道府県/市区町村→以下(1)と同じ
   ※J-Alertは、消防庁が通信衛星を介して直接都道府県、市町村に伝達し、自動的(職員の手を介さずに)防災行政無線を使って情報伝達を行う仕組み。
 (3)国→内閣府中央防災無線→総務省→放送事業者(指定公共機関)→TV・ラジオ等メディアで通知

 特にミサイルなど、十数分という時間を争う事態の場合は、FAXなどの手段で人が介在する(1)の手法では間に合わないといった事態も想定され、J-Alertのような自動伝達の仕組みへの期待が大きいが、費用面の問題や点検時の誤発令などのトラブルなども出ていて問題が多そうだ。

 さて、この警報発令によるサイレン、どんな音かご存知でしょうか? これが、サイレン音です。(Windows Media版)

今まで自然災害と比べると縁遠い印象のある国民保護について、この機会におさらいしておくと良いと思います。今回は、ずいぶん前からメディアで取り上げられ、事前に訓練までできる時間の余裕がありますが、大規模テロなどでは、ある日突然起こりうる事態です。
 自然災害と同様、事前に知識を得て、必要な備えをしておきたいですね。

 迎撃ミサイルがどうのとメディアで伝えていると、TVの向こうの出来事でバーチャルな事だと思いがちですが、、通常の社会活動ができなくなり、家族の安否確認が必要となり、避難しなければならない緊急事態として考えるといつでも起こりうる事です。

 いつでも起こりうる緊急事態の原因が、地震などの自然災害なのかテロや武力攻撃なのかという違いに過ぎないと考えるべきではないでしょうか?

 そして、原因と起こりうる状況がの違いにより取るべき行動が違いますが、正しい情報と知識を得る、事前に行動について計画・話合い・行動する、必要な備えを持つといった事は同じだと思います。
 

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/44527771

この記事へのトラックバック一覧です: ミサイル発射直前、国民保護計画についておさらい:

コメント

こんばんんわ、

サイレン聞いて見ました。こんな音するんですね!この音を最初に聞けば皆何が壊れた?のイメージですね。

七輪で遊んでますが、やることなすこと全て禁止行為か想定外でお答え出来ません、なんですね。結局、決められた事項を決められたように実行するマニュアル人間しか存在していないようです。
解らない事を真正面から取り組むジレンマに陥っています。これじゃー防災は面白くなく、進歩も工夫も存在しない、とようやく気が付きました。
でも、生来の臍曲りダメ元でチャレンジしています。

投稿者: ippo248 (Apr 3, 2009 7:17:16 PM)

コメントを書く