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May 18, 2009

国内二次感染拡大-問われる対応力

16日に神戸の高校生の二次感染が確認されてから2日、すでに130人を超える感染者が確認され、急速に感染が広まっている。

 すでに休校を決めた学校は1000校を超え、社会の機能への影響も出始めたようだ。

関西では、マスクを求めて薬局に長蛇の列ができたようだ。
国内での流行は時間の問題と言われていたのに、いざ地元で流行という報道がされないと用意をしない人が多いのだなと思った。

 関東や他の県でも時間の問題だろう。 まだ用意ができていない人は早目に備えるべきだ。


 今回の新型インフルエンザ発生で特長的なのは、想定されていた強毒性鳥インフルエンザ由来ではなく、弱毒性であった事。 

 想定よりも症状が軽く、季節性インフルエンザ程度の症状と言われており、行政や企業も判断に迷いがあるようだ。
 季節性インフルエンザと同程度の症状なのに、社会や企業の活動を制限して良いものか? ましてこの不況の時代、企業の存続にも関わってくる問題だ。
 市民の意識も同じだろう、季節性インフルエンザと同程度と考えれば、大切な予定をキャンセルしてまで外出を控える人は少ないだろうし、軽く考える人も多いと思う。

 結果、強毒性のインフルエンザ以上に拡大が広がるのは必至だろう。

 今は早期に手厚い治療が行われ重症化していないが、感染がまん延し医療機関の機能がマヒしたり、症状があっても受診しない人が出てくると、死者を含む被害が出てくるはずだ。

 感染拡大を防ぐには、個人の基本的な予防策の徹底に尽きると思う。
つまり、マスク・手洗い・うがいと咳エチケットの徹底だ。

 海外ではマスクをして歩いていると奇異に見られるという話を聞く、日本では花粉症の影響もあって、今は不思議な光景ではない。 そして日本は世界でも最も衛生状態が良い国なのだから、世界で最も実現しやすい国のはずだ。

 接客業だからマスクをしていられないといった話も聞くが、「インフルエンザ対策としてマスクを着用しております」と張り紙一枚されていれば客は納得するし、私が客なら「ちゃんと意識している店と」むしろ安心できる。

 学校も予防的に休校にせず季節性インフルエンザと同等の扱いにし、そのかわり予防策を徹底して指導したほうが、教育として役に立つと思う。

 また、マスクだけが注目されがちだが、接触感染が軽視されていないだろうか?
帰宅時はもちろんのこと、こまめに手洗いをしたい。

 今は、携帯用のアルコールジェルが簡単に入手できるから、外出時に使うと良いと思う。
飲食店や公共の場所でも、消毒液を置くとか積極的に取り組んでいただきたい、それが営業自粛を防ぐ対策になるのだから。

今回の新型インフルエンザ流行は、いつか必ずくる強毒性新型インフルエンザ流行の世界規模での演習だと受け止め、その対応を学びたい。




 
 

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コメント

こんばんは。

ついに国内感染者が多数出てきましたが、いろいろ報道されているのにもかかわらず「今になってマスクを買いに行く」という行為と「マスクを求め130人の列」という状態に呆れました。「自分の地域には来ないだろう」という思い込みなのでしょう。
鼻を出し口の部分だけを覆っている姿もあり、せっかくの<マスク>の意味を成していない人も報道で見かけます。

「報道で逆に騒ぎすぎている」と家人は言いますが、<将来起こるかもしれない事由に対する予行演習にもなっていいんだよ>とボクは言います。自衛隊のミサイル防衛体制のように、机上ではわからなかった問題もわかり、弱毒性である今回の感染が良い教材と思っています。
企業活動の自粛で経済損失は問題ですが、まずは命と健康がなければそれもできないことです。娯楽目的で「スポーツ観戦に来たが○×が禁止された」とか言うよりも、今の事態の重さと収拾を認識すべきと考えます。

投稿者: Tanzy (May 19, 2009 12:56:39 AM)

TANZYさん、こんにちは。
同感です。 某TV局リポータもマスクをして中継しているのに、鼻が出ていて気になりました。

 TVでもマスク・うがい・手洗いが大切と何度も言っていますが、マスクの正しいつけ方・正しい手洗いの仕方など紹介すべきだと思います。

 でも気にしている人も結構いるらしく、このところ「マスクの正しいつけ方」で検索して、このブログを訪れる方も結構いらしゃいます。

投稿者: isana (May 19, 2009 1:27:24 PM)

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