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May 06, 2009

冷静な対応と過剰反応の境目とは

新型インフルエンザの国内での流行が危惧される中、一般の人にもプロ用の防護服やゴーグル、マスクが売れるなど、過剰反応が起きているとの報道も出ている。

 5/5のWBSの新型インフルエンザ報道のコメントの中で、小谷キャスターが「備えている人から見れば何もしていない人は冷静さを欠いているし、備えてない人から見ると備えている人は冷静さを欠いているように見える」と言ったコメントがあった。

 確かにその通りだと思う。
だが、今行った行動よりも、なぜ行動したかが問題ではないだろうか?

 今回の新型インフルエンザは、季節性インフルエンザ程度の感染力と毒性の強さと言われる中で、日常的にN95マスクを付けるのは過剰反応だろう。 しかも間違ったなマスクの付け方だったりする・・・

 しかし、強毒性鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザ流行の恐れが以前から警告されていたが備えをしていなかった人達が、新型インフルエンザの出現は現実的な問題だと認識し、将来発生するかもしれない毒性感染力の強い新型インフルエンザに対する備えをしたのなら、冷静な対応ではないだろうか?

同じ行動だったとしても、報道に対して短絡的に反応して行動すると過剰反応。
報道から得られた情報で、将来も含めたリスクをイメージし行動したなら冷静な対応だろう。

 今回の新型インフルエンザの流行は、弱毒性で本当に良かったと思う。
今回の教訓が、今までの新型インフルエンザ対策の問題点を洗い出し、自国の対策レベルを上げるだけでなく、世界の対策レベルを上げる事が重要な事を教えてくれたように思う。

 今回の新型インフルエンザの流行は、地震に例えれば大地震が来ると言われている中、震度4の地震が来たようなもの。

  「なんだ、こんなものか」と安心しないで欲しい。 強毒性鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザ発生の危機が去った訳でもないし、同じような感染拡大の仕方とは限らないのだから。

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