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May 01, 2009

パンデミックシミュレーション

ついに日本でも新型インフルエンザ感染の疑いのある例が出ました。 成田の検疫で発見され、詳細の検査が行われるようです。

 もし日本でも流行したらどうなるのか? 誰もが不安に思う事だと思います。
国立感染症研究所の大日氏が「新型インフルエンザに関する拡大伝搬モデル」という研究の成果を発表されており、感染症情報センターのサイトで紹介されています。

 実際の人の流れのデータを元にしたシミュレーションで、
・東京都八王子市在住の人が外国で感染、
・感染3日目に帰国、
・4日目に丸の内の会社に出社し、発症
・5日目に医療機関を受診、検査診断。
・6日目に対策が実施される というシナリオです。

 感染が確定し対策が行われた時点で、首都圏全域に広がり、33,000人が感染しているという結果になっています。

 但し、外出を自粛する事により感染者を1/13に減らすことができるという結果が出ています。
なお、このシミュレーションは首都圏、仙台、北部九州(福岡)について実施済みのようです。

 もちろん、これは一定の条件を想定したシミュレーションの結果であり、インフルエンザの感染力等により変化しますが、今回は症状が軽い例が多いのでよけい感染が広まり易いのではないかとの見方もあります。

 検疫でチェックできるのは発症した人だけなので、この想定のように帰国後に発症した場合が怖いですね。

 国内で感染例が発見されてから、手洗い・うがいなどの対策を取ればいいと多くの人が考えると思いますが、このシミュレーションを見る限り、感染が確定した時には既に遅いという印象を受けます。

 GW中の行動も注意が必要ですね。

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