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September 26, 2009

Webの安全を確認する

防災とは関係ないのだが、Web利用者にとっての安心・安全を確保するために役立つのでご紹介したい。
ウェブの安全性を直接アクセスして危険を冒す事なく確認してくれるWebサービスを見つけた。

 ブログをやっていると、怪しげなトラックバックやコメントを受ける事があるが、基本的にはせっかく付けていただいたコメントやトラックバックは残しておきたいのだが、どう考えてもこのブログのテーマにそぐわないリンクも多いので、そういったものは削除させていただいている。

また自分のブログを安心して見ていただくためには、危険なサイトへのリンクは削除するよう努めるのは管理者の義務だと思うが、自ら危険を冒して全てのリンク先をチェックするのは恐ろしい。

 自ら危険を冒さずにチェックできる仕組みはないものかと探していたのだが、今回見つけたのが「gred」というWebサービスだ。

 このサイトでは、URLを入力するとそのサイトの安全性をチェックして表示してくれる。結果は「Safe」「Danger」で表示され、初心者でも判りやすい。

今後は、このサイトでコメントやURLのチェックを行いたいと思う。

みなさんも、うっかり危険なサイトにアクセスしないために、経験のないサイトにアクセスする前に、このサイトでチェックしてから利用される事をお勧めしたい。

多くの人が、少しの慎重さを持つ事で悪意のあるサイトによる直接被害やウィルスに感染する事によりウィルスを広める加害者になってしまう事を減らす事ができるはずです。

安心して利用できるネットワーク社会を作りたいものです。

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September 20, 2009

長周期地震動の予測地図が発表

政府の地震調査委員会から、長周期地震動の予測地図(2009年試作版)が発表された。
従来の地震動予測地図、J-SHIS(地震ハザードステーション)は地表部分の揺れを表わすのに対し、長周期地震動は周期毎の長周期地震動の大きさを表す。

 長周期地震動は建物の特性(固有周期)により揺れる周期が異なる。 概ね、高層建物や免振建物なら周期2~3秒。超高層ビル・タワーなどは周期5秒。長大橋・液体の入った大型タンクが周期10秒程度のようだ。

 地表面での揺れが少なくても、高層ビルでは長い時間揺れ続ける可能性があり、近年の地震でも都内の震度は低いのに、六本木ヒルズのエレベータが停止するといったケースが起きている。

 職場や住居が高層ビルという方は、長周期地震動の予測地図もチェックしておくべきだろう。

 特に職場が高層ビルという方は注意が必要。 長周期地震動の揺れ幅が大きいという特性から、重いコピー機が3メートルも移動して凶器となる。
 ※防災科研 Eディフェンスでの、長周期地震動実験の映像が公開されている。

今回の地震予測地図では、想定東海地震では周期7秒や10秒で首都圏が書庫が倒れる程大きく揺れる結果となっており、 もし東海地震の警戒宣言が出たら、首都圏でも高層ビルの人は避難すべきだろう。

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September 16, 2009

自然災害に便乗した悪質商法の手口

悪質商法の手口は尽きる事がなく、その対象は自然災害の被害者にも及んでいます。
国民生活センターのサイトを見たら、「自然災害に便乗した悪質商法にご注意ください」という情報が目にとまったのでご紹介しておきます。

 誰もがいつ自然災害の被害者になるか判らない訳ですから、平時にその手口を知っておきましょう。

 具体的な事例は、上記リンクをご覧いただくとして、大きく分けて3種類があるようです。

1.便乗商法
 ・ボランティアでブルーシートを掛けていると言い訪問し、すぐ修理が必要だと不安をあおり契約。
 ・インフラ系点検員を名乗り訪問し、高額な修理代を請求。

2.義捐金詐欺
 ・義捐金を募り個人口座に金を振り込ませるハガキやメールでの勧誘

3.保証金詐欺
 補修費、生活費貸し出しを理由に、保証金名目で入金させ実際は貸し出さない。

 まったく被災者からだまし取るなんて、とんでもない連中だと思います。

 彼らから見れば誰もが初めての経験で、今すぐなんとかしたいという気持ちがあり、冷静な判断ができない状態である事を考えると、最高に条件のいいターゲットなのでしょうね。

 事前にこういった知識を持っておく事で、少しでも被害が減ると良いですね。

 こんな悪人が多いと、まじめに善意で活動しているボランティアの方が本当に気の毒です。

私も昔、道端に倒れている老人に親切にしてあげたら、警戒されているのを感じて不愉快な思いをした事があります。

 こんな世の中だから、そう思われても仕方ないといった心構えが必要なのでしょう。残念な事ですが・・・

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September 12, 2009

タミフル耐性新型インフルエンザ ついに人-人感染か

米国内で、タミフル耐性を持つ新型インフルエンザで人から人へ感染した恐れがあると、米疾病対策センターCDCが発表した。

 今までも世界各地でタミフル耐性を示す新型インフルエンザは見つかっていたが、いずれも人-人感染は起きていなかったが、ついに人-人感染が起きたようだ。

CDCでは、健康な人が予防のためにタミフルを服用すると耐性ウィルスを発生する可能性があると警告していたが、今回の例ではキャンプに参加する数百人の参加者に、予防のためにタミフルを服用させていたようだ。

予防的にタミフルを服用して、予定を遂行したい気持ちはよく判る。
しかし、タミフル耐性インフルエンザが世界的に流行すれば、数少ない対応方法をひとつ失う事になり、そのために失われる命も少なくないだろう。

 世界レベルで使い方のガイドラインを作り、守っていかなければならないのでしょう。
WHOに強い権限を与えなければ、こういった問題の対応は困難ではないでしょうか?
もっともルールがあっても、特権を持つ人が守らない可能性が高いのでしょうが・・・

Aソ連型ウィルスでは、前の年の冬2.6%だった耐性ウィルスが1年後には97%が耐性ウィルスという例があります。 新型インフルエンザでも急速に耐性ウィルスが増えるのでしょう。

長い時間をかけ作り上げた治療薬が、使い方を誤れば短期間に無力になってしまう訳ですから、 ウィルスの進化に、人類の科学力が及ばなくなる日は、そう遠くない気がしてきます。

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September 11, 2009

地震発生時に一つだけ持ち出すとしたら・・・やはり携帯

すこし古いネタですが、防災の日に合わせ「地震の備えに関する調査」の結果が公表されました。
調査会社マクロヒルが今年8月に15歳以上を対象に500名を対象にインターネットを使って調査したものです。

興味深かったのが、「地震発生時に一つだけ持ち出すとしたら・・・」という調査。

みなさんは何を持ち出しますか?

 この調査ではおそらく選択肢から選んで回答だと思うのですが、選択肢の中に「メガネ・コンタクト」があります。
メガネなしでは日常生活が送れそうにない私にとっては、「メガネは顔の一部でしょう」と突っ込みを入れたくなります。 他の選択肢も少し疑問が・・・ 非常持ち出し袋は中にいろいろ入っているじゃないかなど・・・

 メガネを除いて本当にひとつと考えると、私はやはり携帯電話でしょうね。


 調査では、男性の2位(30.4%)・女性の一位が携帯電話です。やはり若い世代程携帯電話の率が高く10代で4割近い数字が出ています。

 また、震災時に持ち出して役立ったものとしても携帯電話が多数挙げられていて、ワンセグで情報収集やライト明かりの代わりになったなど、通話以外に役立った例が多いようです。

私も同感です。 連絡手段以外に、情報収集ツールとして、連絡先等データ保管場所として、灯りが割として、電池さえ持てば、一番応用範囲が広いのではないでしょうか?

何を持ち出すかという以外に、何を持ち出せるかという事もあります。
いつも身近に置いてあり、いざという時持ち出せる可能性が最も高いものでもあります。

そこで、一番持ち出し易く、持ち出せるであろうものに、大切な物を集約すると良いと思います。

私の場合、ミニUSBメモリとミニ懐中電灯と家の鍵が携帯に付けてあります。

家の鍵がついているのは、コンビニに出る時携帯だけ持って出るという理由が主ですが・・・

とりあえず仕事で使うデータなど大切なデータはミニUSBに、セキュリティ対策をして持っています。

このミニUSB(メモリカードリーダー)はオススメです。 たった500円で1円玉サイズ。中に携帯などで使われているmicroSD/SDHCカードを入れて使います。 私は8GBの物を入れていますが、microSDHCは最大16GBまで入るので、動画などのデータでなければ重要なデータは全て入ると思います。

紙媒体の物もスキャナでPDF化すればデータ化できますので、各種証書など控えを取っておけば、焼失してなくなるよりは良いはずです。
 ちなみに、スキャナがないという方は、コンビニのローソンでコピー機を使った「メディア保存サービス」を使うとPDF化できます。

[microSDHCメモリカードリーダ]

このように、あえてUSBメモリを持たなくても、最近の携帯ではmicroSD/SDHCカードにデータが保存できるので大量のデータがない方は、携帯に保存しておく事をお勧めします。

また、携帯に付けているLEDライトは、ストリームライトのナノライト。
前回の記事でご紹介しました。

最後に思う事をひとつ。
 多くの人が携帯を持つ時代で、被災時に携帯だけしか持っていない事が想定されるのですから、被災時の本人確認として携帯を使うという事を検討しても良いのではないでしょうか?

携帯購入時は、身分証明書での確認もしている訳ですし、場合によっては電話会社側で顔写真を保管し、被災時は電話会社と行政が連携すればいい。
PDFなどによる書類の控えなども、正本とPDFを持って公証人役場に行けば、公証人が正しい控えである事を確認し、電子証明書をつければ良いように思います。

そうすると、電子版貸金庫のような仕組みも成り立ち、火災や災害で全てを失っても、行政も市民も多大な手間と労力を使わずに済むのではないでしょうか?

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September 02, 2009

手回し充電器のレビュー・・・でも時代は変わった

以前は防災用品の紹介というと必ず出てきた、手回し充電機能付き防災ツール。
最近はあまり見かけなくなりましたが、日経トレンディのレビュー記事を見つけたのでご紹介。

 Sonyの「ICF-B02」、「充電たまご」、「マルチパワーステーション」のレビューが掲載されています。
私も最近は、この手の商品をチェックしていなかったのですが、「あまり進歩していないな。」というのが第一印象です。

 Sonyはおそらく1~2年前に発売されたと記憶しています。充電たまごは、マイナーチェンジで地震感知機能が付いた商品が翌年発売されたと思います。

 こういった商品ニーズが減りつつあるのではないでしょうか?
LEDライトは、年々確実に明るくなっていますし、最近は自然エネルギー志向の高まりから、太陽光充電機能付き携帯も発売され、携帯には地デジが標準装備されるといった状況です。

個々の機能は専用グッズのほうが、高性能で低価格、携帯しやすい商品も多いようです。

たとえば・・・

1)携帯の充電
[ソーラチャージャー eco2]
ストラップに付けられる太陽光充電器。 \1955円。 コネクタ内蔵。

以前、レビューでも書きましたが、手回し充電は結構疲れます。 あまり実用性は高くないようです。
最近は、避難所などでも携帯の充電器を用意するところもあるようですし、パソコンのUSB端子や車のシガーソケットからの充電器など、商品も多く安い商品たくさんありますから、外部バッテリーなどを予備として持っていればなんとかなりそうです。

 多くの携帯に、地デジ機能が付いている今、ラジオがなくても情報入手はできそうです。
 もちろん、携帯で電話がかけられない状況でも、地デジは見れます。
 データ放送もありますし、ラジオの必要性は薄れてきているでしょう。

2.ライト
今、小型LEDライトが日々進化しています。 小さくても500ルーメンで1万円以下で買えます。
LEDですから、実用点灯時間も長いので安心です。

手回しタイプ
私は自転車用に今愛用しているのが、手回し充電のLEDライト。 これは防災用にもおすすめ。
エレベータに乗っている間30秒程度回すだけで、数十分は使えていると思います。
幾つか手回し充電器を使ってみましたが、明るさ・充電のしやすさでは、これが一番実用的です。

常時携帯するライト
都市での生活では、停電したら昼間でも真っ暗になる場所がたくさんあります。
明かりは常時携帯していたいものです。 最小で実用性の高いのが、ストリームライト NaNo.
長さはわずか13mm、重さ10gなのに、10ルーメンで8時間点灯できます。
私は、携帯にこれを付けています。

 もしも、いまだに豆電球の懐中電灯をお使いでしたら、LEDタイプに変えるべきだと思います。

この他、最近はハイブリッド車ブーム。 大きななバッテリーを積んでいるハイブリッド車が急速に増えてきました。 プリウス・インサイトは標準でAC100Vを備えていないようですが、インバータが車に積んであれば電源には不自由しないでしょう。

以前の記事で紹介しましたが、エスティマ ハイブリッドではかなりの家電を賄う事ができていました。

被災時は電気の復旧がもっとも早いと言われていますし、電気についてはあまり心配しなくても済む時代が近いのかもしれませんね。

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September 01, 2009

NHKスペシャル 首都直下地震

防災の日、NHKスペシャルでは「首都直下地震 見逃された危機」が放送されました。
最近の地震関連の番組の中では、一番良かったのではないでしょうか?

9/6(日)に再放送予定のようです、見逃した方はぜひご覧ください。

内容は3つ。
1)超高層ビルでの被災被害
 超高層ビルでは耐震対策のため揺れが大きく、倒壊しなくとも被害も大きいが、その対策は余り論じられていなかった。
 怪我人を下に下ろすだけでも大変。 高層ビルに入居する会社の取り組みを紹介。

 なお、放送では「はじめての高層ビルを想定した振動実験」と紹介していましたが、E-ディフェンスで2008年3月に実験が行われています。

 こちらの画像のほうが衝撃的です。 高層ビルにお住まい、お勤めの方はぜひ動画をご覧ください。
 「防災科学技術研究所 加振実験映像

 また避難には、先日「世の中進歩堂」という番組で紹介されていた「レスキューリール」という商品が役立ちそうだと思いました。 1000ft(305m)の高さからビルの外壁を降りる事のできる装置。 1秒に2mのスピードで安全に降りる事ができる装置とか。 300mの高さから、地上に降りるまで約3分、その間に余震が起きたら恐ろしすぎますが、避難の早さは確実に早いですね。

 昔ご紹介した、避難用パラシュートよりは、こちらを使いたいです。

英語ですが動画がありますので、こちらのサイトをご覧ください。

2.経済の停止
 日本の企業の本社の多くが集中する東京で発生するとされる首都直下型地震。本社が機能停止する事により会社全体が機能停止に陥る。

 欧米に比べ遅れている日本のBCP対策の必要性と、既に取り組んでいる企業の抱える課題を紹介。

 今までのBCPの必要性を説く番組の中では、一番良かったように感じます。
 お金を出せばシステムのバックアップは作れるが、代替の人は簡単には養成できない。

 企業存続の危機に最前線でリーダーとなるべき(リーダーの代わりになるべき)人の実践的な訓練の重要性を感じた。

3.避難所不足
 区内の避難所は、被害想定でも収容しきれないと想定されているが、さらに多くの帰宅困難者が通過する区では、帰宅途中の被災者も受け入れる必要がある。 

 江戸川区ではこれらの人も含めると、一人半畳程度のスペースしかなくなる。

 私の住む区も同様。 帰宅支援道路から近いだけに、深刻に感じました。

 この放送では取り上げられませんでしたが、消防庁の調査では「防災拠点の耐震化率は66%」という結果も出ており、被災後使える避難所は想定よりも、さらに少ない事でしょう。

 まったく、防災の事を知れば知るほど、自助・共助でなんとかしなければと感じます。

以上3点は、過去の記事でも何度か取り上げています。 興味のある方は右の検索窓から検索してみてください。


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