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October 25, 2009

問われる気象庁の対応

先日本州に上陸した台風18号に関する驚いたエピソードがある。 10/24の産経新聞に掲載されていた。
10/8に上陸した台風だが、気象庁の発表は「愛知県知多半島付近に上陸」、一方ウェザーニュースは「三重県志摩市に上陸」と伝えた。

 これに対して気象庁から、「台風情報は気象庁のものに従うように」と指導があったそうだ。
どちらが正しかったか検証し、ウェザーニュースが誤っていたからこのような指導があった訳ではなく、気象庁とは異なる情報を勝手に流した事を問題にしている。

 素人目に見ても、ウェザーニュースの発表のほうが正しかったように思える。
気象庁の判断に意を唱えてはいけないという発想は正すべきだろう。

 限られた情報網から得た情報による判断なのだから、得られた情報から正しく判断したのであれば、たとえ結果が誤っていたとしても責める事はできないが、官の力をふりかざして異なる見解を封じ込めるべきではない。

ウェザーニュース社は気象衛星などの情報に加え、独自に一般の人から寄せられた情報を加味して判断をしている。

 実際この仕組みを使って、今シーズンのゲリラ雷雨警報も90%を超える精度で警報を出している。

民間は、独自の工夫や努力で付加価値を生み出し、それを評価した人や企業が有料サービスを利用し成り立っているのだから、誤った情報を伝えれば市場原理で淘汰されるだけだ。

気象庁の予報を完全に信じている人は少ないだろうが、世界の中でトップクラスのレベルだと多くの日本人が考えているのではないだろうか? 

 民間の予報のほうが当たるから、気象庁はいらないという発想には(私は)ならない。
余計なメンツは捨てて、世界のトップクラスの技術を磨きアジアに貢献して欲しい。

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