事例に学ぶ:地域の被害想定と対応
地域で災害の想定とその対応策について検討しようと思っても、実際の被災経験がなければ想像がつかないものだ。 やはり過去の被災の経験を参考に時代に合わせてアレンジするのが、一番の近道なのだろう。
防災科研の「災害リスク情報プラットフォームの開発に関する研究」グループが、新潟県山古志村や神奈川県藤沢市での取り組みについて、動画を含めて紹介している。
一口に地域の被害想定と備えと言っても、参加メンバーの関心事や想定レベルが異なり、意見がまとまらない事が多いと思うが、こういった事例を一緒に見る事で、ある程度の方向性がまとまり、話し合いが進むのではないだろうか。 特に動画だと具体的なイメージが掴めるのが良い。
私たちはどうしても、報道やTVで流されるイメージが強く残り、それ以外の事には考えが及ばなくなりがちだ。
ニュースなどでは、センセーショナルな事を中心に報道されるので、それ以外の地味だけど多くの人が困る事などは知る機会もなく、被災した際の全体の大変さをイメージしにくいものだ。
こういった研究成果を判り易い形で広く提供してくれる活動は、とても参考になる。 今後も期待したい。
12/18に、東京国際フォーラムで、この研究グループの「第2回災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェ
クトシンポジウム」が開催された。
私も申し込んでいたのだが、あいにく急な仕事で参加できず残念に思っていた。
メルマガで当日の資料や動画が公表されている事を知った。
今の時代、サイトで資料等紹介してくれるのはとても有り難い。
簡単にシンポジウムのカリキュラムだけ、引用してご紹介する。
興味を持たれた方は、こちらから資料をダウンロードしてご覧ください。
[午前の部] 災害リスク情報プラットフォームプロジェクトの展開
1.プロジェクト全体のコンセプトと進捗状況
2.地域主体で実施する災害リスクガバナンスの再編手法
~被害想定・防災マップ・災害リスクシナリオの作成による災害リスクコミュニケーションを通じて~
3.地域主体で運用・活用する災害リスク情報活用システム
~「知」を可視化し地域活動を支える「eコミュニティ・ プラットフォーム」と「地域防災キット」~
4. 手段・道具の地域への適用と実証事例
~地域特性を考慮した防災活動のあり方と新たなる関係の創出~
[午後の部] 地域コミュニティの被害想定と災害リスクシナリオ
1.長岡市山古志地域竹沢集落の実践と課題 (動画)
2.藤沢市鵠沼地区鵠沼海岸5丁目の実践と課題(動画)
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