« 発見、袋になるヒモと同等商品 | トップページ | 事例に学ぶ:地域の被害想定と対応 »

December 20, 2009

伊豆地震とインターナビの取り組み

伊豆の群発地震、連日の地震で地元の方は大変だと思います。以前の時も長期の休みを控えた時期で、旅館などは予約キャンセルが相次ぎ大変だったと記憶しています。

昔紹介した事がありますが、ホンダのカーナビ「インターナビ」には防災情報を提供する機能があります。
その中で、「災害時移動支援情報共有システム」というサービスをご存知でしょうか?

気象協会の地震情報で震度5弱を検出すると自動的に起動し、震源地付近を走行している「インターナビ」搭載のホンダ車の走行軌跡(フローティングカーデータ)や、MapFanWeb、いつもNAVIの会員からのクチコミ情報、PASCOからの被災地の航空写真などからの情報を統合して提供するサービスです。

現在は、インターネット地図サービスのMapFanWebや、「いつもNAVI」で、一般からもこの情報を見る事ができます。

 ホンダ「インターナビPremiumClub」利用者は、カーナビからもこの情報を知る事ができます。

 今回、伊豆の地震で震度5弱を記録しましたので、サイトを見てみました。
以下の画像は、MapFunWebの災害情報共有サービスの今回の伊豆の地震の情報画面です。
Saigai

 今回は、さいわいほとんど被害が出ていないので航空写真や口コミ情報が掲載されていませんが、震源地や震度、そして近くの道路の通行実績(緑線)が表示されているのが判ります。

 この試みは、防災科学技術研究所の「ライフライン情報共有の実証実験」「災害時道路情報共有化に関する研究」で、新潟中越地震の再に評価され、成果が出たようです。

この情報を行政に提供するといったニュースも読んだ記憶があります。

 こういったアプローチはとても素晴らしいと思います。 行政による情報収集だけでなく、被災地に散らばっている車のカーナビデータから情報収集できれば、効率良く情報収集できますし、実際に被災地にいる車もラジオの被害情報を延々と聞かなくても状況把握ができるのですから。

このフローティングカーデータは、渋滞情報の把握にも使えVICSの渋滞情報よりも広範囲でタイムリーな渋滞情報なので、日常生活でも役立ちそうです。

この他、インターナビの防災情報としては、経路上の警報・注意報情報、津波情報、台風情報、豪雨地点予測情報、地震情報、路面凍結予測情報などが提供されます。

 また、車が震度5弱以上が発生した地域にいた場合、地震発生時の位置情報を登録しておいたメールアドレスに自動的に通知する他、カーナビから安否連絡を贈る事ができます。 この機能は家族にとってはかなり安心できる機能ではないでしょうか?

もちろん、これらの機能は通信機能(携帯orウィルコム)で通信ができるという前提ですが、現在の基地局はバッテリーを搭載しているので、地震発生直後に通信できる可能性は高いのではないでしょうか?

以前、私が経験したのですが、高速を走っていて次のSAで休憩しようと思っていたら、集中豪雨になり車からお降りる事もできず、前のSAで休憩すれば良かったと後悔した事があります。

 経路上で集中豪雨である事を知らせてくれるインターナビだったらと思います。

最近はゲリラ豪雨も多く、こういった機能は今後頼りになるでしょう。

安全・快適に目的地に着くという車本来の目的を考えると、カーナビで車を選んでも良いのではないかと思います。

 ちなみにこれらのサービスは無料です。 別途通信料はかかります。
後付けのナビでも対応している機種があるようです。

ホンダ「internavi Premium Club」の情報は、こちら


|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36066/47064833

この記事へのトラックバック一覧です: 伊豆地震とインターナビの取り組み:

コメント

コメントを書く