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May 01, 2010

備えがあっても使えなければ意味がない

大分県の行政監査で、’95年に防災用として732万円で災害用テントを購入したが、’07年に訓練で使って以来使われず、現在の職員の誰もテントの張り方が判らない状態で倉庫に眠っている事が判った。(4/22毎日.jp

年一回必要な定期点検を行わず、担当者の移動により組み立てられる職員がいなくなった事が原因のようだ。
人事異動のドタバタした状況で、テントの張り方の引継ぎまで手が廻らなかったのだろうが、そもそも特定の職員しかテントの張り方を知らないのも問題だ。 被災時にその職員が怪我をしないとは限らないのだから。

おそらくこれはほんの一例にすぎないだろう。 探せばこういった状況の自治体はたくさん見つかると思う。
そして、企業でも個人でも同じ事が言える。

 よそで災害が発生し、防災への機運が高まって備えは行ったものの、時間が経てば関心が薄れ使わなくなり、使い方も判らなくなる。 運用規定などルールで縛っても同じ事は起こる。

どうせ使用期限もあるのだから、後生大事に倉庫に眠らせておいても意味がない。 各種イベントなどで積極的に使うべきではないか。 そしてイベントの度に違う人にテントを張らせ多くの人が張り方を知る機会を作るべきだ。

 私がこのブログを続けていて強く思うようになったのは、「防災の備えを日常生活に近づける必要がある」という事です。 防災に特化した物を使わずにしまっておくよりは、多少防災の観点では劣る商品でも、日常生活やレジャーで使える物を備えましょう。(耐震グッズ系は仕方ありませんが・・・)

 そして使う機会を機会を積極的に作るべきでしょう。

前回の記事で紹介した、「車での安眠グッズ」もその一例です。

だから、防災用品(避難生活への備え)は「防災グッズコーナー」ではなく、アウトドアコーナーやホームセンターなどで選んだほうが良いでしょう。

 春のレジャーシーズン、この機会にしまい込んだアウトドアグッズを使う機会を作ってみてはいかがでしょうか?

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受信: May 10, 2010 11:25:46 AM

コメント

おはようございます。
行政さんの話、時折係りの者が・・・担当者が・・・散々遭遇しました。担当者でないと全く理解しようとしません。だから御役人天国、しかもコネでガンジンガラメ、隣町では全国防災会議に防災課長が参加、結局首長の考え方1つなんですね!
防災に明るい、やる気のある候補者に投票するのが近道かも知れません。

ところで、自分でも様々経験しましたが、ある一定期間を経過すると忘れる(歳のせい?)、だから思い出しながら火炊き、アウトドア炊飯は欠かせませんネ。
今度はむかごご飯を計画中です。

投稿者: ippo248 (May 2, 2010 4:15:17 AM)

IPPO248さん、こんにちは
首長の意識、担当者の意識、そして大元は有権者の意識の問題でしょうね。
先日参加した防災科学技術研究所のイベントのにぎわいを見ると、楽しい企画があれば参加者も増え、関心も高まると感じます。

 楽しく参加できる企画の共有などで、防災への関心を高め維持して欲しいですね。

それは家庭・個人でも同じかもしれません。

投稿者: isana (May 2, 2010 3:48:10 PM)

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