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August 29, 2010

地震によるビルの損傷状況をモニタするシステム

地震後の建物の損傷度合いを検知する構造ヘルスモニタリングシステムが開発され実証実験が行われている。
従来も同様のシステムはあったが、センサーを有線で繋ぐなどコストが課題だったが、今回のシステムでは無線で繋ぐ事により、約10分の1のコストで済む。 大林組・NEC・ジャストによる共同開発。
 大林組のプレスリリースは、こちら

 敷設工事を伴なうシステムでは、コストや工事期間中の営業の問題などあり後付けの設置は困難だが、今回のシステムでは設置が簡単なのがポイント。

 たとえ耐震基準を満たすビルであっても被災後はその安全性の確認が必要だが、従来の方法では手間もコストもかかる。 
 
 地震発生後は、大きな余震が発生する事もあり、被災後すぐ安全確認ができる意味は大きい。

地震発生直後は、全体の被害状況の把握が大きな課題です。
特に外部からの支援を受け入れるルートの迅速な安全確認は重要です。 橋や幹線道路沿いのビルにこうしたセルフモニタリングシステムが設置されていれば、迅速にルートの安全確認ができ、支援の効率も格段に上がる事でしょう。

こういった技術が進歩し、将来的には火災報知器を設置するような手軽さで一般家庭でも利用出来ると良いですね。

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August 13, 2010

熱中症死の四分の一は夜間

熱中症で死亡した人の少なくとも4分の1は、夜間に亡くなっていた事が、東京都の調査で判った。
今年7/16から8/6までの21日間に東京都23区で熱中症でなくなった方96人のうち、死亡時刻の判っている61人のうち4割に相当する24人が夜間に亡くなっていた。(asahi.com

 この現象は、都会特有の現象かもしれない。 夜間も気温が下がらず、密閉度が高い住居など都市部特有の環境によるものかもしれないが、 年を取って夜トイレに起きないよう、水分を控えるというのは高齢者にはよくある事。

 エアコンをつけず、水分を取らないと熱中症で死に至る事もあるという事は、特に高齢者は知っておくべきだ。

 帰省時期で、離れて暮らす親に会っている方も多いと思うが、注意するよう伝えて欲しい。

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August 12, 2010

深層崩壊マップを公開

国交省は、「深層崩壊推定頻度マップ」を公開した。 これは、明治(1868年)以降の降雨と融雪が原因となった深層崩壊(崩壊土砂量10万立方メートル以上)122件について調査し、この事例から地域毎の発生頻度を4段階に分類したもの。

 Shinsou

 「深層崩壊」という言葉を聞くようになったのは、昨年の夏の台湾の大きな深層崩壊があってからでしょうか。
今年6月、NHKスペシャルで「深層崩壊が日本を襲う」が放映されたのを覚えておられる方も多いと思います。

 多くの土砂崩れが厚さ2m程度の表層土が崩れる「表層崩壊」なのに対し、もっと深い地盤から崩れ大量の土砂が流出するのが「深層崩壊」。 台湾の少林村を襲った深層崩壊では山の半分近くが崩れ、村が跡形もなく消失するという衝撃的な映像でした。

表層崩壊が、短時間の降雨量が多い場合に発生し易いのに対し、深層崩壊は長時間の降雨量が多い場合に発生し易いなど、発生のメカニズムにも違いがあるようです。

 今年は前線が停滞し、長期間大量の降雨が続いた地域もありましたが、深層崩壊の脅威を考慮した防災対策が求められます。

 このところ、世界的に記録的な気象の異常が観測され各地で被害が出ていますね。防災対策の想定を超えた気象の異常に「いくらやっても追いつかない」状況ですが、過去の災害から学び被害を軽減するべく対策を立て実践するというのは永遠のテーマなのでしょうね。

災害対策や防災は、国や利害を超えて協力し易いテーマだと思いますが、こういった取組みを通して相互理解が進む事を期待したいですね。

 土砂災害に関連して、もうひとつ話題を・・・
昨年の兵庫県佐用町の水害で家族が亡くなったのは、町の避難勧告の遅れが原因だとして遺族が損害賠償を求める裁判を起こしました。 (神戸新聞News
結論がどうなるかは別として、こういった問題が注目され議論されるのは良い事でしょう。 マスコミもきっちり報道していただきたいです。

 かつての災害でも防災無線が使えなかったとか、行政の意識の低さを感じる問題は幾つもあったように思います。 人や財政の問題など、いろいろ訳はあるでしょうが、やるべき事はきっちりやって欲しい。  この裁判によって「やるべき事は何か」を、意識合わせができる事を期待します。


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August 05, 2010

落雷被害が増えているらしい。

4日のWBSで落雷被害が増えていると紹介していた。
確かにゲリラ豪雨が増えているのだから、落雷被害も多いのだろう。更に電化製品が増え、インターネットに繋がる機器も増えているのだから、落雷にあったら電源線と通信線の二系統で被害が発生する可能性がある。

機器の破損といった物理的な問題だけでなく、パソコンのデータの消失による損害も大きいだろう。

番組中の被害例の紹介ではコンセントに付ける雷ガードを付けていたが、防ぎきれなかったそうだ。

コンピュータがインターネットで繋がり、情報の連携が不可欠な現在。 落雷被害が深刻な問題に繋がりかねない事を知っておくべきだ。

昔と気象が変わりつつある現在、今まで周辺では雷被害などなかった場所であっても、いつ起きてもおかしくないのだから。

自分が生きているうちに起きるかどうか解らない地震への備えは、対策意識が薄れがちだが雷や水害のほうが身近な問題だろう。
こういったイメージし易い災害対策から、企業の事業継続計画BCPを立て、膨らませていくのが現実的で着実に進む方法なのかも知れない。

ところで、我が家の雷対策はと言うと、これといってしていない。
雷ガードを一つ買ってみたものの、電化製品の溢れるなかとてもまかないきれないと悟った。
ネットワークは数段に別れているので、ま全損はないだろうと淡い期待。
ノートパソコンは普段電源にもネットワークにも繋いでいないので大丈夫だろう。重要なデータはクラウドにあるので日本が沈没しても大丈夫(そんな状況で役立つ程のデータではないが)。

ちなみに家に居る時に雷が近い時はデスクトップパソコンは終了させ、スイッチ付コンセントのスイッチを切るようにしている。 これからは元のLANケーブルを抜いて、通信は無線に切り替えようと思っています。

皆さんの雷対策はいかがでしょうか?


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