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September 10, 2010

首都圏水没を想い起こさせた台風9号

異例のコースをとり、各地に大きな被害を残した台風9号。 先日9/1に放映されたNHKスペシャル「首都圏水没」を思い出し、今回の台風が少しルートがずれていたら番組のような状況が起こっていてもおかしくないと感じました。

 ニュースでもマンホールから水が噴出する映像が流れていましたが、内水氾濫による被害はいつ起きてもおかしくないと思いました。

 急速な気候変動に、都市のインフラ整備が追いつかない状況です。
東京都の下水道の距離は、日本とオーストラリアの往復の距離に相当するとか、安心できるインフラ整備は期待できないでしょう。

 東京都の場合、水害のハザードマップでは主要河川が決壊した場合の被害と大雨による内水氾濫による被害用が作られています。 

 他の防災と同様、ハザードマップでどの程度の被害が想定されるのか把握し、それに応じた対策を考える必要があります。

 とは言っても・・・ 葛飾区や江戸川区はゼロメートル地帯。 区内にある坂というと河川の土手を超える坂しかないという状況で、 最悪のケースでは葛飾区45万人、江戸川区68万人のほぼ全ての人が被害を受ける状況です。
ハザードマップでも、こっちに逃げなさいと矢印で示されているだけで、具体的にどこに行けばいいとは書かれていない状況です。 近くに収容できる施設なんてないのだから、仕方ないと思います。受け入れる側だって大変ですよね。

区全域が被害にあうとなると、区や都のレベルでは対応できるはずもないのですが、こういった事はあくまで国は指導する立場と逃げていて、解決できるはずもありません。

 やはり日本版FEMAは必要だと思います。

やはり個人レベルで、疎開先を考えないといけないのかもしれません。

 都民の方で、水害ハザートマップに見覚えがないとか捨てちゃったという方は、こちらで見れます。

 このような最悪のケースは別として、先日のような大雨による内水氾濫の被害への対策はある程度はできるでしょうから、備えたいですね。

特に思うのは、中小ビルの電源室。 地下に電源室があるケースが多いはずですが、浸水すれば全館停電。
エレベータや空調は停まり、突然の停電による重要データ消失の被害も考えられます。

 一般的には、土嚢を積んで浸水を防ぐのでしょうが、まわりに土や砂などない都市部ではムリでしょう。
吸水土嚢なら準備もいらず使えそうです。 
 また以前防災展で見た事がありますが、ウォータゲートという止水シート。これは良さそうです。
土嚢なら450個分(10mで高さ50cm)を僅か2分程度で設置できるとか。

もちろん停電対策とか帰宅難民対策とかいろいろありますが、水害に対するBCPを真剣に考えて欲しいです。

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