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April 03, 2011

東日本大震災:インターネット時代の大災害

「グーグル、発生2時間で災害サイト」という記事が日経電子版(4/2)に掲載された。
今回の地震で強く感じたのはネットのチカラです。 これだけの大災害、津波で何もかも流され、被害が広範囲に広がっている。 にも関わらず、日本中・世界中が多くの情報を得る事ができていると感じました。

 「そんな事はない! 今も情報不足が続いている!」と言う意見もあるでしょうが、阪神淡路大震災の頃に今回のような大災害が起きていたら、いまだに全容がつかめない状態だったかもしれません。

 グーグルの災害対応サイトの立ち上げは本当に早かったと思います。 60万件を超える情報が書きこまれた消息情報を伝える「パーソンファインダー」、避難所の名簿の写真を送るとボランティアがパーソンファインダーに入力する「避難所名簿共有サービス」や、twitter情報のリアルタイム情報や関連情報へのリンクなど素晴らしいサービスだと思います。

 特に今回の地震で生まれた「避難所名簿共有サービス」は素晴らしい発想だと思います。携帯で写真を撮ってアップロードすれば安否情報の登録ができるのですから・・・ 2000箇所を超える避難所の把握など行政のチカラだけではかなり時間が掛かった事でしょう。

 今回の災害ではTwitterをはじめとするSNSが威力を発揮したと言われています。 大規模な津波災害で手元にあるのは携帯だけという状況も多く、電話は通信規制でほとんど繋がらない状況の中、パケット通信であるSNSやインターネットは比較的通じやすかったのが大きな理由でしょう。

青森の小さな町に親戚がいます。大きな被害もなくニュースでも取り上げられない場所でしたが、Twitterで情報が提供されるようになりました。 マスコミが取材に来ないような場所の情報でも、情報発信をする人さえいれば世界中で知る事ができるようになったというのは、革命的だと感じました。

また、インターネットによる情報提供も大きく進化しています。 たとえば「ALL311:東日本大震災協働情報プラットフォーム」 防災科研が立ち上げたサイトで、学術的な事から災害ボランティアの状況まで幅広く網羅しています。 地図のシステムを使って、様々な情報を見る事ができます。

災害対策の基本行動に「正しい情報を入手して、冷静に行動しよう」というのがありますが、元々正しい情報が簡単に入手できにくいから、惑わされるのです。 正しい情報の迅速な提供の仕方、それを受け取る手段こそが防災の要かもしれないと、強く感じました。

 携帯と予備バッテリーを常に手の届くところに置き、災害が起きたらとりあえず171で安否を登録し、Googleにアクセスして情報を得る。 これが最小限の防災対策なのかもしれませんね。

それから今回の災害で思ったのは、クラウドの活用です。 防災科研のサーバもしばらく停止していたようですが、今回のように大津波で何もかも使えなくなったり、広範囲で停電が発生するような状況では自前のサーバ設置では無力です。

 今は数社のクラウドサービス提供事業者が無償でサービスを提供していますが、クラウドにデータがあれば早期に復旧が可能でしょう。 私もお客さん向けの「災害時対応ホームページ」を今作成中です。

 たとえばGoogleドキュメントのフォーム機能を使うと、簡単に安否確認登録のページが作れ、集計も簡単にできます。 しかも無償で利用可能。 携帯から安否情報の登録ができるようになります。

このへんの話は、また後日詳しくお伝えしたいと思います。

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コメント

おはようございます。

お久しぶりです。その後お体大丈夫でしょうか?
書き込み設定不可能状態だったので遅くなりまして申し訳ありません。

しかし、大災害、デメリット部分も瞬時に拡散しデマの温床になっている事が残念でなりません。
不安の助長繁殖、加えて人間性の欠如、嫌悪感を排除出来ないシステムのも問題があろうと考えています。

様々な問題山積ですが、粗方の人は蚊帳の外の問題でしょうね。

投稿者: ippo248 (Apr 3, 2011 5:58:11 AM)

IPPO248さん、ご無沙汰してます。
おかげさまで体は、ほぼ復帰しました。

人々が不安に陥る中、デマが広まるのは避けられないのでしょう。 関東大震災の時の朝鮮人殺害といった時代から比べれば、広がるのも早いが沈静化も早くなっているのではないでしょうか?

投稿者: isana (Apr 3, 2011 3:37:02 PM)

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