July 02, 2009

カッコ良すぎる発電できるテント

未来のテントはこんなテントかもしれません。アメリカの電気通信会社の発表したエコ・テントのコンセプトモデルです。
 ソーラパネルではなく、光起電性の布を使ってエネルギーを生成する仕組みで、写真のように光るほか、携帯の充電、さらにLCDスクリーンでインターネットができるとか。
(以上 GIZOMODE)

20090621tent_night4
日本でもフィルム状のソーラパネルの開発も進んでおり、このテントのような展開もあるかもしれません。

被災時に正確な情報を入手するのは大切、こんなテントがあると安心ですね。

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July 01, 2009

国土地理院ネットで活断層地図を公開

ひさしぶりに地震の話題です。 国土地理院がインターネットで見られる都市圏の活断層図を公開しました。

 まだ掲載されている断層は少ないようですが、今後の充実を望みます。

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June 16, 2009

携帯の電池で火をおこす方法

ライフハッカーに「携帯の電池で火を起こす方法」が紹介されています。

 このブログで2006年に紹介した方法「電池で火を起こす」や「電池で火を起こす2」と同じ方法の携帯の電池利用版です。

 このライフハッカーで紹介している方法で使用している携帯の電池は9Vのようですから、9V角型電池と同じでしょう。

 私が2006年に9V角型電池でテストした経験では、スチールウールよりシャーペンの芯を使ったほうがうまく行きました。
 また、バッテリーが痛むし、あっという間に電池がなくなるので、本当に最悪の状況でないと携帯の電池を使う事は避けたいですね。

それから、今の日本の携帯のバッテリーの主流は、3.7Vだと思います。 電圧が低い分うまくいくかどうか疑問です。

むしろ9V角型電池と「スーパー強力LEDライト」を非常用として持っておきたいですね。

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May 19, 2009

小さな地震で耐震診断

このところ感染症の話題続きですが、地震対策の新しい技術をご紹介します。

 日常頻繁に起きる震度1程度の地震で耐震診断を行う技術が、東大)高野教授らによって開発されました。
建物に複数の小型センサーを設置し、震度1程度の地震による影響から建物の劣化状況や耐震診断として活用するという技術。(09/05/18 日経)

言われてみると、なんでこの発想が今までできなかったのだろうと思いますが、すばらしい技術だと思います。
遅々として進まない耐震診断や耐震工事に、変革をもたらす技術かもしれません。

 十数センチ程度のネットワーク接続型「IT強震計」を使い、ネットワークで監視する仕組みのようですから、単発的な診断だけでなく、ビルの健康診断的な使い方ができそうな気がします。

 構造設計の審査厳格化により、着工が遅れるなどの問題もありましたし、手抜き工事されれば知る術がなかった訳ですから、こういった技術が低価格で実現できれば、大きな安心が得られると思います。

 全てのビルに設置を義務付けて貰いたいような技術です。


 

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April 23, 2009

防災対策の進捗状況

国の中央防災会議はH17年に閣議決定された地震防災戦略についての達成状況について公表した。

「東海地震・東南海/南海地震について10年間で死者数、経済被害を半減」を目標に掲げ、3年後の達成状況をまとめたもの。

 これによると、人的被害については、
東海地震では28%の進捗で、当初(H16年度末)約9,200人の死者数が、H19年度末で約1,300人減の約7,900人となった。 このうち、もっとも被害が予想される揺れによる家屋倒壊等の被害への対策である「住宅の耐震化及び家具の固定」が約31%の進捗で約1,030人の減少となった。

 また、東南海/南海地震では31%の進捗で、約17,800人の死者数が約2,700人減となった。
この場合は、津波による死者数減に対する対策「津波避難意識の向上」が約45%の進捗で1,610人減となった。

進捗率からみれば、10年の最初の3年で3割弱の進捗というのはそこそこの成果と言えるのだろうが、「住宅の耐震化及び家具の固定」で、たった千人強しか助かる人が増えていないというのも不思議だ。
 この3年で、旧耐震の家から耐震性のある家に建て替えた家屋数だけでも、相当ありそうなものだが。

 想定の計算式で比率を掛け合わせていくと、こんな数字になるのだろうか?

一方、経済被害については、東海地震で27%の進捗、東南海/南海地震では22%の進捗となっている。
経済被害の削減目標では、東海地震で「資産喪失による被害額の軽減」が目標12兆円と66%を占め、進捗率23%の2.8兆円減となっている。

 東南海/南海地震では「資産喪失による被害額の軽減」が目標19兆円と70%を占め、進捗率約21%の3.9兆円減となっている。
  
日経新聞では「経済被害対策 やや遅れ」といった見出しが出ているが、津波による被害が大きいとされるこれらの地震で、個人や企業の努力では守りきれないといった要因もありそうだ。

この三年で大きな地震の話題も幾つもあり、マスコミでの扱いや行政の対策も増えたという印象はある。
ホームセンターなどに行っても、かならず防災用品コーナーがあるところを見ると、防災用品もそれなりに継続して売れているのだろう。

 ただ、官民共になんとなく防災意識を持ち、死者数減・資産喪失減にちゃんと結び付く実効性のある対策ができているのだろうかと疑問を持つ。
 
 今回の進捗状況を見て、計画がそれなりに進んでいるように見えるが、次の3年で目標60%は難しいのではないかと感じる。

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April 21, 2009

太陽光発電付き携帯登場

auからソーラーパネルを採用したシャープ製防水携帯が、6月に発売されるようだ。
10分間の太陽光発電による充電で、約1分間通話・2時間の待ち受けが可能になる。
4/20 Cnet Japan

いつかこんな携帯が出てくるだろうと期待していました。
こんな携帯があれば防災的にもかなり安心できそうです、もちろん日常生活でも窓際などに置いておけば充電できるのは魅力。

 太陽光充電というのは、世界的に見てもニーズがあるのではないでしょうか?

 新型プリウスへのソーラーパネルの搭載など、今年はソーラー機能搭載の製品が期待できそうです。

 もしかすると、この商品がヒットしたのもソーラー携帯登場の一因かもしれません。
私も窓際に置いて時々使っています。


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April 11, 2009

防災ラジオドラマin藤沢

(独)防災科学技術研究所が、「地域発・防災ラジオドラマ in 藤沢」というラジオ番組をネット上で公開している。
藤沢市で行われた「シナリオ型避難所運営ワークショップ」で話し合われた内容を元に、ボランティアによりラジオドラマ化したもので、4月から月2回のペースで計8回の放送される。

 第一回の放送を聞いてみると、ボランティアによる作成という事で演技はうまくないものの、内容的にはとてもすばらしいと思う。 起こりうるであろう、不平・不満の数々も挙げられているし、議論を重ねて作られたシナリオという印象を受ける。

 地域で同様の事を話す時など、とても参考になると思う。

 防災士の研修でも、グループ討議で避難所の設営について話し合ったのだが、短時間で話合いまとめるのはとても大変だった記憶がある。

 このドラマを聞いていて感じるのは、大きな負傷もせず動ける状態にあるならば、自分は「助けられる人」ではなく「協力して解決する人」と考え行動する事が大切だという事。

日ごろのコミュニケーションの薄い状況で、こういった事態になれば、自己中な発言が多い中話をまとめ、避難所の開設運営をするのはとても大変だと思う。

 防災科学技術研究所のこういった取り組をひとつのひな型とし、自治体が中心となって事前に地域の対応を話し合っておく事が大切だと思う。

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April 10, 2009

J-Alertを使える仕組みに

北朝鮮のミサイル問題で、日本への落下や迎撃はなかったものの、誤報が2回も出るなど、お粗末な結果でした。 アメリカの専門家に、マニュアルをチェックして貰うべきではないかと考えてしまいます。

 全国瞬時兵法システム「J-Alert」を導入し防災無線に直結させ、期待された機能が利用できる自治体は、僅か11..7%の211市区町村に過ぎない。
 政府は、平成21年度の第一次政府予算案に、J-Alert導入の財政支援策を盛り込む方針を固めた。(4/8 産経新聞)

 今回の北朝鮮ミサイルの問題では、目的が違うという理由でJ-Alertを使用しない予定だったが、その背景にはJ-Alertの導入率の低さもあるという見方もあるようだ。

 ミサイル飛来という事になれば、1分1秒を争う事態であり、自治体の人手を介在しないJ-Alertの役割は大きく、全ての自治体が導入すべきものだと思う。

 ただ、二つ気になる事がある。
ひとつは、消防庁主導のシステムである事。 内閣府配下に置くべきではないのだろうか?
今回利用を見送ったように、目的や管轄によらず、政府が緊急に伝えるべき時に、国民に直接伝えられる仕組みが必要なのではないだろうか。

 もうひとつは、緊急事態の把握から通知までの、運用体制の見直し。
J-Alertでも過去にミサイルが飛来すると警報が誤報で流れた、今回もミサイル発射を誤認し警報が出た。

 そもそも信ずるに足るシステムでなければ、財政支援までして全国に導入する価値はない。

どうも運用マニュアルが貧弱な気がしてならない。 まずは運用の見直しが必要ではないか。

誤報を恐れて、発令が遅くなっても困るのだが。
未確定情報であれば、準備警報のような予備警報を流し、確定次第本警報を流せば良い訳だし、実践的なやり方はあるはずだ。

地震などの自然災害、感染症、武力攻撃など様々な災厄の考えられるが、縦割り行政の枠で対応するには無理があるのではないだろうか。 やはり日本版FEMAといった組織が必要に思える。

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April 01, 2009

ミサイル発射直前、国民保護計画についておさらい

北朝鮮のミサイル発射が近づいて来ました。 東京都でも3/31緊急情報伝達訓練が実施されたようです。
実際に被害が出る出ないは別として、この機会に国民保護計画についておさらいしてみます。

1.国民保護計画とは
「武力攻撃事態等における国民の保護のための処置に関する法律」が通称「国民保護法」で2004年に成立した法律。
 日本が武力攻撃を受けた時や、大規模テロにさらされた時に、国民の生命・財産を守る方法を定めた法律。

国(自衛隊含む)、都道府県、市町村、警察官・消防、指定公共機関、地域住民など、それぞれの役割を定義している。 地域住民の役割とは、防災での自助・共助に当たる。

2.地方公共団体の対応
 各地方公共団体では、国民保護計画を策定している。
 こちらに、国民保護関連のリンク集があるので目を通しておくと良いだろう。
 詳細な計画とともに、判り易いパンフレットなども掲載されていると思う。

3.どのように伝えられるか
 避難の必要がある場合、国(官邸)が警報を発令するが、私たちに届くには幾つかのルートがある。
 (1)国→都道府県→市町村→市町村防災無線で各家庭へ
 (2)国→内閣府中央防災無線→消防庁→都道府県/市区町村→以下(1)と同じ
   ※J-Alertは、消防庁が通信衛星を介して直接都道府県、市町村に伝達し、自動的(職員の手を介さずに)防災行政無線を使って情報伝達を行う仕組み。
 (3)国→内閣府中央防災無線→総務省→放送事業者(指定公共機関)→TV・ラジオ等メディアで通知

 特にミサイルなど、十数分という時間を争う事態の場合は、FAXなどの手段で人が介在する(1)の手法では間に合わないといった事態も想定され、J-Alertのような自動伝達の仕組みへの期待が大きいが、費用面の問題や点検時の誤発令などのトラブルなども出ていて問題が多そうだ。

 さて、この警報発令によるサイレン、どんな音かご存知でしょうか? これが、サイレン音です。(Windows Media版)

今まで自然災害と比べると縁遠い印象のある国民保護について、この機会におさらいしておくと良いと思います。今回は、ずいぶん前からメディアで取り上げられ、事前に訓練までできる時間の余裕がありますが、大規模テロなどでは、ある日突然起こりうる事態です。
 自然災害と同様、事前に知識を得て、必要な備えをしておきたいですね。

 迎撃ミサイルがどうのとメディアで伝えていると、TVの向こうの出来事でバーチャルな事だと思いがちですが、、通常の社会活動ができなくなり、家族の安否確認が必要となり、避難しなければならない緊急事態として考えるといつでも起こりうる事です。

 いつでも起こりうる緊急事態の原因が、地震などの自然災害なのかテロや武力攻撃なのかという違いに過ぎないと考えるべきではないでしょうか?

 そして、原因と起こりうる状況がの違いにより取るべき行動が違いますが、正しい情報と知識を得る、事前に行動について計画・話合い・行動する、必要な備えを持つといった事は同じだと思います。
 

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March 11, 2009

火山を透視して噴火を予測

東京大学地震研究所は、宇宙線に含まれる素粒子「ミューオン」を利用して、火山内部のマグマの状態を観測する日本独自の方法で、海外の火山の観測を行う。

 この素粒子は、火山を突き抜けるがマグマや岩石に吸収されやすく、マグマの位置から噴火の可能性を予測できる。

 すでに薩摩硫黄島や浅間山では実証実験に成功しており、今後噴火予測の難しい海外の火山で試す。

この観測方法が確立されれば、避難警報などの精度は格段に高まり、大きな効果が期待できそうだ。

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March 07, 2009

アジア太平洋域災害管理システム

富士通が「アジア太平洋域災害管理システム(センチネルアジアSTEP2)」を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より受注した。 2010年4月の稼働を予定している。(3/4 マイコミジャーナル

 センチネルアジアは、アジア太平洋域の防災・危機管理に役立てる活動で、20カ国51機関、8国際機関が参加している。

 プロトタイプのStep1では、地球観測衛星「だいち」による観測をはじめとした災害地域の衛星画像、地図データをWeb上で公開・提供している。(衛星画像を一般者もここで見る事ができる。)

 今回のStep2では、アジア各国の衛星画像をより迅速に、また通信衛星を利用しインターネット環境が十分に整備されていない地域でも、超高速インターネット衛星「きずな」を使って配信する事が可能となる。

 アジアでの大災害では、被害状況の把握ができない・現地政府が情報公開をしない事により、タイムリーに支援ができず、多くの命が失われる結果を招いていますが、こうした国際的な情報提供の仕組みにより改善されることを期待します。

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March 06, 2009

食糧の自給自足は多少考えないといけない。

自助による防災を考えていくと、やはり自給自足が大きな課題となると思う。
局地的な地震や水害などの災害であれば、さまざまな流通・物流代替ルートや支援も期待できるかもしれない。

 しかし、新型インフルエンザなど全国、いや世界的に社会の機能がマヒするような状況になった場合は、製造から流通までの様々な工程でそれぞれ機能が落ちれば、末端である消費者への影響はそれを乗じた形となり、大きな影響が出るでしょう。

 また、新型インフルエンザの流行は数カ月に及ぶと見られ、それ間に倒産といった小企業も出てくるだろう。

 そういった事を考えると、ある程度の自給自足やサプライチェーンの短い(生産から消費者までの段階が少ない)調達の必要性を感じていた。

また、食の安全や低炭素化社会といった観点からも、地産地消や生産者から直接買うなどの対策も重要だと
思う。

 とは言っても、都会暮らしで仕事を持つ身としては自給自足など到底できる事ではないのだが、何かできる事はないかと常々考えていた。
 
 数年前から米は農家から直接買うようにしているし、ここ1年くらいはOisixも利用している。
まあ、これは防災というよりも食の安全・健康志向からなのだが・・・

ベランダ菜園というのも試した事はあったが、質・量ともに不足で続かなかった。

そんな中、最近知ったのが、家庭用キノコ栽培セット「きのこ農園」。
「しいたけ」と「エリンギ」を購入し、育て始めて1週間たったのだが、「しいたけ」はすごい勢いで生えてきました。
あと数日で収穫できそうです。

 日に僅かな水を数回与えればいいし、目に見えて成長するのでモチベーションも高まります。
自給自足には程遠い話ですが、僅かでも新鮮な物が自給できるのはうれしいですね。

 こういった都会でも簡単に栽培できるものが、もっと増えると良いと思います。

 お勧めの物がありましたら、教えていただけるとうれしいです。

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February 28, 2009

被災時に「伝える」手段を考える

もし被災した時、家族や知人と連絡を取る方法について考えてみます。
災害伝言版サービス「171」については、もうみなさん御存じでしょう。
ちなみに、毎月1日は災害伝言版サービスの体験利用ができる日です(各キャリア共通)。
まだ、試した事のない方は、家族・親族と連携して一度は試してみましょう。

 また、NTT固定電話の番号で連絡を取るのか、個人の携帯電話で連絡を取るのか、事前にちゃんと申し合わせておくべきでしょう。

 DoCoMoでは、最近機能追加がありました。
安否を知りたい相手のメッセージが登録されていない場合、連絡を求める旨を登録する事ができるようになりました。 また、誰が安否連絡を待っているのか確認する事ができます。

 2009年防災検定にも出題されましたが、災害伝言版サービスの登録可能なメッセージ数は10件で、11件目以降は古いものが消され、新しいメッセージが登録されます。
 また、登録できる任意のメッセージ文字数は、100文字です。 簡潔に必要な情報を伝えたいですね。

 そして、電話で要件を伝えたい場合ですが。 一般に被災地外から被災地への電話がもっとも掛けにくくなります。 被災地から被災地外へは比較的通じやすくなっています。 もちろん、被災地外同士は支障なく連絡できます。
 そこで、被災地から離れた処に住む親戚などに連絡し、状況を知りたい人はその被災地外の親戚に連絡する方法があります。
 電話がさっとうすれば、(命に関わる)大切な連絡ができない人も出てくるので、このような方法を使って被災地への電話を掛けるのはなるべく避けるべきでしょう。

 次に、電話・メールが使えない場合です。
阪神淡路大震災などで見られたのが、倒壊家屋の前にダンボールに書かれた「○○避難所にいます」といったメッセージ。 そして、避難所に無数に貼られたメッセージ。

 非常用持ち出し袋の中には、太いマジックなど筆記具も入れておきたいです。

 最近見つけた役に立ちそうなグッズとして「キットパス」という、固形マーカー。
一言で表すなら、口紅のようなパラフィンでできたマーカです。 色は12色。
どんな場所にも書け、雨で濡れても流れないようです。

 ガラスや金属などの平滑面なら、濡れた布で拭けば簡単に消す事ができます。
私はホワイトボードマーカーの代わりに使っています。
単色ばら売りだと、1本157円でホルダーが付いているので折れたり、他を汚す心配がありません。

 多くの人が使うのは、黒か赤のマジックでしょう。 グリーンなどあまり使われない色でメッセージが書かれていれば、目に付き易く探し易いのではないでしょうか?

避難所の小学校などでも、窓ガラスを伝言版として使えるので、学校などで備えてくれると良いのですが。

 多くのメッセージの中から、家族や知人のメッセージを探すのは大変です。
あらかじめ家族や知人と、メッセージのルールを決めておくと良いですね。

 たとえば、最初に判り易いシンボルマークを書いておくとか。

家族で防災について話す機会があれば、連絡方法についても取り決めておきたいですね。

 

 

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February 26, 2009

ちょっと気になる。富山湾の異変

富山湾がおかしいそうだ。 春中心のサワラが1年中獲れ、ホタルイカの時期が早まり、ブリの水揚げが半分になる。 南方のゴンズイが見られるかと思えば、北のタラバガニも取れる。(2/25 asahi.com

 南の魚が獲れたり、時期が早まるのなら、「温暖化の影響」と安易に思うところだが、北の魚も獲れている。
専門家も原因が判らないようだ。

 能登半島沖地震の震源は富山湾とは能登半島を挟んだ反対側だが、この地震で富山湾内で地ずべりが発生したという話や富山湾で前兆現象があったという話もある。

 能登半島近辺の地震の前兆現象でなければ良いのですが・・・

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February 15, 2009

東海地震、震源よりも首都圏が揺れる!

東海地震や宮城県沖地震が発生すると、長周期地震動による揺れが震源地近くよりも首都圏のほうが揺れるという研究が発表された。

 東京大学のこうけつ教授(字が難しい・・・)による研究で、東海地震では周期7~10秒で約200センチの速度の揺れが、震源の真上の静岡県内ほか東京都区部、神奈川県東部、千葉県北西部などで起きると予測している。

 平野部では長周期地震動で揺れやすいという話は以前から言われており、宮城県や新潟県での地震の際、首都圏より震源に近い場所よりも東京のほうが揺れている。

 高感度地震観測網Hi-Netで見られるアニメーション動画などを見ても良く判るし、体感しています。

また、千葉県の地震で六本木ヒルズのエレベータが止まるなどの幾つかの被害も実際に出ているので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

こうした経験を踏まえ、長周期地震動に関する研究も行われ、高層ビルのエレベータの長周期地震動対策なども進みつつあるようです。

 ただ、国や首都圏自治体の東海地震の被害想定や活動要領では、長周期地震動による揺れが首都圏でも同程度という想定はされていない。

 主要都市のある平野部で、長周期地震動による被害が大きければ、震源そばの被災地に対する救援についても大きな問題が出てくるはず。

 超高層ビル、巨大な橋などの耐震対策が、どの程度長周期地震動を考慮した対策がなされているのか疑問がありますし、北海道で発生したような巨大石油タンクでの火災が複数発生すれば首都圏は大混乱となるでしょう。

 長周期地震動による震源地付近以外での被害想定を行い、活動計画の見直しが必要だと感じました。

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いつものメガネで、花粉・インフルエンザ対策

花粉の季節になりました。 花粉対策やインフルエンザ対策、そして災害時のホコリや煙対策として目を保護するのには、ゴーグルや花粉症対策メガネを使おうと、今までご紹介してきました。

 しかし、私自身ふだんメガネを使っておりますので、花粉症対策メガネは使えず、ごついゴーグルを日常的に使う訳にもいかず困っておりました。

災害被災後や新型インフルエンザ パンデミック発生時は、ゴーグルを付けても良いかと思うのですが、インフルエンザがはやりそうとか、外出時に被災した時など、あまり違和感がなく付けられるものが欲しいと考えていました。

 いっそシリコン樹脂で自作してみようかとも考えていました(自作大好きなので・・・)。

 私がイメージしていた商品を見つけました。 「SQACY メガネつけたまま」という商品です。
2401012写真の通り、使っているメガネに付ける透明カバーです。

密閉するので当然ですが、メガネが曇る可能性があるのが心配ではありますが、考えていたイメージにピッタリです。

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February 10, 2009

ダムの重みで四川大地震を誘発

2008年5月のあの四川大地震が発生したのは、断層そばに作られたダムの重みがトリガーとなったという説が出ている。(WIRED VISION)
 問題のダムは紫坪埔ダムで、四川大地震で動いた龍門山断層から500m、震源地から約5.5kmの位置にあり、2006年に完成。 貯水量は11億1200万立方メートルと日本最大の徳山ダムの2倍弱の貯水量。
Googleマップ

 このダムの重量によって、一帯の応力が変化し、いずれ起こる可能性があった地震を早期に誘発した可能性があるという。
 この断層には、25年分程度の応力が溜まっていたが、この断層の数千年という動くサイクルに比べ、溜まった応力が小さすぎ、ダム建設がトリガーになったのではないかという説。

 日本でも新潟中越地震のトリガーになったのは、長岡市の二酸化炭素注入実験ではないかという話もあり、他にも人為的な行為が地震のきっかけになるという話は聞く。 幾つかの映画のネタ(007、スーパーマン)にもなっている。

 この因果関係を立証するのは難しいのだろうが、少なくとも断層のそばにダムを作るのは危険であり、ダムが被災した際の二次被害を考えたら作るべきではないだろう。

 日本には数多くの断層があり、断層のそばに家を建ててはいけない、穴を掘ってはいけないとなると、かなり制約ができるのだろうが、地震と人為的な行為の因果関係の研究を進め必要な規制はすべきなのだろう。

 
 

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February 07, 2009

長周期地震動 コピー機が壁を突き破る

防災科学技術研究所の「E-ディフェンス」で、超高層ビルでの長周期地震動による被害の実験が行われた。
30階建てビルの最上階と同様の揺れを発生する建物で、想定南海地震が神戸市内の高層建物にもたらす地震動を与えた実験。

 震度6弱だが、揺れ幅は最大3m、コピー機やベッドが部屋を動きまわり、壁を突き破り、マネキンを押しつぶしたそうだ。

 ただ、転倒防止処置を行ったものは、ほとんど動かなかったそうだ。 (2/7 日経)

 高層ビルでは、低層ビル以上にしっかりした転倒防止対策を行わないと、重い家具が凶器と化す。
高層マンションの家庭も高層ビルのオフィスでもしっかりした対策を行っていただきたい。

 この記事には触れられていないのだが、コピー機が壁を突き破るような状況であれば、什器や机上の棚などが窓ガラスを突き破る事もありそうだ。 
 
 もしそうなったら、30階の高さから割れたガラスや備品が地上に落ちてくる。地上に人がいたらと思うと恐ろしい状況ではないか。

家具転倒防止をしなかったからといって責任を問われる事はないが、高層階を利用する人はそんな事態が起こりうる事も念頭において、しっかり家具転倒防止対策をしていただきたい。

おそらく、しばらくすると実験の動画が公開されると思います。
その時は、改めて記事にしたいと思います。

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February 06, 2009

防災学検定2009

朝日新聞主催の「防災学検定2009」 今年も開催されています。 もう挑戦されましたか?

問題は全部で30問、無料です。 1/31~2/13までです。 解答は2/15発表。

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January 18, 2009

阪神淡路大震災14年。当時の状況を振り返る

1995.1.17. 5;46;52 阪神淡路大震災が発生して14年経ちました。
当時の第一報のニュース映像から、刻々とその被害の大きさが判ってくる状況をまとめたサイトを見つけました。

改めて、その被害の大きさに驚きます。とても参考になるので、ぜひご覧ください。

改めて見ると、最初は何も判らないという状況が良く判ります。
動画サイトについては賛否両論ありますが、こういった使い方をすると、この貴重な経験を世界中で共有できるのはとても役立つと思います。

 阪神淡路大震災の状況は、その後本で読んだり、TVで見たり何度も目にしていますが、当時のニューズ映像を改めて見ると、編集してまとめあげたものにはない生々しさを感じます。

 阪神淡路大震災をきっかけに作られた「防災とボランティア週間」ですが、改めて「共助」の大切さを感じます。

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January 07, 2009

備えに見落としはあるものですね。

12/6「学べるニュースショー」で、阪神淡路大震災で助かった人のポイントを紹介していた。
就寝中、2階が崩れ圧死は避けられたものの、声を出しても届かず、物をたたいて知らせた例など・・・

 番組を見ていて、気付きました。 「寝室にはホイッスルがない!」
私も妻も外出時はホイッスルを携行しているのに、寝ている時に手元にありませんでした。
良く言われる、履物を寝室にも用意するとか、懐中電灯を用意する、バールを用意するとかは、ちゃんと備えていたのですが、寝室のホイッスルは見落としていました。

 丁度、先日ご紹介した地震時の対応体感ゲーム「D-Moment」に付属していたホイッスルがあったので、さっそく寝室に置くことにしました。

 ミニLEDライトとホイッスルを、貰いものの首にかける携帯ストラップに付けて、枕元にぶら下げる事にしました。

十分対策はできていたつもりが、やはり見落としはあるものですね。

それから、番組中ホテル・ニュージャパンの火災の時、シーツをつないで窓から脱出した韓国人の話を紹介していました。 この火災の前に韓国でも大規模なホテル火災があり、シーツで脱出した話をマスコミで取り上げていたので、記憶に残っていて実践した韓国人が多かったとか。

 やはり報道などで、災害時に助かった人のエピソードを見る事は、記憶に残っていざという時に役に立つものなのですね。
さまざまな災害報道で生死を分ける行動については、注目するべきですね。

数年ぶりに、ホイッスルの紹介をしてみます。
1)価格的にも手頃で、音も大きい、私もずっと使っています。

2)薄型で、救命胴衣に取り付けてあるのと同タイプ、世界の公的機関で採用

 最後に私の経験上は、ホイッスルは単機能の物が良いと思います。 筒の中にIDを入れられたり、ライトやコンパスが付いていたりする商品も幾つか試した事があるのですが、どれも音が小さいなど今ひとつでした。
 基本的に多機能商品大好きなのですが、ホイッスルやライト類は単機能のほうが基本性能が高いと思います。

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December 31, 2008

帰宅難民を思い起こさせた新幹線トラブル

年末の帰省ラッシュの中、新幹線がトラブル続きですね。
28日が天候不良によるもの、29日はシステムトラブル、30日は人身事故で、合計では30数万人に影響が出たようですね。

 特に29日のシステムトラブルでは、早朝からホームで待つ人、構内の床に座って待つ人など、帰宅難民さながらの光景でした。

 地震などの災害でなくとも、こういったトラブルにいつ遭遇するか判りませんね。
普段からこういったトラブルに対する備えがあれば、出先で災害に遭遇した時にも役立ちそうです。

 特にこの時期寒さ対策は考えておきたいですね。
床や椅子での冷え対策として、幾つかご紹介します。 

1)新聞紙、雑誌、ダンボールを敷く
 備えがなくても簡単に入手できる方法。 新聞紙は体に巻いても暖かいそうです。
 ホームレスの防寒対策にも学ぶべき点があります。

2)保冷バッグ
 旅行などに行く時は、要冷蔵の商品などを入れる小型の保冷バッグがあると年間を通して便利です。
 断熱効果がありますから、敷くと暖かいです。 突然の食品の買い物の時も便利です。
旅行バッグの片隅に入れておきたいです。

3)キャンプ用座布団、エアマット
 最近のアウトドア用のエアマットはコンパクトで断熱性能も高いです。
 私はモンベルのエクステンションパッドを、ここ数年使っています。
 外でちょっと座る時に、汚れ防止と寒さ防止になり手軽に使えます。

 使う時はエアバルブを開けると自然に膨らみ1cmの厚さになります。

 モンベルのU.L.コンフォートシステムパッドシリーズの一部で、他のマットと連結して使う事もでき、拡張性の高い製品です。

 昨年は背中にポケットのあるジャケットを着ていたのですが、背中のポケットに入れておいたら暖かく過ごせました。 空気を抜くと5mm程度の厚さなので、嵩張らず・目立ちません。

 価格も1400円程度と手頃。 
 サイズは30cm×50cm 厚さ1cm。 収納時は丸めると30cmで直径6cm程度とバッグの隅に収まるサイズです。
 

その他、持ち歩きに便利な防寒対策用品としては
1)風呂敷 応用範囲が広く、膝かけにしても結構暖かい。

2)エネループカイロ電池タイプ 
 昨年人気のあった片面のみ暖かくなる電池交換できないタイプですが、今年は両面が暖かくなり単三充電池が交換できるタイプが発売されました。 単三充電池の充電器としても利用できます。

3)ダウンマフラー
 この冬お気に入りです。 ダウンの入ったマフラー。 畳むと文庫本程度の大きさになり、ポケットや鞄のに入ります。

 長さ160cmあり、とても暖かい。 おかげでコート要らずです。

4)マスク
 インフルエンザ対策はもちろんですが、マスクがあると暖かいですよね。

5)ペンドルトンのブランケット
 アウトドアで使える毛布として最高。一生物の一品です。
 値段も高いですが、とても密度の高い天然ウールの暖かさは抜群です。

 毛布は13年、ヒザ掛けは7年くらい使っているでしょうか? まったくヨレヨレになりません。
もし、冬に被災したら絶対持ち出そうと考えています。

 

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December 27, 2008

被災時に役立ちそうなソーラグッズ

被災した際に役立ちそうなソーラグッズを見つけました。
ソーラパネルで充電できて、ライト、ランタン、カイロ、携帯充電器として使える商品。
ソーラとUSB経由での充電に対応。 これで4179円

 カイロ付きが新しいですね。

 被災時に役立ちそうな機能満載ですね。

 このくらいの価格のソーラグッズって、実用性の高い物にあたった事があまりないのですが、USB外部充電器などと組み合わせれば実用性アリかもしれません。

 

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December 25, 2008

D-Momentレビュー

先日「首都直下型地震をゲームで体験する。」でご紹介した、「D-Moment」を使ったのでレビューをご紹介します。

 到着した商品は名刺の箱大の箱の中にプラスチックカード1枚とホイッスルがひとつ入っている。
このカード、ソフトのサイトのURLやIDが記入されているが、「災害時、初動の心得」と「災害用伝言ダイヤルの使い方」が書かれ、氏名・緊急連絡先・血液型を記入する欄がある。

 このカードを携行しましょうという意図なのだろうが、中途半端な印象。
製品IDやURLは別紙にし、携行するのに役立つ情報を増やして欲しかった。

 さて、ゲームそのものはどうか?
ソフトは添付されず、指定URLからダウンロードし、IDを入力して使用する。
結論から言うと、「お金掛っていないな」という印象。 ただ、ちょっとした地震対策のノウハウ本と同程度の価格である事を考えると、内容や情報量に遜色はない。

わざわざ防災本など読まない人が、ゲーム感覚で防災の知識を知りたい方に適しているのだろう。

私が試したところ、2時間程度でゲームは終わった。 
ゲームとしてはシンプルすぎるのではないだろうか?

シナリオは、首都直下型地震が発生し、3人の登場人物が都内で被災し、帰宅するまでの半日の行動を通して、起こりうる困難を知り、適切な行動は何かを知る。 

 途中11の選択を迫られる場面があり、最後の結末はその選択肢によって変化する。
普段、防災に関心があり情報を収集している人なら、9割方正解するであろう設問だ。

 シナリオ設定は、専門家が監修しているだけあり、被害想定に即したもので、判断の選択肢も良くできている。
シナリオの随所に、用語の説明や状況の解説画面がある。

首都直下型地震発生の際は、遭遇するであろう場面を通して具体的なイメージを持つ事ができる。

ゲームを通して、具体的なイメージを持ち、防災の知識を広めるというアプローチはとてもすばらしいが、ゲームとしては単純すぎるというのが、正直な感想だ。

D-Moment ~巨大地震編~
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December 21, 2008

正月は災害伝言版体験利用を

早いもので今年もあと10日あまりになりました。帰省される方も多いと思います。
携帯電話各社では、正月3が日は「災害伝言版」の体験利用を提供している事をご存知でしょうか?

 普段顔を合わせる機会のない親族が集まる正月に、災害時の安否確認方法を話合い・実際に体験されてはいかがでしょうか?

 特に親族の中には、こういった機器の操作に疎い方もいらっしゃるでしょうから、使い方を伝える良い機会だと思います。

 私も実家が福岡ですので、福岡西方沖地震の際は連絡が取れず心配しました。
普段離れて暮らしているからこと、いざという時安否が気になります。

体験利用日は毎月1日に利用できますが、親族が集まるこの機会に、安否確認の方法を親族で確認しておきましょう。

NTT DoCoMoの災害伝言版体験サービス案内

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首都直下型地震をゲームで体験する。

首都直下型地震をパソコンのゲームで体験し、地震に遭遇した際の危機回避方法を学ぶパソコン用ゲームが、スクウェア・エニックスグループのSGラボから発売された。 Amazonで販売し価格は1575円。

 東京工業大学都市地震工学センター 梶秀樹特任教授の監修によるもので、首都直下型地震を想定したシナリオで、さまざまな場面での判断を問われるようだ。

防災において大切なのは、どんな状況になるか具体的なイメージを持ち、事前に備えるべき事を備え、事態に直面した際には冷静に対処する事。

 この具体的なイメージを持つのに一番身近なのは映画やドラマだろうが、視聴者が判断を考える間もなくシナリオが進んでしまったり、過剰にドラマチックな展開になる事も多い。

 その点シリアスなストーリーのゲームなら、よりリアルに災害のイメージを持ち、自身の判断を手軽に試す事ができるのではないだろうか?

 さっそくポチッと購入したので、行政の被害想定との違いなど感想をアップする予定です。

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December 15, 2008

「首都直下地震」活動計画から足りないものを知る

中央防災会議は首都直下地震の救援活動計画を決めた。
そこで浮き彫りとなったのは、消防と物資の不足だった。

M7.3の首都直下地震が午前6時に発生、死者11,000人、負傷者21万人の被害想定を元に作成した救援活動計画。

発生から半日で2万人超、2日目で8万人超、4日目で11万7千人を投入する計画だが、発生後12時間で消防士4800人が不足する見込み。
 なお、これらの人員は計画で活動拠点(主に主要な公園)が決められているようだ。公表された資料から、近くの活動拠点となる場所を把握しておくと良い。

 共助による初期段階での消化や、個人でも避難する際に火の始末やブレーカを落とすなどに気をつけたい。

物資については、発生後1週間で、1都4県で約7500万食、飲料水は千葉埼玉で計16,000t不足、毛布、おむつ、仮説トイレなども備蓄分では対応できない。

 発生後数日間は救援物資が届かない前提で、個人の備蓄が必要。

 人員も物資も陸路での輸送が中心で、一部海路・空路で輸送する事になるが、緊急輸送道路が使用できる事が前提となる。 落橋、道路沿いビルの倒壊、車の撤去に時間が掛るといった活動の妨げになる要因は幾らでも考えられる。

 計画通りにいかない事を前提に、備えるべきだろう。
また、自動車運転時に被災した時のルールを一人一人が守る事が大切。鍵を掛けて放置された車の何百台もあれば、どれだけ輸送に支障が出ることか・・・

 ところで、以前から疑問に思っている事があります。
緊急輸送道路上の車両は、国道なら国土交通省が撤去する事になっているのですが、数キロに及ぶ渋滞で滞留した車を移動させる場所などあるのでしょうか? 都会ではそんな場所そうそうあるように思えません。

 ちょっと話がそれましたが、活動計画上も不足している状態で想定外の問題も必ず起きるでしょう。
不足分を補えるのは、自助・共助しかありません。

 多くの人が、阪神淡路の被害状況を被災した時のイメージとして思い浮かべるでしょうが、阪神・淡路大震災と比べ、被災範囲も被災人口も格段に多いのです。 
 
 範囲が広い分、支援のばらつきも大きいでしょうから、支援については1週間程度は期待できしないほうが良いと考えています。

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October 14, 2008

行政の防災冊子を活用しよう。

おそらく平成20年度版東京都「防災のしおり」と思われる、「みんなの防災ガイドブック」を入手しました。
「音声コード掲載版」とあり、視覚障害者でも内容が分かるようです。

 内容的には、従来の地震だけの内容から、地震・風水害・テロ災害等・新型インフルエンザといった危機に対応した内容です。

 対象とする災害が増えた分、それぞれの内容については最低限知っておきたい知識だけになっており、概要(どんな災害)、被害想定、初動で何をすべきか、正しい情報の入手方法などに留まった内容になっています。

 地震対策以上に、国民一人一人が正しい基礎知識と行動する事が大切といえる、新型インフルエンザ対策。
このような冊子を使い、もっと啓蒙に力を入れるべきだと思います。

 なお、同様の資料としては
・警視庁「地震のときはこうしよう」、交通規制や屋外での初動対応などが中心の記述。

・財団法人 消防科学総合センター「地震に自信を」 日本語、英語、ハングル、北京語、ポルトガル語併記で基礎知識がコンパクトにまとまっています。

・日本赤十字社(東京支部)「東京大地震への備え」 日頃の備え、初動対応、応急手当などについて判り易く掲載。

 こういった冊子は無料で配布しているので、周囲に防災啓蒙する際にうまく活用したいですね。

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October 07, 2008

今年のゲリラ雷雨予測は当たった! 役に立った!

今年の夏は、ゲリラ雷雨が多かったですね。 ひどい目に遭った方も多いのではないでしょうか?
夏にご紹介した記事「気象庁の局地雷雨への対応」でご紹介した、私が重宝していたのが「ウェザーニューズ ゲリラ雷雨予報」。

 ウェザーニューズが今年の事前捕捉率は76.7%と発表しました
 
 これによると、今年のゲリラ雷雨発生は平年より多く、7/30~9/15の雷日数は東京で2.9倍、大阪で2.3倍、福岡で1.9倍、名古屋で1.5倍だったそうです。

 ウェザーニューズ社では、全国1万人以上の会員からの報告と観測情報から、「ゲリラ雷雨メール」を発行しました。

福岡では308回、東京都・愛知県では172回、大阪府では128回のゲリラ雷雨が発生し、最も予測率の高い東京都では76.7%を38分前に予測しメール送信したそうです。

 10kmメッシュのエリア内に報告する会員が150人以上いる場合の予測率は平均で90.9%とかなり高かったそうです。

 私が今年メールを受け取った感覚では、雷雨のほぼ15分前にメールが来て8割方当たったという印象でした。

 この結果を見ると、来年さらに会員数が増えれば、かなり高い精度でゲリラ雷雨の発生を知ることができ、ひどい雨でズブ濡れという事態は避けられそうです。

 今年は利用されなかった方も、来年はぜひ試してみてください。
有料サービスですが、毎月ビニール傘1本のお金でズブ濡れを避けられるなら価値はあると思います。

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October 05, 2008

実用性の高まるダイナモフラッシュライト

先日、ひさしぶりに手回し充電式のライトを購入してみた。自転車用のライトなのだが、はずせば手のひらにぴったり収まり、日常使うライトとしても十分使える。

 2005年に防災用のダイナモライトを幾つか使ってみたのだが、当時はLEDも暗く、汗をかいて充電した割には実用的な明るさの保てる時間も短く、正直非常時以外は使いたくない物だった。

 今回購入したものは、LED3灯でダイナモの性能が上がっているのか持続時間も上がっており、日常生活でも充分使えるように感じた。

 通勤/通学などで自転車を使う方は、このライトを使い自転車を降りたらはずしてバッグに入れておくと、非常時にも役立つだろう。

 まためったにライトを使わない人は、いざ使おうとした時電池ギレという状況も多いと思う。
充電のし易さと明るさ/持続時間が両立したダイナモライトがぴったりではないだろうか。

 仕様と性能は以下のとおり。
サイズ 70×41.5×41.5mm
重さ 73.5g
防滴形
価格も2千円以下と手頃だ。

1分間手回し充電で、1灯なら80分、3灯で30分。実際使ってみても同程度の時間だった。
これは、実用的な明るさの時間で暗闇で点灯/点滅していることが確認できる時間はもっと長い。
テストのために、完全に放電するのを待っていたのだが半日程度は点いていたと思う。


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September 24, 2008

ダンボール箱で家具転倒防止

家具の上にダンボール箱を積んでも家具転倒防止になるという話は、このブログでも何回かご紹介していますが、それを商品化した商品があるようです。
 昨日のWBS トレタマで紹介していました。 名前は「家具転倒防止BOX 耐震君」

 家具の天板から天井までの高さに応じて、いくつかのダンボール箱を重ねる仕組みで、一番下に置くダンボールの中に車用のジャッキが入っていて、高さ調整ができる仕組みになっている。
 もちろん、ダンボールの中には荷物がしまえる。

 値段が高いが、完成品が届き設置が簡単なので、自作はちょっとという方には良いかもしれない。

 家具と天井の間に設置する方式では、突っ張り棒タイプの家具転倒防止器具が一般的だが、設置の仕方が悪いと、最初の振動で倒れてしまい役に立たない事もある。
 やはり、正しい設置は基本です。

 こういった家具天板と天井を支えるタイプは、家具の上の奥の部分が地震動で手前に動く事を防ぐ事により、家具の転倒するのを防ぐ仕組みです。

 このダンボール箱タイプだと、面で支える分転倒してしまう危険は少なく、天井の上部な部分を抑える(可能性が高い)ので、突っ張り棒タイプよりも確実性は高いのではないでしょうか?

どうせ商品化するなら、もっと見栄えを良くするとか、ダンボールの上下面をすべりにくくするとか付加価値が欲しかった気もします。
 
自分でダンボール箱で家具転倒防止をやろうという方は以下の点に注意されると良いと思います。
1)天井との間に隙間を作らない。
 サイズが合わない場合は、板やたたんだダンボールで高さ調整をしましょう。

2)ダンボールには重い物を入れない。 
 重いものを入れては、ダンボール箱自体が落ちてきて危険です。 軽い物やとっておきたい空き箱類を詰めましょう。

[効果を高めるためには]
1)特に奥の部分を強く。
 地震の振動では、家具の奥の部分が上や手前に動く力が働くので、特に奥の部分の強度が高まるような工夫をする。
 たとえば、ダンボールの内側に高さを合わせて切ったダンボールを入れる(側面の二重化)

2)天井に接する部分は板を入れると、より強く面で支える力が強くなります。

3)間に滑り止めシートを挟み込む。
 振動でダンボール箱が動いては役に立ちません。 薄めの滑り止めシートを家具、ダンボール箱、天井の間に挟みこみましょう。
 ホームセンターなどで、あらかじめ切った物をロール状にして売っていますが、カーペット売り場などで計り売り(長さを言って切って貰う)ほうが、安い場合が多いようです。

 私は東急ハンズでゴムのメッシュのシートを計り売りで買い使っています。 食器棚の中とか、ソファーカバーのズレ防止など、いろいろ使えます。

 家具転倒防止をやらない方は、家具や家に傷つけたくないからとか、見た目が悪くなるからとか、やらない理由に多いようですが、やらないよりやったほうが絶対イイ。

 ダンボールに包装紙や壁紙をまくなどして、見た目も工夫しだいで良くなるはずです。
たとえ、効果が少なくて家具が倒れたとしても、倒れるタイミングを遅らせるだけでも、命は助かる可能性は高まります。

自分でやるのは面倒で、お金かけても問題ない方は、「耐震君」買いましょう。

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September 23, 2008

iPhone,iPod touchで助けを呼ぶ3

「iPhone,iPod touchで助けを呼ぶ」という記事で、「モールス信号」を点滅して知らせるアプリがあったらと書いたところ、Erlangさんが"Morse-It"というアプリを教えてくださいました。

 まさに、私が想定していたアプリでしたので、ご紹介しておきます。
きっとヨソでは紹介されないアプリでしょうから・・・

 アルファベットのみですが、文字を入力して「translate」ボタンを押すと、画面下部の点滅でモールス信号を発信します。
 別画面ではモールス→テキスト変換ができ、画面下部でタップすると画面上部に文字変換され表示される。

信号の一覧画面もあります。
設定画面で、点滅スピードや色の変更もできます。

モールス→テキスト変換の機能など、タッチパネルを活かしたアプリですね。
モールス点滅画面が全画面表示になると、もっと視認性が高いと思います。

 まあ、実用性はないでしょうし、モールス信号を読める人がどれだけいるかは疑問ですが、パニック映画などでは、モールス信号で助けを呼ぶというのはありがちなパターンですので、役立つ時もあるかもしれません。

Erlangさん,ありがとうございました。

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September 21, 2008

iPhone,iPod Touchで助けを呼ぶ2

前回記事で紹介したiPhone/iPod Touchで使えるライトアプリ「myLite」が実際どの程度持つのか試してみました。

 結果は約7時間。 72時間持って欲しいところですが、結構使えるレベルの時間ではないでしょうか?
ちなみに使用条件は、
・機種 iPod Touch(第一世代) バージョン2.1
・無線LAN オフ
・明るさ自動調整 on 明るさ設定は目視で30%程度

 これって、人混みの中で待ち合わせていて、携帯で話ながらドコ?とか探している時に、合図に使うといった使い方できるかもしれませんね。

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September 20, 2008

iPhone,iPod Touchで助けを呼ぶ

iPhoneやiPod Touch(以下、touch)は、公開されているプログラムを入れて使えるのが特長なのだが、ユニークなアプリケーションが結構ある。

 お気に入りのアプリケーションは幾つかあるのだが、一応ブログのテーマに関連するものを紹介したい。

・ライト関連
 touchで使えるライトのアプリは何種類かある。大きな液晶画面を懐中電灯の代わりに使ったり、ろうそくやライターの映像が表示されるものだったり、画面全体を指定した色で全画面表示するものだったり。
 私は、無料の「myLite Flashlight and Colored Strobe」。

 ストロボパターンで色を点滅させる。 あまり実用性はないとは思う。
 もし、救助を待つ身になったら、ヘリなどに知らせる役には立つのかもしれない。

 その延長で考えると、文字を入力して実行すると、指定した文字列をモールス信号に変換して、点滅して知らせてくれるアプリケーションがあったら役に立つのかもしれない。
 「けが人がいます」とか、モールス信号で救助のヘリに知らせる事ができたらいい。
 パイロットならモールス信号読めますよね、きっと・・・

 誰か作っていただけないでしょうか?

・touchをハードディスクとして使う。
 被災する事を考えると、大切なデータは持ち歩いていたい。 また、日々参照するようなデータはパソコンがなくても見れると良い。

 「Air Sharing」は、touchを外部ハードディスクとして使えるソフト。 今は無料だが将来有料化されるらしい。
 無線LANに接続すると、パソコンからネットワークフォルダとしてtouch内のフォルダが見えるようになる。
このフォルダーに必要なファイルをコピーするとiTunesを経由せずに、ファイルをtouchに格納できる。

 touch側では、このフォルダー内のファイルを見る事ができて、扱えるファイルもOffice系のファイルやPDF,動画・静止画の各種フォーマットなど、いろいろ扱えるところがすごい。
詳細は、nikkei TRENDY netで紹介されている

 電話で問い合わせを受けて、ちょっと資料を確認したい時など、すぐ確認できて仕事でもとても役立っている。
仕事で活用するためのキラーアプリと言ってもいいと思う。

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文化祭でカセットコンロが爆発

東京都豊島区の高校の文化祭で、カセットコンロが爆発し15人がけがをする事故が発生した。
4台のカセットコンロに2枚の鉄板を載せ、焼きそばを調理中の事故のようだ。

 以前、「カセットコンロで炭に着火してはいけない」という記事で、カセットコンロで炭に着火してはいけない、ガスカートリッジ部分まで覆うようなフライパンなどを使うと、輻射熱でカートリッジが過熱して爆発すると紹介しましたが、このニュースを見て、やはり事故が起きたかと思いました。

本日のブログのアクセス解析を見ると、「カセットコンロ 爆発」というキーワードの検索が多く、Googleでは今時点で、このブログの記事が3位に表示されていました。 

 ネットの世界でも、いかにこの危険性が紹介されておらず、世間に認知されていないかが判ります。

 教師や学生の誰かが知っていて注意していれば防げた事故なのに、残念です。

 この事故では、おそらく教師が責められるのでしょうが、企業なり国民生活センターなりが、危険性を広めるべきではなかったのかと思います。

 また、ガスコンロにも温度が高くなると色が変わるようなシールを貼るなど、製品の工夫が欲しいですね。
もっとも、最近は中国製が多いのかもしれませんが・・・

 日本ガス石油機器工業会で、ガス石油機器の安全な使い方に関する紹介ページがあります。

 この中の、アウトドアでの注意のチラシから危険な使い方を紹介しておきます。
1)テント内ではランタン、こんろ等のガス器具を絶対に使用しない。
2)こんろ等を2台以上並べて使用しない。
3)こんろで炭火等をおこさない。
4)ガスカートリッジを火気や他の熱源の近くに置かない
5)砂浜・河原・舗装路面等ではガス器具を使用したり放置しない
6)ガスカートリッジは高温になる車内等には放置しない。
7)風よけのためであっても、ガス器具及びガスカートリッジ全体を囲み、ガスカートリッジが過熱するような使用をしない。
8)こんろで輻射熱が大きい調理器具を使用しない。

 こういった危険性をちゃんと理解しておきたいですね。

 話はとびますが、最近オバカなタレントが基本的な漢字も読めない状況を見ていると、注意書きで危険性が書かれていても理解できない人もいるのだろうなと、最近感じています。

大人が使用する事を前提とした商品の場合、小中学校で習うレベルの漢字を使いなさいとか、難しい単語は使ってはいけないとか、注意書きを書く基準みたいなものは決まっているのでしょうか?

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September 18, 2008

省エネしつつ防災にも役立つ?日射熱反射シート

(独)産業技術総合研究所は、窓ガラスに張れる日射熱反射シートを開発した。
78%の採光を確保しながら、日射熱の透過を約6割カットできるそうだ。

 防災にも役立つとは紹介されていないが、シート素材は耐衝撃性の強い素材の0.5mm厚のポリカーボネイトが使われている。

 現在の建物は、窓枠に耐震性があり、地震により窓ガラスが飛散する危険性は低いと言われているが、高層ビルでの地震動の実験を見ていると多くの什器が移動する、什器類が窓ガラスに当たり割れる事は充分に考えられるのではないかと思っていた。

 地震対策のために、防災フィルムを全窓ガラスに貼るというのはコスト面でなかなか難しいと思うが、日射熱をカットし省エネになり冷房費が節約できるとなれば、導入のための強い動機になる。

 省エネのために貼った日射熱反射シートが、被災時の窓ガラス飛散の危険を減らすのであれば、すばらしい事だ。
 そして、冷房のために排出される熱が減れば、ヒートアイランドなどの低減につながり、ゲリラ豪雨の発生も抑えられるだろう。

 単に「防災のために備えよう」といっても、コスト面などでメリットがなければなかなか導入は進まない。
この製品のように、コストメリットがあり防災にも役立つといった商品が開発され・普及する事が、防災に強い街づくりには欠かせないのではないだろうか?

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September 07, 2008

地面に接していなければ揺れないという発想-Air免振

さまざまな免振システムがありますが、見えないところで揺れの影響が出ているのではないかと不安もあります。
 地震が来たらホバークラフトのように家を浮かせてしまい、地震の揺れを受けないようにしようという発想の免振工法があります。

 その名も、「AIR免振」。

地震が発生した瞬間に、圧縮空気で家を約24cm浮上させ、加速度を1/20に減衰するとか。
費用は350万円程度。

 実にユニークな発想の免振工法ですね。
たしかに、浮かせてしまえば振動周波数とかも関係ないし、揺れのストレスによって影響が残る事も考えにくいです。
 
 ついでに浸水被害の時は、家ごと浮いてくれると良いのですが・・・
まあ、配管・配線などの問題で無理でしょうけど。

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September 01, 2008

危機感が身近になった防災の日

今年も「防災の日」がやってきました。
 先週は、東海・関東・中国・東北地方を記録的な豪雨が遅い、中国四川では8/30にM6.1の地震が発生、アメリカではハリケーン「グスタフ」がニューオリンズに上陸、30万人が避難という、災害のニュースを聞かない日はありません。

 「いつ災害に遭うか判らない」を実感できる「防災の日」になったのではないでしょうか?

どんな災害でも、共通の考え方は以下の三つだと思います。

 ・事前には「具体的なイメージを持ち、備える事」 
 ・危機が判った段階で「正確な情報を入手し、早めに行動する事」
 ・被災後は「人命最優先で、状況把握を迅速に行い、優先度に応じて対応する事」

さまざまな災害を「明日は我が身」と捉えて、日頃から備え、いざという時は冷静に対応したいですね。

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August 27, 2008

歩いて充電できるようになる

アメリカで、歩くなど簡単な動きで発電し、携帯など充電できる装置が発表された。
現在、軍事用と携帯端末向けのプロトタイプを開発中で、2009年には提供予定。

 気になる性能は、6時間の歩行で携帯で30~60分通話できる充電量とか。
(080826 excite News

 大いに期待したい技術ですね。
帰宅困難者が歩いて帰れば、携帯に充電でき電池切れの心配がなくなりそうです。

 ただ、性能がまだまだです。 5000歩程度で30~1時間くらい充電できないとキビシイかと。

 現状では、ソーラパネルによる携帯充電器のほうが歩がありそうです。
私も使っていますが、充電の補充程度の使い方ですが、ACからの充電もできるので、なかなか良いと思います。


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August 25, 2008

通報はGPS付き携帯で

16日に起きた、栃木県鹿沼市での軽乗用車が豪雨で水没し女性1名が亡くなった事件、消防も警察も通報を受けていながら勘違いなどにより、救援に向かっていなかった事が判った。

 豪雨の被害により、通報が多く同様の通報が近くにもあり混乱していた事が原因のようだ。

死に至るというあってはならない事ではあるが、近くで同じ状況が発生し、通報者も混乱して適切な通報ができていなかった事を考えると、警察や消防の対応だけを責める訳にもいかない気もする。

 現在は、緊急通報位置情報通知という仕組みがあり、緊急通報(110番,118番(海上保安庁),119番)については、警察など通報の受理側がGPSによる位置情報を取得できるようになっている。

 そして、総務省の通達により「2007年以降に新規提供する3G携帯について」原則的にGPSによる位置情報通知機能に対応する事になっている。

 もし、今回の被害者がGPS対応携帯を使っていれば防げた事故かもしれない。

 日常生活でGPSを使う必要がないと考え、GPS対応携帯を選択しない方も多いだろうが,事故や災害の際にはGPS携帯から通報する事により助かるかもしれない事を知っておいていただきたい。

 そしてGPS携帯で通報する時は、屋内からではなく空の見えるGPS測位し易い場所が望ましい。
もっとも、豪雨の状況でGPS測位が正確にできたかどうか疑問はあるが・・・

 また、最近は登山での事故も多く、捜索が難航する事も多い。 最近は富士山や海でも沿岸部なら携帯は通じるから、GPS携帯から連絡していれば助かる命もあったのではないかと思う。

 ちなみに海でも山でも濡れて使い物にならなくては困るから、ジップロックの袋に入れて持ち歩くなど、防水対策をしておきたい。

 

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August 24, 2008

防災ハックス新着

新規に開設した、防災知恵袋のサイト「防災ハックス」ですが、RSS機能がないので、当面手動で新着情報をご紹介します。

[8/23 新着情報]
1.メガネなしで小さな文字を読む
2.ゴミ袋で掛け布団
3.面をつなぐ方法

3点を新規掲載いたしました。

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August 23, 2008

エレベータの安全対策強化へ

国土交通省は建築基準法を改正し、エレベータの安全対策を強化する方針。現在パブリックコメントを公募している。

 改正内容は、地震が起こった場合などへの対策を、より具体的に定めるもので、2009年9月30日施行予定としている。

 また、最近増えているエスカレータの事故についても、同様の安全対策も検討しているようだ。
(以上。8/22 日経BP net

 都市部で暮らす者にとって、エレベータへの閉じ込めは、遭遇したくない状況の代表格。

東京都の被害想定では、都内のエレベータ数14万5千台のうち6%にあたる9161台でエレベータ閉じ込めが発生するとしています。

 もし、出社/退社時間帯であれば、これを大きく上廻る閉じ込めが発生するでしょう。

 もし閉じ込められた場合は、専門のサービス要員や消防しか救助する事ができず、おそらく消防は消火や救助で手一杯ですから、すぐ生命の危険のないエレベータの閉じ込めは後回しになる事でしょう。
 民間のサービスマンだけで救出するのは相当の時間を要すると思われます。

 1週間程度は覚悟しておく必要があるのではないでしょうか?
水・食糧・トイレなど、僅かでも持っているかどうかが生死を分けるかもしれません。

 余談ですが、最近は雷雨が多く、雷がなっている時にエレベータに乗るのを躊躇してしまいます。
そんな時は階段を使いたいですね。

 さらに余談ですが、先日都庁5Fで防災の講演会があり、満員のエレベータに乗りたくなかったので階段で下りたのですが、テロ対策なのでしょうか1Fで階段室から外に出られないよう封鎖されてました。 
結局、また階段で5階まで戻るしかなかったのですが、これもいかがなものかと思います。
省エネ、運動不足解消の観点からも、ちゃんと階段を使えるようにして欲しいです。

 エレベータの閉じ込め対策、早く有効な対策を講じて欲しいですね。

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August 14, 2008

カセットコンロで炭に着火してはいけない

バーベキューの季節ですが、カセットコンロに直接炭を載せ、炭に着火しようとして爆発する事故が増えているそうです。

 そんな炭おこしの方法なんて想像もしていなかったので驚きました。

 ガスコンロに炭を加熱すると、着火した炭が過熱し、ガスカートリッジを加熱し爆発に至るとか。
また、ガスカートリッジ部分まで覆うような大きなフライパンなどを使うと、輻射熱でガスカートリッジを加熱して爆発するそうです。

 くれぐれもご注意ください。

炭の着火にガスカートリッジを使うなら、こういったバーナーを使ったほうが良いですね。
背が高いほうが、煙突効果で着火が早いです。

またこういったタイプの火起こしが一般的。 同様のものを空き缶利用で作っても良いでしょう。

>080920 追記
高校の文化祭でカセットコンロが爆発する事故が発生しました。
別記事で、注意事項等についても紹介しておりますので、御覧ください。
文化祭でカセットコンロが爆発

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August 12, 2008

直接データ保存できる金庫

今やコンピュータ上のデータは大切な資産。 災害から守るべき資産の筆頭ともいえるでしょう。
さまざまな方法でバックアップを取り災害に備えておられる事かと思います。

 そんなニーズに答えたユニークな耐火・耐水データ保管庫を見つけました。
なんと、USB端子がついていて、PC→データ保管庫外部USB端子→保管庫内部USB端子→ポータブルHDDと接続する事により、パソコンから直接保管庫内のポータブルHDDやUSBメモリにデータを保管できる製品。

 さて、その性能は30分間843度で焼却しても内部は177度以下になり、データは安全。
また、24時間水没しても庫内に浸水はないとか。
製品サイト内で、実験画像も公開されています。

 素朴な疑問として、USBケーブルはメタルのケーブルですから、ケーブルを伝わって機器に直接熱が伝わるのではないか?
 庫内にポータブルHDDを入れた場合、内部の熱が放出されず、機器の寿命が短くならないか?
と気になるところです。

 ちなみにハンダは融点の低いものでも183度だそうですから、177度以下なら機器のハンダが溶ける事はなさそうです。

 確かにこういった機器があれば、毎日庫内のハードディスクにバックアップを取れば、火事や水害でデータ消失という惨事を避けられそうです。

メーカー: SentrySafe社
製品名: Digital Worldシリーズ 価格:33,000円 8月中旬より発売予定

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August 11, 2008

新サイト開設のお知らせ

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
当ブログの記事も780を越え、検索・閲覧のし易い、まとめサイトを作りたいと考えておりました。
今回、「防災HACKS」というサイトを新規開設いたしました。

 とりあえず、当ブログの過去記事からノウハウやアイディアなどを抽出してあります。
今後は、ニュース系以外の防災に関する知識を、検索しやすい形でまとめていきたいと思います。

 なお、まだ整備中でコメント機能などが有効になっておりません、何かご意見等ございましたら、当ブログにコメントをお願いいたします。

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August 07, 2008

仮想徒歩帰宅訓練

被災時に交通機関が止まった時に備えて、帰宅歩行訓練をと言われていますが、みなさんは既に経験されているでしょうか? 全行程を歩いた方はまだまだ少ないと思います。
 
 そんな方のために、仮想帰宅訓練をされてはいかがでしょうか? 夏休みの暇な時にでも・・・
 Google Mapsでは、日本でも「ストリートビュー」という機能の提供を始めました。
Googleの360度カメラを搭載した車が走り回って撮影した写真が見れるのですが、ご自分の徒歩帰宅ルートをストリートビューで辿ってみて、帰宅支援ステーション(コンビニ)、ブロック塀などの危険箇所、医療機関など写真で確認されてはいかがでしょうか?

 またご家族で、待ち合わせ場所となる避難場所や給水拠点、危険個所を確認するといった使い方もできそうです。
ガソリン高騰につき、今年は家でのんびり派の方には、ぴったりかもしれません。

もちろん、歩いてみるに越した事はありません。 私は自転車で走ってみる事をお勧めします。
今は暑い季節ですし、熱中症の危険もありますから、その点はお気を付けください。

ストリートビュー機能の提供、プライバシーの問題など議論もあるようですが、うまく活用したいですね。

ちなみに、昭文社の「震災時帰宅支援マップ」で、「ガラス注意」という記載のある場所を見てみました。
Streetview1
 たしかに、ガラスが危険そうですが、こんなビル今はいくらでもありそうな気もします。

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August 04, 2008

大坂湾臨海部地盤沈下

上町断層帯でM7.6の直下型地震が起きた場合、断層の西側(臨海部)は0.7m沈下し、東側は最大1.9m隆起することが、中央防災会議の調査でわかった。

 臨海部の沈下により、ゼロメートル地域が25%程度増加し、面積では48平方キロ→60平方キロに、対象住民は42万人→51万人になる見込み。

 地震による直接的な被害に加え、隆起や沈下による堤防や水門の損傷による浸水被害にも備える必要があるようだ。

(以上。8/2日経朝刊)

 ゼロメートル地帯の水防は、1か所でも損傷し浸水すれば対象地域全体に被害が及ぶ可能性があり、防災計画を根本的に見直す必要が出てきそうです。

 地震の防災対策は、浸水被害が起こらない前提。 浸水に対する防災対策は水防施設が正常に機能する前提で作られているはずですから、それぞれの前提が崩れてしまいます。

 また水防施設の耐震化というのは、2mもの地盤の隆起や沈下を前提にされているものなのでしょうか?

 私も東京のゼロメートル地帯の住人だけに、その対策がとても気になります。

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仏壇の地震転倒防止対策

家庭にある重量物として仏壇があるが、転倒防止対策はあまりできていないのではないだろうか?
面ファスナーメーカーのクラレファスニングが、仏壇専用の地震転倒抑制グッズ「ミラクルガード」シリーズを発表した。

 通常の面ファスナーの4倍の係合強力を持っているそうだ。 8月初旬から仏壇仏具店で販売され、値段は700~2400円。
(以上。 日経トレンディネット

 仏壇は元々重いだけに、家の中でもしっかりした場所にあり、弱い地震なら揺れる事もあまりないかもしれないが、もし転倒し下敷きになればかなり危険。

 また、傷をつける訳にはいかない物だから、穴をあけて金具で固定する事もできない。

私は、一昨年帰省した際に実家の仏壇の転倒防止対策を行った。
その時使ったのが、「ガムロックLL」。 ピアノなどの重量物に対応できるタイプで、粘着剤で家具と壁を連結するもの。 
 我が家では、電子レンジ台の固定に使用している。

 注意点は、壁の材質。 和室に多い砂壁や土壁では粘着しても剥がれるので、板などによる補強が必要だろう。

 今回紹介した面ファスナーだと、床と連結するのでその心配はないが、一度仏壇を動かさなければならず、設置は大変だろう。

東北地方で、連続して地震が発生するなど、実家の地震対策について気になっておられる方も多いと思います。
この夏帰省される方は、この機会に実家の家具転倒防止対策をされてはいかがでしょうか?

本ブログでも、家具転倒防止については何度もご紹介しています。 右側の検索窓より「家具転倒防止」というキーワードで検索してみてください。

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July 24, 2008

地震対策で被害の差が出た

24日の岩手県沿岸北部、大きな被害も出ていないようで、安心しました。
 地震対策の有無で被害に差が出たという記事を見ました。

 ’94年の「三陸はるか沖地震」で危険を体験し、家具転倒防止対策を取っていた処は、ほとんど被害がなかった。 
 地震被害で必ず報道されるのが、酒屋の酒が散乱している風景だが、酒瓶の棚に柵を設けていた酒屋では、酒瓶が倒れたものの、床に落ちたのはわずかだったようだ。

(以上。7/24Asahi.com

 改めて、地震対策の大切さを感じます。

 以前から感じていたのですが、地震報道では被害の悲惨さを訴える報道が多いですが、今回の記事のように、備えをしていて被害を免れた人、備えをせずに被害を被った人の対比を、積極的に紹介すべきではないかと思います。

 つっぱり棒タイプの家具転倒防止器具を付けていても、取り付け方が悪いために役に立たなかったとか、お金をかけずに家具転倒防止策を行っていて、十分効果があったとか。

 最近地震が多く防災対策の機運も高まっていると思いますが、普段私たちが目にするのは商品紹介としてのレポートが多く、「阪神淡路大震災と同じ地震はでも大丈夫!」といった内容です。

 本当に知りたいのは、実際の地震でどれだけ効果があったかという事。
実際の地震で、対策ありとなしの場合の対比が紹介されれば、対策する家庭も増えるのではないでしょうか?

ただし、あくまでその地震ではどうだったという事例に過ぎず、地震波の特徴や地盤など場所の特性により、公平な評価とはならないでしょう。 
 あくまで具体的な事例として、積極的に報道していただきたいです。

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July 20, 2008

耐震ジェルマット、3年後の状況

我が家では冷蔵庫を買い替える事になり、キッチンのレイアウト変更をしたのだが、カウンターや冷蔵庫を耐震ジエルマットで固定しているために、結構大変だった。
 
 と同時に、これなら地震で動くことはなさそうと安心感をもった。

 固定しているものが、重量物の場合はかなりしっかりくっついています。
真上に上げればうまく取れますが、横には動かない。

 移動する時は、真上に上げて、何かを挟んでから耐震ジェルマットを剥がすと良いようです。

 我が家で耐震マットを付けたのが、2005年ですから3年経ちましたが、粘着力は衰えていませんでした。
また、かなり汚れていましたが水で洗ったら、きれいになり、粘着力も問題ないようです。


 ちなみに我が家で使っているのは、Pro7です。


[過去記事]
設置時のレポート 「家具転倒防止やりました
製品比較 耐震マット

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July 16, 2008

家庭でできる集中豪雨防止とエコ

毎日暑いですね。 暑い時都市部で気になるのが、突然の集中豪雨。
地球温暖化の影響もあるのでしょうが、ヒートアイランド現象の影響も大きいようです。

 地球温暖化と違い、ヒートアイランド現象は都市部の発熱が直接気象に影響するものですから、対策の効果も表れやすいと言えます。

 代表的な熱源は、エアコンの排気と車の排気とビルの蓄熱でしょう。
車の排気については、ガソリン高で渋滞も減少傾向にあるそうですし、エコカーの普及にも拍車をかけているようで、今年は効果が期待できるかもしれません。

 ビルの蓄熱については、最近は遮熱塗料も一般化してきてTVCMも放映されていますね。
遮熱塗料を使うと、表面温度で最大15度も温度差が出るとか。 

 ※遮熱塗料の説明は、アサヒペンのサイトで紹介されています。 

建物の蓄熱が減れば、その分エアコンで冷やす必要も減り、電気消費量も減るはずで、都市全体で考えればその効果は大きいのではないでしょうか?

 ビルの遮熱塗装化や屋上緑化などに補助金を出しても良いのではないかと思います。

 また、個人の家庭でも夜の寝苦しさの大きな原因が建物の蓄熱のようですから、遮熱塗料で塗り直しても電気代の軽減で元がとれるかもしれません。
 
 また、日本には「打ち水」という文化があり、今年も「打ち水大作戦2008」が7/22~8/23の間行われます。

 我が家でも、昨年はベランダに風呂の残り湯を撒いてみたのですが、あっという間にコンクリート面が乾いていました。

 最近知ったのが、「保水タイル」の存在。 工事不要でベランダに敷くだけで手軽に使えるようです。
その効果は大きいようで、メーカーの実験によるとウッドデッキでの打ち水では低温を維持できるのはホンの1時間弱で、朝打ち水しても昼過ぎの床面温度は60度。
 これに対し、保水タイルを使うと低温が2時間持続し、最高温度も12度低い51度だったそうです。

※TOTO 「バーセア MT'シリーズ
 
 都市部の地面はアスファルトで覆われ、保水機能がなくなっているため熱くなりヒートアイランドの一因になり、雨が降ればすべて下水に一斉に流れて浸水の原因となる。

 都市の保水機能が高まれば、水害の防止とヒートアイランドの防止になり、エアコンの消費を抑える事ができるはずです。
 
 遮熱塗料や保水タイルなど手軽に導入できる環境になりました、市民レベルでの取組が進む事を期待します。

TOTO バーセア MTシリーズ

アサヒペン 水生屋上防水遮熱塗料 3L

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July 04, 2008

岩手・宮城内陸地震 前兆現象

岩手・宮城内陸地震を起こした断層近くの温泉で、前日朝に湯量が通常の1.5倍になる現象があったようだ。
また別の温泉では、約1か月前から湯音が上がり始め、1週間前には湯の色にも変化があったようだ。

 「地震の前に岩盤にひび割れができ、より深い層の熱水が源水に流れ込んだ可能性がある」と見られ、東北大学では、今後断層そばの各温泉を調査を進める。
(以上。7/3 asahi.com
 
 地震の前兆現象として、温泉や地下水に変化が見られるというのは、いかにも因果関係がありそうである。
ぜひ詳しく調べ研究を進めていただきたい。

 地震を予知し、被害を免れる事が理想であるが、多くの宏観異常現象が研究されているが、残念ながら未だ決め手となるものはない。

 宏観異常現象研究に力を入れている中国さえ、今回の四川大地震ではその経験が活かされず多くの犠牲を出した。

 これは私が勝手に思っているだけなのだが、中国政府は地震の前兆を知っていたが、はずれた時のリスクを恐れて避難指示を出すに至らなかったのではないか。

 世界で唯一地震予知により被害を免れた1975年海域地震がある。
農業が中心のこの時代、強い指導者が避難命令を出して避難し、もしはずれたとしても実質的な経済被害はなかっただろう。
 しかし、今は経済活動を停止し避難する事の経済的影響は大きいから、余程確信が持てなければ予知情報を元に避難命令を出す事は難しいだろう。

 科学的な予知技術の確立と政治的判断は別の話だが、科学的な予知技術の蓄積は大切だと思う。
いつか役に立つ日まで、地道に研究を重ねていただきたい。

 

 

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July 01, 2008

データの災害対策2008

四川大地震、岩手・宮城内陸地震と続けて大地震が発生したために、防災用品の売上が増え、ハードディスクなどデータバックアップ関連の機器の売り上げも伸びているようだ。

 大切なコンピュータ上のデータは、さまざまな自然災害のリスクにさらされています。
地震や水害による物理的な破壊、落雷や突然の停電によるデータの焼失。さらに新型インフルエンザ流行により出社せずに仕事をしなければならないといった状況もあるだろう。

 企業向けのデータバックアップサービスは、価格もサービス内容もとても幅広い。
たしかHPのプロモーション画像で、実際にデータセンターを爆破して瞬時にバックアップシステムに切り替えるところを紹介していた。
 日本人には大袈裟に思えるかもしれないが、実際に911を経験したアメリカではとても現実的な課題のようだ。

ここでは、個人や中小規模企業が手軽にできる、自然災害からデータを守る手段を整理してみたい。
ただし、企業のオンライン系のデータは扱わず、日々発生するファイル単位でのバックアップを前提とする。

1)もっとも手軽で自然災害に対する安全性が高いのは、オンラインストレージサービス。
 インターネットを介して、必要なデータをセンターのサーバで保管してくれるのがオンラインストレージサービス。
 無料のものから有料のものまで、使い勝手も様々。 保管可能な容量は数GBが中心で100GBのサービスもある。
 運営企業のサーバ上にデータがあるから、個人や自社で同等の安全性を確保しようとすれば、かなりコストがかかるレベルのサービスを無料や低価格で利用できるのが最大の特徴。

  平常時に出先でデータを使いたいような場合にも、かなり便利なサービス。
 本来のデータストレージサービスではないが、私は日常GMailを利用してる。 無料で5GB以上の容量が使えるので、EXCELなどのファイルを修正するたびにメール添付の形で「下書き保存」しメール送信はしない。

 Googleの強力な検索機能を使えるし、ラベルを付けられるので、日常の管理もしやすいので気に入っている。

 オンラインストレージサービスについては、価格.comでサービス比較のページがあるのでご覧いただきたい。

2)やはり手元にバックアップが欲しい人向けネットワークハードディスク。
 少し前ならフロッピィディスクやMO、CD、DVDにバックアップを取っておられる方も多いだろう。
 今は、データ量も多いのでバックアップツールを使って、外付けハードディスクに保存するのが良い。
  できればLAN接続できるネットワーク型ハードディスクのほうが安全性が高い。

 ネットワーク型ならパソコンのそばに置く必要もなく、地震などに対して安全な場所に設置できる。
 水害対策として、水の届かない高い場所に置いておく事もできる。

 RAID機能のついたネットワーク型ハードディスクなら突然の停電やハードディスクの故障といったトラブルも避けられる。
 価格も最近になってかなり安くなってきており、1TBでも5万円を切る製品が出てきている。

 地震や水害で避難する時に、簡単に抱えて持ち出せる大きさであるメリットもある。

3)大切なデータは持ち歩きたい人向け、USBメモリー、SD/micro SDカード
かなり一般的になってきたUSBメモリーも、大容量低価格化が進み、最大32GBで1万円を切る製品もある。
またSD、micro SDカードは最大2GB、SDHC,microSDHCカードでも最大8GBの容量があり、5千円を切る価格になってきている。
 
 特に携帯でも一般的となったmicroSD,microSDHCカードは超小型なので、財布やキーホルダーに入れて常時持ち歩けるようになった。

 また、JIS防水保護等級7に適合した完全防水仕様のSDカードまで商品化されている。

以上、ご紹介してきたように、バックアップ手段も様々、かなり手頃な価格で実現できるものも多い。
ニーズに応じた手段を選んで、ちゃんとバックアップを取りましょう。

 バックアップについての質問や悩みがあれば、コメントで受け付け致します。

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June 21, 2008

山間部の被害把握には衛星が有効

岩手・宮城内陸地震の発生から1週間が経ちました。 東北地方も梅雨入りという事で、今後の土砂災害が心配です。

 山間部の地震では、道路の寸断などで被害の把握が困難なところが大きな課題ですが、文部科学省が地球観測衛星の観測精度をあげ、災害時の初動対応に役立てるという方針を明らかにした。

 現在の「だいち」など観測衛星の精度を10倍に上げ、1メートル程度の見分ける能力を持たせる事により、橋や道路の損傷状況を把握できるようになる。
 また観測範囲も約50km四方を捉えられるようにする。

 1基当たりの開発費が200億で、2~4基体制で、2012年の打ち上げを目指す。
(6/20日経夕刊)

 かなりの開発費のかかるプロジェクトではあるが、今後世界中で自然災害が増える事、あらゆる自然災害に使え、海外での災害発生時の国際貢献になる事を考えると進めるべきプロジェクトではないだろうか。

1m程度の分解能があれば、孤立した集落で地面に「HELP!」と書いても読めるし、通信が使えない状況では負傷者がいてヘリコプターが必要とか、物資が足りないとか、足りないものを表すマークを決めておけば、被災状況を極短時間で把握できるようになるだろう。

 国際的にも日本の防災技術に対する期待は大きいはずだ。

数回ご紹介している産経新聞の福島さんのブログにも、岩手・宮城内陸地震での緊急地震速報で揺れる前にTVで伝える映像を見て、「日本ってすごい!」と驚き、中国にもこのシステムを導入する事を決めたらしいという記事が紹介されている。

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June 17, 2008

もうひとつの地震被害者-マンガで圧死?

岩手・宮城内陸地震では、ほとんどが土砂災害による死者と見られているが、ほとんど被害が報告されていない仙台市内で地震が原因とみられる死者が出ているようだ。

 自宅アパートで数百冊以上のマンガや雑誌に埋もれて死亡している会社員が発見された。
部屋の周囲に2mの高さで積み上げられたマンガや雑誌が地震により倒壊して圧死したとみられている。
(以上。6/16産経ニュース

怖いですね。 マンガや雑誌でも数百冊になると死に至るんですね、驚きました。
あまり報道されていないようですが、注意すべき人は都市部には結構いるのではないでしょうか?

本棚は重量がありますから、耐震対策もしっかりしておきたいですね。

基本的にはタンスなどと同じ方法です。
1)つっかえ棒タイプの転倒防止器具で、本棚上部(特に奥の部分)が動かないように固定する。
2)ふんばりタイプの転倒防止器具で、本棚下部手前を少し持ち上げる。
1)2)を併用するのが効果的と言われています。

3)本が飛び出さないような工夫。
 ・PPベルトなどで飛び出さないようにする。
 ・スベリ留めマットなどで飛び出さないようにする。

4)重心を下げる。 重い本は下にしまう。
5)複数の本棚がある場合は連結する。 向い合う本棚がある場合は、上部を板や棒でつないでしまう。

こんな感じでしょうか。

080710追記 時事ドットコムによると、書籍の下敷きになり死亡しているのが見つかった男性は、警察が窒息死が原因と判明した事を発表し、岩手・宮城内陸地震による災害死と認定された。

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活躍が期待される無人化重機

岩手・宮城内陸地震は余震の多い地震で、捜索・復旧活動に支障をきたしているようです。
そんな中、「捜査現場に無人重機が登場」というニュースを見ました。

 調べてみると、新潟中越沖地震などの災害現場でも無人化重機が使われ、火山そばの危険な土木工事現場でも無人化施工の実績があるようです。

 北陸地方整備局北陸技術事務所にはさまざまな災害対策機器が配備されているようです。

 無人化重機としては、遠隔操縦対応型シャエルや無人ラフテレーンクレーン。
これら無人化重機は、1台の送信機でメーカーや形式が異なる建設機器を操作できるようになっているらしい。

 重機もロボットも防災も日本の得意分野ですから、今回の災害復旧でも活躍し、ノウハウ蓄積と技術開発を進めていただきたいものです。

 また懸念される堰止湖対策でも活躍できるでしょう。
日本では、バズーガ砲で障害物を吹き飛ばすなんて、荒業はできないでしょうから、無人化重機を活用して二次災害なく迅速に対応していただきたいですね。

 日本の実績を見て、中国からも支援要請があるのではないでしょうか。

 それから、国土交通省の自治体に対する災害支援メニューのページを見つけました。
 なかなか充実しているのではないでしょうか。

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June 16, 2008

まるで日本沈没

岩手・宮城内陸地震では土砂災害による被害が大きく、崩落した道路の映像を見ると、映画「日本沈没」のシーンを思い出しました。 
 もし、あの道路にいたら、あのシーンのようになる・・・ だけで映画のようには助けに来てはくれない・・・

 道路や橋の耐震性や施工上の問題があった箇所もあるかもしれませんが、あれだけ元から持っていかれては未然に防ぎようがないだろうというのが、感想です。

 あとは、被害に遭った時いかに早く発見して貰えるかでしょう。
生きていて、携帯の電波が届けば携帯で連絡を取るのが一番でしょう。
また車中にいるのなら、ヘリの音が聞こえたら車に装備されている発煙筒をたく。
 
 最近のアウトドア用のジャケットなどには、RECCOという、雪崩にあった遭難者の位置を迅速に特定するための雪崩救助システム用の「RECCOリルレクター」を備えたものが出回っています。

 このRECCOリフレクターは電源不要で半永久的に使え、重さも4g以下で、専用のレーダーを使うと遭難者の発見がし易くなるようです。

ヘリの探知機から915MHzの電波を照射すると、リフレクターが反応して1830MHzの電波を返し、その精度は1km離れた距離から10cmの誤差で位置を特定できるとか。
 積雪なら深さ10m、氷河なら深さ18mまで探知かのうだそうです。

 このシステムが土砂災害に有効なのかどうかは判りませんが、もし有効なのであれば積極的に導入すべきです。 捜索費用を考えれば、タダで配っても安いものでしょう。

 お守りの中に入れるとか、服や靴に組み入れるなど、山間部に暮す人・山に行く人が身に付けていれば、捜索の効率は格段に改善されるはずです。

こういった、遭難者を早く捜索し生存確率を上げるための技術開発にも力を入れるべきではないでしょうか。


 

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緊急地震速報

今回の岩手・宮城地震でも緊急地震速報についての課題など報道されています。
前回記事のコメントで、おかにゃんさんから緊急地震速報についてコメントいただきました、緊急地震速報についてはかねてより思うところがあり、記事にしたいと思います。

1.いつでもどこでも。
 専用の受信機の購入費用の問題、TV・ラジオやパソコンなど受信装置の電源が入っていないなどの問題があります。
 速報受信時に自動的に電源が入り起動する機器の普及が課題ですね。
 機器の起動に時間がかかるといった課題も残りそうです。

2.訓練が必要
 私は、DoCoMo携帯のエリアメールと、パソコンのウェザーニュースのLast 10 Secondに登録しています。

 
  エリアメールは対応機器であれば、設定するだけで無料で使える仕組みで、受信時は専用ブザーが鳴り画面がポップアップします。
 しかし、今だに受信した事がなく、ちゃんと気づくかどうかなど不安を感じています。

 一方Last 10 Secondは、受信設定により震度、マグニチュードで通知基準を設定できます。
私は受信基準を低く設定しているので、時々通知を受信しています。 岩手・宮城の地震の場合は到達まで78秒でした。
 こうやって時々受信していると、やはりその都度どう行動すべきか考えますし、どこの地震なら何秒猶予があるか知ることができます。

 少し話がそれますが、ここ数日災害伝言版サービス「171」のTVCMを見かけます。
災害時には「171」という啓蒙には役立つと思いますが、 実際は自宅の固定電話、携帯そしてWeb171とあり、事前に家族や知人、企業でどの番号の災害伝言版で連絡を取るか話し合っておく必要があります。

 毎月1日と防災週間は体験利用できますので、一度は家族で体験しておく事をお勧めします。

 緊急地震速報についても、毎月とか年4回とか日を決めて、想定されている地震について訓練情報を流してはいかがでしょうか?

 自宅、勤務先、電車の中など様々なシーンで受信体験をする事により、今ならどう行動すべきかイメージするだけで本番の際の適切な行動に繋がるでしょうし、システムの問題点の洗い出しにもなります。

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June 14, 2008

岩手・宮城内陸地震

6/14 8:43 岩手県南部でM7.2の地震が発生しました。
またも休日に発生したので驚きました。 これだけ休日・祝日の地震が続くと偶然とは思えなくなってきます。

[気象庁発表内容メモ]
発生日時 平成20年6月14日08時43分
場所 北緯39度01.7分 東経140度52.8分 深さ8km(岩手県内陸南部)
規模 マグニチュード7.2(暫定値)
最大震度 6強(岩手県奥州市、宮城県栗原市)
発震機構 西北西-東南東に圧力軸を持つ逆断層型

死者は出たものの、規模の割に被害は少なかったように思えます。

まだ、どの活断層での発生かの発表はありませんが、J-SIS(地震ハザードステーション)で発生位置からみると、北上低地西縁断層帯の南端のようです。

 この断層帯は、日本の110の主要活断層帯のひとつで、平均活動間隔16000年~26000年、最新活動時期が4500年前後、30年および50年以内の発生確率は、ほぼ0%の断層帯のようです。

 周期が途方もなく長いだけに、発生確率はほぼ0%という数字になっているようです。
新潟中越地震や福岡西方沖地震など、従来注目されていなかった活断層で発生していますから、またかという印象でした。

 発生確率が低いからといって、発生しにくい訳ではないという事を改めて思い知らされます。

 今回の地震は休日という事で、レジャーで海や山にいた方が被害に遭われている事にも注目しました。
いつどこで地震に遭遇するか判らないと、改めて感じます。 そしていつでも備える事が必要です。

最近は、ガソリンの値上がりで燃費を良くするために、車に積んでいる防災用品を減らそうかとも考えましたが、やはり積んだままにしようと改めて思いました。 家が倒壊した場合のバックアップにもなりますし。

 四川大地震と今回の地震で、みなさまの防災対策を見直す良い機会になれば良いと思います。

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地震と感染症と外傷

早いもので四川大地震から1ヵ月経ちました。
いまだに震災ダムの決壊や感染症の発生などのリスクを抱え、復興への道のりも長そうです。

 日本をはじめ世界中が、忘れず注目し続ける事が、政府へのプレッシャーになると良いのですが。
また、復興への支援が積極的に行われる事を期待したいと思います。

 さて、これで3度目のご紹介になる、産経新聞の福島さんのブログに「感染症の恐怖」という記事が掲載されています。
 今回の地震で印象的なのは、徹底した防疫対策。 報道を見るたびに消毒液を撒く姿が映ります。
塩素系の消毒液で、一時化学反応を起こし有毒ガスが発生した場面もありました。
硫化水素事件が話題になった後だったので、山で硫黄があったらマズイだろうと思ったものです。

 福島さんのブログによると、四川省はペストをはじめ感染症の気候から疫病の多い土地のようです、徹底した消毒も納得できます。

 消毒薬散布のおかげか、感染症の集団感染は発生していないようですね。

しかし、外傷から感染するガス壊疽の被害がかなり出ているようです。
 今回の地震の負傷者の1割がガス壊疽の被害に遭われたとか、今までの地震災害では聞き覚えがないだけに驚きました。

 子供の頃は、怪我は消毒しないと破傷風になるとか言われた記憶がありますが、ガス壊疽も破傷風と同様、土中に存在する嫌気性の細菌で、筋肉が壊疽になるとか。

最短6時間で発症するそうですから、がれきの下敷きになると感染発症する可能性もあるようですね。
長時間下敷きになって助けられた人が、手足を切断されている映像をたくさん見かけました。
 クラッシュ症候群の対処ができず切断したのかと思っていましたが、ガス壊疽への感染かもしれませんね。

 破傷風は予防注射ができるようですが、ガス壊疽は予防ができず、発症したら部位を切除するしかないようです。

 非常持ち出し袋や普段の携行品の中に、傷口の消毒ができるスプレーや軟膏を入れておきたいと思います。
割と携帯しやすいサイズで、いろいろ使える薬ですから、日常でも役立つでしょう。

 ネットを見ていたらこんなものを見つけました。 「エマジェンシーバンテージ」
止血・圧迫包帯・三角巾などの機能を持った、米国救急隊なども使用する商品のようです。

 先日の秋葉原の無差別殺人など何があるか判らない時代です。
つい先日も、サイクリングロードを走っていたら、自転車同士の衝突事故の現場に遭遇しました。
既に居合わせた方が応急処置をされていましたが、そういった場面に遭遇する事も身近に起こりうるのです。

 ぜひ、救急法の講習会を受講しましょう。 防災士は救命講習を受講しなければならないので、私は消防署の上級救命講習を受講しましたが、後日赤十字の災害救護セミナーも受講しました。

 赤十字の救急法のほうが、レベルが高く実践的なように感じましたので、赤十字の講習会をお勧めします。

 それから三角巾など必要な物も持っていたい。
 最近ではマウスピースがない場合は、心臓マッサージさえすれば、人工呼吸はしなくても良いという傾向にあるようです。
 
 私は仕事用鞄には三角巾は入っていますが、他の時は持っていません。
その代わり最近は手ぬぐいを使うようにしています。 ハンカチに比べ長さがあるので、いろいろ応用が利きます。

 なんか、タイトルと違う内容になってしまいました・・・

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June 12, 2008

水トク! 地震特集

6/12の「水トク! 四川大地震密着30日」を見ました。 四川大地震だけでなく、日本の課題にも触れ、 「活断層が日本の文化を作った」など新しい視点でなかなか興味深かった。

簡単に内容メモを紹介します。

1.多くの小中学校が倒壊したなか、中学校長が地震に対する意識が高く、耐震工事と日頃の避難訓練をしていて、2分で避難完了、校舎は倒壊せず一人の犠牲者も出なかったところもあった。

 →リーダーの意識の差が被害を左右するという良い例でしょう。

2.中国メディアの対応、検閲なしで報道など大きく変わったと言われるが、政府の意向に沿ったものだった。
 現在は、海外メディアは1社2名と制限され、抗議行動などが報道されるのを抑えられている。

3.13年に日中合同で四川の地形調査を行い、日本側から断層の危険、建物の倒壊危険性を指摘したが、中国側の意向で報告書からは削除されていた。

4.大阪上町断層、被害総額74兆円、死者42,000人との被害想定が出ている。
  新大阪駅などを通っており、世界でもまれな大都市中心部を通る断層。

5.東京・大阪など、道幅5.5m以下の道路は建物倒壊などにより通行不能になり、その分布は都市中心部を除きドーナツ状に広がっており、帰宅するのは困難な状況になる。

6.活断層が日本の文化を育んできた。
 日本酒の酒処は断層のそばにあり、良い米や名水がある。 過去の地震でも酒蔵に被害が出ている。
 松山自動車道は、中央構造線上に作られており、これは地震活動により道路を通しやすい地形が作られているため。

 →活断層というとネガティブイメージしかなかったので意外だった。
   カリフォルニアでは断層の上に建物を建ててはいけないが、日本では無理という事か?

7.地名と揺れやすさ
 地名が水に由来する場所は、揺れやすいというのは聞いていた。
 関東大震災では、赤坂サカスのあたりは震度5弱、山王下交差点(昔は池)では震度6強だった。
 僅か200m程度しか離れていないのに、これ程の差があるとは思っていなかった。

 この他、日比谷は江戸時代は元海だったし、水道橋駅横の白山通りは元は神田川だったので、近い場所でも揺れ方が全く違う。

 →昔の地形を知る事は、地震リスクを知る上で大切。
 
 goo地図では、江戸地図や昭和初期の航空写真が見れるサービスがある。 
 また、図書館に行けばその土地の昔の地図が置いてあるので、一度はチェックしておきたい。

 番組で紹介していた、関東大震災での詳細の震度分布が紹介されているデータベースがあります。
関東大震災 地図と写真のデータベース
 細かく条件を指定して、地図を見る事ができます。
 

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June 06, 2008

木材消費で防災

梅雨入りして、今年は降雨量も多いようですね。 豪雨による土砂災害が心配になる季節です。
今回は、消費の仕方によって土砂災害を防ごうというお題です。

 エコや地球温暖化防止が謳われ、割り箸を使わないなど、紙や木材を使う事はなんとなくネガティブなイメージになりつつありますが、国内の間伐材を積極的に使う事が森を保全し、土砂災害を防ぐ事に繋がる事はあまり報道されていません。

 まだあまり商品が多いとは言えませんが、間伐材のはがきや名刺なども商品化され、生活用品でも間伐材を使った商品も増えているようです。
About_et001
このマークが、間伐材を使用した商品に付けられる間伐材マークです。


 放置された森では、木が密集するために日当たりが悪くなり、その結果全ての木が細く弱い木ばかりになってしまいます。 そこで適切な状態を維持するために手入れが必要となり、多すぎる木を代伐します。これが「間伐」。

 森を健全な状態に保つ事により木が大きく育ち、深い根を張ることにより土砂災害を防ぐ効果があります。
また、降雨時は葉に雨が当たるので直接地面に当たる雨が減り、地表を流れる雨を減らし、地中に雨を浸透させ保水するので、一気に川へ流入する水が減り洪水リスクを減らします。

 こういった効果により、山間部での土砂災害を減らすだけでなく、川の下流の平野部に住む人の洪水リスクをも減らす事につながるのです。

 今は、地産地消と言われますが、木材についても同じこと。 間伐材の消費を増やし、衰退した林業を復活させる事が、水の豊かな日本の自然を維持する事に役立ちます。

 手つかずの自然を増やす事が、自然災害を減らし地球温暖化防止に役立つと思いがちですが、人が森を保全するほうが、自然災害の防止に役立つのです。

[参考サイト]
間伐ホームページ
間伐製品.com

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May 31, 2008

教育としてのアウトドア体験

四川大地震の報道を見ていると、都市生活者はこんな避難生活に耐えられるのだろうかと思う。
被災地では、330万張りのテントが必要で現状は1~2割程度しか提供できていないとか。

 日本ではどうか・・・
中央防災会議が首都圏の市区町村にアンケート調査したところによると、23区内の63万人分の避難所が足りず1/4人が避難所に入れない計算になる。 さらに耐震補強がされていない避難所が被害に遭う事を考えると、実際はさらに減るだろう。

 東京都の被害想定での、避難者数は最大(1日後)で270万人、1か月後でも165万人。
また、仮設住宅の供給は1か月後で8800戸、3か月で44,000戸、6か月で122,000戸となっている。

こういった状況を考えると、首都直下型地震が発生した場合でも、多くの人が避難所に入れずテント生活を余儀なくされる可能性は高い。

 できれば避難生活に備えて、テントも用意しておきたい。
テントに表示してある定員は寝袋で寝れる人数なので、生活する事を考えると倍の定員のものが欲しい。
夫婦二人に子供一人で5人用テントといった感じ。

 値段も1万円以下から6万くらいまでいろいろあるようだ。 ホームセンターなどで、型落ち品が安く売られている事も多いので、そういった機会に買うと良い。

 また大型のブルーシートも数百円から数千円で売っているので、幾つか用意しておくとさまざまな災害に対応できる。

 ただ、こういった備えをしても電化製品に囲まれた便利な生活に慣れきっていると、避難生活は相当大変だろう。
 今は、オール電化住宅などで、火を使った事のない子供も増えているだろう。

 これからの時代、地球温暖化の影響などで自然災害が増える事を考えると、子供にアウトドア生活の経験をさせておくべきだと思う。親の世代でもアウトドア経験のない人は多いのではないだろうか?

 子供時代に、アウトドアで楽しく過ごした経験があれば、いきなり避難所やテント生活に遭遇するよりも、ストレスは少なくて済むのではないだろうか。

 そして限られた水を使う事、火を使う事とその危険性など、知っておくべき事はたくさんあるように思う。
自然災害の多い時代を生き抜かなければならない子供たちには、築いた資産が一瞬でなくなっても立ち直れるタフな心と体と限られた物をうまく活用できる応用力を付ける場が必要だと思う。

大学時代、米さえあれば生活できる人がいた。山や海で食材を調達し電化製品などなくても生活できる人だった。 都会育ちの私にはとても信じられなかったが、そのタフさを羨ましく思った事を思い出しました。

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May 24, 2008

大災害は対岸の火事か?

四川大地震の発生により、会社でも防災対策について議論されているでしょうか?
少し古い調査ですが、企業経営者の意識調査では7割が不安を感じていながら、「十分なな用意ができている」との回答は僅か2.4%、準備の達成率が50%以上まで含めると大企業では7割を超える。
 この記事では「経営者は対岸の家事のようにとらえており、再考すべきだ」と論じています。
ITmedia

 大企業では6割以上の会社が、「取り敢えずやってはみたが、十分と言えるほど予算も割けないし、どこまでやれば十分と言えるか判らない」というのが、多くの経営者の実態のように思える。
 また、十分対策ができていると考えている2.4%の経営者の認識が甘いだけかもしれない。

 海外の地震で大きな被害があると、「日本ならこんな被害は出ない・・」「日本並の防災力があれば・・」と誰もが言う反面、誰も日本の防災対策が十分だとは思っていない。

 「運悪く命を落とさなければ、後はなんとかなるだろう」「いつ来るか判らない災害対策に避けるほど余裕はない」というのが、多くの個人や企業経営者の認識なのではないでしょうか?

 阪神淡路大震災の際には、認知されていなかった長周期地震動や新型インフルエンザといった、新たなリスクも生まれ、技術革新や補助金制度などにより前年の数分の一の費用で耐震補強ができてしまう事もある。

つまり災害対策に十分はないし、ベストなタイミングもない。
小さなところから始めて、改善を重ね、育てていくしかないのではないでしょうか?

 中期計画で「5年以内に○○円の予算を確保し、防災対策をする」性質のものではなく、むしろ「利益の○%をリスク対策予算とし、リスクに強い会社に変革する」 といった性質のものだと思います。

私個人も阪神淡路大震災の後、防災対策を始め今に至っていますが、すごくお金を掛けた訳でもなく、ただ危機意識と興味を持ち続け、お買い得の時に買っておくとか、役に立ちそうな情報を溜めておく事の積み重ねだったように思います。

 「災害は対岸の火事」ではなく、当ブログのタイトル「明日は我が身」と思い続け少しずつ災害に強くなる事が大切だと思います。

 もっともこんな事は、防災の本にも書いてありませんし、防災のプロも言っていません。
ビジネスとしては,いっきにお金を掛けて貰ったほうがいいですから・・・

お金をかけられる人は一気に高いレベルまで登ればいい。しかしお金を掛けられないからといって、何もしないよりは少しずつでも変えたほうがいい。と私は考えます。

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May 23, 2008

アジアの未来2008

昨日の記事で、災害支援の国際的枠組みが必要と書きましたが、22日のニュースを見て驚いた。
22日に開催された「アジアの未来2008」で、「アジア防災・防疫ネットワークの構築」が提言されている。

 被災国の要請をまたずに緊急援助隊を派遣できる仕組みや感染症対策などが提言されている。
ここのところ毎年大きな自然災害が起きるアジア各国、総論OK・各論NGといった展開になりそうだが、日本はリ^-ダーシップを取って、早期に実現していただきたい。

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メンタルケアの支援を

先日ご紹介した、産経新聞の北京駐在記者の福島さんのブログで、「被災地からの心のケア」が掲載されています。
 日本に留学経験のある心のケアの専門家が、阪神淡路大震災の心理ケアのデータを集め、孤軍奮闘している話。
 
 地震災害での心のケアについての研究と実績は、阪神淡路大震災のものが世界でも最も充実しているでしょうし、被災者・支援者など様々な立場で書かれた書籍も多い、そして13年という歳月を経てその効果もはっきりわかっていますから、とても貴重です。

 著作権の問題などもあるのでしょうが、在日中国人などが協力して、こういったデータやノウハウ集を中国語に翻訳し、中国に広める事はできないものでしょうか?

新潟中越地震を描いた「マリーと子犬の物語」などの映画も、多くの事を伝える事ができそうです。


 

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May 21, 2008

災害支援の国際的な枠組みが必要

 日本の緊急援助隊は、残念ながら生存者を救出できない結果となり、医療チームとの交代となりました。
成果を上げる事ができなかった、残された課題は何でしょうか?

優れた装備や技術を持ちながら活かすことができなかった事は、さぞ無念な事でしょう。
 
 中国だけでなく防災のノウハウのない国なら同様の事が起きるのではないでしょうか。
現地入りが早ければという声も多いですが、早ければ確かに生存者を見つける事ができたでしょうが、能力を活かす効率的な活動ができたかどうかは疑問です。

 今回見えた課題とは、受け入れ側にも災害情報管理や効率的に資源を配分するといったノウハウが必要という事ではないでしょうか。

 たとえば、災害の様々な状況をポイント化し、最も救出可能性の高い現場を選択するといったソフト面のノウハウです。

 各国の救出チームもそれぞれ得手不得手があるでしょうから、国連などで国際緊急援助の共通の枠組みを作り、受け入れ側も情報管理ノウハウや受け入れマニュアルを持ち、支援側も情報の共有やノウハウの交流を行うといった国際的なソフト面の整備が必要だと感じました。

 これは医療チームでも同じ。 阪神淡路大震災の際は、たしか医師法などの関係で海外の医療チームは受け入れられなかったように思います。 

 そういった受け入れ側の法整備などもありますから、災害支援に関する国際協定のようなもので、事前に支援側・受け入れ側が共通のルールで備える仕組みが必要ではないでしょうか。

 また、国連で災害支援コーディネータや災害応急対応アドバイザーを育成する必要もありそうです。

 今回派遣される医療チームも装備や技術力は高いのでしょうが、その特徴を生かした活動ができるかどうかは疑問です。 現地の医療チームとうまく連携・作業分担して、現地の医療体制では失われるはずだった命を救い・切り取られるはずだった手足を残してあげて欲しいと思います。

マスコミでも、一喜一憂するような報道だけでなく、国際緊急支援はどうあるべきか、何が課題なのかを浮き彫りにするような報道もしていただきたいです。

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May 18, 2008

100時間のサバイバル

日本の国際緊急援助隊が取り組んでいた母子の救出は、残念ながら遺体の収容に終わったようです。
青川から被害の大きな北川に移動して、第二陣と共に活動するようですね。

限られた時間なのに、敢えて移動の困難な場所に移動する事に疑問を感じます。
もっとアクセスのし易い大きな町でも学校が倒壊し救出が必要な現場はたくさんあるはずなのに・・・
 実際後発のロシア救助隊は、アクセスし易い「とこうえん」で女性を救出しています。

 活動されている救援隊の方は、実力を発揮できず、さぞかし悔しい思いをされているでしょう。

 一部の地域では地方行政の管理者が、自分の責任を追及されるのを恐れ被害を過少申告し救援が来ないとか。  あまりのひどさにあきれます。 袋叩きにあっても仕方がない行為です。

 時間と共に生存率が低下する中、100時間を超えて救出されるニュースも入ってきています。
ポケットに入っていた、たばこと紙ナプキンを食べ、靴に自分の尿を溜めて飲み生き延びたとか。
そばには生存者が何人かいて、尿を飲むことができなかった人は死んでいったそうです。

 これは大きな教訓です。 どんなに立派な非常持ち出し袋を買って備えても、必要な時に手が届かなければ意味がありません。
 ポケットの中のアメひとつ、バッグの中のペットボトル1本が生死を分けるかもしれない。
本当に生き延びたければ飲尿も厭わない、強い意志が必要な事を感じさせます。

 女性はバッグの中にアメ類を入れている方も多いようですが、ポケットの中に糖分のある物を忍ばせておく、大切な事かもしれません。

私はもう十年以上キーホルダーに幾つかの防災用品を付けて、外出時には常に携行しています。
今回の地震を見て、改めてその必要性を感じました。

 ちなみにキーホルダーに付けて携行しているのは、
・小型LEDライト
・プライヤー付きマルチツール
・ホイッスル(血液型、緊急連絡先のID付き)
・ミニインクペン
といったところです。

知人からは「じゃまじゃない?」「ズボン破れない?」と言われていますが・・・
ホイッスル以外は、日常生活でもあると便利なのです。

いずれも長年使ってみて、より良い物に変えてきたモノで、現行製品では携行性と機能のバランスはベストだと思っています。
[ストリームライト社 キーメイト]
25g.連続点灯時間96H、明るさ10ルーメン LR44×4個使用

[ホイッスル Eコール] 安く携行性の良いものでは、弱い力でも大きな音が出る。

[ガーバー クラッチ] 銃刀法に触れない刃を持つマルチツール
日常生活ではハサミのほうが便利ですが、防災として考えるとプライヤーが便利。
本格的なツールではないが、ない時には重宝します。


[クロスアイオン]
ジェルインクペン。 たまにペンを忘れるので・・・ 小さい割には実用的。
最近はミニ文具がたくさんあるので、防災的には油性サインペンのほうが良いかも



 

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May 17, 2008

中国からの生の声

北京駐在記者のブログを見つけました。四川大地震の情報が随時更新されていて、なかなか興味深いです。

[以下抜粋]
電車の乗り降りに並ばない人がまだ多いのに、献血ではきれいに並んでいる。募金熱・献血熱など今までの中国人のイメージはやはり変わらざるを得ない感じです。
・・・中国はいま価値観の大転換、大革命を迎えようとしているのかもしれません。
[抜粋終わり]

肌で感じないと伝えられないレポートですね。 しばらくチェックしたいと思います。

 今回の地震報道では、13日以降政府の検閲なしで報道できる異例の処置がとられたようだ。
当初は、「感激的な場面を伝えなければいけない」など、報道の取り組み方を人民日報で指示?していたようだが、大変な変わりようだ。 今回の報道がきっかけで、情報開示の仕方が変わるかもしれませんね。

また、ネットの世界でもタイムリーに情報が流れているようですね。
Flickrを見てみましたが、結構写真がアップされています。
土の中から手が出ている写真など、なかなか生々しい写真もありました。

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中国大地震4 様々な形の支援を

日本の国際緊急援助隊が活動を開始しましたが、最初に案内された場所は集落がまるごと埋まった場所で、場所を変更しての活動になったとか。

 中国側の連絡ミスが原因のようですね。この場所は土砂で雨水がせき止められ決壊の危険もあるとか。

新潟中越地震でも同様の状況だったのですから、土砂災害の専門家なども派遣して対策を講じるべきでしょう。

 また、今回多くの小中学校が倒壊し、助けられた子供もたくさんいます。PTSDなどのケアについても、日本はノウハウがあるのですから、中国の要員育成も含めてメンタルケアの支援も必要でしょう。

 阪神淡路大震災の被災時の小学生も一部成人している人もいるはず、どうやって苦しみを乗り越えてきたか伝えるボランティアの形もあるはずです。

そういった支援には、外交では成し得ない伝わるものがあるのではないでしょうか?

 話は少し変わりますが、今回の地震の報道を見て、学校の倒壊がいかに悲惨な状況を生み出すか、多くの人が感じた事と思います。

 学校の耐震化については、平成18年度中に耐震診断を終え、耐震改修促進計画を策定する事が文部省の通達として出ていますが、現状対策済みの学校は58.6%に過ぎません。

 公立学校の改修費用は国と自治体で折半になっており、苦しい地方財政の中、予算がつかないのが現状のようです。
 今回の災害が一気に学校の耐震対策を進める、良い機会になるのではないでしょうか。

 

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May 16, 2008

中国大地震3 日本の援助隊

15日夜中国政府は死者数が5万人を超える可能性があると発表したようですね。
すでに72時間経過し、生存率は一桁台と思われるので当然かもしれません。

 そしてやっと日本の国際緊急援助隊を受け入れ、15日夕方北京に向けて出発しました。
一度解散しているので再召集に時間が掛ったようですね。 一度集まったのだから成田で待機していても良かったようにも思います。

 おそらく現地入りまで考えると発生から4日経ってからの活動開始となるでしょうが、成果が上がる事を期待したいです。

しかし、人民軍の救助もすごいですね。 90km以上物資を持って現地入りし、けが人も道なき道を人手で運んでいる。 

 20km以上の帰宅困難者は帰宅するのが難しいとか言っている日本人が、とても軟弱に思えてしまいます。

 日本の緊急援助隊数十名が、ファイバースコープなどのハイテク機器を駆使して効率良く探すよりも、人民解放軍が寄ってたかって瓦礫を片付けてしまうほうが早いのではないかと思ってしまいました。

 既に五万人以上投入している、中国の人力パワーの凄さを感じてしまいます。

中国の受け入れが遅いという批判があります(私もそう思います)が、もし首都直下型地震が発生した際に、中国から軍を一万人派遣すると申し入れがあった時、日本は受け入れる事ができるのでしょうか・・・ 微妙です。

おそらく発生後半日程度で、四千人の中国軍がパラシュートで降下して現地入りなんて事もできるのでしょう。

 石原都知事は米軍の支援に対して積極的な姿勢を示していますが、日本政府も大地震発生時の海外からの支援受け入れを前提に行動計画を立てて貰いたいですね。

ちなみに阪神淡路大震災の際は、発生後3日間の自衛隊派遣者数は9600名、1か月後までで最大18,600名の派遣だったそうです。

 最後に疑問に思う事をひとつ。
報道の映像を見ていると、悲しみに暮れる人々の姿は映るのですが、家族や近隣の人達を助けようと住民ががれきを除去している姿は見ません。 報道されないだけなのか、すぐにあきらめてしまっているのか・・・

 もし自分の子供が埋まっていたら、無理だと思っても探しますよね。

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May 15, 2008

中国大地震2 地震予知

地震発生から60時間を過ぎた中国 四川省の地震ですが、やっと震源に近いブンセンに救援隊が活動を開始したようです。
 ブンセンのある街では、1万人のうち8割が死亡したといった報道もあり、壊滅的な状況を感じます。

 中国政府の対応は早かったと報じられていますが、報道を見ているとパフォーマンスが多く、実際の救助・救援の成果は上がっていないように感じます。

 また、中国にしては外国メディアを積極的に利用しているようですが、インタビューの場面は少なく、少数民族の被災状況なども報道されていないなど、報道の規制の実態を感じさせます。

今回は、四川大地震に関連した予知の話。
事前に、中国の地方紙でヒキガエルの大移動が報じられるなど、地震発生前に数々の宏観現象が観測されていた事から、中国当局は地震発生を予知していたにも関わらず、隠していたのではないかとの疑念の声がインターネット等で騒がれたようですね。

中国は宏観現象の観測に積極的な国、国内1000か所以上の観測ポイントを設け、地震局に報告させるネットワークを築いています。 日本の地震専門家も「その水準は低いものではない」と言っています。

そして、1975年のハイチョン地震M7.3を予知し、事前に避難したという、世界で唯一の成功例を持っています。

 以前、当ブログでも「毒蛇で地震予知」「地震予知の成功例があった」などでご紹介していました。

中国では、昔から「地震には必ず前兆がある」という考えが強く、某大な人口とその住居に対して耐震基準を設けたところで実行できない、広大な土地に科学的な観測網を設置するのは無理といった背景から、人が宏観現象を観測し、予知により事前に避難する「群観群防」という方法に力を入れたようだ。

今回の四川省大地震の報道でも、日本の震度4~5程度の耐震基準はあるが、耐震性のある建物は少ないといった報道があるが、中国の広大な土地と膨大な人口、古い建物の多さを考えると、日本のような防災対策というのは無理だろう。

 予知に成功した1975年当時であれば、ほとんどが農業だから、地震を予知し避難してもしハズれても実質的な被害はゼロに等しい。
 しかし現在では都市で商工業が発達し、避難すれば経済損失が生ずるし、海外企業から見て科学的根拠のない奇異な行為と見られるから、避難命令を出せないのが実情ではないだろうか。

今後の中国の地震対策というのは、都市部の近代的ビルには日本並の耐震基準を設け、一方で宏観現象による予知研究を進め「はずれるかもしれないけど、避難したほうがいい」と堂々と避難勧告をするしかないように思える。 世界もその事情を理解し、予知がはずれても文句を言わず、むしろ英断を評価する事が必要だと思う。

 それから、先日「織物で耐震補強」で紹介したような、低価格で施工も簡単な耐震技術を開発し世界に広める事が、貧しい人々を地震被害から救う唯一の方法のように思えます。

 日本も復興への経済支援だけでなく、復興で建物建てるときにこの織物を提供するといった支援も必要なのではないでしょうか。

 ところで予知といえば、ジョセリーノの予知夢の話があります。
このブログでも検索で訪問された方が多いようですが、2008年9月13日に日本の東海地方でM8.6の地震という予知が出ていて、日本ではなく中国かもしれないとも言っているようです。 中国の場合はM9.1 死者100万人以上という甚大な被害を予知しています。
これが、今回の四川省の地震の事であり、時期が早まり・規模が小さかったという事であれば良いのですが。

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中部・近畿圏被害想定

中央防災会議は、「中部・近畿圏の内陸地震に係る被害想定(経済・インフラ被害)」を発表した。
 最大の被害をもたらすと予想される、近畿 上町断層帯のM7.6の地震と中部 猿投-高浜断層帯のM7.6の地震による被害をまとめたもので、いずれも冬の昼12時 風速15m/sを想定している。

近畿・中部では、今回の直下型の他に、東海・東南海・南海地震のリスクもあり、十分な事前対策が必要だ。

 被害想定は以下の通り。 比較のため首都直下型地震の被害想定も列挙します。

1.経済被害額
  近畿 総額 約74兆円 直接被害 61兆円、間接被害 13兆円
  中部 総額 約33兆円 直接被害 25兆円、間接被害  8兆円
  首都 総額 約106兆円 直接被害 67兆円、間接被害 39兆円

2.人流・物流寸断の被害額(6か月復旧時)
  近畿 総額 約3.4兆円 直接被害 0.9兆円、間接被害 2.5兆円
  中部 総額 約3.9兆円 直接被害 1.1兆円、間接被害 2.8兆円
  首都 総額 約6.2兆円 直接被害 1.5兆円、間接被害 4.7兆円

3.中高層ビルエレベータ閉じ込め
  近畿 事務所内 10,000人 住宅内(7~8時)1,700人
  中部 事務所内 4,600人 住宅内(7~8時)1,000人
  首都 事務所内 11,000人 住宅内(8~9時)1,500人

4.避難者、帰宅困難者
  近畿 避難者 550万人 避難所生活者 360万人 帰宅困難者 200万人
  中部 避難者 250万人 避難所生活者 160万人 帰宅困難者 96万人
  首都 避難者 700万人 避難所生活者 460万人 帰宅困難者 650万人

5.インフラ被害 支障率
  近畿 上水道 36% 下水道 23% ガス 52% 電力 19% 固定電話 10%
  ※大阪府 上水道 67% 下水道 31% ガス 82% 電力 41% 固定電話 23%
  中部 上水道 38% 下水道 --% ガス --% 電力 16% 固定電話 10%
  ※愛知県 上水道 56% 下水道 21% ガス 99% 電力 24% 固定電話 14%
  首都 上水道 25.7% ガス 12.3% 電力 6.1% 固定電話 4.8%
  ※東京都 上水道 33.3% ガス 19.0% 電力 12.9% 固定電話 9.3%
 
 

 

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May 14, 2008

中国 四川省大地震

5/12 午後2時半頃、中国 四川省(31.015°N, 103.365°E) 深さ19kmを震源とするM7.9の地震が発生した。
発生から36時間が経とうとしているが、倒壊50万戸 死者12000人 生き埋め23000人以上と刻々と被害報告が増えており、まだ被害の全容が掴めない状態のようです。


大きな地図で見る


中国政府の対応は迅速ではあったようですが、100km程度離れたところでもビルの倒壊があるなど、甚大な被害の範囲は広く、かなり難航しているようです。

 各国は救援の申し入れをしていますが、未だに人的支援は受け入れられない状況にあり、生存のデッドラインと言われる72時間は近づいて来ています。
 
 阪神淡路大震災でも海外からの人的救助の受け入れには時間が掛りましたが、事前に協議してあれば、災害発生時には迅速に海外からの人的支援を受け入れられたはず。

 世界中の国で、災害発生時の人的支援受け入れの態勢を事前に検討しておくべきです。

今回の地震で印象的なのは、学校の倒壊により多くの子供が生き埋めになっている事です。
また余震を恐れて屋外に避難する人々も、日本のように公共施設に避難する場所がないそうです。
改めて公共施設の耐震化の重要性を感じます。

 多くの建物が倒壊しており、耐震基準はあるが急成長の影響で十分なチェックが行われていないと報じられています。 中国の建築の検査体制については知りませんが、さまざまな不正行為などにより耐震性の低い建物も多いのかもしれません。
 それを考えると上海などの高層ビルが倒壊する姿を思い浮かべてしまい、恐ろしくなります。

Wikipediaの「地震の年表」によると、20世紀の被害の大きな地震ベスト?10のうち、4つもの地震が中国で発生した地震です。 死者255千人という現在のワールドレコードは1976年唐山地震で、これも中国。

 今回の地震で、今までの経験が活かされる事を期待したいです。

 この地震により、世界の関心はこの地震に移ってしまい、まったく救援の受け入れも情報公開もしないミャンマーのサイクロン被害は忘れられてしまいそうですね。 義捐金なども集まらなくなるでしょう。

 まだこれから感染症の流行などの二次被害が起きるでしょうから、マスコミも私達も忘れないようにしたいですね。

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May 11, 2008

ミャンマーサイクロン被害

ミャンマーでのサイクロン被害。被災者150万人とも言われ、軍事政権下の元 マスコミも支援スタッフも入国を許されず、世界食糧計画(WFP)の運んだ支援物資の一部が軍により差し押さえられ、国連の支援が停止状態になるという事態となった。

 被害の大きさもさることながら、軍事政権の対応のひどさに驚くばかりです。
せめて国連の支援だけは、一刻も早く受け入れ欲しいものです。

 こんな状況では、支援物資や支援金が、必要とされる人々に正しく渡るのでしょうか?

 マスコミも入国できないため、被害状況もはっきり判りませんが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が「だいち」による国際災害チャーター(こちらにも画像あり)という国際的組織によって行われたもので、日本はその参加国として「だいち」による撮影を行ったそうです。 今回は、国連からの依頼によるものであり、当事者である軍事政権は被害の全貌を把握できていないでしょう(インターネットでこの公開画像は見ているでしょうが)。

 せっかく最先端技術を駆使した国際的な支援組織があるのにそれが活かされず、多くの命が失われる・・・
自然災害の多発が危惧されるだけに、早く改善される事を望みます。

「お詫び:再掲」
5/10掲載の本記事は、HTMLの記述に誤りがあったため、サイドバーの表示がされないなど障害が発生しておりました。  お見苦しい状況が続き失礼致しました。
 修正の上、再掲致しました。

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April 23, 2008

集中豪雨時代の傘

某SNSで紹介されていたユニークな傘をご紹介します。 名前は「http://www.nubrella.com/ヌーブレラ」 名前もヌーブラとアンブレラをくっつけたような安易なネーミング。
 
 こんな商品が出てくるのは、異常気象時代を象徴しているような気もします。

 写真を見ていただければお分かりいただけるような傘です。 折り畳みできて、どうやら肩に背負う形で使うようです。

 大きな疑問がひとつ。

 これじゃ、体が濡れないか?!

 それに強風の中、女性なら体ごと持っていかれそうです。

 でも、この商品。意外と火災時の非難時に役に立つかもしれませんね・・・
Nubrella

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April 17, 2008

スパイダーマンになって体を守る

冗談のような話ですが、スパイダーマンのようなスーツで衝撃から体を守るという商品があるのです。
機能的にはバットマンスーツですね。

「d3o」という素材を使ったアメリカやカナダのスキーチームが使ったスーツらしいです。
以前「世界一受けたい授業」でも紹介していた素材で、普段は柔らかく衝撃を受けると硬くなる弾性ポリマー。
なぜかd3oのサイトには,番組のYouTubeの動画が掲載されてます(企業サイトで許されるのか?!)。
Spider_suit_2


このスーツは別として、この素材を防災用品に利用したらすばらしいですね。
帽子に入れたり(スノボー用毛糸の帽子はある)、鞄に仕込んだり、防災頭巾に入れれば安心です。

 いつ起こるかわからない地震ですから、日常生活で違和感のない物が理想です。

 最近自転車によく乗る私としては、普段着でもかぶれるサイクル用のヘルメットっぽくない帽子を作って欲しい。
高齢者が転倒して骨折し、寝たきりになるケースも多いようですから、そういった分野での応用も期待したいですね。


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April 13, 2008

織物で耐震補強

新たな織物の織り方により、従来の2倍以上の強度を持つ織物が開発され、耐震補強工事の低コスト・短期間化を実現したようだ。

 岡山の明大株式会社の開発した四軸織物「テトラス」は、従来の織物が縦糸・横糸の2軸で織られていたのに対し、左右斜めの糸を加えた4軸構造になっている。

 これによりあらゆる方向に対する強度が高まり、裂ける際も段階的に裂ける織物ができるようになった。
アラミド繊維やカーボン繊維をこの織り方で織る事により、従来の2倍以上の強度を持つ耐震補強材ができた。

 古い木造住宅でも、木材の接合部にこの繊維を貼る事により、従来の半分のコストや工期で耐震補強ができるとか。
 またコンクリートの場合も、この繊維を巻く事により、強度が増し、段階的にしか崩れなくなる。
つまり、コンクリートが崩壊するような地震が発生しても一気に崩れる事がなく、命の危険が減る。

 応用範囲の広い耐震補強方法なのだから、アフガニスタンなどで多くの死者を出したレンガ積み工法の家などにも使えるはず。

 伝統産業である織物を工夫する事により、現代社会で活用される新しい素材が生まれる。 
日本らしい、すばらしい事だと思います。

 今後も画期的な技術の開発に期待したいと思います。

 もっとも今すぐ費用を掛けて耐震補強をすべきか、低コストの新工法の誕生を待つべきかというジレンマがありますね。
 いつ起こるか判らない地震だけに、早い対処が必要なのでしょうが・・・

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April 10, 2008

現代社会の脆弱性

4/10早朝、JR中央線が変電所での火災により送電がストップし、7時間にわたり運休し、50万人に影響が出た。
ちょうど通勤ラッシュの始まる時間で、駅の間で停車した車両から2万人が雨の中線路を最寄駅まで歩いた。

 ニュース映像を見て、先日中央防災会議が発表した首都直下地震での帰宅困難者のシミュレーション結果が思い浮かび、現実に起こりうる状況だと感じました。

 変電所のブレーカーからの火災が原因との事ですが、この程度の事故で首都圏の大動脈である中央線が、全線でこれ程長時間に渡り混乱したのには驚きました。
 
 さらなる混乱を防ぐ為に慎重に対処した結果なのかもしれませんが、JRが大きな脆弱性を持っているように思えます。

 これはJRだけの話ではなく、2006年8月には江戸川を航行中のクレーン線が東京電力の架線に接触し首都圏の広範囲で最大4時間停電した事故もありました。

 戦後急成長した首都圏のインフラは、高い技術力で世界一過密ダイヤの鉄道など高度なインフラを築きましたが、その一方で低コスト化を求められているため、日常は表面化しない大きな脆弱性を抱えているのではないかと思います。

 2005年のJR福知山線脱線事故も、競合私鉄との競争に勝つための過密ダイヤを維持する事を求められた事が原因と言われています。
 
 他にもバスやトラックの運転手が過剰な労働の末、大きな事故を起こすなど、いろいろな問題が発生しています。

今は原材料やエネルギーの高騰で、さらなる低コスト化が求められている時です。
そのしわ寄せが、普段は気付かない安全性にいっているのではないかと心配になります。

 ハインリッヒの法則やヒラリ・ハットの法則をご存知でしょうか?
ひとつの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという、労働災害を統計学的に調査して得られた法則です。

 今回のような事故は29の軽微な事故のひとつのように思われてなりません。 首都圏でラッシュ時にJR福知山線脱線事故のような大きな事故が起こりかねない状況になっているのではないでしょうか?

 社会人として利益追求やコスト削減は日常的に求められますが、安全という第一に考えられるべき事を軽視するると、それが積み重なって大きな事故に発展しかねない事を、誰もが意識しなければならないのではないでしょうか?

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April 05, 2008

満員電車状態の路上で耐えられか?

中央防災会議が4/2に発表した、首都直下地震後の「帰宅行動シミュレーション」では、地震に巻き込まれる人が1200万人、そのうちやく200万人が路上で移動もままならない、ラッシュ時の満員電車と同等の混雑度を味わうという(平日昼間に発生した場合)。
 
 1平方メートルに6人がいる、この状態では1時間に400m程度しか進む事ができないそうだ。
丸の内を起点とした、各地への徒歩での所要時間は(カッコ内は満員電車状態の時間)
・埼玉県和光市役所まで、20.8kmで15.1時間(9時間)、通常(時速4km)で5.2時間
・横浜市役所まで、32kmで15時間(6時間)、通常で8.0時間
・千葉市役所まで40.8kmで14時間(2時間)、通常で10.2時間
・さいたま市役所まで25.2kmで11時間(2時間)、通常で6.3時間
(以上、所要時間のデータは4/2 NHKのニュースより)

ちょと想像もしたくない状態ですね。

このシミュレーションでは、回避策をとった場合の結果も出ています。

・一斉に帰らない。3時間遅らせると満員電車状態が20%減、6時間で2/3に

・家族の安否確認が最も重要 安否が確認できれば、すぐに帰る人は3割減

・火災や建物の倒壊を防ぐ 建物の倒壊がなくなれば、7割減

 中央防災会議を、この結果をうけ、今年度中に対策を講じる予定。
とは言っても、安否確認や落ち合う場所を決めていても、家族の顔を見なければ安心できない人が大半でしょう。

 読者の中には、実際に帰宅訓練を行った方もいらっしゃるかもしれません。
満員電車状態で長時間歩かなければならず、3倍もの時間が掛るかもしれない状況についても、想定しておく必要がありそうです。

 今回のシミュレーションで、それ程悪い結果が出ていない場所でも、火災や橋の落下などで足止めされる可能性は十分にあります。

 こんな満員電車状態で多くの人がいる状態はとても怖いですね。
おそらく余震があるでしょう。 歩道のそばのビルが余震によって揺れ、看板のひとつでも落ちたら、群衆は一斉に逃げ惑いパニック状態になりかねません。
 
 せっかく地震の本心を切りぬけた命を、こんな事で失ってはたまりません。

明日起きるかもわからない地震ですから、私達も対策を講じておくべきです。

 そして、徒歩帰宅の備えも必要です。
水や簡易食糧の備えは必要ですね。

満員電車のような状況で、人々が群れをなして帰宅するのです。
帰宅支援ステーションや災害対応ベンダーの数など、いくらあっても足りません。

行政だけでなく、民間企業も休憩場所や物資の提供をするなど、CSRの一環として取り組む必要がありそうです。
もっとも、それに対応する人は帰れないという問題もあるのですが・・・

 理想的には、安否確認のとれた従業員は、その日は近隣の被害者の救助や帰宅困難者の支援にあたり、翌日、被害状況を把握した上で帰宅すべきなのでしょう。

 満員電車状態で長時間歩くよりも、状況を把握して帰ったほうが、短時間で帰れる可能性が高いかもしれません。

私がお勧めしたいのは、何回か別ルートで自転車で走ってみる事です。
長時間長距離歩く訓練も必要ですが、複数のルートと危険箇所の状況を知り、状況に応じて対応できるようにする事のほうが大切ではないでしょうか。

 私は最近自転車でのポタリングが趣味なのですが、毎回新たな発見があります。
たとえば、先日は南千住から築地の勝鬨橋まで片道11km程度を走りました。
隅田川は、ほぼ全域にわたり、川辺に遊歩道があり、車も通らず幅も広く、看板が落ちたり、ブロック塀が倒れたりする危険もありません。

 これらは、ほとんど耐震対策が取られていて、安全に短時間で帰る事ができそうです。

 春は、散歩やポタリングには絶好の季節です。
 散策がてら自転車で帰宅ルートの探索というのも良いと思います。

 それから、今回のシミュレーションには含まれていませんが、都内の河川には防災船着場があります。
屋形船の協会と協定を結んでいて、隅田川・荒川などを使い埼玉方面などに、移送する計画です。

 残念ながら都内全域をマップ化したデータが見つからないのですが、河川名と防災船着場のキーワードで検索すると見つかると思います。
 写真は先日通りがかった、箱崎と明石町の防災船着場です。南千住にもありました。
P1000030P1000032

帰宅難民については、過去にいろいろな記事をご紹介してきました。 右のカテゴリの「帰宅難民」で見れます。
さまざまなニュースの他、帰宅のためのグッズについても紹介しています。

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March 29, 2008

利根川の決壊、110万人孤立

利根川の決壊で、首都圏で死者数4500人、最大で110万人がが孤立する可能性があるという試算が、中央防災会議「大規模水害対策に関する専門調査会」の調査で判った。(日経080325)

ハリケーンカトリーナでの被害を思い起こさせる記事です。

 死者300人以上が想定されるのは、埼玉県幸手市/春日部市と東京都葛飾区。
 その他、江戸川の西(東京より)の自治体は軒並み大きな被害を受ける。

 これは、東京東部のゼロメートル地帯だけの話ではない、多くの大都市は平野の低地部分にあり、同様の被害が起きてもおかしくはない。

私も葛飾区の住人なので、とても気になる記事です。
最近は地震よりも水害のほうが経験する可能性が高いようにさえ思います。

 この報告の詳細については、同委員会のページに掲載されています。

 昭和22年のカスリーン台風では、江戸川区・葛飾区は20日間にわたって浸水した歴史があります。
また昭和34年伊勢湾台風では、名古屋市内は30日間浸水、愛知県海部郡の一部は120日以上浸水しました。
 
 今回の調査での想定は、200年に一度と言われるカスリーン台風級と同程度の洪水と、千年に一度の確率で起きるカスリーン台風を上回る洪水(洪水流量は約1.2倍)のケース。

 今回の調査で特徴的なのは、ゼロメートル地帯を守る水門や排水設備などが停止したケースを想定している事。 実際ハリケーンカトリーナでは8割以上のポンプ場が停止し、わずか16%の排水機能しか稼働しませんでした。

 排水機能が停止する理由としては、操作員の避難、浸水、停電(発電装置の燃料供給できず)、断水による冷却水不足といった原因のようです。

 洪水にそなえるべき施設が洪水によって起こりうる事態を考慮した対策がなされていないという実態に驚きました。

 
 死者のうち6割は65歳以上の高齢者と言われ、今後の高齢化社会では被害が増える恐れがある。
地震の場合は避難所までの距離は短いが、洪水の場合は数キロ以上移動しなければならない事もある。

また、110万人が孤立というのもショッキングな数字だ。
洪水の報道で、消防のゴムボートで救助されているシーンをみるが、警察や消防の救助ボートで一度に救助できるのはわずか2名、首都圏では1000艇のボートがある。 また関東の自衛隊のボートは救助乗員11名で300艇ある。

 仮に110万人を警察消防の千艇のボートで救助したとして、単純計算してみる。
一つのボートが1時間に2往復で昼間の12時間救助したとすると、救助完了に23日かかる事になる。
 
 今回の想定では、カスリーン台風級の洪水で、避難率40%で64万人を警察・消防・自衛隊で救助して2週間後に救助完了と算出している。

 孤立してしまった場合、2週間以上救助されない可能性がある事を覚えておかなければならない。
しかも停電・断水・トイレも使えない状況である。 備蓄の必要性が判ると思う。

 いかがでしょう、地震は耐震建築などで防ぎようがありますが、洪水は個人の備えだけではいかんともしがたい被害が起こり得ます。

 たとえ高層階に住んでいても、その地域が浸水すれば長期間社会生活への影響は計り知れないでしょう。
ただ、地震のように突然訪れるものではありません。 

 決壊してから水が届くまでに時間が掛る訳ですから、情報に注意し、周囲で協力して早めの避難をすれば命は守る事ができるはずです。

 

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March 25, 2008

本バッグで防災頭巾

宮城県東松島市図書館のボランティアサークルが、非常時は防災頭巾になる本を入れるバッグを開発した。
A3サイズ(子供には大きすぎる気もするが・・)の布製バッグで、半分折って被り紐で留めると防災頭巾になる仕組み。 (080324 河北新報社

 生地の防炎性など実用性については多少疑問もありますが、こういった普段使う物が非常時は防災グッズになるという取り組みが大切だと思います。

 普段携行する防災専用の物は、意識が低下すれば持ち歩かなくなりがちです。
専用の物なら、軽く嵩張らないものが理想です。

 こういった物は、試行錯誤で良いものが生まれるものです。
いろいろな物を作る時、アイディアを出す時、「防災に役に立つようにはならないか?」といった視点を付けくわえてみてはいかがでしょうか?

 私の印象ではエコグッズ関係の物は、防災的にも役に立ちそうな物が多いように感じています。
たとえば風呂敷、一枚の布の応用範囲はとても広い、さまざまなシーンで役に立ちそうです。
 私もなるべく風呂敷とビニール風呂敷は持ち歩くようにしています。

エコバッグも、防水の物なら最悪トイレにもなりますし、 マイボトル持参も役立ちます。

物を選択する時、防災の観点、非常時に役立つかどうかといった視点を加えると、選択基準も変わってきます。

 いつ遭遇するか判らない様々な災害への対策、うまく日常生活に取り込んでいきたいですね。

昔ご紹介した、水も包める防水ふろしき「ながれ」。柄のバリエーションも増えてきました。

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March 22, 2008

昭和初期の写真からリスクを知る。

土地のリスクを知る上で、そこが昔どんな土地だったかを知る事は大切だと言われます。
goo地図では、昭和38年の東京23区の航空写真が公開されています。

 現在の地図とリンクして、45年前の都内の航空写真を見る事ができるので、自宅や職場が昔はどんな場所だったのか調べてみましょう。

 私の住んでいる処も数キロ離れた処は、池か養殖場のような大きな水場がたくさんある場所だったようです。
よく水に係わる地名は地震のリスクが高いと言われますが、現在の地名からはまったく想像ができず意外でした。 やはり調べてみなければ判らないものですね。

 また、ちょうど東京オリンピックに向けて大きく変わりつつある時代の東京を見ると、なかなか楽しめます。

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March 20, 2008

骨折治療の優先度

災害時にはトリアージが行われる事はみなさん御存じだろう。
日本では、JR福知山線脱線事故が本格的にトリアージが行われた事故だと言われているが、今後の大規模災害では必ずトリアージが行われるでしょう。

 地震による怪我としては、骨折・やけど・切り傷が多いそうだが、トリアージが行われると骨折の優先度はどうなのでしょう。

 トリアージ基準によると、多発または大骨折の場合は2番目の優先順位の黄色タグで扱われ、小骨折は3番目の緑タグとして扱われる。

 黄色タグは2~3時間処置を遅らせても悪化しない程度のもの、緑タグは通院加療が可能程度なものとされている。

 つまり骨折しても、2~3時間、小骨折であればかなり長い時間待たされる可能性がある。

 骨折する可能性が高く、すぐ治療はして貰えないなら、応急処置ができるように備えておきたいと考えていた。
しかし、添え木等はそれなりに嵩張る物なので備蓄用品としてはなかなか難しい、何か良いものはないかと探していました。

 先日「世界一受けたい授業」で最新医療を紹介していたのですが、その中で包帯状で水にギブスになる物を紹介していたので、調べてみました。

 「凝結包帯(プラスランギブス)」と呼ばれる包帯があるようです。 濡らしてから3~8分程度で固まるようです。
従来の石膏ギブスに比べてかなり軽いと番組で紹介していました。

 濡らして巻けば固まるという機能を考えると、DIY的な使い方とか応用範囲も広そう。

価格的にも10cm幅で4.5mが18巻で3千円超程度の価格です。

 骨の位置を修正してからギブスはするものでしょうが、仮の固定としても十分使えそうです。
また登山などアウトドアでも活躍するのではないでしょうか?

 自治会などの防災用品としても良さそうです。

 また、以前からアウトドアなどで使う応急ギブスとして、空気を入れて使うタイプもあります。

携帯可能な添え木用途としては「スプリント」という物があるようですが、用途に応じて大きさが違ったり、価格的にも高いようです。


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March 14, 2008

第6回地域危険度の見方

東京都は「地震に関する地域危険度(第6回)」を発表した。

 AllAboutでも「東京で一番地震に弱い街はどこ?」という記事で紹介され、AllAboutの人気記事ランキングの上位になっているようだ。

 墨田区京島2丁目は東京で最も危ない地域といった形で紹介されているが、○丁目は安全、☐丁目は危険といった理解の仕方は危険だと思う。

 複数の町丁のエリアとして、倒壊の危険度が高いとか延焼の危険度が高いといった見方は正しいと思うのだが、○丁目の危険度指数というのはメッシュによる分析結果を判り易く町丁の境界に合わせて割り振ったものだという事を忘れてはいけない。

 今回の調査でも、隣接した町丁でランクが2ランク以上異なる場所が結構あるようだ。

 たとえば、建物倒壊危険度は建物の構造・建築年代・階数といったデータと地盤の評価などを組み合わせたものだが、狭い町丁に新しい耐震性に優れたマンションが一棟あれば、その町丁の平均値はあがる。
 また町丁に公園があれば面積に対する建物の密度は下がり火災危険度は下がる。

 前回第5回の調査では、河川や大きな公園が町丁に含まれる場所の危険度が下がるといった問題があったため、今回は大きな河川や公園については除外されたが、小さな河川や公園は計測の対象に入っている。

 むしろ調査報告書に書かれている「地盤分類図」や「建物分類ごとの建物被害関数」「液状化予想図」といった図に着目していただきたい。

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March 13, 2008

超高層階での地震の衝撃画像

防災科学技術研究所がE-ディフェンスを使い今年1/24に超高層階での振動実験を行った。
その動画がやっと公開されたが、オフィスも自宅も地震対策の必要性を感じるとても衝撃的な動画だ。

 実験は振動を増幅する装置をつけて、超高層建物の長周期地震動を再現できるようにした建物に、オフィスや住居の環境を作り、南海地震を想定した揺れ(最大片振幅約150cm、最大加速度 約500gal)の揺れを与えたもの。

 実験の試験内容はこちら、報告はこちら、動画はこちらで閲覧できる。

 高層ビルで働く方は、ぜひ職場で同僚や上司と見てみるべきだと思います。 意識が変わるのではないでしょうか。

 オフィスでは、頑丈な机、しっかりしたロッカーなどに囲まれ一見安全そうに見えるかもしれない。
しかし、重いコピー機は数メートルの範囲を動き廻り、あちこちにぶつかり、壁面ロッカーは崩れ落ちる様子がよく判る。 逃げるいとまもない印象だ。

 ロッカー類が固定されていても、キャスター付きのコピー機や椅子が動き回り、固定されている机までも動かしている。

 住居でも、振幅が大きい分、一撃で冷蔵庫などが倒れている。
揺れ方が異なる分、家具転倒防止などの方法も違ったものが必要になるのではないかという印象だ。

 最後に提案です。
会社の耐震対策は経費削減の折、なかなかできないといった方も多いでしょう。
そして壁や什器に穴は開けられないといった制約もある事でしょう。

そこで安価な移動防止対策をいくつかご紹介します。
完璧な方法ではありませんが、費用対効果は高いと思います。
やらないよりは、手軽な方法でも対策したほうが良いと思いませんか?

この程度なら、同僚のカンパで実現できる費用です。

1)数百円でできるキャスター付き什器の移動留め
 
 大型ホームセンターなどで売っているD型のゴムです。これを5cm程に切って、二つをキャスターのタイヤを挟み込むように設置しましょう。
 両側のゴムが離れないように、紐や金具でつなげるのが理想的でしょう。

2)100円で、オフィス机の移動防止

 多くのオフィスでは、複数の机を組み合わせて島を形成していると思います。
机単体よりも、複数の机を連結しておいたほうが、移動しにくくなります。
 そこで結束用の面ファスナー(ベルクロ、マジックテープ)で机の脚を連結しましょう。
結束用の面ファスナーは、表がメス、裏がオスになっていますから、脚のところをぐるいと巻いて、最後にひねって留めればいいので手軽です。

 私は自宅のワイヤーラック同士をこの方法で連結しています。 家庭でも使える方法です。
ハンズやホームセンターでは切り売りしていますし、ここでご紹介したような25mのロールなら1か所30cmとして83か所分取れるので、オフィス全ての机を固定できそうです。

今日はとりあえずこの程度のご紹介にしておきます。
また続編を予定しています。

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March 09, 2008

無償でエレベータ備蓄ボックスを置く

ダイドードリンコは自動販売機を「災害救援支援対応自動販売機」を設置した顧客に対し、エレベータ内に設置する「エレベータ備蓄ボックス」を無償で提供するサービスを開始した。

 首都直下型地震での被害想定では、9161台('06年都予測 M7.3)が予測され、2005年には震度5の地震でも78基でエレベータ閉じ込めが発生、救出に最大3時間掛りました。

 震度7クラスの地震が発生した場合、救出には相当の時間が掛る事は必至です。
私もエレベータ内にいる時だけは地震は起こって欲しくないと考えています。

 自分が頻繁に利用するエレベータ内に備蓄ボックスがあれば、ずいぶん安心できそうです。
ビルオーナーの方はぜひ検討していただきたいです。

災害救援対応自動販売機はここ数年でだいぶ増えてきているようですが、認知度はまだまだかもしれません。
多くは、センターからのリモート指示により、無料配布モードに切り替えるようですが、ダイドードリンコの場合はあえて手動切り替えにしたそうです。

 手動で切り替え管理者が被災者に飲料を配る事により、特定の人が独占してしまう事を防ぎ、オーナーのCSRへの取り組みをアピールできるといった趣旨のようです。

 たしかに一理ありますね。 ただ被災時に管理者も被災する可能性もあり、自販機のキーが取り出せないといった状況も考えられます。

 ちなみに、この自販機の場合は停電後48時間はバッテリーで動作する仕様のようです。

 また、自販機の横に置いてあるダストボックスにも災害対応型があり、上部に備蓄物資を収納したり、AEDや緊急地震速報を収納したりする事ができるそうです。
 多くの人が利用する場所ですから、そこにある事を知られやすく良い試みではないでしょうか。

 ショッピングセンターなど公共の場所に、ぜひ設置していただきたいですね。

 災害救援ベンダーはまだまだ数が足りません。 台数が増えるように、各社いろいろな知恵を絞ってください。

 私達も通勤経路や日常の行動範囲の中で、どこに災害救援ベンダーがあるのか把握しておきたいですね。
一度、通勤時に探しながら歩いてみてはいかがでしょうか?

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March 05, 2008

災害時はDoCoMoが強いのか?

陸上自衛隊とNTT東日本、NTTドコモが首都直下地震を想定した合同訓練を行った。
新潟中越地震の際に、自衛隊とNTT東日本が連携した事をきっかけに始まったこの訓練、今年で3回目となる。

 この訓練の様子が、日経トレンディのサイトでレポートされている。

 新潟中越地震では、通信確保に窮した自衛隊はNTT東日本のマイクロ回線や衛星回線を借り、NTT東日本は災害対応機器の搬送に自衛隊の力を借りた。

 以来、さらにNTTドコモが参加して共同訓練が毎年行われている。
自衛隊がNTT東日本の衛星・マイクロ回線機器や、NTTドコモの基地局の電源を輸送。
NTT東日本が自衛隊や行政の通信ライン確保と避難所の特設公衆電話を設置、ドコモは基地局用非常電源や移動基地局、さらに避難所での無料充電サービスを提供するといった内容のようだ。

 携帯の基地局は非常用バッテリーを備えているが、6時間程度の容量しかなく、その後は電源切れで使えなくなるようだ。

 被災後6時間以降は、携帯が通じなくなるかもしれない事は覚えておいたほうが良いだろう。

NTTドコモの無料充電サービスは、発電機を備え一度に18台の充電ができるようだ。 この機材はNTTドコモのサービスだが、auやソフトバンクの携帯端末も充電できるとか。 これも覚えておきたい。

 ここ数年、危機管理産業展などを見ていても、災害対策ソリューションや製品群は、長い経験がある分NTTグループが一番優れているように感じている。
 

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February 18, 2008

災害情報一元化へ

総務省は、地震や台風などの災害情報を一元化するデーターベースを作る事を明らかにした。
2011年の運用開始を目指す。 

 これは報道機関向けのデータベースで、従来は各自治体が電話やFAXなどで報道機関に提供していたが、タイミングや書式がバラバラといった問題があった。
080218 Yomiuri Online

 2011年はアナログTV放送が廃止され、地デジに移行する年。
地デジのデータ放送で迅速かつ正確に情報を提供する事が狙いと思われます。

 TVだけでなく、インターネット、携帯など扱うメディアも増え、こういったデーターベースの必要性は高まっているでしょう。 自治体によってはこうした報道対応が貴重な人材を使う重荷にもなっていると思います。

 正確な情報をタイムリーに提供する仕組みづくりは国がやってしかるべきでしょう。

 ただ、ネットワークありきのシステムですから、停電やネットワークの不通といった非常時のバックアップ体制も含めて国が支援すべきだと思います。

 たしか、新潟中越地震などでも、非常用通信設備があったにも関わらず使えなかった自治体もあったと記憶しています。 

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February 16, 2008

火山災害対策に無人重機投入

浅間山の噴火に備えて、嬬恋で無人重機を使った演習が行われた。
ロボット搭載のもの、リモコン操作のものなど3種類の重機が用意され、氷点下5度という極寒の環境で正常に稼働するかどうかが試された。
080215 Yomiuri Online

 火山災害はもとより、地震でも余震の心配があるなど、2次災害を防ぎながらの災害対策は重要。

新潟中越地震でも余震の影響で、救助・復旧作業が遅れる事が多かったと記憶しています。

 日本は重機の技術でもトップレベル、日本での災害対応の経験が重機に活かされ世界の災害現場で活躍する事を期待したいですね。

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February 15, 2008

充電の苦労がなくなる日も近い?

私たちの生活に欠かせない電気。 被災時の停電はかなり困ります。
近頃、地球温暖化対策や石油の将来性に対する不安などが背景で、発電に関する研究もだいぶ進んできたようです。

 東京駅の改札には、人が踏むと発電する床が設置されているそうですね。
将来の避難所では、発電と気分転換のために、みんなでダンスなんて光景が見られるのでしょうか?!

 実用化されれば災害時にも安心できそうな発電技術を二つご紹介します。

1)携帯を充電できるシャツ!
 ジョージア工科大学では、動きに反応して発電する特殊繊維を開発し、携帯電話を充電できる発電シャツを開発中とか。
振動や圧力などの力が加わると発電する繊維で、1平方メートル当たり、最高80ミリワットを発電できるようになると見られる。

 現在の問題は、使っている金属が湿り気に弱い事。 洗っても効果が薄れない事が課題とか。
080214 ITmedia News

2)徒歩で発電!
 こちらはひざに発電機を装着すると、1分間の早歩きで携帯電話で30分相当の通話ができる発電能力を持つシステム。 18か月以内に試作品を提供開始する予定とか・・

 これくらいの発電量ならかなり現実的かもしれません。
朝の通勤で歩けば、その日1日分のモバイル機器の電力が発電できるようになるかもしれませんね。
メタボ対策にもなりそう・・・
(080209 ITMedia News)

石油の値上がりを背景に、こういった脱石油のための研究への投資が増え、実用化に近づく事は素晴らしいですね。

<080218追記>
Gizmodoで、動画を発見しました。「膝ギブスで携帯をじゅうでんしちゃおう!「Knee Brace」

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February 14, 2008

災害や温暖化対策として検討すべき事

地震・火山・風水害・テロ・新型インフルエンザなど、社会生活に深刻な影響を与える危機感が高まってきている。
 新型インフルエンザのパンデミック期では、国内死者64万人、入院患者200万人といった予想も出ており、流行期は2か月程度と言われ、大幅な行動の制限が予想される。

 ヒトからヒトへの感染症の場合、なるべく人との接触を避ける事が有効な対策と言われている。
温暖化対策で、出張や移動をなるべく減らそうといった動きもある事だし、仕事をする上でヒトとの接触をなるべく避けるにはどんな方法があるのか、一度真剣に考えてみるべき時期なのかもしれない。

 一度検討・試行してみると、日常的に問題ない事、非常時なら問題ない事、どうしても避けられない事の整理が付き、それぞれの対策も見えてくるものだ。

 たとえ重要な取引先であっても、新型インフルエンザ流行といった事態になれば、相手も感染リスクは減らしたいもの。 そういった事態を想定しての事であれば、検討の土俵に乗るのではないだろうか?

そこで、今回はテレワーク(在宅勤務)や電子会議について考えてみる。
10年位前から考えれば、驚くほど手軽に利用できる状況になっていて、個人で実現するのも難しくはない。

少し前なら初期投資も結構かかるし、様々な制約も多く大企業じゃないと導入しずらいものといった印象があった。
 
 しかし、今は携帯電話で簡単にテレビ電話はできるし、個人や企業でのIP電話の導入もかなり進んだ。
そしてWeb2.0などの技術によって、手軽にネット上で情報の共有が安く手軽にできるようになっている。

 検討するには良い時期だと思う。

1)テレビ電話 1対1
 同じ携帯キャリア同士なら問題なくテレビ電話を使える。
 また携帯とIP電話でも通話ができる。

2)テレビ会議 多対多
 FOMAの場合、「ケータイ会議ビジュアルネット」を使うと、最大8人まで参加できる携帯テレビ会議ができるようだ。
 月額使用料も100円と安いし、30日間のお試しサービスもあるようだ。

3)Skype
 パソコンとインターネットとWebカメラがあれば、Skypeを使って10人程度までの会議やビデオ通話(TV電話)ができる。
ちなみに、読売放送では、採用試験の面接にSkypeを使ったそうです。

4)チャット
 キーボード操作に不自由がなければ、Googleトークなどで手軽にチャットで会話できるが、社員全員問題ない企業はまだまだ少数なのでしょう・・・

5)資料の共有
 メールでEXCELやWordなどの文書をやりとりするのは日常的に使われているでしょう。
 もし文書を共有して編集する必要があるのなら、Googleドキュメントなどで共同作業を行うことも可能です。

6)ホワイトボード
 会議で欠かせないホワイトボードのネット上のサービスで出てきています。
 が・・・ マウスでの操作は難しいので、今後に期待でしょう。 
 タブレットを使えば問題ないでしょうが・・・

以上のように、個人レベルでも使える電子会議機能だけでも、いろいろできるようになっています。

あとは、セキュリティ対策としてVPNを導入するとか、 会社の資料がなければ仕事にならないなら、会社のネットワークに接続したり、資料の電子化を進めるといった対策になる訳です。

 あまり大上段から構えるのではなく、この程度の投資ならここまでできる。 最低限ココは実現したいから、これだけの投資をするといった考え方で取り組むのが良いと思います。

 長くなりましたが、2か月出社できない状況の中で、業務を継続するには何が必要かという視点で、具体的な検討や試行を進めておく事は、会社の存続にかかわる大きな課題だと考えるべきではないでしょうか?

 こういった取り組みは大企業だけの問題ではなく、中小企業やフリーランスでも必要となる事です。


 

 

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February 04, 2008

防災の知識の力試し

以前コメントでlalamiさんにご紹介いただいた、「防災学検定」が1/27~2/6(水)まで受検できます。

 無料ですので、力試しに受けてみてはいかがでしょうか?

 内容は新聞を読んでいれば判る範囲だと思います。
出題内容が実践的かどうかは多少疑問を感じますが、防災って範囲が広いから仕方ないですね。

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January 28, 2008

携帯に位置情報を登録する

GPS付き携帯だとアドレス帳に位置情報を記録できる。
せっかくの機能だから、活用するとなかなか便利です。

 防災とはあまり関係ない話だが、帰宅支援ステーションを登録しておくといった使い方もあるので、DoCoMoの携帯(P905i)でのやり方を紹介します。

 日常生活では、気になるお店の位置を登録しておけば、迷わずに行くことができるし、待ち合わせなどで人に教えるのも楽だ。

携帯だけで登録する一般的なやり方と、パソコンでアドレス帳の編集機能を使う方法がある。
パケ代節約のために、パソコンから使う方法を紹介します。

1)住所から緯度経度を知る。 (WGS座標系)
 a)Geocoding Toolsを使う。
  「Geocoding Tools&Utilities」というサイトがあります。
  ここではCSV形式の住所データを一括して、緯度経度に変換するサービスを提供しています。
  ここのデモページには、住所を入力すると緯度・経度を表示するサービスが利用できます。
 変換したい件数が少ない場合は、こちらが便利です。

 一括して変換したい場合は、既定の書式で住所を記述したCSVファイルを使って、「CSVアドレスマッチングサービス」のページから、CSVファイルを読み込ませて変換します。

 b)GoogleMapsを利用する。
  ご存じGoogle Maplsで検索した場所を画面の中心にし、地図の右上の「このページのリンク」をクリックするとURLが表示されます。
 これをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けます。
 このURLの長い文字列の中に、「&ll=」という変数があり、ここに緯度、経度が記載されています。
 貼りつけたURLをクリックすると、ちょうど真ん中あたりに表示されるはずです。

 例)防災科学技術研究所の場合
  http://maps.google.co.jp/maps?f=l&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E9%98%B2%E7%81%BD%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80&near=%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%B0&ie=UTF8&ll=36.124565,140.092678&spn=0.088741,0.094757&z=13&iwloc=A&om=0

  太字、下線の部分が緯度経度です。

2)アドレスの形式を変更する。
 前述の例のように、Google Mapsでは、36.124565と度単位で表示されていますが、携帯の位置情報はド分秒形式(dd.mm.ss.sss)にする必要があります。 
 時間の計算と同じですから、EXCELなどで変換しても簡単ですが、この変換をしてくれるサイトもあります。
 「経度緯度の表示形式変換」で、右側に1)で得た緯度・経度を入れ左矢印をクリックすると、左側に度分秒形式(POT形式)が表示されます。

3)携帯へ登録
 携帯を購入した時に付属するCDやドコモのサイトから、「ドコモdatalink」が入手できます。
 携帯のデータをパソコンにバックアップしたり、パソコンから携帯の情報を編集する事のできるアプリです。
 
 この中の「電話帳」編集機能を使うと、下のほうに位置情報を記入する欄があります。
 ここに、度分秒形式に変換した緯度・経度情報をコピー&ペーストします。

 あとはdatalinkで編集した電話帳を携帯に登録します。

4)携帯で位置情報を確認する。
 アドレス帳を見ると旗アイコンの付いた位置情報が登録されているはずです。
 これをクリックすると、iモードや対応アプリで、その場所の地図を見る事ができます。

 また「メールに貼り付け」を選びメールを作成すると、地図付きのURLがメール本文に登録されます。
 これを送ると、GPS機能のついていない携帯でも地図を見る事ができます。(他社携帯どうかは未確認)

位置情報を使った事のない方には、ちょっと大変そうに見えるかもしれませんが、使ってみると簡単です。

 今は、被災時に一般の人が被災状況の写真を位置情報付きの写真をメールで送り、インターネット上の地図情報システムに集約して被災状況の把握をするといった試みが行われています。
 
 たとえば、「eコミュニティしまだ」があります。
また、カトリーナの被害の時もGoogle Mapsで被害状況が刻々と伝えられていました。

 私の周りを見る限り携帯のGPS機能を使いこなしている人はあまりいませんが、GPSや位置情報を普通に使うようになると、被災時の被害状況把握や安否確認も早くできるようになると思いますので、多くの方にこの機能が使えるようになっていただきたいと思います。

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January 25, 2008

駅対流者対策訓練

東京都では、全国で初となる「駅周辺滞留者対策訓練」を実施した。
1/22が北千住駅で参加者は約800人、1/25が新宿駅で参加者は約1000人。

 いずれも自治体、鉄道事業者、周辺の店舗、学校などが参加する協議会の主催で、近隣の一時避難場所などへの誘導する訓練が行われた。

 東京都の被害想定では、首都直下型地震の際の主要駅の滞留者は114万人と想定されている。
今回訓練のあった北千住駅で2~3万人、新宿では16万7千人。 
都内で最も滞留者が多いのが東京駅で、19万8千人。

 なお、帰宅する距離が20kmを超える人が「帰宅困難者」と呼ばれ、全体の4割弱が帰宅困難者と想定されている。

 北千住の場合、今回の訓練で誘導に関わった人数は約100人です。
実際に発生した場合は、同じ人数で誘導しようとすると誘導者一人あたり300人となります。
 周辺が火災やビルの倒壊などでかなり混乱すると思われる中で、はたしてさばき切れるのでしょうか?

 全ては滞留者一人一人が冷静に行動できるかどうかです。
こういった訓練に参加するなり、自分で帰宅訓練を行うなり、机上で災害発生時に行動を検討するなりして、冷静に行動できるようにしておくのが大切です。

 私はできれば数万人が集まるような場所に近寄りたいとは思いません。
多くの人が移動している中で、余震が起き、近くのビルが倒壊したような場合、一斉に逃げだすでしょう。
そんな状況に巻き込まれたくないものです。

 状況が判らず、「とりあえず駅まで行ってみよう」と考える方も多いと思いますが、万を超える人が集まるような場所に行くことの危険も考えるべきではないでしょうか?

 それから、このニュースを見ていて思ったのですが、この日はいつになく寒い日でした。
地震が発生した時に、コート類を取りに行けるとは限らないですから、エマジェンシーブランケットなどを机の引出しに入れておくといった配慮も必要だと感じました。

 エマジェンシーブランケットもコンパクトで価格も安くお勧めではありますが、もっとお勧めは以前もご紹介した「スペース暖シート」です。

 この商品は厚さ1mm、重さ125g。 A4サイズ程度に畳めば薄い雑誌程度の大きさです。
エマジェンシーブランケットに比べ、
1)暖かい
2)何度でも元の大きさに畳める。※エマジェンシーブランケットは元のサイズにはたためません。
3)動いた音がうるさくない。
4)洗える
5)ムレない ※汗が冷えて寒くならない
 といったメリットがあります。

 我が家でも、寒い時はふとんの上に掛けて、日常でも使っています。

シングル/ダブルサイズがあります。

AMK製サーモライト2 ヴィヴィザック 一人用

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January 22, 2008

全部入りFOMAは災害に強い?

DoCoMo 905iシリーズは最新機能全部入りをウリにしているが、防災にもなかなか役立ちそうだ。
身の回りの品の中で、最も肌身は出さず持ち歩く存在となった携帯だけに、被災時にも活用したい。

 携帯は、阪神淡路大震災ではあまり普及していなかったので、これからの防災三種の神器と言えます。
ちなみに私の考える防災三種の神器は、「携帯、ライト、ホイッスル」です。

防災に役立つ機能としては・・・
1)緊急地震速報[エリアメール]
エリアメールは、緊急地震速報など(今後避難勧告などにも対応)を受信できる無料サービスで、端末での操作だけで使えるので、905/705以降の機種を購入した方は、ぜひ設定したい。

2)ワンセグ: 当然ですが、情報収集に

3)カメラ:   住宅の被害は、できるだけ記録しておきたい。

 そして家族の写真を保存しておきましょう。 家族を探すとき写真があると探しやすいですね。
 もちろん、強いストレス下での癒しの写真にもなりますね。

4)ボイスメモ 刻々と変わる状況を声で記録する方法もありますね。

5)GPS    最近は帰宅支援地図も携帯の地図で見れるようになりました。 家族の居場所探しにも・・・
  私は、気になったお店を撮影して、写真に位置情報をつけるのに使っています。P905iは対応していました。

  今は、110/119すると住所が判らなくても、警察や消防で居場所が判り、迅速な対応ができます。

GoogleマップモバイルもGPSに対応したので 、現在位置の地図を表示するのも簡単になりました。
なお現時点で、GPS対応はDoCoMo 903i以降の端末とWindows Mobile2003SE5.0以降のスマートフォンのようです。

6)microSD HC P905iではSDHCに対応し、最大4GBになりました。
 重要なファイルはPDFにして、携帯に控えを持っていると安心です。

7)おさいふケータイ 使えれば・・・心強い

最近では、避難所の収容者の安否確認にICカードを使う実験なども行われています。
近い将来、身元確認のための必須ツールになるかもしれませんね。

 また、電子証明書の機能がありますが、住基カードを元に自治体の発行する電子証明書を発行して、公的な証明書として使えるようにして欲しいと思います。

 被災者のための各種手続きなどで活用できるのではないでしょうか?

8)ブラウザ、PC連携 いろいろな情報入手や連絡に、もはや必須。
 便利なサイトはたくさんありますが、防災科学技術研究所の提供している「AQUA震源速報」の携帯版があるのをご存知でしょうか? http://www.hinet.bousai.go.jp/i/

また、Yahoo災害情報の携帯版も便利。災害速報の他、天気情報・運行情報・病院、診療所検索などのリンクが豊富です。 http://rescue.mobile.yahoo.co.jp/

9)電話 災害伝言板「171」を活用しましょう!

ざっと、いろいろ挙げてみました。
津波警報や避難勧告情報が聞こえなくて避難しない人が多いという話を聞きますが、全ての人が携帯を持っていれば改善される点も多いはず。 補助を含めて活用を検討しても良いように思います。

 防災にいろいろ使える携帯ですが、やはり電波が通じる事と電源がある事が大前提です。
予備のバッテリーは、ぜひ持っていたいですね。


さまざまな充電器がありますが、専用の充電ケーブルや携帯接続ケーブルが必要なものは、結構不便です。
USBで充電できるなど、どこでも充電できるタイプがお勧めです。

それから、手回し充電タイプは、かなりイイ運動になります。 最後の手段と考えたほうが良いです。

私も幾つか充電器は持っていますが、最近常に携帯しているのはこれです。
3cm程度のコンパクトさと、17gという軽量なのがイイです。
待ち受け12時間、通話30分の容量があります。携帯の充電ケーブルで充電できます。

今は3倍長持ちのタイプが出ているようです。

さらに、防災的にはLEDライト付きのタイプもお勧めです。

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January 07, 2008

出初式

2008年の東京消防庁の出初め式がNHKで放送されていました。
キーワードの自動録画で録画されていたので見てみたのですが、防災訓練もやるのですね。

 出初め式と言えば、梯子に乗ったり、放水したりといったセレモニーだけかと思っていたのですが、東京ビッグサイトで、起振車や救命講習、災害対応の設備の展示などもあり、意外でした。

 来年は忘れなければ見に行ってみようかと思います。

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地球危機2008

1/4テレビ朝日系で「地球危機2008」が放映されました。
地球温暖化の影響を報じた番組でしたが、長時間番組だけあり、さまざまな視点で問題を伝えていたように思います。 

 日本人とってもすでに影響が出ている事、日本に輸入される多くの物が様々な影響を与えている事を伝える内容でしたが、視聴者がどうすれば良いのかといった提案はなく、逆に「家庭での排出を減らす程度のレベルではない」という印象を持ちました。

 たとえ、先進国が最低限の生活に切り替えたとしても、開発途上国の餓えや水不足、医療不足に苦しむ人々がまともな暮らしができるようにするだけで、水も食糧もエネルギーも不足し、温暖化ガスの排出量も増えてしまうように感じます。

 とは、言ってもできる対処はしなければならないのでしょうが・・・

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December 29, 2007

レンガ建物の倒壊実験

12/27防災科学研究所は、実物大のレンガ造りの建物を揺らし倒壊実験を行った。
どうやら、揺れにより窓の部分からX字状に亀裂が入り倒壊するようだ。

実験内容はこちら、実験映像はまだ公開されていない。

 2003年12月26日のイラン・バム地震では、レンガ造りの住宅が倒壊し、約4万人もの命が失われました。
その後もアジア各地での大きな地震により、レンガ造りの住宅が倒壊し、多くの命が失われています。

 レンガ造りの建物が倒壊する様子を分析し、国際的な情報共有を行う事は、国際貢献としてもとても有意義で素晴らしいと思います。

ODAの予算が減っても、こういった形での貢献も有意義です。

 東大生産技術研究所の目黒研究室では、以前からレンガ造りの建物の耐震に関する研究も行っており、安価な荷造りテープ(黄色で平らな紐)を使った耐震工法を開発していた。

 また「耐震化デジタルアーカイブス」を開設し、日本や世界に向け耐震補強工法の事例を紹介している。
 

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December 17, 2007

傾いた家を建て替えずに直す。

能登半島地震で被災し大きく傾いた店舗、応急危険度判定は「赤」の危険という判定だったが、建て替えずに直せたそうだ。

 この店舗、築35年の木造。
建て替えれば3000万円かかるところ、改修では1/3の費用で済んだそうだ。

 この改修方法は、「立て起こし」と呼ばれる伝統建築の修復技術を使ったそうだ。
木造建築では、古い建築物が地盤沈下などで傾き、これを修復する技術は確立されているそうだ。

 土壁を落とし、構造を固定しているくさびなどを緩め、ジャッキとワイヤーで水平・垂直を元に戻すやり方らしい。

以上。日経KEN-Platz(無料会員登録が必要)

 応急危険度判定「赤」と判定されれば、立て直しが必要と考えてしまうが、長い歴史のある木造建築では元に戻す方法も確立されているのですね。

 昔「ダッシュ村」で、古い土壁を再生利用したり柱を再利用したりしているのを見て、木造建築ってエコな建物だなと感心した記憶があります。

 江戸時代、度重なる大火でも、短期間に江戸の町は復旧してきました。
すべての建物が新しい木材で建て直されたのではなく、残った廃材をうまく再利用してきたのでしょうね。

 地震被害の大きな課題のひとつに膨大な災害廃棄物の問題があります。
 これからの時代、環境の面からも、こういった建物の修復技術というのは、もっと注目されるべきだと思います。

 地震被害にあっても、「命を失わず、早く元の生活に戻れれば良い」という発想で考えると、耐震基準の考え方も変わってくるのかもしれません。

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December 09, 2007

携帯用緊急地震速報開始

NTTドコモは、12月10日から携帯向け緊急地震速報などを発信する「緊急速報「エリアメール」」の運用を開始する。
 サービス料は無料で、対応携帯から受信設定をするだけ。
対応機種は、905iシリーズ以降の機種のようだ。
緊急地震速報を受信すると、画面にポップアップメッセージが表示され、専用の着信音とバイブレーションで知らせてくれるようだ。
<<報道発表資料と利用イメージ>>

 このサービスは、他のメールなどのメッセージサービスとは異なる方式を使うため、一斉に同報しても輻輳などの心配はないようだ。
 実際に広範囲で通知するような事態になった場合、正しく機能するのか、受信端末を持つ人とその周囲に与える人への影響など、興味深い。

 周囲にいる人や、施設から緊急地震速報が発令された事が突然知らされる可能性がある訳で、対応端末を持つ持たないに関わらず、さまざまなシーンで「今、知らされたらどう行動するか」をイメージしてみる事をお勧めしたい。

 適切な行動が取れる人は少なく、周りの誰かの動きに同調してしまう人が多いのではないでしょうか。
どんなに良いシステムで、判断し行動するのは人間です。
 正しい知識と、できれば経験(訓練)で、適切な行動が取れる人でありたいですね。

なお、同様のサービスがKDDIからも提供されるはずです。

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November 19, 2007

バングラデシュ シドルはカテゴリー4相当?

昨日も少し触れましたが、バングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」による死者がどんどん拡大しています。
現在のニュースでは死者3000人超、1万人を超えるという予測も出ており、各国が救援を始めています。

 被災者が増えている事を伝えるニュースは多いのですが、実際どれほどの規模だったのか判らなかったので調べてみました。

 英語版Wikipediaによると、風の強さは250km/h(155mph), 944hPa

 ハリケーンの階級では、155mph超がカテゴリー5、カトリーナが上陸時の中心気圧が920hPaですから、ハリケーンと比べても最大級と言えるでしょう。

 11/16のニュースでは、現地気象庁の話として13万8千人の死者を出した1991年のサイクロンに匹敵する近年最悪の嵐だとしながらも、今回は住民らを特別避難所に避難させており、死者が大勢でることはないと楽観的なコメントを出しています。

 実際、これだけの被害者が出るような災害で、近年最悪と言いながらこんな楽観的なコメントを出しているなんて、行政の対応の不備による人災と言いたくなります。

 今後世界各地で、自然災害の大規模化が懸念される中、日本やアメリカの被害予測技術・防災技術などハード/ソフト両面での貢献を期待したいです。

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November 18, 2007

温暖化対策20~30年が勝負

IPCCの第四次報告で、地球温暖化の進行を抑えるには、今後20~30年の温暖化ガス削減努力や温暖化対策投資が大きな影響を与え、その対策費用は300兆円(世界のGDPの5.5%)が必要と試算した。

 早急な対策がなければ、今世紀末の地球の平均気温は6.4度上昇するとしている。
過去の予測のワーストケース(A1B)の数値となっており、地球環境にとっては壊滅的な数値。

 このワーストケース(シナリオA1B)の設定では、日本の最高気温は4.4℃上昇、降雨量は19%増加する。(地球シミュレータによる予測計算

 11/15には、英国で世界初の「気候変動法」が施行された。 2050年までに1990年比60%以上削減する事を定めた法律らしい。(日経エコロジー

 もはやキャンペーンの展開で解決する問題ではなく、英国のように法規制が必要なのでしょう。

ここ20~30年が勝負だとすると、「発展途上だから勘弁しろ」などと言っていられません。
実際、そういった国ほど既に気候変動による大きな被害を受けている訳ですし。

 たとえ今すぐ世界が足並み揃えて対策をとったとしても、現在の気候変動の勢いは衰えません。
バングラデシュを襲ったサイクロン Sidrでは死者2000人以上、被災者は数百万人に上るようですが、こういった災害は当分増え続けるでしょう。

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地震防災対策世論調査2007

内閣府による「地震防災対策に関する特別世論調査」の結果が公表された。
 2年前の調査に比べい、防災意識は向上しているものの、具体的な備え特に耐震補強については進んでいないというのが現状のようだ。

以下、調査結果の概要数値です。
1)耐震補強工事の実施について: 工事済み/耐震性あり 16.8% 、実施するつもりはない 47.2%

2)耐震補強工事の実施予定がない理由
 お金がかかる 41.9%、必要性が実感できない 27.9%

3)大地震に備えてとっている対策 (H17年との差)
 ラジオ、懐中電灯、医薬品等の備蓄 58.9%(+9.7%)、食糧・飲料水の備蓄 36.0%(10.4%)

4)家具や冷蔵庫などを固定しない理由
 面倒 26.9%(2.8%)、 固定しても効果がない 17.0%(4.2%)

5)ハザードマップの活用状況・意向
 マップで防災情報を確認したことがないが、今後確認したい 56.5% 確認した事がある 24.9%

6)緊急地震速報を想定して準備をしようと考えている事
 机の下に入る等安全確保のための行動の確認 51.1% 家の中の安全な場所確保 41.4%

7)緊急地震速報を受け取ることができれば良いと思う手段
 TV 84.8% ラジオ 54.5%

[以上:調査概要]

やはり、お金の問題と必要性の認識の問題が、根本にあるように感じます。
10年後に被害想定の半減を目指す行政は、この点に着目し対策を行う必要があると思います。

1)安価な耐震工法の開発・開発援助
2)きめ細かな耐震対策メニューの開発と告知
 家全体が耐震化が困難であれば、寝室と脱出経路の確保など一部の耐震化、それが困難なら家具転倒防止、大地震でも耐えうる家具転倒防止が困難なら数秒でも家具転倒を遅らせる手段を講じるといった、予算や個々の状況に応じた対策メニューを作る。

 どうせ、過去の地震の規模を元に耐震基準を設定しているのですから、100点満点の地震対策などないのです。 
 最低、けがをしても命は守れるところを目指し、けがをしたくない人はより安全な対策を講ずる。
こういった考えでの対策が大切なように感じます。

 地震被害の報道は、悲惨な状況を伝える事に終始する傾向がありますが、耐震対策を取ることによりこうなったという状況があまり報道されていないようです(新潟中越地震では一部報道がありましたが・・)。

 これが費用対効果を実感できない一因のように思えます。 この点もアピール不足を感じます。

そして必要性の認識の問題。 多くの人が自分にも起こりうる事として考えていないのでしょう。
いくら被災者の方達の悲惨な状況を伝えても、TVの中の出来事で終わってしまう可能性が高いでしょう。

 学校や職場で(仕事や課題として半強制的に)、地域で大地震が起きた時の被害を知り、考え、具体的な対策を講じる。
これができれば、それが家庭での話し合いや対策に繋がり、自分に起こりうる事として受け止められるようになると私は思います。

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November 15, 2007

発電もできる業務用エアコン

デンソー(QRコードを作った会社ですね)は、発電機能を搭載したエアコンを2008年4月から発売する。
普段はエアコンで、災害時は発電機として機能する。
 
 発電と同時に暖房もでき、燃料は白灯油、1.5kwの発電能力がある。

 なかなかユニークな商品であり、災害時にも営業したい店舗などに良さそうである。

 しかし、1.5kwの出力というと、エスティマハイブリッド1台で供給でき、小型の発電機程度の能力だ。

 非常用の発電機を別途用意したほうが早い気もします。
きっと、もっとアピールすべき特徴があるのだろうが、リリース文からは読み取れなかった。

 自治会や企業などで発電機を備える場合、注意すべきはメンテナンス面だ。
エンジンを使うものである限り、オイルの劣化などメンテナンスは欠かせないし、時々動かす必要がある。

 災害対策以外では使う予定がないのなら、プロパンガスやガスカートリッジを使うタイプの発電機をお勧めする。
ガス式であってもエンジンなのでメンテナンスは必要だが、ガス式のほうが楽だ。

 そして排気ガスの影響の心配が少ない。

 発電機を検討する際は、メンテナンスの事をちゃんと検討していただきたい。

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November 14, 2007

宮城県沖地震静穏期に

宮城県沖地震の震源域では、今年初めからM5以上の地震がなく、静穏化している事を12日気象庁が発表した。
静穏期の直後には、68年M7.9 78年M7.4など大きな地震が発生したケースがあり、静穏期が明けた時に大きな地震が発生するかどうか、気になる状況だ。

 静穏期明けが、必ず大地震が発生する訳ではなく、静穏期は10年周期で繰り返している。
ただ、宮城県沖地震の周期は約40年弱の周期であり、前回の発生が78年なので来年で30年経つ。
過去の地震をみると、1835年M7.3の次が1861年M7.4で、この周期は26年となっている。

 いつ来てもおかしくない状況にあると言える。

 ちなみにウェザーニュースの緊急地震速報パソコン版の訓練モードで宮城県沖地震を想定したケースがありますが、これによると東京への到達は77秒後で葛飾区は震度3でした。

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November 08, 2007

iPod Touchで防災啓蒙をする

手軽にプレゼンテーシュンをするのに、iPod Touchはなかなか便利だ。
会話の中で防災の話題になる事は多いのだが、別途時間を取って話をしたり、ノートパソコンを引っ張り出してプレゼンをしたりといったところまで盛り上がる事は少ない。

 iPod Touchは、3.5インチの画面を持ち、指をスライドすると次の写真へ送れ、タッピングするとその部分が拡大表示される機能があるし、動画も簡単に再生できる。

 パワーポイントの静止画へ保存する機能を使い、スライドをJPEG形式にしてiPod Touchへしまっておくと、簡単にプレゼンができる。

 画面上でパワーポイントのスライドが十分読めるので、応接室で客と対面して話しているような時に、話題に上ったテーマでプレゼン資料を見せるという事が簡単にできる。

 ちなみにAVケーブルを使えば、TVやモニターに表示する事も可能なので、液晶プロジェクタに繋いで見せる事もできます。
 ただ、iPod Touch用のコンポジットケーブルは近日発売予定との事です。

興味を持った時に、すぐプレゼンできると、口だけで説明するよりも数倍効果があります。
ビジネスツールとしても、iPod Touchはなかなか役立ちそうです。

 無線LANの対応で、公衆無線LANを利用できる他、W-Zero3などと連携すればダイヤルアップ接続も可能ですし、ブラウザの使い勝手も良い、連絡先・スケジュールを他のソフトと連携(見るだけ!)できるなど、見るだけと割り切ればWindows Mobileよりも、はるかに軽快に使えます。

 今やスマートフォンが人気で、検討中の方も多いと思いますが、携帯+iPod Touchという選択肢もオススメです。

音楽プレーヤとしては、さほど魅力を感じていませんでしたが、マルチメディアビューワとして考えるととても優秀だと思います。

 それから、正式サポートが受けられなくなる方法ですが、フリーソフトを使ってPDFを表示できるようにする事もできるそうです。 ぜひ正式サポートして欲しい機能なのだが・・・

下の写真は、iPod Touchにパワーポイントのスライドを落として表示したところ、一部をダブルクリック(タッピング)すると、次の写真のようにその部分が拡大される。

動画(QuickTime)も添付しました。 指をスライドして写真を送る様子です。
モアレがひどい動画ですが・・・

P1010177P1010178

「P1010179.MOV」をダウンロード

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November 07, 2007

アピールするためのライト

最近はLEDライトが普及したせいか、点滅するLEDライトが豊富にある。
自転車用をはじめ、最近は犬の首輪に点滅するライトをつけている人も時々見かける。

 都会では、暗くて見えない道などほとんどないから、自転車でライトをつけるのも存在を知らせる目的がほとんどだろう。

 自身の存在を知らせる事は、安全面からとても大切だと思う。
無灯火で自転車に乗る人も多いが、自分の安全確保の意識が低いのだろう。

 台風や豪雨のたびに、外出して行方不明になる人がいる。 そして遺体の捜索に多くの人でがさかれている。

自分や家族の安全はできる範囲で自分で確保する。 これが基本、多くの人が心掛けて欲しいと思う。

 先日、都営大江戸線で停電があり、一部の車両の乗客は線路を歩いて駅まで避難したが、避難に2時間掛ったそうだ。 非常用ライトがあったかどうかは判らないが、かなり混雑する車両で2時間余り真っ暗な中にいるのは、相当なストレスがあったのではないだろうか?

 やはり、日頃から小型のライトは身に付けていたい。
明かりがあるのは精神的にも大きいし、災害の際は救出される可能性も高まるし、日常生活でも何かと便利だ。

 と、言うことで存在をアピールするためのライトをご紹介したいと思います。

ガーディアンLEDライト
 重さ23g、90m防水、点滅で250時間・点灯で100時間持つ。1マイル先から視認可能。
取り外し可能なベルトクリップが付いているので、ベルトやバッグに簡単に取り付ける事ができる。
とてもシンプルな構造で、CR2032電池を入れる向きで点灯と点滅を切り替え、キャップをひねる事で点灯する。
ライト部分は500円玉程度の大きさ。 価格も1800円前後と手頃だ。
ライト色は、ホワイト・レッドなど5色程度あるようだ。


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November 05, 2007

地球温暖化と雨

世界では、渇水に苦しむ地域がある一方で、集中豪雨により洪水が発生し大変な被害が出ている。
地球温暖化が進むと、雨が降らない時は降らず、降る時は一気に降る。

 そんな傾向がある事は漠然と判っていましたが、なぜそうなるのか?

 東京大学公開講座で、「グローバリゼイション」が公開されている。 この中の最新講義に小池俊雄氏による「グローバルとローカルをつなぐ水循環の科学」という講演がある。(Webの公開講座ではまだ紹介されておらず、iTunes StoreのPodCastから見れる)

 この講義では、世界に多発する水害の現状と水の変動は全地球レベルで捉え、気候の変動と降水予測の予測を行い活用するといった話のようだが、この中で地球温暖化と降雨の変化について説明があった。

 文章で書くと判りにくいと思うが、簡単に因果関係を紹介したい。

・太陽が地表を暖める。
・地表から赤外線が放出される。
・Co2は赤外線を吸収し大気を暖め、Co2が多いと大気の下層部分が暖まる。
・大気の下層が暖まると、地表が暖まる(冷えない)。
・水が蒸発し、乾いた空気より軽い湿った空気は上空に上昇する。
・対流が起こり、水が蒸発し、上空で雲を作ると共に上層の空気を暖める。

 こんな因果関係で、CO2が増えると対流が増え、狭い所で強く雨が降るようになる。
(この因果関係が、いまひとつ理解できないのだが・・・)
 また、雨の多い年と雨の降らない年の変動幅が大きくなる(インドで約1.5倍)。

 こうして、雨が降らない時はまったく降らず渇水になり、降る時は狭い地域で集中的に降り、洪水になるという傾向が強まっているようです。

 ここで、私たちが考えなければいけない事は、
1)これから風水害は増える傾向にあり、「今まで大丈夫だった!」は通用しないという事。
2)これは降水量の話であり、都市水害に代表されるように、保水能力の低下による、河川への流入量の増加はもっと深刻だという事。
3)水の循環の変化により、世界的な水不足や洪水が増え、農業への影響が危惧される事。
 そして、食糧自給率の低い日本は、深刻な影響が出るであろう事。
4)温暖化の影響を少しでも遅らせる努力が必要な事。

といったところでしょうか。 地球環境への影響は計り知れないと思いますが・・・

政治の世界では、日本の農業に対する施策で意見が分かれているようですが、地球規模の気候変動を踏まえてしっかり舵取りをしないと、自分たちが生きている間にも大変な事になりそうな気がします。

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November 01, 2007

地震保険加入率

10/31の日経新聞に、2006年度末時点での都道府県別地震保険加入率のマップが掲載されていました。
契約件数は、1077万件となり、10年前と比べると480万件増加し、世帯数に対する契約数を示す加入率は20.6%となった。

 最も契約数が高いのが愛知県で32%弱、東京・宮城・神奈川・千葉・静岡が20%台。
加入率が低いのは、8%の長崎県、九州・東北などで1桁代の加入率が目立つ。

 新潟や能登の地震で、全国レベルでは加入数は増えているものの、自分のところには地震は来ないと思っている地域もあるようだ。

 自分は大丈夫という考えは甘い。地震保険加入も含め、地震への備えが必要と全国の人が意識して備えていただきたいですね。

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近畿直下地震の被害想定

中央防災会議は、近畿直下地震が発生した場合、最大4万2千人の死者が出ると算出した。
これは、同会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」による試算で、近畿・中部圏直下を震源とするM7-8級の地震の被害想定をまとめたもので、近畿直下型で最大4万2千人、中部は1万1千人の死者が出ると算出している。

 最大被害が想定されるのは、大阪の「上町断層帯」のM7.6による地震で、冬の午前5時風速15mの設定。

(以上。11/1NikkeiNet
なお、現時点で中央防災会議のサイトにはこの情報は掲載されていない。

 この上町断層帯での直下型地震は、J-SHISの「全国を概観した地震動予測」によると、平均活動周期が8000年程度で、最新の活動が約2800~9000年前、30年の発生確率が2~3%、50年の発生確率が3%~5%で、M7.5程度の地震とされている。

 もっとも、新潟の地震など最近の大きな地震は、この地震動予測で予測されていなかった断層で発生しており、さらに西日本は活動期に入っているといった説もあるだけに、安心はできない。

 中央防災会議の首都直下型地震(東京湾北部地震M7.3)では、最大死者数が11千人で、建物倒壊による死者が3100人と予想されているが、近畿直下型地震の想定4万2千人の場合は、揺れによる死者が8割を超えるとみられており、建物倒壊でいえば首都直下地震の10倍の死者となる。

 近畿圏の方は建物の耐震対策、家具転倒防止など揺れによる被害を減らす努力が必要でしょう。

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October 29, 2007

都木造住宅診断事務所登録制度

東京都は木造住宅耐震診断事務所登録制度の平成19年度の登録事務所を公表した。

この制度は平成16年度からの国土交通省工事で定められた「木造住宅の耐震診断と補強方法」という耐震診断の指針に合致する耐震技術者と耐震診断事務所を認定する制度で、都が指定登録機関である(財)東京都防災・建築まちづくりセンターが講習会と考査を実施し登録する制度のようです。

 今年度は、371名が受験し、66事業所88名が認定された。 なお、現在の登録事務所は104事務所。

 悪質リフォーム業者によるトラブルが多発し、耐震対策が普及しないひとつの原因となっていたが、このような制度がある事により、安心して依頼できると思う。

 ただ耐震偽装問題のように、その運用が適切に行われなければならない。
この制度については、都が指定登録機関の指導・監督の役割を担っており、制度が正しく運営されるよう、
しっかり管理し、制度の信頼性の維持に努めていただきたいものです。
 

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フィルムハンドソープ

風邪の流行る季節になりました。 感染症予防にはうがいと手洗いが基本ですが、出先で石鹸がなかったり、消毒用的なもので、汚れが落ちにくい事もあります。

 災害の時も衛生状態は悪くなりがちです。

 「フィルムハンドソープ」という商品があります。
わずか大きさ63mm×45mmで90ミクロンのフィルム状の石鹸です。
これを、数枚手帳や財布に忍ばせておけば、必要な時に石鹸が使えます。

 実際使ってみましたが、ちゃんと汚れも落ちて普通のハンドソープと比べて遜色ありません。
ただ、私は手が大きいせいか、量は少し少なく感じました。

 季節の変わり目です、風邪をひかぬようご注意ください。

1箱10枚入りです。

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October 28, 2007

火災用避難マスク

Hinanmask
先日、「Risconで見つけた新防災グッズ」でご紹介した、火災用避難マスクの案内が送られてきたので、ご紹介します。


商品名「サバイバルマスク」 2008年1月発売予定。
上部が透明フィルム、下部がN95規格適合のマスクで、約20分間フィルターを通して呼吸できる。
粘着テープで、目・鼻・口を蔽う形で装着する。
 説明によれば、この粘着テープが女性の化粧なども考慮したもののようだ。

大きなポケットティッシュ程度の大きさなので、ポケットやカバンに入れて持ち歩く事ができる。

 日常、本格的な防毒マスクなどを持ち歩く訳にはいかないが、この程度なら一般の人が災害に備えて持ち歩く事はできるでしょう。 

 しかし、この形状だと、めがねを掛けた人はメガネが使えそうもないですね。

 同じ目的の商品として「けむりフード」があるが、こちらはフィルターはなく、袋内の空気だけなので3分間しか持たない。  しかし、メガネでも大丈夫。

 テロ現場やビル火災の現場の映像を見ていると、避難者はみな顔を真っ黒にして避難してきています。
肺に入ったススは洗い流せない事を考えると、ちょっと恐ろしいですし、地震などではアスベストが飛散してしまう恐れがあります。 マスクの大切さを感じます。

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October 25, 2007

地震発生確率が低くても安心できない。

過去に起きたM7以上の直下型地震の半数は、地震発生の確率が低いとされる地域で起きていた事が、産業技術総合研究所活断層センターの調査で判った。

 現在の地震発生確率は、過去に地震を起こした活断層の調査から計算されているが、この活断層は活断層の活動の痕跡が地表に表れているものが対象となっている。

 阪神淡路大震災以降でも、鳥取県西部地震、新潟中越地震、福岡西方沖地震、新潟中越沖地震など、発生の確率が低いと言われていた場所で発生しており、いずれも過去の地震活動の痕跡が地表に表れていなかったため、発生確率が低いとされていたようだ。

 M7以上の地震で半数、M6.5以上では6回に5回の発生した活断層が、事前に認識されていなかったようだ。
(以上、10/24日経朝刊)

 地震発生確率が低いから大丈夫だろうという考えは捨て、どこでも起こると考えなければならない。

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October 24, 2007

避難訓練カフェ !?

東京は世田谷の三軒茶屋駅のそばに、「避難訓練カフェ」なるものがあるらしい。
その店のメニューは、避難訓練A定食(飯缶/味噌汁缶/梅干しで、千円)、避難訓練酒膳(カンパンカナッペ/ワイン焼酎で、五百円)、避難訓練甘味(水戻り餅/もも缶で、五百円)といった内容で、非常食がメニューで、百時間ろうそくを照明に使っているとか・・・

NiftyDailyPortalの記事は、こちら
お店のサイトは、こちら

なかなかユニークなお店ですね。

 以前、学校給食のメニューのお店が話題になった事があったから、こういったカフェも有りなのかもしれません。

防災の第一歩は、関心を持つ事ですから、こんなお店に行き、「非常食結構イケるね」なんて話題から、具体的な避難生活のイメージを持つきっかけを作るというのは、いいかもしれませんね。

これって、ちょっとしたイベントネタにも使えるんじゃないでしょうか?
学園祭の模擬店や地域のイベントで、こういったメニューを出し、地域のハザードマップや防災マップを掲示し、考える機会を作る。 クロスロードなど、ゲーム感覚で学べるツールを提供するなど。

 私も東急ハンズやホームセンターの防災用品コーナは時々覗くのですが、よく「防災対策やってる?」「やろうとは思っているけど・・・」「ペットボトルの買い置きだけしてあるけど他には・・」といった会話をしながら通り過ぎる人を見かけます。

 きっかけを作る場を提供するのは、大切な事ですね。

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October 23, 2007

千トンの飲料水が運べた!

震災時の救援で重要な飲料水の供給だが、陸路で運べる水の量はたかが知れている。
水資源機構と日本郵船は、飲料水1000トンの海上輸送に成功した。

今年3月に同じ実験をしたが、部品の破損などで失敗しており、今回再実験した結果、輸送後の飲料水は水道水と同等の品質を保っており、実用化にめどがついたようだ。

水千トンは約四千人分の一日の使用量にあたるという。
(以上 10/23徳島新聞

今回の実験は、長さ44m幅10mのバッグに水を入れ、約170kmを25時間かけて輸送するというもの。
簡単に言うと、海水の中を清水を入れたビニール袋を船で引っ張る、この規模が千トンという量という事。

 7月の新潟県中越沖地震では、海上保安庁が7/21~7/26まで、直江津~柏崎港間を500トンの水を積んだ巡視船「いず」がピストン輸送しており、この間の給水量が1298トンの量だそうだ。

 報道では千トンが四千人分の一日の使用量と書かれているのだが、一人250kgという計算になるのだが、飲料水としては多い。 生活用水も含めた平均使用量でしょうか・・・?

 最低必要な飲料水4リットルで換算すると25万人分になるでしょう。

 一方、東京都の被害想定では、ピーク時の避難者数は385万人、1万5千トンもの水が必要になる計算となる。
東京都では給水拠点にかなりの備蓄はあるようだが、大都市での水需要の多さを改めて感じる。

今回の実験が実用化されれば、大都市での災害対策として期待できるし、将来地球規模での水不足が懸念されているので、国際貢献にもつながるのではないでしょうか。

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被害想定を前提に備える

RISCON2007でのシンポジウムの講演の中で、都の被害想定の紹介があった。
この中でライフラインの被害についての紹介があるのだが、東京東部のライフラインの被害が大きい。
1Photo

 写真は講演の写真画像だが、元データは東京都の被害想定に掲載されており、数値データが「区市町村別被害想定結果」に、マップが「ライフラインの被害分布」に掲載されている。

私の住む葛飾区では、停電・ガス停止率がワースト3に入っている。この情報は以前から知っているのだが、改めて見るとショッキングな数字です。

 まあ、こんな状況が判っているので防災に熱心になってしまったのですが・・・

この図を見ると、多摩は大丈夫という印象かもしれないが、この被害想定は東京湾北部地震(M7.3)の被害想定であって、多摩直下の地震の場合は当然多摩地区にもっと被害がでるので、多摩地区の方はちゃんと確認していただきたい。

 そして、今回は掲載していないが、東京東部は鉄道被害も大きい。
つまり、これは東京東部の住民だけの問題ではなく、千葉方面から都内に通勤される方にも大きな影響のある話です。

 ここで、写真にある復旧日数に注目していただきたい。
電気の復旧目標は6日、ガスは53日、上水道30日、下水道30日となっています。

 今回言いたいのは、この復旧目標を前提に地震の備えが必要だということです。

電気は1週間程度で復旧するので、IH調理器やホットプレート、電子レンジが使えるようになりそうだ。
カセットガス等燃料系の備蓄は、1週間が目安にし、その後は電気系の調理器具が備えてあればしのげそうです。

 上下水道は1ヶ月使えない。 給水拠点から水を貰う備えは重要になるし、1ヶ月となると高層階に水を運ぶ手段も講じておきたい。

 トイレも1ヶ月は不自由する。 風呂は2か月入れないかもしれない。

 これを見ると災害に対しては住宅はIH化したほうが安心に思えるが、他の自然災害や都市災害を考えると停電は発生する可能性が高いが、ガスは地震以外ではほとんど止まる事はない。

 電化住宅ならガスカートリッジのコンロを、ガスコンロの家はIH調理器と、熱源は多重化して備えておくべきだと思う。 暖房についても同様で、石油ファンヒータも電気ストーブも両方備えておきたいものです。

 以上、ご紹介したように、地域の被害想定を理解して、被災後の生活をイメージし、それに備えておくと良いでしょう。

 なお、今回の話は自宅が一部損壊程度で済み、自宅に戻れる事を前提とした話です。

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October 18, 2007

Risconで見つけた新防災グッズ

危機管理産業展2007で見つけた防災グッズで、気になった商品を幾つかご紹介します。
今回は一般人でも買える物から・・・

1)タタメット
Tatamet

 ネーミング通り畳めるヘルメット。ヘルメットは、身近にあると安心だが、かなりジャマ。
私も車のトランクにも入れてあるが、丸くて収まりが悪いし、どうにかしたい存在です。
 この商品は、畳むと厚さ27mm、幅345mm、高さ210mmとかなりコンパクト。なにより薄いのが良い。
2枚のプラスチック板の曲げるとヘルメット形状になる。 両脇を押しワンタッチでヘルメット化できる。

 デザインは、グッドデザイン賞を受賞したようだが、スターウォーズのどこかの惑星の兵士のヘルメットに出てきそうな感じ。

 衣装ロッカーのハンガーにひっかけて保存できるようにするなど、とても良く考えられて作られていると思う。

 こういったシンプル構造で、機能的、使うシーンをよく考えられた製品は大好きです。

作業用ヘルメットの「飛来・落下物用の規格」に準ずる性能があるそうです。

 以前から、小学生の防災頭巾ってどの程度役に立つんだろうか・・・と思っていたのですが、これなら教室の椅子の下とかに保存できて良いと感じました。子供用も発売予定。

 立体にした時の形状が、急斜面になっている事により、落下物の衝撃を緩和するそうです。

 と言うことは、オフィスでヘルメットがない時などは、プラスチック製のファイルとかを頭に被ると効果が期待できるかもしれませんね。 
 街中でも、ビルのガラスが降ってくるような状況で、カバンからファイルを取り出し被れば、ガラスが頭に突き刺さるなんて恐ろしい状況は避ける事ができるかもしれません。
 
 価格は5千円程度のようです。 作業用ヘルメットがホームセンターで千円前後なのを考えると、もう少しがんばっていただきたい値段です。
 企業では収納コストもバカにならないので、評価されると思います。

 コクヨの防災用品シリーズにOEMすれば、かなり売れるのではないでしょうか。

他にも分割式のヘルメットを出展している企業もありましたが、この商品に比べると見劣りしてしまいます。

2)火災用避難マスク
 以前「ユニークな防災用品1.煙に巻かれたら」でご紹介したアイプロテクターとマスクが一体になった携帯できる商品と同じコンセプトの商品。

 シール式で目から口までを覆い、火災現場から避難するための物。
以前ご紹介したSmokeSOSよりもデザインも使い勝手も良さそうです。
約20分間は使えるそうです。 シール部分は、女性のお化粧などにも耐えられるとか。

 今回参考出品で,カタログもありませんでした。 発売元はコーケンメディカルで救急医療関連機器を販売している会社のようです。

 火災、バイオ/化学テロに遭遇する事を考えると、こういった携帯できるサイズの目と口を守るグッズは大切になると思います。

>10/28追記
 商品の追加情報が判りましたので、「火災用避難マスク」で紹介しました。

3)ペット用避難ジャケット
 ペットの非常持ち出し袋とでも言いましょうか、ペットに着せるポケット付きジャケットで、担架や抱っこ用にも使えるペット用防災用品。

 ポケットには、水・ドッグフード、折りたたみフードボール、口輪、ゴム手袋、包帯、足裏保護用ラバーシューズ、アロマオイル、密閉袋、ミニラジオ、保冷剤、ホイッスル、鈴、IDカプセル、レンフードなどが入っているそうです。
Tokutyo02

 発売は「おやごころ
ペット用の非常用品は手に入りにくいもの、家族同然のペットなら、人間以上に事前の備えが大切なのかもしれません。

 

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危機管理産業展2007

「危機管理産業展2007」に行ってきました。 ビックサイトで19日金曜日までの開催です。
出展内容は多彩で、レスキューなどが使う特殊装備から防災用品、避難所用品などハードウェアと災害対応システムやセキュリティ関連のIT関連まで、年々幅が広がっているのを感じます。

 以前はテロ対策機器なども展示があったのですが、今年から事前登録制で審査まである様子で、見る事はできませんでした。 ドラマ「24」の世界を垣間見るようで、ちょっと楽しみだったんですが・・・

 やはり、10/1から一般公開された緊急地震速報関連の出展が目立ちました。
IT系では、自治体や企業の災害対策本部が使うような、災害情報収集システムやシミュレーションシステム系など、大型薄型ディスプレイを使ったシステムが多かったように感じます。
BCP関連システム、コンサルティングも増えたように思います。

 このブログで過去にご紹介したグッズやシステムもいくつも展示されていました。

 とりあえず今日は、これから行く方のためのお得情報を・・
 
 昨年、アラミド繊維を使った手袋が安かったので帰りに買おうと思っていて買い忘れていたのですが、今年も売っていたので買いました。
 「Fire Compat KZ-250SIL」 定価5千円以上のものが、なんと700円! ただし型落ち商品です。
 他の現行商品も半額程度だったと思います。

 こういった消防士も使うような高性能手袋、安く買えるならひとつあると安心です。

行政の配っている防災関連の小冊子が手に入ります。 手元にあると便利です。

内閣府「1日前プロジェクト報告書」 これは、以前ご紹介しました。Webでも見れます。
警視庁「地震のときはこうしよう」 
東京都「私たちの東京を地震から守ろう」 以前あった(ご紹介した)「防災のしおり」の最新版のようです。
風水害対策にも触れ、さらに内容が良くなったと思います。
「東京都国民保護計画」「テロや武力攻撃から身を守るために」 行政の対応計画の他、化学剤や生物剤がまかれた時の留意点なども紹介されています。
消防科学総合センター「地震に自信を」日本語の他、英語、ハングル、北京語、ポルトガル語で注意が書かれています。

 こういった資料は、普段は入手しにくいので、この機会に手に入れると参考になるのではないでしょうか。

 イベント関連では、「ペトリオットシステム」「災害対応巡視船 いず」、消防庁「特殊災害対策車」などが見れます。

 シンポジウム「災害時の安全確保と事業継続」も聴講しました。

 今後、数回に分けて展示会・シンポジウムの内容もご紹介したいと思います。

 
 

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October 15, 2007

単三充電池で携帯&USBを充電

ひさしぶりのグッズ紹介です。
単三充電池2本で、携帯電話やUSB充電のできる携帯充電器です。
Panasonic PocketPower。 同様の製品がSONY製でもあるがパナのほうが同性能で携帯しやすい。
サイズはたばこの箱の幅が2/3程度。 FOMA用au用があり、USB⇒FOMA用接続ケーブルがついている。

 最近は、ポータブルオーディオ等もUSB充電可能なものが増えてきたので、USB端子付き充電器は欲しいところ。

 USB給電可能なバッテリーはいろいろあり、私も幾つかもっているが、専用ACアダプタが必要だったり、機器の接続に専用ケーブルが必要だったり、不便を感じていた。

 この製品は、充電は専用充電台(これもタバコサイズ)に携帯電話を充電するように差し込んで充電するのだが、この充電台も携帯しやすく、電源ケーブルがノートパソコンのACアダプタにつなぐケーブルなので、出張などの際は共有できそうだ。

 ニッケル水素単三充電池2本だが、アルカリ電池やオキシライド電池も使え、災害時や緊急時にも使える。

昼間バイオレッタソーラギアなどとの組み合わせで使うのもよさそうだ。

出力はDC5V500mA、ニッケル水素電池で約70分給電。 

過去記事でも何度も充電系については紹介している。 右の検索窓で「充電」で検索してください。 代表的なのは、
モバイル機器充電はこれで完璧

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October 04, 2007

首都直下地震:避難所生活は半年!?

首都直下地震が発生した場合、半年後も首都圏の約64万人が避難所生活を余儀なくされるという試算が出た。
中央防災会議が、震度6強クラスが発生した場合の被害のワーストケースを想定した試算した結果だ。

 自宅を失う世帯数は162万世帯で、発生半年後に供給可能な住宅数は一都三県で135万世帯で、27万世帯64万人分が不足するという。
 この135万世帯には半壊住宅を修理したり、民間賃貸住宅の利用も含まれている。

 阪神淡路大震災では、半年後の避難者数は17500人で、今回の試算はその36倍に相当する。
(10/3日経朝刊)
 なお、現時点では中央防災会議の議事概要は公開されていますが、これに関連した資料や記述が見当たりません。

 私の印象では、これは控えめな数字ではないかと思います。
試算の根拠があきらかではないので、私の想像に過ぎませんが・・・
実際は、新耐震の建物でも不良なものも少なからずあるでしょうし、建物の耐震性はあっても液状化によって使えなくなる建物なども出るでしょう、試算以上の被害が出る事も想定しておく必要があると思います。

 やはり、疎開する事を真剣に考えるべきなのかもしれません。 子供達の疎開だけでなく、支店のある企業なら本社機能を疎開させる方法もあるでしょう。

 企業も事業を早急に復旧するには、社員のがんばりが必要。 社員ががんばるには安心して働ける環境づくりが必要。 社員が安心するには、被災後の家族の生活の安心が必要と考え、従業員の家族の生活をどうするかまで、視野に入れてBCPを策定してもらいたいですね。

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October 03, 2007

缶詰レシピ

被災時に最初の3日間程度は、非常食でそのまま食べるとか、温めて食べるだけといったメニューでも良いかもしれませんが、それ以降の食糧供給などを含めたインフラが普及するまでの3日~1、2か月の間は同じメニューでは飽きるものですし、冬でしたら暖かい食べ物が欲しいところです。

 先日、新聞で日本缶詰協会が提供している、缶詰を使ったレシピを紹介するサイト「Can Cooking」というサイトを知りました。 缶詰を使ったレシピ100種類以上が紹介されています。

 災害用という訳ではないので、災害時には利用しにくにメニューもありますが、こういったレシピを知っておくと、災害時の大変な生活が、多少なりとも豊かなものになりそうです。

 一度チェックしてみてください。

 私も、備蓄食糧の中の缶詰といえば、開ければそのままおかずとして使えるもの数種類しか用意していません。 このレシピを見てバリエーションを増やしたいと思います。

 レトルト食品が充実している現代ですが、缶詰は保存食の王道ですから、うまく活用したいですね。

余談ですが、日本缶詰協会のサイト内で、「かんづめサンバ」が紹介されていました。 「おさかな天国」のヒットを受けて、協会で作ったのでしょうが、かなり笑えます・・・

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September 29, 2007

月額315円パソコン向け緊急地震速報

いよいよ10/1から、一般向けの緊急地震速報の提供が始まります。
様々な課題もありますが、うまく事前に地震の到来を知る事ができ、危険をさけたり2次災害を防げればラッキー程度の期待度で期待しています。

 緊急地震速報を利用するには、専用機器を接続する方法、マンションなどで加入してインターホン等で受信する方法、TVやラジオで受信する方法などあります。

 TVラジオでの受信は無料でできますが、もちろんTVやラジオを付けていないと受信できません。
近い将来、受信すると自動的に電源が入るTVやラジオも出てくるでしょう。

専用機器であれば自宅にいればいつでも受信できますが、現状どれも5万円以上の出費となり、まだ発展途上のシステムである事や、本当に被害の大きい震源がすぐそばの場合は事前察知は困難という事を考えると、高い買い物のように感じます。

 天気予報でおなじみのウェザーニュースが、パソコン向けの緊急地震速報サービスを始めるそうです。
2006年11月から企業向けに提供していた「The Last 10-second」を一般向けに提供するもので、同社の提供済みサービス「地震Ch」を使って配信するようです。

 専用の常駐ソフトを使い、パソコンが動いている状態であれば通知を受信します。

 私の場合は、寝るときとTVを見る時以外はパソコンが起動している事が多いので、TVの緊急地震速報と組み合わせれば在宅の時はカバーできそう。

 費用は月額315円。 以前ご紹介した同社のMyスクリーンによる地震、台風、気象情報は、今年7月から便利に使っていますが、この有料サービスに会員登録すると他の有料サービスも使えるようになります。

 最近は局地的な豪雨が増えていますが、ピンポイントの天気予報や気象情報が得られる、このサービスは使えそうな気がします。

 なお、申込受付は10/15から、ニュースリリースはこちら

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September 27, 2007

あなたの家は液状化地域?

地震災害で懸念される現象として、地盤の液状化があります。
阪神淡路大震災、新潟県中越沖地震でも、液状化により様々な被害がありました。

 液状化現象とは、水分を含む砂地盤で発生する現象で、地震動により一瞬にして砂が詰まった状態になり、間にあった水が地面に噴出し、地盤が下がる現象です。

 身の回りで言うと、コーヒーの粉など粒状の物をビンに入れ、ビンをたたくとコーヒーの量が減ったように見えますが、原理は同じです。

 ペットボトルと砂と水を使えば簡単に実験装置が作れます。
ペットボトルに砂を入れ、水が砂からしみ出さない程度に水を入れ、ペットボトルを机に落とすなどしてショックを与えると、内部の水が一瞬にして砂の上に出てきます。
 中に円筒の物(マンホールを想定)や、建物を模した重りなどを入れると、よりその現象が理解できます。

私の住んでいる東京都東部は、液状化が懸念される場所で、以前から気になっていました。
一部の自治体では「液状化予想図」を発行しており、一部はWeb上で公